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第九話 温もり
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「紅、命令であれば運転できる?」
確信を持っていた私は、始めから助手席に座った。
「はい、ご主人様の命令とあらば」
紅は右手だけでハンドルを握ると、運転席に身体を滑り込ませる。
「済まないけど、お願い」
与圧と暖房が使えないまま、私達は逃走を再開した。
私は、助手席のコンソールで調べ物をする。廃井戸の所有者の件だ。
うっすらとした懸念の通り、所有者は我が家だ。
「なんで、お父さん、お母さん」
絞り出すような声で、私は悲嘆する。
「どうされましたか? レア」
「紅を漁労井戸に放り込んだのは、私の両親かもしれない」
直接的な証拠はないが、状況証拠なら山ほどある。
「火星独立主義者とは縁遠いように思います」
「紅が漁労井戸に投げ込まれた頃、両親は急性放射線症になった。それが原因で一年後には死んでしまった」
「ご両親の写真があれば、確認できるでしょう」
スレートに残された写真を、紅に見せた。
「そうですね、私を漁労井戸に投入した者のうち二人が該当します。ですが火星同胞団では無いでしょう。他の者に酷い扱いを受けていました」
知りたくも無かった真実だ。
「犯罪の強要に抗わず、警察に告発もしない。それが親の生き方だなんて、救われない」
涙が頬を伝い、ヘルメットのドレインポンプが音を立てる。
「脅されていたのでしょう」
紅のいう通り、両親は何かに怯えていた。家の玄関には鍵が六個もついていた。
「理不尽だ」
「ご両親を許せないのですか」
許せなかった。いや、許せない理由が判明した。
「臥せっていた頃、私が漁に出るたび、お父さんは詫びた。何故子供に対して、それほど卑屈なのか不思議だった。それが……」
「許してあげてください。お父様とお母様を」
紅を氷下に沈めたのは両親だというのに、彼女は許せという。
「紅は許せる?」
「人が人を許すだけです」
「わからない」
「すぐとは言いません。若い頃から漁師として、働いていらっしゃったのでしょう。そして今は私のために、命をかけてくださる。いつか許せます」
「親の罪は私が贖う」
言葉を絞り出したあと、私はヘルメットの中で号泣した。処理しきれない涙滴がバイザーを満たし、ヘルメットが盛大に結露した。
「しかたがないご主人様ですね。自ら十字架を背負う必要はありませんよ」
廃井戸から西に一時間も走ると、夜の領域に追いつかれた。放射冷却が氷上車の熱を奪い、車内が本格的に寒くなってきた。
しばらく泣きはらした私は、落ち着いて自暴自棄を脇に置いた。
「発注した時に、座面暖房が入ったデラックス仕様にしとけば良かった」
私は先見のなさを嘆いた。もっともそんな豪華装備はラ・ポール・デ・メヌエでも見たことがない。
「ご希望の拡張なら、一週間の工期でお届けできます」
エルンストが要らないお節介を焼く。
それを聞き流すと、後部座席から宇宙服用の相転移バッテリーと酸素カートリッジをかき集めた。
「バッテリーがあと一個、カートリッジが二個、普通なら三時間程度だけど、眠れば酸素は五時間は持つ。休息するから、紅、適時交換して」
私はコンソールの上に、それらを順番に並べる。
「生き残ることを選択されたのですね」
「今死んだら、紅を守れない」
それが私の贖罪だ。
「かしこまりました。眠るのであれば、私の膝に頭を乗せてください」
紅はハンドルから右手を外すと、ボディーアーマーの前を開けた。その下は裸体だ。服を着て貰うタイミングを完全に逸していた。
「待って」
私は躊躇する。
「宇宙服のバッテリーでは保温時間が足りないのでしょう。対消滅炉は温かいですよ」
紅は微笑むと、自身を動かす危険なエネルギー炉に言及した。
「分かっている」
私は素直に紅のいうことを聞いた。対消滅炉で被曝しようが、生き延びることが今の戦いだ。
紅の膝に頭を乗せると、彼女は前屈みになり私を包み込んだ。
「直なら、もっと温かいんだけど」
