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31.ヨシュアは過保護
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「それじゃあ、イーライ。私が居ない間は呉々も無茶な事はしないようにな。戸締りはしっかりして、寝る時は肩まで布団をかけて、毎日3食とおやつもちゃんと食べて、散歩をして日光をたっぷり浴びて、お医者様の言う事はよく聞いて、若しこの間のようにおかしな輩に絡まれたら」
「ヨシュア。話を途中で遮ってしまって申し訳ないが、そろそろ出立しないといけない時間じゃないか?」
「けど、まだ話の途中だ」
「あなたからの注意事項は昨日の晩からずっと聞いてるし、なんなら同じ内容を君が討伐に出る度に繰り返し聞いてる。そして聞く度長くなってるし、このままだと日暮れまで続きそうだ。あなたは他の人と一緒に時間を合わせてる予定もあるんだから、いい所で切りあげる事を覚えないと」
俺がそう言って薄ら微笑むと、ヨシュアはそれはそうだけど、とでも言いたげに不満を見せ軽く唇を尖らせる。やれやれ、討伐の為にヨシュアが俺の傍を離れる時は、いつもこれだ。
ヨシュアは自分が仕事をする為に離れて後に残していく俺の事が心配でならないらしく、別れ際に沢山の注意事項を話してそれでも尚出立を渋るのは、もう毎度の事。余っ程俺の事が心配らしい。今どき産まれたての赤ん坊だってここまでの心配はされないんじゃなかろうか。俺ってそんなに頼りないかなぁ?
確かに長年の無理が祟って体調は崩したが、ヨシュアのお陰で最近はかなり調子がいいし、俺の実力から言えば相手にも寄るが大抵の困難は返り討ちだ。それこそ、できるか否かだけで言えば魔物だろうと素手で殺す事だって可能なのに。俺は性質的には1人の人間という生き物と言うよりは魔力を纏った兵器に近いのだけれど、この心配ぶりを見るにヨシュアがそこら辺を理解している気があまりしない。
ヨシュアから受ける扱いだけ見ていると、俺はハイハイし始めたばかりで目に入るものなんでも口に入れて飲み込もうとする1番目が離せない時期の赤ん坊にでもなった気分になる。少なくとも、護衛という名の見張りに信頼の置ける部下を付けられている現状からして、1人にしておくのは危な過ぎて無理だと思われているのは確かだ。やれやれ、これじゃあ俺が自立する日も、死刑に至る日も、まだ遠いな。
「それじゃあもう本当に行くけど、困ったことがあったらなんでも護衛の人間を頼って、私に緊急の連絡がある時は」
「はいはい。もう、分かったから。そんなに俺を置いてくのが心配なら、チャッチャと討伐に行って魔物を斃して早く帰ってきてくれよな。あなたもその方が直に自分の目で俺の無事を確かめられて安心だろう? ここでちゃんと待ってるからさ。はい、それじゃあそういう事で。行ってらっしゃーい」
結局いつまで経ってもヨシュアの心配は尽きず話が終わりそうにないので、最後は無理矢理切り上げて背中を押して送り出す事となった。ヨシュアは不満げだったが、抵抗はしない。そりゃそうだ。ヨシュアが行き渋れば国は喜んで代打として俺を討伐に駆り出すだろうからな。
ヨシュアがどれだけ気を配って俺を療養させている最中だろうが、関係ない。大事の前の些事とやらを言い訳に、国の俺に対する無茶な命令の全てがまかり通ってしまう。何はともあれチラチラとこちらを振り返りつつも急ぐ従者に無理矢理導かれ、スピーディーに遠のいていくヨシュアの姿を軽く手を振って見送る。角を曲がり完全にその姿が見えなくなってから、俺はようやく手を下ろした。
「フフッ、相変わらずお2人は仲がよろしいんですね」
「え? そう見えます?」
「またまた、惚けちゃって」
そんな軽口と共に、今日の俺の身辺警護を担当をする護衛にクスリと笑われる。いやそんな、照れちゃってー、このこのっ! みたいな反応されましても。これ絶対あれだよな。
ヨシュアと俺の仲を恋仲と勘違いしているやつだ。確かに最初に愛人だなんだと言い出して誤解を招いたのは俺だろうけど、それでも近くで俺達の遣り取りを見てたら違うって分かんない? 俺達全然そんな雰囲気じゃなくない? むしろ保護者と被保護者、飼い主と手のかかるペット、とかに見えねぇ? いや、むしろ介護者と1人じゃ何もできないヨボヨボの老人……?
