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「えっ!? はっ!? 嘘嘘嘘嘘嘘! 本気で言ってる……!? マジで……? ホントにホント…………!? ハアァァ~~~……」
視覚から襲い来るあまりの衝撃に半身を引いて色々言っていたが、感無量というかキャパオーバーというか、溢れる感情を抑えきれずにそのまま流れるような動作でその場にへたり込む。頭を抱え地面に突っ伏するその姿勢は、傍から見たら完全に爆撃を受けた時の防護姿勢である。うん、物凄い衝撃を受けたという点では、一応合ってるな。その衝撃が物理的なものか、精神的なものかという違いはあるけれど。これが夢じゃないか痛み刺激によって確かめる為に、正直そのまま頭をガンガン地面に打ち付けたかったが、そうすると今以上に目の前の獣人達を怖がらせそうなので何とか押えた。
さて、感極まって奇声じみた喜びの声を上げたと思ったら、次の瞬間防御姿勢で蹲って唸り続けている俺をザイガとカーシャの2人はどう思ったのだろう。少なくとも、前向きに受止め面白がってくれていると言うよりは、やべーもん見ちまった……。と、感じているようだ。見ちゃいけないものだろうけど目を逸らすのもそれはそれで恐ろしい。そんな感情が伝わってくる視線を、全身に2人分ビシバシと感じる。目で見てはいないが、怖々様子を伺わられているのはその気配だけでも十二分に伝わってきていた。
「み、神子? ……おーい、ユズル……?」
「……」
「な、泣いてる……!」
ええ、泣いてますよ。泣くに決まってるじゃないですか、全くもう! 言葉の通りかつて夢にまで見た、それも何回も見た狐の獣人。それもメスケモですよ、あなた!? 2次元と3次元どちらにも優劣付け難いのは分かってる。それぞれにそれぞれの良さがあるからな。でも、俺は3次元の住人である男だからさ。どうしてもパーペキな理想のメスケモが居る2次元の世界に行けもしないのに憧れちまってた訳よ。それが、目の前に居らっしゃる……は? マジ有り得ん。勿論、いい意味で。
たまに全身着ぐるみでケモコスしてる人もいるけどさぁ、あれはなんか違うじゃん! 貶める気はないけど、でも、細かいこと言うようであれだが着ぐるみは着ぐるみで、モノホンではないじゃん! 少なくとも俺のストライクゾーンではない! 俺はリアリティ至上主義者なんだ! その点、今目の前に居るのは俺の理想の権化と言っても過言ではない、完全無欠で完璧な狐の女性獣人、カーシャ。……素晴らしい。言葉にできない感情とは、正にこの事を言うのであろう。ザイガとカーシャに先程から感動を表す為に行っている俺の奇行に絶句されてるのは分かっているが、だからとてこの多大な感動を誤魔化す事などできやしない。
「マーベラス……!」
「今度は号泣しながら拍手し始めた……。怖過ぎる……」
「グスッ……いやぁ、眼福とは正にこの事! まさか生きている間にマジモンの狐の獣人に生で会えるとは……感無量だ……!」
「この喜びよう、真性の神の一族好きね……」
喜びのあまり泣けばいいのか笑えばいいのか天や地に感謝の踊りを舞えばいいのか分からず、ただひたすらに拍手をして涙を流し続ける俺だったが、そんな俺にカーシャがスッと近づいてくる。俺の精神が見せるエフェクトの効果で、その些細な仕草ですら俺には目が潰れんばかりに光り輝いて見えた。そんな相手との距離が縮まって、俺が平気で居られる筈もない。普通にダメージを受けて感涙を流しつつもその場に膝をつき拝み倒す。気分としては某7つのボールを集める冒険譚に出てくる、敵の自爆に巻き込まれてクレーターの真ん中で倒れ死亡した某キャラになったようなもんだ。カーシャはそんな様子がおかし過ぎる俺を警戒しつつも、隣まで来るとこんな事を言い始める。
「ねぇ、ユズル? 私、あなたと仲良くなりたいわ。私もザイガと同じで、邪神とは司る対象は違えど同じ神の一族として幼い頃から親交がある、幼馴染みなの。幼馴染みの神子なら尚更、身内も同然よ。家族ぐるみで仲良くしておきたいわ。異世界出身のあなたは習俗や常識の違いで戸惑う事も多いでしょうし、たった1人で神の仕事をこなしていて忙しく手が回らないであろう邪神の分まで、私があなたのサポートをしてあげたいの。だから、私とザイガが教師役となって、この世界の事をあなたに教える授業をしてみない? 勿論、あなたさえよければだけど……どうかしら?」
「えっ、マジで!? いいの!? 是非是非、お願いします!」
なんと! 願ってもない話だ! この世界の極意を狐獣人から学べる? 最高すぎるだろうが! まだまだ勉強中のこの世界に関するあれそれを学べるし、邪神の幼馴染みと仲良くなる事で邪神との関係を外堀から埋めて行けるし、大大大好きな狐の獣人女性とお近付きになれるし……。いい事づくめ! 一石二鳥どころの話ではない、それ以上だ! 上手くすれば、邪神がこの世界に馴染もうと努力する俺を見て感動し、俺との結婚に前向きになってくれるのでは……? それって超最高じゃん! 是非とも! このチャンスを!! ものにしなくては!!!
