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63. 初夜の誓い
夜。
パリの街の光が大きな窓から差し込み、豪華なスイートルームを静かに照らしていた。
蓮はベッドの端に座り、首輪をつけたまま視線を落としていた。
昼間、沙耶に言われた通り服はもうとっくに脱いでいて、全裸のまま緊張で指先が小さく震えている。
背筋に僅かな冷気を感じるたび、沙耶の言葉が脳裏に響く。
(パリに来ても犬のまま……ずっと……)
胸の奥が甘く痺れ、喉から小さな呼吸音が漏れる。
⸻
「ずいぶん良い子に待っていたわね」
沙耶がゆっくりとバスルームから現れた。
シルクのような艶のあるナイトガウンを身にまとい、髪は軽くまとめられている。
フランスの夜景を背に立つその姿は、まるで絵画から抜け出た女王のようだった。
沙耶はそのままベッドに近づき、指先で蓮の顎をそっと持ち上げた。
「泣きそうね。……怖い?」
「……はい……」
「ふふ。良い子」
小さく息を吐くと、そのままゆっくり唇が重なった。
⸻
最初は軽く。
けれど次の瞬間、沙耶は蓮の頬をそっと押さえ込み、その奥深くまで舌を差し込んだ。
唇が潤んで、濡れた音が耳に残る。
「……っ……ふ……ぁ……」
自然に小さな声が漏れると、沙耶はその音を逃すまいとさらに強く蓮の首筋を抱き寄せた。
やがて唇が離れると、沙耶は吐息を絡めるように囁いた。
「今日は激しくするわよ。……せっかくパリの高級ホテルに来たんだもの」
「……はい……」
⸻
沙耶はナイトガウンの紐を自分でほどき、その下の柔らかな白い肌と、少し膨らんだお腹を蓮に見せた。
「ほら……ここに、あなたとの子がいるのよ」
「……っ……」
沙耶は蓮の手を取り、自分のお腹にそっと添えさせた。
「父親なのに、犬なのよ。……ねぇ、それがどれだけ恥ずかしいことか分かる?」
「……はい……っ……」
自然に涙が溢れ出した。
沙耶はそんな蓮の髪を撫で、薄く笑いながらベッドに身体を預けた。
⸻
「這って来なさい」
「……はい……」
四つん這いのまま沙耶へ近づく。
自分でも分かるほど腰が僅かに揺れてしまい、その動きが首輪を小さく鳴らした。
沙耶はその音を楽しむように微笑み、そっと蓮の頭を抱き込む。
「良い子。じゃあ今度は……私の中に入ってきなさい」
「……はい……」
自然に涙がまた一滴零れ、喉の奥が甘く詰まる。
沙耶の手が蓮の腰に触れ、そのまま導くように押し付けられた。
⸻
「……っ……あ……」
奥までゆっくり沈み込むと、自然に喉から息が洩れた。
沙耶はそれを見て小さく笑い、腰を抱き寄せて再び唇を奪う。
「可愛い声。……もっと泣いて」
「……はい……沙耶さん……っ……」
沙耶は蓮の髪を引き、少し顎を上げさせながら腰を軽く突き上げた。
「っ……あ……あ……っ……」
喉の奥で切ない声が漏れる。
それを沙耶は楽しむように耳元で小さく笑った。
⸻
「パリの夜景を背に、父親になった犬が泣いてる。……可愛すぎるわね」
「……っ……沙耶さん……」
沙耶はさらに強く腰を引き寄せ、蓮を抱きしめながら何度もその奥を貫いた。
柔らかいベッドの上で身体が揺れ、首輪がまた小さく鳴る。
涙が頬を伝い、沙耶の胸元に零れ落ちた。
「泣いて……良いのよ。あなたはこれからもずっと私に泣かされるんだから」
「……はい……あ……っ……沙耶さん……」
⸻
やがて沙耶は満足そうに目を細め、蓮の耳元でそっと囁いた。
「良い子。……これからもずっと私の犬。パリでも、東京でも、この子が生まれても……変わらない」
「……はい……ありがとうございます……」
涙に濡れた声でそう答えると、沙耶はまた深く唇を重ねた。
パリ初日の夜、蓮は愛と支配に泣きながら、その身も心も完全に沙耶のものにされていった。
パリの街の光が大きな窓から差し込み、豪華なスイートルームを静かに照らしていた。
