【R18】SM学園

ましゅまろ

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視察者たちの前で

「玲、明日は外部からの視察がある。」

特別寮の薄暗いリビングで、聖弥さんがそう告げた。

その言葉を聞いた瞬間、僕の心臓は激しく高鳴った。

(外部の……視察……)

これまでとは全く違う。
学園のスポンサーである富裕層や、権力を持つ政治家たち。僕らが一生関わることなど無いような人々が、この特別寮を訪れる。

「お前はその視察者の前で『従順さ』を見せろ。」

僕は小さく息を呑んだ。

「……聖弥さん、それは……どのような……?」

「いつものように、裸のままで視察者たちにお茶を出す。それから、俺の指示に従って身体を晒し、従順さを示せ。」

(……やっぱり、そういうことだよね……)

視察者の前で裸を晒すことは、学園内の人間に見られるのとは比較にならないほどの羞恥だ。

だけど――

「分かりました。僕に、やらせてください。」

「……躊躇わないんだな。」

「……はい。だって、僕がどれだけ従順かを示せば、聖弥さんの評価が高まるんですよね?」

聖弥さんは、一瞬驚いたような表情を見せた後、小さく微笑んだ。

「そうだ。よく理解している。」

その一言が僕の胸を熱くした。



翌日、視察者が到着した。

豪華な応接室には、スーツ姿の男性たちが数名、聖弥さんと話し込んでいた。

「玲、来い。」

彼の声に、僕は部屋へと入る。

全裸だった。視察者たちの視線が一斉に僕に向けられる。

身体が強張りそうになる。でも、聖弥さんが見ているから――僕は胸を張り、優雅に一礼した。

「お茶を、お持ちしました。」

僕が盆を差し出すと、一人の視察者が低く笑った。

「結城くん、随分可愛い奴隷だな。」

「ええ。自慢の奴隷です。」

誇らしげな聖弥さんの声が、僕を励ました。

「玲、そこに立って奉仕姿勢を見せろ。」

「はい、聖弥さん。」

言われるままに脚を広げ、両手を後ろで組んで姿勢を取る。

視察者の視線が僕の全身を這う。
全てを晒されている感覚に耐えきれず、小さく身体が震えた。

「身体が震えているな。恥ずかしいのか?」

視察者が意地悪な口調で尋ねる。

「……はい、ですが、これが僕のご主人様の望むことなので、光栄です。」

必死に答える。
視察者は低く感心したような笑い声を上げた。

「本当に従順だ。気に入ったよ。」

聖弥さんが小さく頷くのが視界に入った。その表情が満足そうで、僕はそれだけで胸がいっぱいになった。



視察者が去った後、僕は特別寮の自室で深く息を吐いた。

聖弥さんが後ろから近づき、僕の肩を優しく撫でた。

「玲、よく耐えたな。」

「……僕、大丈夫でしたか……?」

「ああ。完璧だった。」

彼がそう言った瞬間、涙がこぼれた。

「ありがとうございます……!」

「なぜ泣く?」

「……嬉しいからです……僕が頑張ったら、聖弥さんが喜んでくれる。それが嬉しいんです。」

聖弥さんは小さく笑いながら、僕をベッドに座らせた。

「お前のその従順さが、俺には一番の悦びだ。」

彼がそう囁いて、僕を抱きしめてくれた。
僕はその腕の中で、生まれて初めて心の底から満ち足りていることを実感していた。
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