70 / 126
69話
しおりを挟む
672年 春 国境線の湿地帯にて
遂に両軍が向かい合い戦争の火蓋が開けられようとしていた。
「おいおい、あんななりで戦う気なのか?正気とは思えないな・・・」
「大方無理やり連れてこられて無理やり戦わされているのだろう・・・」
似たような会話がフェイシル王国軍のいたる所から聞こえてくる。
「では全軍・・・後退せよ!」
総指揮官の声が響き渡った。
作戦はあらかじめ聞いていたが開始早々後退するというのはどうなのだろうと兵士たちは思わなくもないが、巻き添えを食らいたくないので素直に後退を開始した。
そして王国軍の中央付近には派手なローブを纏った魔法師団と地味なローブを着た女の数名が杖を構えて呪文を詠唱していた。
バルクド帝国側では、後退していくフェイシル王国軍に突撃するよう命令が下っていた。
「敵は我らの圧倒的な数に恐れをなして逃げている!全軍突撃いいい!」
だがバルクド帝国軍が突撃し始めた瞬間、帝国軍の隊列中央付近に炎の渦が突如発生した。
“ゴオオオオオオオオッ!”という轟音を立てて迫ってくる炎の渦に帝国軍の前方はその炎の渦から逃れるために手に持っていた武器を投げ捨て我先にと逃げていく、だが炎の渦は段々と迫ってきており、正確には炎の渦が段々と大きく成長しているだけでまだ動いていないのだが、逃げ惑う帝国軍には関係なかった。しかし運よく逃げきれた先にはフェイシル王国軍が待ち構えており、前方にいた帝国軍は呆気なく全滅した。
魔法師団の魔法で敵軍を焼き尽くしているフェイシル王国側では、初めて見るその恐ろしい魔法に戸惑いつつも逃げてくる敵兵を槍で突き殺していた。
「では団長・・・お願いしますよ!」
歯を食いしばり額に汗を流してそう言ったのは魔法師団の団員ファマルだった。ありったけの魔力を使ってフルクトスと合成魔法を放ったのだ。すでに立っているのがやっとだったようだ。
「詠唱はもう済んでる。いつでもいける」
カリーナはそう言うと総指揮官のオウルーゼルの方を見た。
「・・・あ、ああ。ではお願いする」
流石のオウルーゼルも話には聞いていたが初めて見る合成魔法の威力に少しだけ圧倒されていた。だがすぐに許可を待つカリーナに気づき、追撃の許可を出した。その後の魔法に更に驚愕することも知らずに・・・。
「喰らいつくして・・・“グリムブレイズ”」
カリーナが魔法を発動させた。すると炎の渦がそれよりも大きな炎に飲み込まれたではないか、まるで炎を喰らう化け物かの如く。
その化け物のような炎は次第に大きな獣の姿に変わり本当の化け物になった。
そして未だ必死に逃げている敵軍目掛けて跳躍した。
「伏せて」
カリーナの忠告にオウルーゼルは危険を察知した。そして急ぎ声を張り上げ全軍に指示を出した。
「全員!伏せて身構えろおおおおお!」
その瞬間、敵軍目掛けて跳躍した巨大な炎の獣が敵陣で爆発した。
その爆発はバルクド帝国軍の大多数を焼き尽くしただけでなく、その爆風で人だけでなく陣地、地形までも吹き飛ばした。
遠くで爆発したため爆風になんとか耐えきれたフェイシル王国軍も無傷では無かった。その爆発音のあまりの大きさに耳が一時的にだが聞こえなくなった者が少なからずいた。しかし被害がその程度で済んだのは魔法師団のおかげであった。カリーナの魔法に合わせて防御魔法など数多の魔法で被害を減らしていたのだ。
「か、カリーナ殿・・・さすがにやりすぎ・・・では?」
何とか聴力が回復したオウルーゼルはその予想外の威力に唖然としながらもカリーナに話し掛けた。
「敵に情けは不要」
「確かにそうだが・・・」
なおも何か言いたげだったが、今更言っても仕方ないかと諦めたようだ。
一方、周囲の警戒をしている組合員たちは少し前から亜人の襲撃を受けていた。
「なんだ!?今の音は!・・・ぐはっ!」
