7 / 10
朝と服装
しおりを挟む
俺は早起きをして朝食を作っていた。
子眞恥にはうん.....まあいつまでも任せる訳にはいかないからな。うん。
子眞恥を起こさないようにそーっと
料理をする。
今日の朝食は失敗するはずかない、白ご飯とお味噌汁、そしてだし巻き玉子だ。
料理が出来る人なら一度は通ったことのある?メニューだ。
テーブルに出来上がった料理を並べていく。そして子眞恥を起こす。
「おーい起きろー!朝食出来てるぞー」
「うぅーん」
「ご飯食べないのかー?」
「──食べる」
目を擦りながら子眞恥はそう言った。
「とりあえず顔洗ってきな」
「うん」
子眞恥は立ち上がりふわぁっとあくびをしながら洗面所に向かう。
「「いただきます!!」」
「そういえば紫郎の手料理、食べるの初めてですね」
「どうだ?美味しいか?」
「まあ咲雪さんには劣りますが全然美味しいですよ!」
「当たり前だ。咲雪さん、料理作るの上手すぎるんだよ...」
「!」
「そうだ子眞恥!咲雪さんに料理教えてもらったらいいんじゃない?」
「それだ!」
──────────エントランス
「ということで咲雪さん、教えてもらえないですか?」
「いいですよー♪もともとそのつもりでしたし」
「ありがとうございます!」
「じゃあまた夜にな子眞恥」
「うん!」
「それじゃあ子眞恥をよろしくお願いします」
「はい!任せてください!」
「よし!それじゃあ一回戻ろっか!」
「え?なんで?」
「その服よ。ジャージじゃちょっと恥ずかしいでしょ?子眞恥ちゃん」
「た...たしかに」
「じゃあ!私の部屋にレッツゴー!」
──────────エレベーター内
「でもなんで咲雪さんの部屋なんですか?もう大人ですよね?」
「私の仕事...お忘れで?」
「保育士?」
「そゆこと!」
「どゆこと?」
「「・・・・」」
「......まあまあとりあえず私の部屋で好きな服選んでいってよ」
「え?」
誤魔化された......
エレベーターの扉が開く。
「子眞恥ちゃんって何歳なの?」
「12歳です」
「へぇーそんな歳なんだぁ...」
「なんですか?全体を舐めるように見て」
「小学六年生でそのからだ......ね」
子眞恥は久々に身の危険を感じた。
そんな話をしていると咲雪さんの家に着いた。
「それで?これまでの話の内容的に咲雪さんの家に私ぐらいの子供の服があると?」
「その通りぃ!」
「さあさあ!入って入ってー」
「お邪魔しまーす」
「いかにも咲雪さん! って感じの家ですね」
「私らしさがでていいでしょ?」
リビングの床には、フワッフワな絨毯、
キッチンの方を見ると食器が置かれていて朝食を作ったのが分かる。
ソファには可愛いクマのぬいぐるみやクッションが置かれてある。
「──可愛い」
「でしょ!」
「ってそんなことしてる場合じゃないよ」
「こっち!こっち!」
「服、そこの洋服棚の上から三段目に入ってるのと、上にかかってるのから選んでいいよ!」
「時間ないからなるべく早くね♪」
「分かりました!」
ゴソゴソ
「これにしよ!」
子眞恥が選んだのは薄い赤と黒のカーディガンとグレーのワンピース。
ワンピースの下に着るトレーナーや
下着、靴下は元々着ている。
ていうか下着や肌着、靴下も持ってる咲雪さん怖い。
「決まったみたいで良かった~♪」
「下着とか大丈夫?変えなくて」
「大丈夫です、洗ってるので」
「じゃあ今日帰ったら何枚かあげるね♪」
「あっ、ありがとうございます」
「後寒いからこれも着ていきなー」
「はい」
タイツを渡された。
咲雪さん。...タイツまで持ってる。
「それじゃあ行こっか!」
「はい!」
こうして私は咲雪さんの暖房の効いた車に乗って保育園へ向かった。
子眞恥にはうん.....まあいつまでも任せる訳にはいかないからな。うん。