いやー、カーシャは何故か俺に向ける視線が無駄に鋭いし、言葉の端々に隠しきれない棘のようなものを薄ら感じていて正直嫌われてんのかな? そうでないにしても警戒されてる? 少なくとも好意的には見られてなくない? と、勝手に思っていたが、それは全くの杞憂で俺の酷い勘違いだったな! こーんなにも優しく思いやり溢れるカーシャを意地悪だと思い込むなんて、己は割と偏見なんて持たない方だと思っていた傲慢な自認を改めなくてはな!
「さて。そうと来たら、ちょっと提案があるんだけど……。私達は今日、邪神と会談する当代の神の連れとしてここに来てるの。とは言ってもまだ役職にも付いていないし、特に用事もないから会談が終わるのを待っている間適当にブラつくつもりだったけど、ちょうど時間もあるし今から早速授業を行ってしまいましょう。あなたもそれで構わないわよね、ユズル?」
「えっ!? 本当!? 是非是非! お願いします!」
「ふふ、ノリノリね。そう来なくっちゃ! それじゃあ、場所を移しましょうか。流石にここでそのまま授業はできないわ」
「それなら、この居住スペースを真っ直ぐ行ったところに小さい会議室みたいなところがあって、今日ならそこは終日空いてた筈だから、そこ使う?」
「うーん。それもいいけど、折角なら気持ちよく勉強したいわよねぇ……。うーん、そうだ! 表の区画で中庭に面してるバルコニーがあったでしょう? ほら、日差しと雨風を凌げる可動式の庇が、ちゃんと着いてるあそこ。今の時期なら空気も暖かいし、吹き抜ける風も丁度良くて心地いいわ。少し視線を階下に向ければ、綺麗に整えられた中庭も眺められる。そんな過ごしやすい場所で紅茶でも飲みながら授業をするの。ああ、考えただけでワクワクするわ! ねえ、ユズル。あなたもそう思わない?」
「俺はカーシャに教えを乞う立場だし、雰囲気のいい場所で勉強した事ないから、1回経験してみるのもいいかもな……。分かった。じゃあ、中庭のバルコニーで勉強するか」
「俺も一緒に行く。折角なら、教師役は多い方がいいだろう?」
「マジ? 助かるわー。有難う、ザイガ!」
正直バルコニーよりも室内の部屋の方が落ち着いて勉強できないか? と思ったが、勉強する場所の好みは人それぞれだしな。折角俺に協力してくれるって言うんだし、こっちは教えてもらう側なので、向こうが気持ちよく俺に授業できるようそこら辺は忖度した。なんだかんだ俺も、他人に気を使いまくる大和民族の血が流れた日本人なのだ。俺はどうしてもバルコニーじゃ集中できないって訳じゃないし、話しぶりからするにそこまで堅苦しい授業でもなさそうだから、こんくらいならいいだろう。
一応俺は邪神の神子として余程のことがない限り神殿内の設備や施設は好きに使っていいって言われてるし、それは招かれた客であるザイガ達も同じだという。だから、一応誰かに断りを入れておいて、ついでに紅茶セットを出してもらうだけしてからバルコニーに行こうという話になった。なんでも、茶器一式だけ持ってきてもらい紅茶そのものはカーシャが淹れ方を教えてくれるので、それに従い俺が準備するそうだ。やっぱ異世界だから西洋文化寄りで紅茶とか大事なのか? いや、神殿から出たことないから、洋風和風中華風その他どの世界観か、知らんけど。なんにせよ、緊張するー! 気合い入れてこう!