「ダメだよおー。戦闘中によそ見何てしたらあー」
戦いもせずにただただ眺めているだけの龍人がそんなことを言ってくる。
「くそが!なんで貴様ら亜人は俺たちを襲ってくるんだ!?いい加減答えろ!」
この警戒班でリーダーをしている組合員の男がイルルにそう問いただすが、
「えー、どうしよっかなあー・・・やっぱ教えであげないよおー」
とふざけた答えが返ってくるだけだった。
そして一番の実力者であったリーダーの男はイルルに対して苛ついたその僅かな隙に大柄な竜人に背後に接近され気づいた時にはもう攻撃を避けることも防ぐこともできずに殺されてしまった。
「うーん、エジュちゃんどうだった?」
「最後の人族はなかなかの使い手でしたが、それだけです」
「さっきの音も気になるけどおー。まだ襲撃しないといけないとこあるし、さっさと終わらせて見に行ってみよおー」
そして龍人たちは空へと飛び立ち、次の襲撃地点に向かった。
龍人たちと同時に他の組合員も襲撃を受けていた。
「だああああ!エルフの次は獣人かよ!最近の戦争は第三者が参戦するのが普通なのか!?」
愚痴を言いながらも獣人を切り裂いて倒したのはモルドだった。
「文句言うな!こいつらを捕まえて亜人の拠点を吐かせれば一網打尽にできるだろ!って、殺すなよ!生きたまま捕まえないと尋問できないだろ!」
モルドに文句を言っているのはジグレイドだ。現在、戦場の狼にジグレイドを足した警戒班は獣人族の襲撃を受けていた。
「なかなかやるようだの・・・儂ら猿人族がこうもやられるとは思いもしなかったぞ」
「そいつはどうも、それとあんたがリーダーだろ?ちょっと教えてもらいたいんだが・・・答えてくれるよなっ!」
ジグレイドは銀色の毛皮の猿人族ハヌマエンに話し掛けながら丸盾を構えて突進した。
「ふうん!・・・答えるとでも思っておるのかっ!?」
「思っていないなっ!一応聞いてみただけだっ!」
丸盾とナックルが絶えずぶつかり合う中、二人は会話しながら戦っていた。ジグレイドは生かして捕らえたいがために猛毒の領域が発動しないギリギリのところまで強化して戦っていた。一方、ハヌマエンは何処か余裕のある表情で戦っているように思える。
ハヌマエンは胴体に鎧を着込み拳にはナックルと金属で守られているため毒にはならずに済んでいた。
「儂にここまでついてこれるとは、人族にしては強いの・・・だがあのログ・ハイローほどでは、ないっ!」
「ぐっ!」
身体強化魔法でかなり強化して、さらに丸盾の上から殴られたというのにジグレイドは5メルくらい殴り飛ばされてしまった。
「まだまだ、若いもんには負けるわけにはいかんのでな、少し本気を出すとしよう・・・ふんっ!」
それはハヌマエンが本気を出して戦いだした瞬間だった。
遂に両軍が向かい合い戦争の火蓋が開けられようとしていた。
「おいおい、あんななりで戦う気なのか?正気とは思えないな・・・」
「大方無理やり連れてこられて無理やり戦わされているのだろう・・・」
似たような会話がフェイシル王国軍のいたる所から聞こえてくる。
「では全軍・・・後退せよ!」
総指揮官の声が響き渡った。
作戦はあらかじめ聞いていたが開始早々後退するというのはどうなのだろうと兵士たちは思わなくもないが、巻き添えを食らいたくないので素直に後退を開始した。
そして王国軍の中央付近には派手なローブを纏った魔法師団と地味なローブを着た女の数名が杖を構えて呪文を詠唱していた。
バルクド帝国側では、後退していくフェイシル王国軍に突撃するよう命令が下っていた。
「敵は我らの圧倒的な数に恐れをなして逃げている!全軍突撃いいい!」
だがバルクド帝国軍が突撃し始めた瞬間、帝国軍の隊列中央付近に炎の渦が突如発生した。