蓮はベッドの端に座り、首輪をつけたまま視線を落としていた。
昼間、沙耶に言われた通り服はもうとっくに脱いでいて、全裸のまま緊張で指先が小さく震えている。
背筋に僅かな冷気を感じるたび、沙耶の言葉が脳裏に響く。
(パリに来ても犬のまま……ずっと……)
胸の奥が甘く痺れ、喉から小さな呼吸音が漏れる。
⸻
「ずいぶん良い子に待っていたわね」
沙耶がゆっくりとバスルームから現れた。
シルクのような艶のあるナイトガウンを身にまとい、髪は軽くまとめられている。
フランスの夜景を背に立つその姿は、まるで絵画から抜け出た女王のようだった。
沙耶はそのままベッドに近づき、指先で蓮の顎をそっと持ち上げた。
「泣きそうね。……怖い?」
「……はい……」
「ふふ。良い子」
小さく息を吐くと、そのままゆっくり唇が重なった。
⸻
最初は軽く。
けれど次の瞬間、沙耶は蓮の頬をそっと押さえ込み、その奥深くまで舌を差し込んだ。
唇が潤んで、濡れた音が耳に残る。
「……っ……ふ……ぁ……」
自然に小さな声が漏れると、沙耶はその音を逃すまいとさらに強く蓮の首筋を抱き寄せた。
やがて唇が離れると、沙耶は吐息を絡めるように囁いた。
「今日は激しくするわよ。……せっかくパリの高級ホテルに来たんだもの」
「……はい……」
⸻
沙耶はナイトガウンの紐を自分でほどき、その下の柔らかな白い肌と、少し膨らんだお腹を蓮に見せた。
「ほら……ここに、あなたとの子がいるのよ」
「……っ……」
沙耶は蓮の手を取り、自分のお腹にそっと添えさせた。
「父親なのに、犬なのよ。……ねぇ、それがどれだけ恥ずかしいことか分かる?」
「……はい……っ……」
自然に涙が溢れ出した。
沙耶はそんな蓮の髪を撫で、薄く笑いながらベッドに身体を預けた。
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「這って来なさい」
「……はい……」
四つん這いのまま沙耶へ近づく。
自分でも分かるほど腰が僅かに揺れてしまい、その動きが首輪を小さく鳴らした。
沙耶はその音を楽しむように微笑み、そっと蓮の頭を抱き込む。
「良い子。じゃあ今度は……私の中に入ってきなさい」
「……はい……」
自然に涙がまた一滴零れ、喉の奥が甘く詰まる。
沙耶の手が蓮の腰に触れ、そのまま導くように押し付けられた。
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「……っ……あ……」
奥までゆっくり沈み込むと、自然に喉から息が洩れた。
沙耶はそれを見て小さく笑い、腰を抱き寄せて再び唇を奪う。
「可愛い声。……もっと泣いて」
「……はい……沙耶さん……っ……」
沙耶は蓮の髪を引き、少し顎を上げさせながら腰を軽く突き上げた。
「っ……あ……あ……っ……」
喉の奥で切ない声が漏れる。
それを沙耶は楽しむように耳元で小さく笑った。
⸻
「パリの夜景を背に、父親になった犬が泣いてる。……可愛すぎるわね」
「……っ……沙耶さん……」
沙耶はさらに強く腰を引き寄せ、蓮を抱きしめながら何度もその奥を貫いた。
柔らかいベッドの上で身体が揺れ、首輪がまた小さく鳴る。
涙が頬を伝い、沙耶の胸元に零れ落ちた。
「泣いて……良いのよ。あなたはこれからもずっと私に泣かされるんだから」
「……はい……あ……っ……沙耶さん……」
⸻
やがて沙耶は満足そうに目を細め、蓮の耳元でそっと囁いた。
「良い子。……これからもずっと私の犬。パリでも、東京でも、この子が生まれても……変わらない」
「……はい……ありがとうございます……」
涙に濡れた声でそう答えると、沙耶はまた深く唇を重ねた。
パリ初日の夜、蓮は愛と支配に泣きながら、その身も心も完全に沙耶のものにされていった。
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