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夢のグラウンド
初めての試合
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四月一日――
桜の花びらが舞い散る朝、風間蓮は新しい人生の一歩を踏み出そうとしていた。
「行ってきます!」
小さな声に、母・美咲は微笑みながら手を振った。
「気をつけてね。あんまり無理しないで」
蓮はうなずき、サッカーボールを抱えて家を飛び出した。
今日は彼が地元のサッカークラブ、「南ヶ丘FC」の練習に初参加する日。
本格的なチーム練習は、これが初めてだった。
⸻
グラウンドに着くと、すでに上級生たちが走り回っていた。
ピッチの端ではコーチがボールを配り、各ポジションに声をかけている。
「おはようございます……」
蓮は恐る恐る挨拶をした。
「おっ、噂の新入りくんか?」
声をかけてきたのは、高学年らしき少年。
短く刈った髪に、日焼けした肌。どこか挑発的な視線を向けてくる。
「は、はい…、今日から、よろしくお願いします!」
蓮はペコリと頭を下げた。
その丁寧な挨拶に、周囲の空気が少し和らぐ。
「1人で練習してたってお母さんから聞いてるよ。早速だけど、ドリブル練習からやってみようか」
コーチの声に従い、蓮は黙々とドリブルを始めた。
まるで舞うようなステップ。ボールが足に吸い付くようなタッチ。
その光景に、上級生たちの視線が止まる。
「おい……あいつ、すげぇな……」
「ボールが全然離れてねえ」
ざわりと空気が変わる。
蓮は夢中でボールを追っていた。
「夢ノート」に書かれていたフェイントを織り交ぜ、片足タップ、両足のスイッチ、重心移動――そのどれもが、6歳とは思えない完成度だった。
コーチは言葉に詰まった。
「とんでもないのが入ってきたかもしれない……」
⸻
その日の練習試合――
蓮は飛び級のような扱いで、4年生チームに混ざってプレーすることになった。
「マジかよ……あんなチビが一緒に出んのか?」
「ケガだけすんなよー?」
そんな声も飛ぶ中、蓮はユニフォームを着てピッチに立った。
チームカラーの青が、彼の小さな体を包む。
キックオフ。
開始直後に、蓮は観客の目を釘付けにする。
ボールを受けた瞬間、ひとつ、ふたつのフェイントを入れる。
相手ディフェンダーが足を出した瞬間――その隙間をすり抜ける。
「えっ――?」
「消えた……?」
まるでボールが意志を持っているかのようなドリブル。
相手の2人、3人を抜き去り、ゴール前へ。
右足を振り抜き、ネットを揺らした。
「ゴーーール!!」
静かだったサイドラインが、どよめきに包まれる。
「なに、今の……?」
「ドリブル、まるで芸術じゃん……」
4年生の中でもエース格だった選手が、舌を巻いた。
「やべぇ、あいつ……本当に人間か?」
蓮はうれしそうに微笑みながら、ボールを拾ってセンターに戻った。
息も上がっていない。
それが、逆に怖さを感じさせた。
⸻
しかし――
後半。
蓮の足が止まりはじめた。
味方のパスに対して、走り出しが遅れる。
ポジショニングのズレ。守備への戻りが甘い。
一人ではどうにもならない場面で、パスの出しどころを見失い、ボールを失う。
コーチがタイムを取り、蓮に近づく。
「蓮、すごい技術だ。けどな、サッカーは一人じゃ勝てない」
「……」
「お前のプレーには、誰かと“合わせる”という視点がまだ足りない。もっと周りを使え」
蓮は、ショックを受けたような顔でうなずいた。
“周りを使う”――それは、今まで蓮がほとんど意識してこなかったことだった。
翔と一緒に練習していたころは、常に1対1。
翔が亡くなってからは、一人で公園に通い、ボールを蹴り続けていた。
だからこそ、圧倒的な技術は身についた。けれど、“誰かとつながるプレー”は、まだ知らなかった。
試合が終わると、コーチが蓮の肩を叩いた。
「今日のプレー、すごかった。お前は間違いなく、天才だ。ただな、チームプレーは全くできていない。これからたくさん学んでいけ。」
蓮は、ゆっくりと頷いた。
⸻
帰り道。
蓮は、夢ノートを開きながら歩いていた。