ペチペチと軽く自分の両頬を叩いて覚悟を決める。そうして向かうは神官達に諸々の連絡をする為、神殿の表エリアだ。先頭を歩くのはこの俺。ザイガとカーシャはその後ろだ。これから学ぶ事に対する考え事に夢中で、俺は後ろを振り返らなかった。だから、ザイガ達がどんな表情をしていたのか、小声で何をこっそり話していたのか、そもそも話していた事すら気が付かなかった。それ故この時の俺は、まだ知らなかったのだ。カーシャ達からの親切な提案の裏に隠された、その真意に。
視覚から襲い来るあまりの衝撃に半身を引いて色々言っていたが、感無量というかキャパオーバーというか、溢れる感情を抑えきれずにそのまま流れるような動作でその場にへたり込む。頭を抱え地面に突っ伏するその姿勢は、傍から見たら完全に爆撃を受けた時の防護姿勢である。うん、物凄い衝撃を受けたという点では、一応合ってるな。その衝撃が物理的なものか、精神的なものかという違いはあるけれど。これが夢じゃないか痛み刺激によって確かめる為に、正直そのまま頭をガンガン地面に打ち付けたかったが、そうすると今以上に目の前の獣人達を怖がらせそうなので何とか押えた。
さて、感極まって奇声じみた喜びの声を上げたと思ったら、次の瞬間防御姿勢で蹲って唸り続けている俺をザイガとカーシャの2人はどう思ったのだろう。少なくとも、前向きに受止め面白がってくれていると言うよりは、やべーもん見ちまった……。と、感じているようだ。見ちゃいけないものだろうけど目を逸らすのもそれはそれで恐ろしい。そんな感情が伝わってくる視線を、全身に2人分ビシバシと感じる。目で見てはいないが、怖々様子を伺わられているのはその気配だけでも十二分に伝わってきていた。
「み、神子? ……おーい、ユズル……?」
「……」
「な、泣いてる……!」
ええ、泣いてますよ。泣くに決まってるじゃないですか、全くもう! 言葉の通りかつて夢にまで見た、それも何回も見た狐の獣人。それもメスケモですよ、あなた!? 2次元と3次元どちらにも優劣付け難いのは分かってる。それぞれにそれぞれの良さがあるからな。でも、俺は3次元の住人である男だからさ。どうしてもパーペキな理想のメスケモが居る2次元の世界に行けもしないのに憧れちまってた訳よ。それが、目の前に居らっしゃる……は? マジ有り得ん。勿論、いい意味で。
たまに全身着ぐるみでケモコスしてる人もいるけどさぁ、あれはなんか違うじゃん! 貶める気はないけど、でも、細かいこと言うようであれだが着ぐるみは着ぐるみで、モノホンではないじゃん! 少なくとも俺のストライクゾーンではない! 俺はリアリティ至上主義者なんだ! その点、今目の前に居るのは俺の理想の権化と言っても過言ではない、完全無欠で完璧な狐の女性獣人、カーシャ。……素晴らしい。言葉にできない感情とは、正にこの事を言うのであろう。ザイガとカーシャに先程から感動を表す為に行っている俺の奇行に絶句されてるのは分かっているが、だからとてこの多大な感動を誤魔化す事などできやしない。
「マーベラス……!」
「今度は号泣しながら拍手し始めた……。怖過ぎる……」
「グスッ……いやぁ、眼福とは正にこの事! まさか生きている間にマジモンの狐の獣人に生で会えるとは……感無量だ……!」
「この喜びよう、真性の神の一族好きね……」
喜びのあまり泣けばいいのか笑えばいいのか天や地に感謝の踊りを舞えばいいのか分からず、ただひたすらに拍手をして涙を流し続ける俺だったが、そんな俺にカーシャがスッと近づいてくる。俺の精神が見せるエフェクトの効果で、その些細な仕草ですら俺には目が潰れんばかりに光り輝いて見えた。そんな相手との距離が縮まって、俺が平気で居られる筈もない。普通にダメージを受けて感涙を流しつつもその場に膝をつき拝み倒す。気分としては某7つのボールを集める冒険譚に出てくる、敵の自爆に巻き込まれてクレーターの真ん中で倒れ死亡した某キャラになったようなもんだ。カーシャはそんな様子がおかし過ぎる俺を警戒しつつも、隣まで来るとこんな事を言い始める。
「ねぇ、ユズル? 私、あなたと仲良くなりたいわ。私もザイガと同じで、邪神とは司る対象は違えど同じ神の一族として幼い頃から親交がある、幼馴染みなの。幼馴染みの神子なら尚更、身内も同然よ。家族ぐるみで仲良くしておきたいわ。異世界出身のあなたは習俗や常識の違いで戸惑う事も多いでしょうし、たった1人で神の仕事をこなしていて忙しく手が回らないであろう邪神の分まで、私があなたのサポートをしてあげたいの。だから、私とザイガが教師役となって、この世界の事をあなたに教える授業をしてみない? 勿論、あなたさえよければだけど……どうかしら?」
「えっ、マジで!? いいの!? 是非是非、お願いします!」
なんと! 願ってもない話だ! この世界の極意を狐獣人から学べる? 最高すぎるだろうが! まだまだ勉強中のこの世界に関するあれそれを学べるし、邪神の幼馴染みと仲良くなる事で邪神との関係を外堀から埋めて行けるし、大大大好きな狐の獣人女性とお近付きになれるし……。いい事づくめ! 一石二鳥どころの話ではない、それ以上だ! 上手くすれば、邪神がこの世界に馴染もうと努力する俺を見て感動し、俺との結婚に前向きになってくれるのでは……? それって超最高じゃん! 是非とも! このチャンスを!! ものにしなくては!!!
いやー、カーシャは何故か俺に向ける視線が無駄に鋭いし、言葉の端々に隠しきれない棘のようなものを薄ら感じていて正直嫌われてんのかな? そうでないにしても警戒されてる? 少なくとも好意的には見られてなくない? と、勝手に思っていたが、それは全くの杞憂で俺の酷い勘違いだったな! こーんなにも優しく思いやり溢れるカーシャを意地悪だと思い込むなんて、己は割と偏見なんて持たない方だと思っていた傲慢な自認を改めなくてはな!
「さて。そうと来たら、ちょっと提案があるんだけど……。私達は今日、邪神と会談する当代の神の連れとしてここに来てるの。とは言ってもまだ役職にも付いていないし、特に用事もないから会談が終わるのを待っている間適当にブラつくつもりだったけど、ちょうど時間もあるし今から早速授業を行ってしまいましょう。あなたもそれで構わないわよね、ユズル?」
「えっ!? 本当!? 是非是非! お願いします!」
「ふふ、ノリノリね。そう来なくっちゃ! それじゃあ、場所を移しましょうか。流石にここでそのまま授業はできないわ」
「それなら、この居住スペースを真っ直ぐ行ったところに小さい会議室みたいなところがあって、今日ならそこは終日空いてた筈だから、そこ使う?」
「うーん。それもいいけど、折角なら気持ちよく勉強したいわよねぇ……。うーん、そうだ! 表の区画で中庭に面してるバルコニーがあったでしょう? ほら、日差しと雨風を凌げる可動式の庇が、ちゃんと着いてるあそこ。今の時期なら空気も暖かいし、吹き抜ける風も丁度良くて心地いいわ。少し視線を階下に向ければ、綺麗に整えられた中庭も眺められる。そんな過ごしやすい場所で紅茶でも飲みながら授業をするの。ああ、考えただけでワクワクするわ! ねえ、ユズル。あなたもそう思わない?」
「俺はカーシャに教えを乞う立場だし、雰囲気のいい場所で勉強した事ないから、1回経験してみるのもいいかもな……。分かった。じゃあ、中庭のバルコニーで勉強するか」
「俺も一緒に行く。折角なら、教師役は多い方がいいだろう?」
「マジ? 助かるわー。有難う、ザイガ!」
正直バルコニーよりも室内の部屋の方が落ち着いて勉強できないか? と思ったが、勉強する場所の好みは人それぞれだしな。折角俺に協力してくれるって言うんだし、こっちは教えてもらう側なので、向こうが気持ちよく俺に授業できるようそこら辺は忖度した。なんだかんだ俺も、他人に気を使いまくる大和民族の血が流れた日本人なのだ。俺はどうしてもバルコニーじゃ集中できないって訳じゃないし、話しぶりからするにそこまで堅苦しい授業でもなさそうだから、こんくらいならいいだろう。
一応俺は邪神の神子として余程のことがない限り神殿内の設備や施設は好きに使っていいって言われてるし、それは招かれた客であるザイガ達も同じだという。だから、一応誰かに断りを入れておいて、ついでに紅茶セットを出してもらうだけしてからバルコニーに行こうという話になった。なんでも、茶器一式だけ持ってきてもらい紅茶そのものはカーシャが淹れ方を教えてくれるので、それに従い俺が準備するそうだ。やっぱ異世界だから西洋文化寄りで紅茶とか大事なのか? いや、神殿から出たことないから、洋風和風中華風その他どの世界観か、知らんけど。なんにせよ、緊張するー! 気合い入れてこう!
ペチペチと軽く自分の両頬を叩いて覚悟を決める。そうして向かうは神官達に諸々の連絡をする為、神殿の表エリアだ。先頭を歩くのはこの俺。ザイガとカーシャはその後ろだ。これから学ぶ事に対する考え事に夢中で、俺は後ろを振り返らなかった。だから、ザイガ達がどんな表情をしていたのか、小声で何をこっそり話していたのか、そもそも話していた事すら気が付かなかった。それ故この時の俺は、まだ知らなかったのだ。カーシャ達からの親切な提案の裏に隠された、その真意に。
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