“ゴオオオオオオオオッ!”という轟音を立てて迫ってくる炎の渦に帝国軍の前方はその炎の渦から逃れるために手に持っていた武器を投げ捨て我先にと逃げていく、だが炎の渦は段々と迫ってきており、正確には炎の渦が段々と大きく成長しているだけでまだ動いていないのだが、逃げ惑う帝国軍には関係なかった。しかし運よく逃げきれた先にはフェイシル王国軍が待ち構えており、前方にいた帝国軍は呆気なく全滅した。
魔法師団の魔法で敵軍を焼き尽くしているフェイシル王国側では、初めて見るその恐ろしい魔法に戸惑いつつも逃げてくる敵兵を槍で突き殺していた。
「では団長・・・お願いしますよ!」
歯を食いしばり額に汗を流してそう言ったのは魔法師団の団員ファマルだった。ありったけの魔力を使ってフルクトスと合成魔法を放ったのだ。すでに立っているのがやっとだったようだ。
「詠唱はもう済んでる。いつでもいける」
カリーナはそう言うと総指揮官のオウルーゼルの方を見た。
「・・・あ、ああ。ではお願いする」
流石のオウルーゼルも話には聞いていたが初めて見る合成魔法の威力に少しだけ圧倒されていた。だがすぐに許可を待つカリーナに気づき、追撃の許可を出した。その後の魔法に更に驚愕することも知らずに・・・。
「喰らいつくして・・・“グリムブレイズ”」
カリーナが魔法を発動させた。すると炎の渦がそれよりも大きな炎に飲み込まれたではないか、まるで炎を喰らう化け物かの如く。
その化け物のような炎は次第に大きな獣の姿に変わり本当の化け物になった。
そして未だ必死に逃げている敵軍目掛けて跳躍した。
「伏せて」
カリーナの忠告にオウルーゼルは危険を察知した。そして急ぎ声を張り上げ全軍に指示を出した。
「全員!伏せて身構えろおおおおお!」
その瞬間、敵軍目掛けて跳躍した巨大な炎の獣が敵陣で爆発した。
その爆発はバルクド帝国軍の大多数を焼き尽くしただけでなく、その爆風で人だけでなく陣地、地形までも吹き飛ばした。
遠くで爆発したため爆風になんとか耐えきれたフェイシル王国軍も無傷では無かった。その爆発音のあまりの大きさに耳が一時的にだが聞こえなくなった者が少なからずいた。しかし被害がその程度で済んだのは魔法師団のおかげであった。カリーナの魔法に合わせて防御魔法など数多の魔法で被害を減らしていたのだ。
「か、カリーナ殿・・・さすがにやりすぎ・・・では?」
何とか聴力が回復したオウルーゼルはその予想外の威力に唖然としながらもカリーナに話し掛けた。
「敵に情けは不要」
「確かにそうだが・・・」
なおも何か言いたげだったが、今更言っても仕方ないかと諦めたようだ。
一方、周囲の警戒をしている組合員たちは少し前から亜人の襲撃を受けていた。
「なんだ!?今の音は!・・・ぐはっ!」
「ダメだよおー。戦闘中によそ見何てしたらあー」
戦いもせずにただただ眺めているだけの龍人がそんなことを言ってくる。
「くそが!なんで貴様ら亜人は俺たちを襲ってくるんだ!?いい加減答えろ!」
この警戒班でリーダーをしている組合員の男がイルルにそう問いただすが、
「えー、どうしよっかなあー・・・やっぱ教えであげないよおー」
とふざけた答えが返ってくるだけだった。
そして一番の実力者であったリーダーの男はイルルに対して苛ついたその僅かな隙に大柄な竜人に背後に接近され気づいた時にはもう攻撃を避けることも防ぐこともできずに殺されてしまった。
「うーん、エジュちゃんどうだった?」
「最後の人族はなかなかの使い手でしたが、それだけです」
「さっきの音も気になるけどおー。まだ襲撃しないといけないとこあるし、さっさと終わらせて見に行ってみよおー」
そして龍人たちは空へと飛び立ち、次の襲撃地点に向かった。
龍人たちと同時に他の組合員も襲撃を受けていた。
「だああああ!エルフの次は獣人かよ!最近の戦争は第三者が参戦するのが普通なのか!?」
愚痴を言いながらも獣人を切り裂いて倒したのはモルドだった。