でも、恋人ってのはあれだろ? 引っ付いててずっとチュッチュチュッチュしてるんだろ、俺は知ってるぜ。恋人が居た事はないけど、流石に婚約者が居るからそこら辺は分かるんだ! いくら世間知らずだらって、知ってることくらい多少はある。
なんにせよそのややあやふやな基準でいくと、とてもじゃないが俺達は恋人関係には当て嵌らないじゃん。確かにほぼ毎日一緒に居るけど引っ付いてはないし、チュッチュチュッチュなんて以ての外。どこにも俺達が好い仲だって勘違いする要素なくない? この護衛君は何を持って俺達が恋人関係だと思ったのだろう。この誤解、これ以上おかしな事になる前に解いた方がいいんじゃ……?
どうしたものかと思ったが下手に慣れていない自分が訂正しようとして拗れても嫌だしな、と考えている間にその護衛が建物の中に入りましょうと言い出して結局機会を逃してしまった。だってさあ、変に追い縋って訂正するのもムキになってるみたいで……ねぇ? ここから蒸し返すのもちょっと変だしと、結局その話題はそのまま流れた。
さて、今日の予定はなんだったか。ヨシュアが不在の間は予定が少し変則的で、あまり俺が外に出ることが多くならないようにスケジュールを組まれる。この間のような事もあったし、きっとヨシュアが心配のあまり俺をなるだけ人目に晒したくないのだろう。余計な奴の目に付いて嫌な噂を流されても困るし、纏わりつかれても嫌だし、とか何とか前に言っていた。やれやれ、本当にあいつは過保護だ。
もっと俺を信用しろ。戦闘能力だけで言ったら、ヨシュアよりも強いんだぞ? と訴えた事もあったが、自己管理の概念すらなく用事を何でもホイホイ受け入れて、挙句体を壊したのは誰だ? と聞き返されてしまって、何も言い返せなかったのは記憶に新しい。己の愚かしさに自覚があるからこそ、それを言われてしまうと俺はろくに反駁ができなくなってしまう。
いっそヨシュアがいない間にどうしようもない問題を起こして護衛の反発を買い、ヨシュアが部下達からあんな奴の世話をするのはもう止めましょう、と訴えられ手を引かざるを得ない状況を作ってやろうか。護衛さえ居なくなれば監視の目も減る。ヨシュアだって四六時中俺にくっついている訳にはいかないだろうし、好き勝手やるチャンスが今より格段に増えるだろう。
……いや、その場合やはりヨシュアの懐が広過ぎるのがネックになる。ヨシュアの事だから、多少の不足は自分の無理で補いそうだ。以前の俺の事を言えないくらいには彼だって働き詰めなのに、負担を増やす事はしたくない。それに、さっきはとてもいい案に思えたが、俺のせいで彼が周囲と仲違いするのも嫌だ。うーむ……。もはや今の俺に満足にできる事と言えば、これからどうしようと頭を抱えて思い悩む事それだけだった。
「ヨシュア。話を途中で遮ってしまって申し訳ないが、そろそろ出立しないといけない時間じゃないか?」
「けど、まだ話の途中だ」
「あなたからの注意事項は昨日の晩からずっと聞いてるし、なんなら同じ内容を君が討伐に出る度に繰り返し聞いてる。そして聞く度長くなってるし、このままだと日暮れまで続きそうだ。あなたは他の人と一緒に時間を合わせてる予定もあるんだから、いい所で切りあげる事を覚えないと」
俺がそう言って薄ら微笑むと、ヨシュアはそれはそうだけど、とでも言いたげに不満を見せ軽く唇を尖らせる。やれやれ、討伐の為にヨシュアが俺の傍を離れる時は、いつもこれだ。
ヨシュアは自分が仕事をする為に離れて後に残していく俺の事が心配でならないらしく、別れ際に沢山の注意事項を話してそれでも尚出立を渋るのは、もう毎度の事。余っ程俺の事が心配らしい。今どき産まれたての赤ん坊だってここまでの心配はされないんじゃなかろうか。俺ってそんなに頼りないかなぁ?
