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第6話
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「お兄さんはね。所有する魔法の数で云えば、今や、史上最強なんだよ!」
「…そうか?」
不思議なことに、まったくうれしくない。というか、そもそもピンとこない。
それに、数が多いだけなら、『最強』ではなく、『最多』だろう。
「数だけと云うわけでもないのじゃが…。それよりも、『ステータス』と念じてみてくれんかの?」
言われるまま、念じると、透明な画面が現れた。
「…なんだコレ?」
画面全体が、奇妙な文字やら記号やらで、延々と埋め尽くされている。
まるで、パソコンのエンコード・エラーのようだ。
「やはり、『文字化け』しておるの…。お主の魔法所有数は、あまりに想定外。それゆえ、システムが対応できんのじゃろう」
「魔法が使えないのか?」
「いや、それは、基本的には『表示』にすぎんからの。魔法を使う分には、支障はないのじゃが…。おぬしは『魔力量』も、とんでもないことになっておるからの。迂闊に魔法を使われると…」
「コップ一杯の水を出そうとして、街ごと水没させちゃうかもね!」
ちび女神が、嬉しそうに、口を挟んだ。
「まったく、誰のせいだと思っておるのじゃ!魔法の所有数を増やせば、魔力量も増えるくらいわかりきっておるではないか!それでなくとも、あの『家』のせいで、魔力吸収も魔力量も、人外になっておるというのに…」
「どうにか、ならないのか?」
「ふむ、『ステータス画面』のほうは、現状、どうしようもないのう…。正直言って、たったひとりの例外のために、これまでのシステムを変更するわけにもいかんしの…」
それはそうだ。
オレだって、自分ひとりのために、大勢のニンゲンに迷惑をかけたくはない。
「そこで、代替案を用意したのじゃが、それが、こやつじゃ」
大神さまが指差した先には、手のひらサイズの真っ白な『子猫』がいた。
「…そうか?」
不思議なことに、まったくうれしくない。というか、そもそもピンとこない。
それに、数が多いだけなら、『最強』ではなく、『最多』だろう。
「数だけと云うわけでもないのじゃが…。それよりも、『ステータス』と念じてみてくれんかの?」
言われるまま、念じると、透明な画面が現れた。
「…なんだコレ?」
画面全体が、奇妙な文字やら記号やらで、延々と埋め尽くされている。
まるで、パソコンのエンコード・エラーのようだ。
「やはり、『文字化け』しておるの…。お主の魔法所有数は、あまりに想定外。それゆえ、システムが対応できんのじゃろう」
「魔法が使えないのか?」
「いや、それは、基本的には『表示』にすぎんからの。魔法を使う分には、支障はないのじゃが…。おぬしは『魔力量』も、とんでもないことになっておるからの。迂闊に魔法を使われると…」
「コップ一杯の水を出そうとして、街ごと水没させちゃうかもね!」
ちび女神が、嬉しそうに、口を挟んだ。
「まったく、誰のせいだと思っておるのじゃ!魔法の所有数を増やせば、魔力量も増えるくらいわかりきっておるではないか!それでなくとも、あの『家』のせいで、魔力吸収も魔力量も、人外になっておるというのに…」
「どうにか、ならないのか?」
「ふむ、『ステータス画面』のほうは、現状、どうしようもないのう…。正直言って、たったひとりの例外のために、これまでのシステムを変更するわけにもいかんしの…」
それはそうだ。
オレだって、自分ひとりのために、大勢のニンゲンに迷惑をかけたくはない。
「そこで、代替案を用意したのじゃが、それが、こやつじゃ」
大神さまが指差した先には、手のひらサイズの真っ白な『子猫』がいた。
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