子眞恥を起こさないようにそーっと
料理をする。
今日の朝食は失敗するはずかない、白ご飯とお味噌汁、そしてだし巻き玉子だ。
料理が出来る人なら一度は通ったことのある?メニューだ。
テーブルに出来上がった料理を並べていく。そして子眞恥を起こす。
「おーい起きろー!朝食出来てるぞー」
「うぅーん」
「ご飯食べないのかー?」
「──食べる」
目を擦りながら子眞恥はそう言った。
「とりあえず顔洗ってきな」
「うん」
子眞恥は立ち上がりふわぁっとあくびをしながら洗面所に向かう。
「「いただきます!!」」
「そういえば紫郎の手料理、食べるの初めてですね」
「どうだ?美味しいか?」
「まあ咲雪さんには劣りますが全然美味しいですよ!」
「当たり前だ。咲雪さん、料理作るの上手すぎるんだよ...」
「!」
「そうだ子眞恥!咲雪さんに料理教えてもらったらいいんじゃない?」
「それだ!」
──────────エントランス
「ということで咲雪さん、教えてもらえないですか?」
「いいですよー♪もともとそのつもりでしたし」
「ありがとうございます!」
「じゃあまた夜にな子眞恥」
「うん!」
「それじゃあ子眞恥をよろしくお願いします」
「はい!任せてください!」
「よし!それじゃあ一回戻ろっか!」
「え?なんで?」
「その服よ。ジャージじゃちょっと恥ずかしいでしょ?子眞恥ちゃん」
「た...たしかに」
「じゃあ!私の部屋にレッツゴー!」
──────────エレベーター内
「でもなんで咲雪さんの部屋なんですか?もう大人ですよね?」
「私の仕事...お忘れで?」
「保育士?」
「そゆこと!」
「どゆこと?」
「「・・・・」」
「......まあまあとりあえず私の部屋で好きな服選んでいってよ」
「え?」
誤魔化された......
エレベーターの扉が開く。
「子眞恥ちゃんって何歳なの?」
「12歳です」
「へぇーそんな歳なんだぁ...」
「なんですか?全体を舐めるように見て」
「小学六年生でそのからだ......ね」
子眞恥は久々に身の危険を感じた。
そんな話をしていると咲雪さんの家に着いた。
「それで?これまでの話の内容的に咲雪さんの家に私ぐらいの子供の服があると?」
「その通りぃ!」
「さあさあ!入って入ってー」
「お邪魔しまーす」
「いかにも咲雪さん! って感じの家ですね」
「私らしさがでていいでしょ?」
リビングの床には、フワッフワな絨毯、
キッチンの方を見ると食器が置かれていて朝食を作ったのが分かる。
ソファには可愛いクマのぬいぐるみやクッションが置かれてある。
「──可愛い」
「でしょ!」
「ってそんなことしてる場合じゃないよ」
「こっち!こっち!」
「服、そこの洋服棚の上から三段目に入ってるのと、上にかかってるのから選んでいいよ!」
「時間ないからなるべく早くね♪」
「分かりました!」
ゴソゴソ
「これにしよ!」
子眞恥が選んだのは薄い赤と黒のカーディガンとグレーのワンピース。
ワンピースの下に着るトレーナーや
下着、靴下は元々着ている。
ていうか下着や肌着、靴下も持ってる咲雪さん怖い。
「決まったみたいで良かった~♪」
「下着とか大丈夫?変えなくて」
「大丈夫です、洗ってるので」
「じゃあ今日帰ったら何枚かあげるね♪」
「あっ、ありがとうございます」
「後寒いからこれも着ていきなー」
「はい」
タイツを渡された。
咲雪さん。...タイツまで持ってる。
「それじゃあ行こっか!」
「はい!」
こうして私は咲雪さんの暖房の効いた車に乗って保育園へ向かった。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
1
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる