25 / 91
25. 夜のプールで
ハワイ最後の夜。
コテージのプールはライトアップされ、昼間とは違う妖しい青白い光を湛えていた。
波の音が遠くから微かに届く。
空には満天の星。
それだけで、ここがどこよりも二人だけの世界だと思えた。
「さあ、入りなさい」
沙耶は薄手のローブをはだけ、プールサイドに座る。
その足元で、蓮は素直に裸のままプールへ入った。
ぬるい水温が身体を包み、でもそれ以上に沙耶の視線が全身を這い回るようで、自然に呼吸が乱れる。
⸻
「そっちに仰向けで浮かんで」
「……はい」
蓮は力を抜いてプールの水に身体を預けた。
水面に仰向けで浮かぶと、星空が視界いっぱいに広がる。
その視界に、沙耶の姿がゆっくり重なった。
「いい子」
沙耶はプールに片脚を浸け、そっと蓮の胸に手を置く。
指先で軽く乳首をなぞると、そこから一気に火がついたように背筋が震えた。
「動かないのよ?」
沙耶は小さく笑い、指先を水面下へ滑らせた。
水の冷たさと沙耶の指の温度が同時に感じられ、その微妙な刺激に自然と脚が水をかく。
⸻
「……っ……沙耶さん……」
「いいから」
沙耶の指はゆっくりと股間を撫で、そのままゆるく扱く。
水の抵抗が心地よく、でも同時に奥の方からむず痒い快感が這い上がってくる。
「んっ……」
「気持ちいい?」
もう何も答えられなかった。
ただ沙耶の指が動くたび、小さく呻いてしまう。
沙耶は水面に近いところで軽くしゃがみ込み、蓮のものを唇でそっとくわえた。
「っ……あ……!」
冷たい水に浸っていたせいで、唇の熱が余計に際立つ。
頭が一気に真っ白になる。
⸻
やがて蓮を水から引き上げると、沙耶はテラスのソファへ誘った。
「腰をこっちに向けて。脚をもっと開いて」
「……はい……」
素直に言われた通りにすると、沙耶は何も言わず膝立ちになり、そっと蓮にまたがった。
熱くてきついそこに、一気に包まれる。
「っ……あ……っ……」
「静かにしなさい。ここ、外なんだから」
そう言いつつ、沙耶は楽しそうに笑う。
腰を押しつけ、ゆっくり深く沈んでいく。
頭上には星、周りには誰もいない。
それなのに、誰かに見られているような恥ずかしさに胸が詰まった。
⸻
沙耶はただ静かに蓮の耳元で吐息を洩らし、身体を打ちつける。
湿った音が夜気の中に静かに溶けた。
「……っ……あ……あ……っ……」
堪えきれずに短い声を零すと、沙耶は唇を寄せてきた。
口づけの中で息を奪われ、腰が何度も跳ねる。
「……もういいわよ」
そう囁かれた瞬間、身体の奥から一気に快楽が駆け抜けた。
「っ……ああ……っ……!」
何度目か分からない絶頂。
そのまま全身が脱力し、沙耶に寄りかかる。
⸻
しばらくして、沙耶は蓮の頬にそっと唇を落とした。
何も言わない。ただその目は、当たり前のように満たされていた。
蓮ももう、言葉はいらなかった。
ただそっと沙耶の腰を抱き寄せ、額を預ける。
夜風が涼しくて、汗ばんだ肌に心地よかった。
波音と、星空だけが二人を見守っていた。
コテージのプールはライトアップされ、昼間とは違う妖しい青白い光を湛えていた。
波の音が遠くから微かに届く。
空には満天の星。
それだけで、ここがどこよりも二人だけの世界だと思えた。
「さあ、入りなさい」
沙耶は薄手のローブをはだけ、プールサイドに座る。
その足元で、蓮は素直に裸のままプールへ入った。
ぬるい水温が身体を包み、でもそれ以上に沙耶の視線が全身を這い回るようで、自然に呼吸が乱れる。
⸻
「そっちに仰向けで浮かんで」
「……はい」
蓮は力を抜いてプールの水に身体を預けた。
水面に仰向けで浮かぶと、星空が視界いっぱいに広がる。
その視界に、沙耶の姿がゆっくり重なった。
「いい子」
沙耶はプールに片脚を浸け、そっと蓮の胸に手を置く。
指先で軽く乳首をなぞると、そこから一気に火がついたように背筋が震えた。
「動かないのよ?」
沙耶は小さく笑い、指先を水面下へ滑らせた。
水の冷たさと沙耶の指の温度が同時に感じられ、その微妙な刺激に自然と脚が水をかく。
⸻
「……っ……沙耶さん……」
「いいから」
沙耶の指はゆっくりと股間を撫で、そのままゆるく扱く。
水の抵抗が心地よく、でも同時に奥の方からむず痒い快感が這い上がってくる。
「んっ……」
「気持ちいい?」
もう何も答えられなかった。
ただ沙耶の指が動くたび、小さく呻いてしまう。
沙耶は水面に近いところで軽くしゃがみ込み、蓮のものを唇でそっとくわえた。
「っ……あ……!」
冷たい水に浸っていたせいで、唇の熱が余計に際立つ。
頭が一気に真っ白になる。
⸻
やがて蓮を水から引き上げると、沙耶はテラスのソファへ誘った。
「腰をこっちに向けて。脚をもっと開いて」
「……はい……」
素直に言われた通りにすると、沙耶は何も言わず膝立ちになり、そっと蓮にまたがった。
熱くてきついそこに、一気に包まれる。
「っ……あ……っ……」
「静かにしなさい。ここ、外なんだから」
そう言いつつ、沙耶は楽しそうに笑う。
腰を押しつけ、ゆっくり深く沈んでいく。
頭上には星、周りには誰もいない。
それなのに、誰かに見られているような恥ずかしさに胸が詰まった。
⸻
沙耶はただ静かに蓮の耳元で吐息を洩らし、身体を打ちつける。
湿った音が夜気の中に静かに溶けた。
「……っ……あ……あ……っ……」
堪えきれずに短い声を零すと、沙耶は唇を寄せてきた。
口づけの中で息を奪われ、腰が何度も跳ねる。
「……もういいわよ」
そう囁かれた瞬間、身体の奥から一気に快楽が駆け抜けた。
「っ……ああ……っ……!」
何度目か分からない絶頂。
そのまま全身が脱力し、沙耶に寄りかかる。
⸻
しばらくして、沙耶は蓮の頬にそっと唇を落とした。
何も言わない。ただその目は、当たり前のように満たされていた。
蓮ももう、言葉はいらなかった。
ただそっと沙耶の腰を抱き寄せ、額を預ける。
夜風が涼しくて、汗ばんだ肌に心地よかった。
波音と、星空だけが二人を見守っていた。
あなたにおすすめの小説
屈辱と愛情
守 秀斗
恋愛
最近、夫の態度がおかしいと思っている妻の名和志穂。25才。仕事で疲れているのかとそっとしておいたのだが、一か月もベッドで抱いてくれない。思い切って、夫に聞いてみると意外な事を言われてしまうのだが……。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
病弱な彼女は、外科医の先生に静かに愛されています 〜穏やかな執着に、逃げ場はない〜
来栖れいな
恋愛
――穏やかな微笑みの裏に、逃げられない愛があった。
望んでいたわけじゃない。
けれど、逃げられなかった。
生まれつき弱い心臓を抱える彼女に、政略結婚の話が持ち上がった。
親が決めた未来なんて、受け入れられるはずがない。
無表情な彼の穏やかさが、余計に腹立たしかった。
それでも――彼だけは違った。
優しさの奥に、私の知らない熱を隠していた。
形式だけのはずだった関係は、少しずつ形を変えていく。
これは束縛? それとも、本当の愛?
穏やかな外科医に包まれていく、静かで深い恋の物語。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
邪神の祭壇へ無垢な筋肉を生贄として捧ぐ
零
BL
世間に秘された名門男子校・平坂学園体育科
空手の名選手であった高尾雄一は、新任教師として赴任する
高潔な人格と鋼のように鍛えられた肉体
それは、学園にとって最高の生贄の候補に他ならなかった
至高の筋肉を持つ、精神を削られ意志をなくした青年を太古の神に捧げるため、“水”、“風”、“土”の信奉者達が暗躍する
意志をなくし筋肉の操り人形と化した“デク”
消える教師
山奥の男子校で繰り広げられるダークファンタジー