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第04話「黒幕」
グレンの事件解決後。俺の中にはどこか、言いようのない違和感が残っていた。
(この事件。本当にこれで終わりなのか?)
グレンはたった一人で盗みを働いていたのか?
それとも、背後にもっと大きな影が?
そう、もしもそうだとするとこの事件はまだ序章にすぎなかったのだ。
ギルドを揺るがした物資盗難事件は、グレンの逮捕によって一応の決着を見た。
だが、俺の中にはどうしても拭えない違和感が残っていた。
(グレンは本当に単独犯だったのか?)
ギルドマスターに許可を貰って通常業務と別で調査を進めるうちに、とある報告が上がった。
「リオンさん。金庫の計算が合いません!」
慌てた様子で飛び込んできたのは、調査を手伝ってくれていた若手職員のエミルだ。
「どういうことだ?」
俺はエミルに詳細を尋ねる。
「先月の収支記録をまとめていたら、収入と支出のバランスが取れていなくて。それに、一部の取引記録が見つからないんです」
金庫管理はギルドの命綱だ。
もしここで不正があれば、ギルドの信用は一気に崩れる。
俺はすぐに金庫室へ向かった。
ギルドの財務を担当しているのは、ベテラン職員のアレックだ。
長年の実績があり、他の職員はもちろん。ギルドマスターからも信頼されている。
俺はアレックに報告書を見せた。
「アレックさん、この収支のズレについて確認したいのですが」
「ん? ああ、それならちょっとした記入ミスだろう。よくあることだ。細かいことを気にするな」
アレックは軽く笑って流そうとした。
だが、俺の経験が警鐘を鳴らしていた。
これは「記入ミス」で済む金額じゃない。何かがおかしい。
「なら、その『記入ミス』の詳細を教えてもらえますか?」
「おいおい、新入りが俺を疑うのか?俺はこのギルドで十年以上、金庫を管理してきたんだぞ?」
「疑っているわけではありません。ただ、確認したいだけです」
俺は冷静に答えたが、アレックの表情がわずかに曇ったのを見逃さなかった。
「俺が確認している。問題ない」
「なら、記録をすべて見せてください」
強く言うと、アレックは渋々と帳簿を出した。
俺はその場で計算を始める。
やはりおかしい。
特定の冒険者への支払い額が不自然に増えている。
「これは?」
「さっきも言っただろ? 記入ミスだよ」
アレックの口調が少し苛立ちを帯びる。
だが、これは単なるミスじゃない。
意図的に数字を操作しなければ、こうはならない。
俺は帳簿をめくりながら、目を細めた。
「なら、これをギルドマスターにも確認してもらいます」
「……っ!」
その瞬間、アレックの顔が歪んだ。
「お前、俺を陥れるつもりか!?」
「俺は事実を確認したいだけです」
ギルドの財務を任されている立場である以上、彼のミスが本当にただの計算ミスなら問題はない。本当はそれはそれで問題なのだが。
ただ、確信的な計上違いであるのならそんなのは小さな問題で済む程の大問題が。
彼がそれを隠そうとした時点で、俺の疑念は確信に変わっていた。
「お前みたいな新入りがでしゃばるな!ギルドの仕組みもよく分かってないくせに!」
「俺が新入りだろうと関係ありません。このギルドの信用がかかっている問題です」
アレックは俺を睨みつけたが、俺は視線を逸らさなかった。
「……っち、いいぜ。マスターに確認すればいいんだろ」
彼は帳簿を乱暴に机に投げ出した。
この男、何かを隠している。
俺はそう確信しながら、ギルドマスターのもとへ向かった。
――これが、俺にとって初めての本格的な"戦い"だった。
*
ギルドマスターの執務室で、俺は帳簿の異常について説明した。
「なるほどな。確かにこれは看過できん」
バルド・ランフォードはそう呟くと、じっくりと帳簿に目を通した。
目の前で無言のままページをめくるたび、室内に緊張が満ちていく。
その向かいに座るアレックは、腕を組みながら苛立ちを隠しきれない様子だった。
「マスター、こんなのただのミスですよ。今までずっとギルドの金庫を管理してきた俺が、不正なんてするわけがない」
「俺もそう願いたいがな」
バルドはアレックを一瞥し、再び帳簿に目を落とした。
「しかし、リオンの指摘は的確だ。お前の管理下で、一部の冒険者への支払い額が異常に増えているのは事実。それに、記録が不自然に抜けている部分もある」
アレックは舌打ちした。
「ちっ……ああ、確かにちょっとした『調整』はしたよ。だが、それが何だってんだ?」
「『調整』?」
アレックの言葉を聞いた俺は眉をひそめる。