安堵した私は、迂闊な軽口を叩く。
「お望みでしたら、生き残ったあと、そうしましょう。ご主人様」
紅はヘルメット越しに、私の瞳を覗き込んだ。
「その時に考える。それより紅は火星で何をしてたの」
何故か赤面した私は、あわてて話題を変えた。
「中川 武史氏の秘書役です。主は旧世紀の紙媒体にアクセス可能な、研究秘書を欲していたのです」
「それって、印刷した紙を綴じたもの?」
知識としては知っていても、見たことはない。今は、ほぼ全てがスレートで完結する。紙は外交文章の署名に使われる程度だ。
「はい、電子化されていない物理的な本です。適当に置くと行方不明になるので、私が場所と概要を覚えていたのです」
「紅は先生の大事な研究成果でもあった訳だ」
「そうですね」
今なら紅をエウロパに逃がした前主の気持ちがわかる。紅は彼にとっても大切な人だったのだ。
「ご主人様、そろそろ寝てください。主を二度も失いたくはありません」
「うん。精一杯足掻く」
私は宇宙服のコンソールを操作して、吸気中の酸素分圧を下げた。とたんに眠気が卓越する。
そして、紅におやすみをいうと眠りについた。
浅い覚醒の中、私は夢を見た。
分厚いフリントガラスの床を通して、六千キロメートル下方に火星が逆回転で廻る。いやフォボスの公転が速いのでそう見えるだけだ。
部屋は広大だが、至る所に紙の本が平積みで置かれている。
全てを赤色に染め上げた火星の残照は、太陽が昇るとかき消えた。
部屋の主は、中央に置かれた机に力なく座る。どことなく寂しそうだ。
老人は二言三言、言葉を紡ぐと、安楽椅子をまわして背を向けた。まるで何かを堪えているかのように。
そこで夢は途絶えた。
私はベッドに寝かされていた。左右は簡単なカーテンで仕切られ、枕元には、バイタルモニターが据えつけてあった。低い天井を暖色の間接照明が照らす。
ここは、病院だろうか。
無意識に紅を呼ぶも、呂律がまわらない舌はうめき声を上げるだけだ。
救助は来たのだ。ならばここはエウロパ市の病院だろうか。
呼びかけに誰も気がつかないので、立つことにする。身体を動かそうとするもベッドに拘束されていた。左腕には太い点滴針が差し込まれ、マイクロポンプが温かい輸液を送り込んでいる。
「ちゃすかった?」
それほど倦怠感を感じなかったので、右手で拘束バンドのバックルを外した。
身体が不意に浮き上がり、ここが無重力であることに、私は気がついた。
物音に気がついて、医師と看護師が病室に飛び込んでくる。
「レア・ルコントさん、まだ動かないでください。体温がまだ三十二度行ってないんですよ」
「えっ?」
「低体温症で神経がまだ働いていないから不調を自覚できないのです。さあ、目覚めたならば、経口補水液を飲んでください」
医師は私をたしなめると、看護師から経口補水液のボトルを受け取り押し付けた。
「きょきょは? くりぇないは?」
看護師は私を押し戻すと、毛布と拘束バンドを元に戻した。私は渡された経口補水液をストローで飲む。温かいことはわかるが、味は感じなかった。
「ここは、外太陽方面軍第三機動艦隊戦艦ベラトリックス所属強襲降下母艦ベルガモットの病室です。降下作戦は成功したと聞いています」
医師が唱える宇宙艦の名前は長すぎて、まわらない頭では処理できなかった。
「ベラ……、ベル……?」
私はたどたどしく単語を手繰りながら、状況をのみ込む。なるほど、ここはエウロパ市では無く降下母艦の中だ。カリストの艦隊が助けに来てくれたのだ。
「第三機動艦隊はエウロパに予防展開するべきでした。生き抜いたのはルコントさんです」
「わたしぃは、くりぇないをみゃもった?」
最も重要なことを聞いた。
「そうです。誇ってください」
医師は私を褒めそやして、経口補水液のお代わりを差し出した。
「ねぇむい」
私は欠伸をしながら、辺りを探す。
「アンドロイドには、アンドロイドのメンテナンスがあります」
私の意図を見透かした医師は諭した。
「うん」
「二本目を飲み終わったら、寝ていいですよ。満腹したので眠気が出てきたのでしょう」
言い残して医師は病室の外に出ていった。