その中に、翔の言葉があった。
「ひとりで戦うな。チームを信じろ。仲間を信じろ。」
今日初めてこの意味が分かった。
「……分かったよ、お父さん」
蓮は空を見上げ、そっと呟いた。
桜の花びらがまた、風に舞った。
春の始まり。
それは、才能が開花すると同時に、少年が“サッカーの本質”に気づき始めた、最初の一日だった――
「今日の練習はここまで!」
コーチの笛がグラウンドに鳴り響くと、蓮以外の子どもたちは一斉に駆け寄って円陣を組んだ。
「お疲れ様でした!」と声が揃う。
蓮も同じように輪の中に入ろうとした――が、半歩だけ、遅れた。
周りの雰囲気に、入りづらさを感じたのだ。
(……なんか、みんなまとまってるな)
蓮はそう感じた。
みんなが同じタイミングで動いて、同じ声を出している。
“チーム”という一体感。けれど蓮には、それが少し、遠くに感じられた。
⸻
練習後、荷物を片づけていたとき。
2年生の男の子が、蓮のところへやってきた。
「ねえ、キミすっごい上手いね。びっくりしたよ!」
「えへへ、ありがとう!」
「でも、ひとりでボール持ちすぎじゃない? もっとパス回さないと、怒られるかもよ」
「……え?」
蓮は思わず固まった。
確かに、さっきの紅白戦では何度もドリブルで相手をかわし、シュートまで持ち込んだ。
ゴールも決めた。コーチも褒めてくれた。
なのに、「パスを出せ」と言われることに、正直ショックだった。
(だって、ゴールしたのに……)
でもそのとき、ふと思い出したのだ。
あの日、父が言っていた言葉。
「サッカーはな、ゴールを決めるだけがすごいんじゃない。仲間と繋がって、チームで戦うスポーツだ」
あれは、単なる技術の話じゃなかったのだ。
“独りよがり”じゃなく、仲間と“信じ合う”サッカー――
「……そっか」
蓮はポツリとつぶやいた。
⸻
帰り道、蓮はスパイクを肩にぶら下げながら、今日の練習を反芻していた。
ゴールの快感、仲間の視線、誰にも抜かれなかったという誇らしさ。
でもその裏側で、心にずっと引っかかっていたもの――
(ぼく、パス、してなかった……)
父とふたりで公園で練習していたときは、パスなんて不要だった。
全部、自分ひとりでやっていた。
だから“つなぐ”という意識が育たなかったのだ。
そのとき、誰かの声が後ろから響いた。
「よう。お前、今日すげえドリブルしてたな」
振り返ると、そこにいたのは――あの六年生、九条大地だった。
鋭い目つき。背が高く、身体もがっしりしていて、まさに“キャプテン”という風格があった。
「え、あ……ありがとうございます」
「でもな、あれ、全部が全部いいプレーってわけじゃないぜ」
「……はい」
蓮はうつむいた。
「ゴール前で、右にフリーのやついたの見えてたか?」
「……見えてなかったです」
「そいつ、悔しそうにしてた。自分だったら決められたかもしれないって顔してたよ」
「……」
「チームってのは、“全員がゴールを目指す”もんだ。ひとりで全部やるのは、時々必要なこともあるけどな、ずっとやってると、誰も信じてくれなくなるぞ」
九条の言葉は厳しかった。
けれど、蓮の胸には、すとんと落ちた。
「俺、お前のこと嫌いじゃねぇよ。ドリブルは……ほんとに芸術だった」
そう言って、九条は軽く笑い、去っていった。
蓮はその背中を見送る。
年上だけど、すごく大人に見えた。
(チームで戦う……か)
父の教えと、九条の言葉が重なって、蓮の中に芽生えたものがあった。
⸻
帰宅すると、母・美咲が笑顔で出迎えてくれた。
「どうだった? 練習」
「うん、すごく楽しかった!」
「ふふ、よかった。でもね、楽しいだけじゃ上手くならないのよ? お父さんがそう言ってたもの」
「……うん、わかってる。だから、もっと頑張る」
「ごはんできてるわよ。お父さんの好きだったハンバーグ」
蓮はハッと顔を上げた。
「……ありがとう」
食卓に座ると、目の前には懐かしい味。
ひと口食べて、思わず涙がにじんだ。
「お父さん……」
(ぼく、もっともっと、上手くなるよ)
(でもそれだけじゃない。ひとりじゃなくて、みんなで戦える選手になるんだ)
蓮はスプーンを握りしめながら、心に強く誓った。