確かに長年の無理が祟って体調は崩したが、ヨシュアのお陰で最近はかなり調子がいいし、俺の実力から言えば相手にも寄るが大抵の困難は返り討ちだ。それこそ、できるか否かだけで言えば魔物だろうと素手で殺す事だって可能なのに。俺は性質的には1人の人間という生き物と言うよりは魔力を纏った兵器に近いのだけれど、この心配ぶりを見るにヨシュアがそこら辺を理解している気があまりしない。
ヨシュアから受ける扱いだけ見ていると、俺はハイハイし始めたばかりで目に入るものなんでも口に入れて飲み込もうとする1番目が離せない時期の赤ん坊にでもなった気分になる。少なくとも、護衛という名の見張りに信頼の置ける部下を付けられている現状からして、1人にしておくのは危な過ぎて無理だと思われているのは確かだ。やれやれ、これじゃあ俺が自立する日も、死刑に至る日も、まだ遠いな。
「それじゃあもう本当に行くけど、困ったことがあったらなんでも護衛の人間を頼って、私に緊急の連絡がある時は」
「はいはい。もう、分かったから。そんなに俺を置いてくのが心配なら、チャッチャと討伐に行って魔物を斃して早く帰ってきてくれよな。あなたもその方が直に自分の目で俺の無事を確かめられて安心だろう? ここでちゃんと待ってるからさ。はい、それじゃあそういう事で。行ってらっしゃーい」
結局いつまで経ってもヨシュアの心配は尽きず話が終わりそうにないので、最後は無理矢理切り上げて背中を押して送り出す事となった。ヨシュアは不満げだったが、抵抗はしない。そりゃそうだ。ヨシュアが行き渋れば国は喜んで代打として俺を討伐に駆り出すだろうからな。
ヨシュアがどれだけ気を配って俺を療養させている最中だろうが、関係ない。大事の前の些事とやらを言い訳に、国の俺に対する無茶な命令の全てがまかり通ってしまう。何はともあれチラチラとこちらを振り返りつつも急ぐ従者に無理矢理導かれ、スピーディーに遠のいていくヨシュアの姿を軽く手を振って見送る。角を曲がり完全にその姿が見えなくなってから、俺はようやく手を下ろした。
「フフッ、相変わらずお2人は仲がよろしいんですね」
「え? そう見えます?」
「またまた、惚けちゃって」
そんな軽口と共に、今日の俺の身辺警護を担当をする護衛にクスリと笑われる。いやそんな、照れちゃってー、このこのっ! みたいな反応されましても。これ絶対あれだよな。
ヨシュアと俺の仲を恋仲と勘違いしているやつだ。確かに最初に愛人だなんだと言い出して誤解を招いたのは俺だろうけど、それでも近くで俺達の遣り取りを見てたら違うって分かんない? 俺達全然そんな雰囲気じゃなくない? むしろ保護者と被保護者、飼い主と手のかかるペット、とかに見えねぇ? いや、むしろ介護者と1人じゃ何もできないヨボヨボの老人……?
でも、恋人ってのはあれだろ? 引っ付いててずっとチュッチュチュッチュしてるんだろ、俺は知ってるぜ。恋人が居た事はないけど、流石に婚約者が居るからそこら辺は分かるんだ! いくら世間知らずだらって、知ってることくらい多少はある。
なんにせよそのややあやふやな基準でいくと、とてもじゃないが俺達は恋人関係には当て嵌らないじゃん。確かにほぼ毎日一緒に居るけど引っ付いてはないし、チュッチュチュッチュなんて以ての外。どこにも俺達が好い仲だって勘違いする要素なくない? この護衛君は何を持って俺達が恋人関係だと思ったのだろう。この誤解、これ以上おかしな事になる前に解いた方がいいんじゃ……?
どうしたものかと思ったが下手に慣れていない自分が訂正しようとして拗れても嫌だしな、と考えている間にその護衛が建物の中に入りましょうと言い出して結局機会を逃してしまった。だってさあ、変に追い縋って訂正するのもムキになってるみたいで……ねぇ? ここから蒸し返すのもちょっと変だしと、結局その話題はそのまま流れた。
さて、今日の予定はなんだったか。ヨシュアが不在の間は予定が少し変則的で、あまり俺が外に出ることが多くならないようにスケジュールを組まれる。この間のような事もあったし、きっとヨシュアが心配のあまり俺をなるだけ人目に晒したくないのだろう。余計な奴の目に付いて嫌な噂を流されても困るし、纏わりつかれても嫌だし、とか何とか前に言っていた。やれやれ、本当にあいつは過保護だ。
もっと俺を信用しろ。戦闘能力だけで言ったら、ヨシュアよりも強いんだぞ? と訴えた事もあったが、自己管理の概念すらなく用事を何でもホイホイ受け入れて、挙句体を壊したのは誰だ? と聞き返されてしまって、何も言い返せなかったのは記憶に新しい。己の愚かしさに自覚があるからこそ、それを言われてしまうと俺はろくに反駁ができなくなってしまう。
いっそヨシュアがいない間にどうしようもない問題を起こして護衛の反発を買い、ヨシュアが部下達からあんな奴の世話をするのはもう止めましょう、と訴えられ手を引かざるを得ない状況を作ってやろうか。護衛さえ居なくなれば監視の目も減る。ヨシュアだって四六時中俺にくっついている訳にはいかないだろうし、好き勝手やるチャンスが今より格段に増えるだろう。
……いや、その場合やはりヨシュアの懐が広過ぎるのがネックになる。ヨシュアの事だから、多少の不足は自分の無理で補いそうだ。以前の俺の事を言えないくらいには彼だって働き詰めなのに、負担を増やす事はしたくない。それに、さっきはとてもいい案に思えたが、俺のせいで彼が周囲と仲違いするのも嫌だ。うーむ……。もはや今の俺に満足にできる事と言えば、これからどうしようと頭を抱えて思い悩む事それだけだった。
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