「そうだ。ギルドの仕事は、ただ金を管理するだけじゃない。時には優遇してやることで、強い冒険者をギルドにつなぎ止めることも必要なんだよ。優秀な冒険者は待遇によって所属を変えることだってあるからな」
「なるほど」
俺はアレックの言い分を整理する。
つまり、特定の冒険者に対して不正に支払いを増やし、彼らに便宜を図ることでギルドに引き留めようとしたということか。
「確かに、強い冒険者を優遇するのはギルドの戦略として必要かもしれません」
「そうだ。ようやく理解したか」
俺の言葉にアレックが勝ち誇ったように頷く。
だが。
「しかし、それを不正な形で行えばギルド全体の信用を損なう。公正な運営があってこそ、冒険者たちも安心して依頼を受けられるんです」
「なっ」
アレックは言葉に詰まる。
「もしこれが他の冒険者に知られたらどうなると思いますか?」
「……」
「『ギルドは一部の冒険者だけをひいきしている』そう思われたら、公正な依頼の仲介なんてできません。依頼者も信用しなくなり、長期的に見ればギルド全体の利益を損なう結果になる」
アレックの顔がみるみる険しくなる。
「それに、今回の不正に関しては明確な規則違反です。マスター。処分は?」
「決まっている」
バルドは重々しく言葉を発した。
「アレック。お前には金庫管理の職を解いてもらう。今後は別の部署で働いてもらうが、違反の内容を考慮し、降格処分とする」
「なっ……!」
アレックは驚いたが俺も驚いた。
事実上の左遷だし、そもそも降格処分をはっきりと宣言している。
以前これとは全く違う内容だが、こう言った件は減給や謹慎はあれどここまで極端な処分は無かったはずだ。
「アレック。異論はあるか?」
バルドの低く響く声に、アレックはぐっと口を閉ざした。だが、すぐに口を開いた。
「あるに決まっているだろう。俺が今までどれだけギルドのために」
「グレンの件」
アレックの言葉を遮るようにグレンはボソッとつぶやいた。
「この件は公にするとそれこそギルド全体の信頼問題にかかわる」
「……わかったよ」
それまでと打って変わってアレックの動きはあっさりしたものになった。
アレックは椅子から立ち上がると、悔しそうに執務室を出て行く。
ドアが閉まると、バルドはふぅと大きく息を吐いた。
このやりとりだけでわかった。
グレンの件。内部で協力したのはアレックだった。
そして、バルドはそれを把握していたのだ。
「リオン」
「はい」
「よく気づいたな。もしこれが長引いていたら。もしくは他の人間に気付かれていたら。ギルドの信用が揺らぐところだった」
「いえ、ただ記録を見たら明らかだったので」
「謙遜するな。普通は記録を見ただけじゃわからない。お前は優秀だ。お前の冷静な判断と分析力がなければ、この件は見過ごされていたかもしれん」
バルドは俺をじっと見つめると、ゆっくりと頷いた。
「ありがとうございます」
褒めてもらった事よりも驚きのが多い。
グレンの件は黒幕がいると思っただけで、俺はそこで終っていた。
だが、バルドはすでに黒幕がアレックであると見抜いていた。
直接の言葉は聞かなかったが、さっきの二人のやりとりだけで、その言葉の意味がわかった。
「どうした。リオン」
考え込んでいた俺の様子を見てグレンは声をかけてくる。
「いえ、なんでもありません。マスター」
*
あれから数日。
アレックの件。公表はされていないが、知る人だけは知っているそんな案件になったのだが、どうも俺が一人で解決した事になっている。実際には最初に不審な点に気付いたエミルやアレックに引導を渡したバルドの活躍などがあるのに。
そんなことを考えながら俺はドアをノックする。
「入れ」
「失礼します」
俺はドアを開いてギルドマスター室に入った。
「よく来たな。リオン。座ってくれ」
バルドに促されて俺は椅子に座る。バルドも俺の反対側に座った。
「リオン。今後、財務管理の一部をお前に任せることにする」
「……え?」
「もちろん経験豊富な補佐も就ける。お前の能力なら、十分に適任だろう。それに、今回の件でギルド職員たちもお前の力を認めたはずだ」
驚きが広がる。
まだギルドに来て間もない俺が、そんな重要な役職を?
「ありがとうございます。でも」
アレックじゃないが、職員達から見たら俺はまだ新入りだ。
「心配するな。幹部や何人かのベテランと相談した結果反対する者はいなかった」
その言葉に、俺は口を開いたまま固まった。
「リオン。引きうけてくれるか」
「は、はい」
はっと我に帰る。俺は初めてギルド職員としての自分が認められたと実感した。
俺は確かに、この場所で生きていける。
そう確信しながら、バルドの前で深く頭を下げた。
(この事件。本当にこれで終わりなのか?)