その日、風間蓮は“個”から“チーム”へと、一歩踏み出したのだった。
桜の花びらが舞い散る朝、風間蓮は新しい人生の一歩を踏み出そうとしていた。
「行ってきます!」
小さな声に、母・美咲は微笑みながら手を振った。
「気をつけてね。あんまり無理しないで」
蓮はうなずき、サッカーボールを抱えて家を飛び出した。
今日は彼が地元のサッカークラブ、「南ヶ丘FC」の練習に初参加する日。
本格的なチーム練習は、これが初めてだった。
⸻
グラウンドに着くと、すでに上級生たちが走り回っていた。
ピッチの端ではコーチがボールを配り、各ポジションに声をかけている。
「おはようございます……」
蓮は恐る恐る挨拶をした。
「おっ、噂の新入りくんか?」
声をかけてきたのは、高学年らしき少年。
短く刈った髪に、日焼けした肌。どこか挑発的な視線を向けてくる。
「は、はい…、今日から、よろしくお願いします!」
蓮はペコリと頭を下げた。
その丁寧な挨拶に、周囲の空気が少し和らぐ。
「1人で練習してたってお母さんから聞いてるよ。早速だけど、ドリブル練習からやってみようか」
コーチの声に従い、蓮は黙々とドリブルを始めた。
まるで舞うようなステップ。ボールが足に吸い付くようなタッチ。
その光景に、上級生たちの視線が止まる。
「おい……あいつ、すげぇな……」
「ボールが全然離れてねえ」
ざわりと空気が変わる。
蓮は夢中でボールを追っていた。
「夢ノート」に書かれていたフェイントを織り交ぜ、片足タップ、両足のスイッチ、重心移動――そのどれもが、6歳とは思えない完成度だった。
コーチは言葉に詰まった。
「とんでもないのが入ってきたかもしれない……」
⸻
その日の練習試合――
蓮は飛び級のような扱いで、4年生チームに混ざってプレーすることになった。
「マジかよ……あんなチビが一緒に出んのか?」
「ケガだけすんなよー?」
そんな声も飛ぶ中、蓮はユニフォームを着てピッチに立った。
チームカラーの青が、彼の小さな体を包む。
キックオフ。
開始直後に、蓮は観客の目を釘付けにする。
ボールを受けた瞬間、ひとつ、ふたつのフェイントを入れる。
相手ディフェンダーが足を出した瞬間――その隙間をすり抜ける。
「えっ――?」
「消えた……?」
まるでボールが意志を持っているかのようなドリブル。
相手の2人、3人を抜き去り、ゴール前へ。
右足を振り抜き、ネットを揺らした。
「ゴーーール!!」
静かだったサイドラインが、どよめきに包まれる。
「なに、今の……?」
「ドリブル、まるで芸術じゃん……」
4年生の中でもエース格だった選手が、舌を巻いた。
「やべぇ、あいつ……本当に人間か?」
蓮はうれしそうに微笑みながら、ボールを拾ってセンターに戻った。
息も上がっていない。
それが、逆に怖さを感じさせた。
⸻
しかし――
後半。
蓮の足が止まりはじめた。
味方のパスに対して、走り出しが遅れる。
ポジショニングのズレ。守備への戻りが甘い。
一人ではどうにもならない場面で、パスの出しどころを見失い、ボールを失う。
コーチがタイムを取り、蓮に近づく。
「蓮、すごい技術だ。けどな、サッカーは一人じゃ勝てない」
「……」
「お前のプレーには、誰かと“合わせる”という視点がまだ足りない。もっと周りを使え」
蓮は、ショックを受けたような顔でうなずいた。
“周りを使う”――それは、今まで蓮がほとんど意識してこなかったことだった。
翔と一緒に練習していたころは、常に1対1。
翔が亡くなってからは、一人で公園に通い、ボールを蹴り続けていた。
だからこそ、圧倒的な技術は身についた。けれど、“誰かとつながるプレー”は、まだ知らなかった。
試合が終わると、コーチが蓮の肩を叩いた。
「今日のプレー、すごかった。お前は間違いなく、天才だ。ただな、チームプレーは全くできていない。これからたくさん学んでいけ。」
蓮は、ゆっくりと頷いた。
⸻
帰り道。
蓮は、夢ノートを開きながら歩いていた。
その中に、翔の言葉があった。
「ひとりで戦うな。チームを信じろ。仲間を信じろ。」
今日初めてこの意味が分かった。
「……分かったよ、お父さん」
蓮は空を見上げ、そっと呟いた。