抵抗してもまぶたが落ちるので、私は経口補水液を必死に飲む。けれども、飲みきる前に眠りに落ちた。
確信を持っていた私は、始めから助手席に座った。
「はい、ご主人様の命令とあらば」
紅は右手だけでハンドルを握ると、運転席に身体を滑り込ませる。
「済まないけど、お願い」
与圧と暖房が使えないまま、私達は逃走を再開した。
私は、助手席のコンソールで調べ物をする。廃井戸の所有者の件だ。
うっすらとした懸念の通り、所有者は我が家だ。
「なんで、お父さん、お母さん」
絞り出すような声で、私は悲嘆する。
「どうされましたか? レア」
「紅を漁労井戸に放り込んだのは、私の両親かもしれない」
直接的な証拠はないが、状況証拠なら山ほどある。
「火星独立主義者とは縁遠いように思います」
「紅が漁労井戸に投げ込まれた頃、両親は急性放射線症になった。それが原因で一年後には死んでしまった」
「ご両親の写真があれば、確認できるでしょう」
スレートに残された写真を、紅に見せた。
「そうですね、私を漁労井戸に投入した者のうち二人が該当します。ですが火星同胞団では無いでしょう。他の者に酷い扱いを受けていました」
知りたくも無かった真実だ。
「犯罪の強要に抗わず、警察に告発もしない。それが親の生き方だなんて、救われない」
涙が頬を伝い、ヘルメットのドレインポンプが音を立てる。
「脅されていたのでしょう」
紅のいう通り、両親は何かに怯えていた。家の玄関には鍵が六個もついていた。
「理不尽だ」
「ご両親を許せないのですか」
許せなかった。いや、許せない理由が判明した。
「臥せっていた頃、私が漁に出るたび、お父さんは詫びた。何故子供に対して、それほど卑屈なのか不思議だった。それが……」
「許してあげてください。お父様とお母様を」
紅を氷下に沈めたのは両親だというのに、彼女は許せという。
「紅は許せる?」
「人が人を許すだけです」
「わからない」
「すぐとは言いません。若い頃から漁師として、働いていらっしゃったのでしょう。そして今は私のために、命をかけてくださる。いつか許せます」
「親の罪は私が贖う」
言葉を絞り出したあと、私はヘルメットの中で号泣した。処理しきれない涙滴がバイザーを満たし、ヘルメットが盛大に結露した。
「しかたがないご主人様ですね。自ら十字架を背負う必要はありませんよ」
廃井戸から西に一時間も走ると、夜の領域に追いつかれた。放射冷却が氷上車の熱を奪い、車内が本格的に寒くなってきた。
しばらく泣きはらした私は、落ち着いて自暴自棄を脇に置いた。
「発注した時に、座面暖房が入ったデラックス仕様にしとけば良かった」
私は先見のなさを嘆いた。もっともそんな豪華装備はラ・ポール・デ・メヌエでも見たことがない。
「ご希望の拡張なら、一週間の工期でお届けできます」
エルンストが要らないお節介を焼く。
それを聞き流すと、後部座席から宇宙服用の相転移バッテリーと酸素カートリッジをかき集めた。
「バッテリーがあと一個、カートリッジが二個、普通なら三時間程度だけど、眠れば酸素は五時間は持つ。休息するから、紅、適時交換して」
私はコンソールの上に、それらを順番に並べる。
「生き残ることを選択されたのですね」
「今死んだら、紅を守れない」
それが私の贖罪だ。
「かしこまりました。眠るのであれば、私の膝に頭を乗せてください」
紅はハンドルから右手を外すと、ボディーアーマーの前を開けた。その下は裸体だ。服を着て貰うタイミングを完全に逸していた。
「待って」
私は躊躇する。
「宇宙服のバッテリーでは保温時間が足りないのでしょう。対消滅炉は温かいですよ」
紅は微笑むと、自身を動かす危険なエネルギー炉に言及した。
「分かっている」
私は素直に紅のいうことを聞いた。対消滅炉で被曝しようが、生き延びることが今の戦いだ。
紅の膝に頭を乗せると、彼女は前屈みになり私を包み込んだ。
「直なら、もっと温かいんだけど」
安堵した私は、迂闊な軽口を叩く。
「お望みでしたら、生き残ったあと、そうしましょう。ご主人様」
紅はヘルメット越しに、私の瞳を覗き込んだ。
「その時に考える。それより紅は火星で何をしてたの」
何故か赤面した私は、あわてて話題を変えた。
「中川 武史氏の秘書役です。主は旧世紀の紙媒体にアクセス可能な、研究秘書を欲していたのです」
「それって、印刷した紙を綴じたもの?」
知識としては知っていても、見たことはない。今は、ほぼ全てがスレートで完結する。紙は外交文章の署名に使われる程度だ。
「はい、電子化されていない物理的な本です。適当に置くと行方不明になるので、私が場所と概要を覚えていたのです」
「紅は先生の大事な研究成果でもあった訳だ」
「そうですね」
今なら紅をエウロパに逃がした前主の気持ちがわかる。紅は彼にとっても大切な人だったのだ。
「ご主人様、そろそろ寝てください。主を二度も失いたくはありません」
「うん。精一杯足掻く」
私は宇宙服のコンソールを操作して、吸気中の酸素分圧を下げた。とたんに眠気が卓越する。
そして、紅におやすみをいうと眠りについた。
浅い覚醒の中、私は夢を見た。
分厚いフリントガラスの床を通して、六千キロメートル下方に火星が逆回転で廻る。いやフォボスの公転が速いのでそう見えるだけだ。
部屋は広大だが、至る所に紙の本が平積みで置かれている。
全てを赤色に染め上げた火星の残照は、太陽が昇るとかき消えた。
部屋の主は、中央に置かれた机に力なく座る。どことなく寂しそうだ。
老人は二言三言、言葉を紡ぐと、安楽椅子をまわして背を向けた。まるで何かを堪えているかのように。
そこで夢は途絶えた。
私はベッドに寝かされていた。左右は簡単なカーテンで仕切られ、枕元には、バイタルモニターが据えつけてあった。低い天井を暖色の間接照明が照らす。
ここは、病院だろうか。
無意識に紅を呼ぶも、呂律がまわらない舌はうめき声を上げるだけだ。
救助は来たのだ。ならばここはエウロパ市の病院だろうか。
呼びかけに誰も気がつかないので、立つことにする。身体を動かそうとするもベッドに拘束されていた。左腕には太い点滴針が差し込まれ、マイクロポンプが温かい輸液を送り込んでいる。
「ちゃすかった?」
それほど倦怠感を感じなかったので、右手で拘束バンドのバックルを外した。
身体が不意に浮き上がり、ここが無重力であることに、私は気がついた。
物音に気がついて、医師と看護師が病室に飛び込んでくる。
「レア・ルコントさん、まだ動かないでください。体温がまだ三十二度行ってないんですよ」
「えっ?」
「低体温症で神経がまだ働いていないから不調を自覚できないのです。さあ、目覚めたならば、経口補水液を飲んでください」
医師は私をたしなめると、看護師から経口補水液のボトルを受け取り押し付けた。
「きょきょは? くりぇないは?」
看護師は私を押し戻すと、毛布と拘束バンドを元に戻した。私は渡された経口補水液をストローで飲む。温かいことはわかるが、味は感じなかった。
「ここは、外太陽方面軍第三機動艦隊戦艦ベラトリックス所属強襲降下母艦ベルガモットの病室です。降下作戦は成功したと聞いています」
医師が唱える宇宙艦の名前は長すぎて、まわらない頭では処理できなかった。
「ベラ……、ベル……?」
私はたどたどしく単語を手繰りながら、状況をのみ込む。なるほど、ここはエウロパ市では無く降下母艦の中だ。カリストの艦隊が助けに来てくれたのだ。
「第三機動艦隊はエウロパに予防展開するべきでした。生き抜いたのはルコントさんです」
「わたしぃは、くりぇないをみゃもった?」
最も重要なことを聞いた。
「そうです。誇ってください」
医師は私を褒めそやして、経口補水液のお代わりを差し出した。
「ねぇむい」
私は欠伸をしながら、辺りを探す。
「アンドロイドには、アンドロイドのメンテナンスがあります」
私の意図を見透かした医師は諭した。
「うん」
「二本目を飲み終わったら、寝ていいですよ。満腹したので眠気が出てきたのでしょう」
言い残して医師は病室の外に出ていった。
抵抗してもまぶたが落ちるので、私は経口補水液を必死に飲む。けれども、飲みきる前に眠りに落ちた。
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