「文句言うな!こいつらを捕まえて亜人の拠点を吐かせれば一網打尽にできるだろ!って、殺すなよ!生きたまま捕まえないと尋問できないだろ!」
モルドに文句を言っているのはジグレイドだ。現在、戦場の狼にジグレイドを足した警戒班は獣人族の襲撃を受けていた。
「なかなかやるようだの・・・儂ら猿人族がこうもやられるとは思いもしなかったぞ」
「そいつはどうも、それとあんたがリーダーだろ?ちょっと教えてもらいたいんだが・・・答えてくれるよなっ!」
ジグレイドは銀色の毛皮の猿人族ハヌマエンに話し掛けながら丸盾を構えて突進した。
「ふうん!・・・答えるとでも思っておるのかっ!?」
「思っていないなっ!一応聞いてみただけだっ!」
丸盾とナックルが絶えずぶつかり合う中、二人は会話しながら戦っていた。ジグレイドは生かして捕らえたいがために猛毒の領域が発動しないギリギリのところまで強化して戦っていた。一方、ハヌマエンは何処か余裕のある表情で戦っているように思える。
ハヌマエンは胴体に鎧を着込み拳にはナックルと金属で守られているため毒にはならずに済んでいた。
「儂にここまでついてこれるとは、人族にしては強いの・・・だがあのログ・ハイローほどでは、ないっ!」
「ぐっ!」
身体強化魔法でかなり強化して、さらに丸盾の上から殴られたというのにジグレイドは5メルくらい殴り飛ばされてしまった。
「まだまだ、若いもんには負けるわけにはいかんのでな、少し本気を出すとしよう・・・ふんっ!」
それはハヌマエンが本気を出して戦いだした瞬間だった。
0
あなたにおすすめの小説
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
魚夢ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】魔王を殺された黒竜は勇者を許さない
綾雅(りょうが)要らない悪役令嬢
ファンタジー
幼い竜は何もかも奪われた。勇者を名乗る人族に、ただ一人の肉親である父を殺される。慈しみ大切にしてくれた魔王も……すべてを奪われた黒竜は次の魔王となった。神の名づけにより力を得た彼は、魔族を従えて人間への復讐を始める。奪われた痛みを乗り越えるために。
だが、人族にも魔族を攻撃した理由があった。滅ぼされた村や町、殺された家族、奪われる数多の命。復讐は連鎖する。
互いの譲れない正義と復讐がぶつかり合う世界で、神は何を望み、幼竜に力と名を与えたのか。復讐を終えるとき、ガブリエルは何を思うだろうか。
ハッピーエンド
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2024/03/02……完結
2023/12/21……エブリスタ、トレンド#ファンタジー 1位
2023/12/20……アルファポリス、男性向けHOT 20位
2023/12/19……連載開始
東京ダンジョン物語
さきがけ
ファンタジー
10年前、世界中に突如として出現したダンジョン。
大学3年生の平山悠真は、幼馴染の綾瀬美琴と共に、新宿中央公園ダンジョンで探索者として活動していた。
ある日、ダンジョン10階層の隠し部屋で発見した七色に輝く特殊なスキルストーン。
絶体絶命の危機の中で発動したそれは、前代未聞のスキル『無限複製』だった。
あらゆる物を完全に複製できるこの力は、悠真たちの運命を大きく変えていく。
やがて妹の病を治すために孤独な戦いを続ける剣士・朝霧紗夜が仲間に加わり、3人は『無限複製』の真の可能性に気づき始める。
スキルを駆使して想像を超える強化を実現した彼らは、誰も到達できなかった未踏の階層へと挑んでいく。
無限の可能性を秘めた最強スキルを手に、若き探索者たちが紡ぐ現代ダンジョンファンタジー、ここに開幕!