桜の花びらがまた、風に舞った。
春の始まり。
それは、才能が開花すると同時に、少年が“サッカーの本質”に気づき始めた、最初の一日だった――
「今日の練習はここまで!」
コーチの笛がグラウンドに鳴り響くと、蓮以外の子どもたちは一斉に駆け寄って円陣を組んだ。
「お疲れ様でした!」と声が揃う。
蓮も同じように輪の中に入ろうとした――が、半歩だけ、遅れた。
周りの雰囲気に、入りづらさを感じたのだ。
(……なんか、みんなまとまってるな)
蓮はそう感じた。
みんなが同じタイミングで動いて、同じ声を出している。
“チーム”という一体感。けれど蓮には、それが少し、遠くに感じられた。
⸻
練習後、荷物を片づけていたとき。
2年生の男の子が、蓮のところへやってきた。
「ねえ、キミすっごい上手いね。びっくりしたよ!」
「えへへ、ありがとう!」
「でも、ひとりでボール持ちすぎじゃない? もっとパス回さないと、怒られるかもよ」
「……え?」
蓮は思わず固まった。
確かに、さっきの紅白戦では何度もドリブルで相手をかわし、シュートまで持ち込んだ。
ゴールも決めた。コーチも褒めてくれた。
なのに、「パスを出せ」と言われることに、正直ショックだった。
(だって、ゴールしたのに……)
でもそのとき、ふと思い出したのだ。
あの日、父が言っていた言葉。
「サッカーはな、ゴールを決めるだけがすごいんじゃない。仲間と繋がって、チームで戦うスポーツだ」
あれは、単なる技術の話じゃなかったのだ。
“独りよがり”じゃなく、仲間と“信じ合う”サッカー――
「……そっか」
蓮はポツリとつぶやいた。
⸻
帰り道、蓮はスパイクを肩にぶら下げながら、今日の練習を反芻していた。
ゴールの快感、仲間の視線、誰にも抜かれなかったという誇らしさ。
でもその裏側で、心にずっと引っかかっていたもの――
(ぼく、パス、してなかった……)
父とふたりで公園で練習していたときは、パスなんて不要だった。
全部、自分ひとりでやっていた。
だから“つなぐ”という意識が育たなかったのだ。
そのとき、誰かの声が後ろから響いた。
「よう。お前、今日すげえドリブルしてたな」
振り返ると、そこにいたのは――あの六年生、九条大地だった。
鋭い目つき。背が高く、身体もがっしりしていて、まさに“キャプテン”という風格があった。
「え、あ……ありがとうございます」
「でもな、あれ、全部が全部いいプレーってわけじゃないぜ」
「……はい」
蓮はうつむいた。
「ゴール前で、右にフリーのやついたの見えてたか?」
「……見えてなかったです」
「そいつ、悔しそうにしてた。自分だったら決められたかもしれないって顔してたよ」
「……」
「チームってのは、“全員がゴールを目指す”もんだ。ひとりで全部やるのは、時々必要なこともあるけどな、ずっとやってると、誰も信じてくれなくなるぞ」
九条の言葉は厳しかった。
けれど、蓮の胸には、すとんと落ちた。
「俺、お前のこと嫌いじゃねぇよ。ドリブルは……ほんとに芸術だった」
そう言って、九条は軽く笑い、去っていった。
蓮はその背中を見送る。
年上だけど、すごく大人に見えた。
(チームで戦う……か)
父の教えと、九条の言葉が重なって、蓮の中に芽生えたものがあった。
⸻
帰宅すると、母・美咲が笑顔で出迎えてくれた。
「どうだった? 練習」
「うん、すごく楽しかった!」
「ふふ、よかった。でもね、楽しいだけじゃ上手くならないのよ? お父さんがそう言ってたもの」
「……うん、わかってる。だから、もっと頑張る」
「ごはんできてるわよ。お父さんの好きだったハンバーグ」
蓮はハッと顔を上げた。
「……ありがとう」
食卓に座ると、目の前には懐かしい味。
ひと口食べて、思わず涙がにじんだ。
「お父さん……」
(ぼく、もっともっと、上手くなるよ)
(でもそれだけじゃない。ひとりじゃなくて、みんなで戦える選手になるんだ)
蓮はスプーンを握りしめながら、心に強く誓った。
その日、風間蓮は“個”から“チーム”へと、一歩踏み出したのだった。
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