グレンはたった一人で盗みを働いていたのか?
それとも、背後にもっと大きな影が?
そう、もしもそうだとするとこの事件はまだ序章にすぎなかったのだ。
ギルドを揺るがした物資盗難事件は、グレンの逮捕によって一応の決着を見た。
だが、俺の中にはどうしても拭えない違和感が残っていた。
(グレンは本当に単独犯だったのか?)
ギルドマスターに許可を貰って通常業務と別で調査を進めるうちに、とある報告が上がった。
「リオンさん。金庫の計算が合いません!」
慌てた様子で飛び込んできたのは、調査を手伝ってくれていた若手職員のエミルだ。
「どういうことだ?」
俺はエミルに詳細を尋ねる。
「先月の収支記録をまとめていたら、収入と支出のバランスが取れていなくて。それに、一部の取引記録が見つからないんです」
金庫管理はギルドの命綱だ。
もしここで不正があれば、ギルドの信用は一気に崩れる。
俺はすぐに金庫室へ向かった。
ギルドの財務を担当しているのは、ベテラン職員のアレックだ。
長年の実績があり、他の職員はもちろん。ギルドマスターからも信頼されている。
俺はアレックに報告書を見せた。
「アレックさん、この収支のズレについて確認したいのですが」
「ん? ああ、それならちょっとした記入ミスだろう。よくあることだ。細かいことを気にするな」
アレックは軽く笑って流そうとした。
だが、俺の経験が警鐘を鳴らしていた。
これは「記入ミス」で済む金額じゃない。何かがおかしい。
「なら、その『記入ミス』の詳細を教えてもらえますか?」
「おいおい、新入りが俺を疑うのか?俺はこのギルドで十年以上、金庫を管理してきたんだぞ?」
「疑っているわけではありません。ただ、確認したいだけです」
俺は冷静に答えたが、アレックの表情がわずかに曇ったのを見逃さなかった。
「俺が確認している。問題ない」
「なら、記録をすべて見せてください」
強く言うと、アレックは渋々と帳簿を出した。
俺はその場で計算を始める。
やはりおかしい。
特定の冒険者への支払い額が不自然に増えている。
「これは?」
「さっきも言っただろ? 記入ミスだよ」
アレックの口調が少し苛立ちを帯びる。
だが、これは単なるミスじゃない。
意図的に数字を操作しなければ、こうはならない。
俺は帳簿をめくりながら、目を細めた。
「なら、これをギルドマスターにも確認してもらいます」
「……っ!」
その瞬間、アレックの顔が歪んだ。
「お前、俺を陥れるつもりか!?」
「俺は事実を確認したいだけです」
ギルドの財務を任されている立場である以上、彼のミスが本当にただの計算ミスなら問題はない。本当はそれはそれで問題なのだが。
ただ、確信的な計上違いであるのならそんなのは小さな問題で済む程の大問題が。
彼がそれを隠そうとした時点で、俺の疑念は確信に変わっていた。
「お前みたいな新入りがでしゃばるな!ギルドの仕組みもよく分かってないくせに!」
「俺が新入りだろうと関係ありません。このギルドの信用がかかっている問題です」
アレックは俺を睨みつけたが、俺は視線を逸らさなかった。
「……っち、いいぜ。マスターに確認すればいいんだろ」
彼は帳簿を乱暴に机に投げ出した。
この男、何かを隠している。
俺はそう確信しながら、ギルドマスターのもとへ向かった。
――これが、俺にとって初めての本格的な"戦い"だった。
*
ギルドマスターの執務室で、俺は帳簿の異常について説明した。
「なるほどな。確かにこれは看過できん」
バルド・ランフォードはそう呟くと、じっくりと帳簿に目を通した。
目の前で無言のままページをめくるたび、室内に緊張が満ちていく。
その向かいに座るアレックは、腕を組みながら苛立ちを隠しきれない様子だった。
「マスター、こんなのただのミスですよ。今までずっとギルドの金庫を管理してきた俺が、不正なんてするわけがない」
「俺もそう願いたいがな」
バルドはアレックを一瞥し、再び帳簿に目を落とした。
「しかし、リオンの指摘は的確だ。お前の管理下で、一部の冒険者への支払い額が異常に増えているのは事実。それに、記録が不自然に抜けている部分もある」
アレックは舌打ちした。
「ちっ……ああ、確かにちょっとした『調整』はしたよ。だが、それが何だってんだ?」
「『調整』?」
アレックの言葉を聞いた俺は眉をひそめる。
「そうだ。ギルドの仕事は、ただ金を管理するだけじゃない。時には優遇してやることで、強い冒険者をギルドにつなぎ止めることも必要なんだよ。優秀な冒険者は待遇によって所属を変えることだってあるからな」
「なるほど」
俺はアレックの言い分を整理する。
つまり、特定の冒険者に対して不正に支払いを増やし、彼らに便宜を図ることでギルドに引き留めようとしたということか。
「確かに、強い冒険者を優遇するのはギルドの戦略として必要かもしれません」
「そうだ。ようやく理解したか」
俺の言葉にアレックが勝ち誇ったように頷く。
だが。
「しかし、それを不正な形で行えばギルド全体の信用を損なう。公正な運営があってこそ、冒険者たちも安心して依頼を受けられるんです」
「なっ」
アレックは言葉に詰まる。
「もしこれが他の冒険者に知られたらどうなると思いますか?」
「……」
「『ギルドは一部の冒険者だけをひいきしている』そう思われたら、公正な依頼の仲介なんてできません。依頼者も信用しなくなり、長期的に見ればギルド全体の利益を損なう結果になる」
アレックの顔がみるみる険しくなる。
「それに、今回の不正に関しては明確な規則違反です。マスター。処分は?」
「決まっている」
バルドは重々しく言葉を発した。
「アレック。お前には金庫管理の職を解いてもらう。今後は別の部署で働いてもらうが、違反の内容を考慮し、降格処分とする」
「なっ……!」
アレックは驚いたが俺も驚いた。
事実上の左遷だし、そもそも降格処分をはっきりと宣言している。
以前これとは全く違う内容だが、こう言った件は減給や謹慎はあれどここまで極端な処分は無かったはずだ。
「アレック。異論はあるか?」
バルドの低く響く声に、アレックはぐっと口を閉ざした。だが、すぐに口を開いた。
「あるに決まっているだろう。俺が今までどれだけギルドのために」
「グレンの件」
アレックの言葉を遮るようにグレンはボソッとつぶやいた。
「この件は公にするとそれこそギルド全体の信頼問題にかかわる」
「……わかったよ」
それまでと打って変わってアレックの動きはあっさりしたものになった。
アレックは椅子から立ち上がると、悔しそうに執務室を出て行く。
ドアが閉まると、バルドはふぅと大きく息を吐いた。
このやりとりだけでわかった。
グレンの件。内部で協力したのはアレックだった。
そして、バルドはそれを把握していたのだ。
「リオン」
「はい」
「よく気づいたな。もしこれが長引いていたら。もしくは他の人間に気付かれていたら。ギルドの信用が揺らぐところだった」
「いえ、ただ記録を見たら明らかだったので」
「謙遜するな。普通は記録を見ただけじゃわからない。お前は優秀だ。お前の冷静な判断と分析力がなければ、この件は見過ごされていたかもしれん」
バルドは俺をじっと見つめると、ゆっくりと頷いた。
「ありがとうございます」
褒めてもらった事よりも驚きのが多い。
グレンの件は黒幕がいると思っただけで、俺はそこで終っていた。
だが、バルドはすでに黒幕がアレックであると見抜いていた。
直接の言葉は聞かなかったが、さっきの二人のやりとりだけで、その言葉の意味がわかった。
「どうした。リオン」
考え込んでいた俺の様子を見てグレンは声をかけてくる。
「いえ、なんでもありません。マスター」
*
あれから数日。
アレックの件。公表はされていないが、知る人だけは知っているそんな案件になったのだが、どうも俺が一人で解決した事になっている。実際には最初に不審な点に気付いたエミルやアレックに引導を渡したバルドの活躍などがあるのに。
そんなことを考えながら俺はドアをノックする。
「入れ」
「失礼します」
俺はドアを開いてギルドマスター室に入った。
「よく来たな。リオン。座ってくれ」
バルドに促されて俺は椅子に座る。バルドも俺の反対側に座った。
「リオン。今後、財務管理の一部をお前に任せることにする」
「……え?」
「もちろん経験豊富な補佐も就ける。お前の能力なら、十分に適任だろう。それに、今回の件でギルド職員たちもお前の力を認めたはずだ」
驚きが広がる。
まだギルドに来て間もない俺が、そんな重要な役職を?
「ありがとうございます。でも」
アレックじゃないが、職員達から見たら俺はまだ新入りだ。
「心配するな。幹部や何人かのベテランと相談した結果反対する者はいなかった」
その言葉に、俺は口を開いたまま固まった。
「リオン。引きうけてくれるか」
「は、はい」
はっと我に帰る。俺は初めてギルド職員としての自分が認められたと実感した。
俺は確かに、この場所で生きていける。
そう確信しながら、バルドの前で深く頭を下げた。
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