チート魔力のせいで神レベルの連中に狙われましたが、守銭奴なので金稼ぎします
桜桃-サクランボ-
ファンタジー
――自由を手に入れるために、なにがあっても金は稼ぎます――
金さえあれば人生はどうにでもなる――
そう信じている守銭奴、鏡谷知里(28)。
交通事故で死んだはずの彼が目を覚ますと、そこは剣と魔法の異世界。
しかもなぜか、規格外のチート魔力を手に入れていた。
だがその力は、本来存在してはいけないものだった。
知里の魔力は、封印されていた伝説の冒険者の魔力と重なったことで生まれた世界のバランスを崩す力。
その異常な魔力に目を付けたのは、この世界を裏から支配する存在――
「世界を束ねる管理者」
神にも等しい力を持つ彼らは、知里を危険視し始める。
巻き込まれたくない。
戦いたくもない。
知里が望むのはただ一つ。
金を稼いで楽して生きること。
しかし純粋すぎる仲間に振り回され、事件に巻き込まれ、気付けば世界の管理者と敵対する羽目に――。
守銭奴のチート魔力持ち冒険者 VS 世界を支配する管理者。
金のために生きる男が、望まぬまま世界の頂点と戦うことになる
巻き込まれ系異世界ファンタジー。
※小説家になろう・カクヨムでも更新中
※表紙:あニキさん
※ ※がタイトルにある話に挿絵アリ
※月、水、金、更新予定!
一国一城の主を目指す!〜渇望の日々を超えて。
リョウ
ファンタジー
何者かになりたかった。
だが現世でその願いは叶わず、男は敗北感と悲嘆を胸に沈んでいた。
そんな彼の前に現れたのは、一柱の女神。
導かれるまま異世界へ転移した男は、新たにレイと名乗り、剣も魔法も身分もない底辺から成り上がることを決意する。
冒険者として生きる術を学び、魔法を覚え、剣を磨き、人と裏社会を見極めながら、レイは少しずつ力を蓄えていく。
目指すのは、ただ生き延びることではない。
一国一城の主となり、この世界で“何者か”になること。
渇望を燃料に、知恵と執念で上へ上へと這い上がる、ダークファンタジー成り上がり譚。
帰国した王子の受難
ユウキ
恋愛
庶子である第二王子は、立場や情勢やら諸々を鑑みて早々に隣国へと無期限遊学に出た。そうして年月が経ち、そろそろ兄(第一王子)が立太子する頃かと、感慨深く想っていた頃に突然届いた帰還命令。
取り急ぎ舞い戻った祖国で見たのは、修羅場であった。
神は激怒した
まる
ファンタジー
おのれえええぇえぇぇぇ……人間どもめぇ。
めっちゃ面倒な事ばっかりして余計な仕事を増やしてくる人間に神様がキレました。
ふわっとした設定ですのでご了承下さいm(_ _)m
世界の設定やら背景はふわふわですので、ん?と思う部分が出てくるかもしれませんがいい感じに個人で補完していただけると幸いです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる