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59.巻き込みたくない
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やれやれ、何にせよ一応王太子の暴走気味なお馬鹿行動に対して、ある程度ストッパーになってくれていたユディトが居ないのは問題だ。嘘か本当か知らないが、王太子の子を宿しているらしいから大事を取ってこの場に居ないのだろうが、そのせいで阿呆の王太子が手綱を取る人もいないまま野放し状態である。
話もまともに通じない奴の相手をしなければならない事を思うと頭が痛いが、我慢だ我慢。どうにかこの王太子を言いくるめてさっさと俺を死刑にさせればいい。そうすれば、あっという間にこの残念な状況ともおさらばできる。あまり時間をかけ過ぎて死刑よりも先にヨシュアが帰ってきて騒がれても嫌だし、周囲にせっつかれて王太子が俺の身柄を解放せざるを得なくなるのも嫌だ。善は急ぐに限る。子供ができたというのなら向こうだって早く俺を始末したいだろうし、だったら利害が一致しているんだから、話は直ぐ済むだろう。
「何にせよ、お子様がお生まれになるのは喜ばしい事です。お子様御降誕まで憂慮の種である俺を生かしておく訳にもいかないでしょうし、なんなら先々の事を思えばむしろ一刻も早く存在を抹消したいでしょうから、俺の死刑は迅速に行っていただけるのですよね?」
「当たり前だろう! 下手にお前なんかに温情をかけて生かしておいて、妻のユディトやそのお腹の子に何かされたら堪ったもんじゃないからな! それに、忌々しい事にお前の味方となっているベンデマン公爵家を筆頭とした、貴族派連中の動きも騒がしい。表向きお前は行方不明という事になっているのに、失踪した昨日の今日で早速こちらに探りを入れてきて煩わしいったらありゃしない! 一応片っ端から理由をつけて牢に放り込んでいるからここ最近は派手な動きはしなくなったが、油断できないな。また水面下で小賢しい真似をするに決まっている。情報伝達の術は絶っているとは言え、ヨシュア・ベンデマンにまで情報が伝わるのは時間の問題だ。あいつらにこれ以上面倒な動きをされる前に、お前には消えてもらう」
「は? ちょっと待ってください。牢に放り込んでいる、ですって!?」
王太子がサラリとなんでもない事のように言い捨てた台詞に、俺は慌ててその真偽を問い質す。だって、いくらなんでも今のは聞き捨てならないじゃないか!
別に俺は自分の言動が原因で、俺自身にな何か良くない事が起こるのはいいんだ。悪因悪果。何でもかんでも大人の手を借りて世話をされなきゃ生きていけない赤ん坊じゃあるまいし、いい歳ひた大人なら、どんな行動にもそれ相応の結果が伴うのは当然の事。自らの行動が招いた結果と言うやつだ。
同じく、他人の行動が原因で俺が不利益を被るのも構わない。他人になにか擦り付けられたりだとかそういった事は昔っから慣れっこだったし、他人になにかされたからって嫌に思ったり不愉快を覚える程、俺には人間味というものがないからな。何があろうとも、ああそうですか、で終わって後は直ぐ受け入れるフェーズに移行する。
そもそも、これまで他人の為だけに生き続けてきた人生だ。根本的な話として、他人に迷惑をかけられて嫌がるという発想や感性自体が俺の中にない。他人のために動き、他人の尻拭いをするのは、最早俺にとって息するように当たり前の行為なのだ。今更それが嫌だとかどうとか言い出すわけもなかった。
だが、その反対に俺のせいで他人に迷惑をかける……と、なれば話は別だ。あれもこれもできて当然。どんな無理難題も聖魔力に恵まれた者としてこなすのは当たり前。気安く他人を頼ろうとするんじゃない。これくらい1人でできない軟弱者に魔物が斃せると思うな。勘違いするなよ、お前は助けられる側じゃなくて助ける側なんだ。
記憶が続く限り昔から、洗脳でもする気かと聞きたくなるくらい周囲から何度も繰り返しそう言われてきた。いや、実際あれはある意味洗脳だったのかもしれない。なんにせよ、そんな俺にとって迷惑とはかけるものではなくかけられるものである。
最近まともに思考もできない極限状態の時にヨシュアに甘やかされてなあなあになり忘れがちだったが、俺は他人を頼るのがとてもとても苦手だ。幼少からの洗脳じみた教育のせいで他人を頼るという素地が心に根付いていないというのもあるが、それと同時に端的に言ってしまえば他人を頼ってはならないという強迫観念のような考えが精神に巣食っているのである。
少しでも甘えを見せれば酷い折檻ばかり受けてきた。そんな環境で育った俺が、他人に迷惑をかける自分を許容できる訳もない。それは、根が殊勝な人間なので他人の手を煩わせるのが申し訳ない……と思うとかの類ではなく、ただ単に他人の世話になると居心地が悪くて落ち着かない、という勝手な理由でだったが。
まあ何にせよ、そんな思想信条を持っている俺だ。頼んでもいないとは言え、俺の身を案じてその心配を行動で示してくれた事によって、味方をしてくれた誰かが囚われ牢に入れられているなんて……。そんなの、聞いてしまったからには到底耐えられるわけもない。俺の心配をしてくれると言うのなら、きっとヨシュアの近しい人間が多分にその中に含まれている筈なのだから、尚更だ。さっきまではこれから何があっても全て自分の身に返ってくるだけだと高を括ってやや開き直った態度を取っていたが、ともすれば俺のせいで牢に捕らえられた人達も巻き添えになるかもしれないのだと自覚し、俺はゾッと背筋を震わせる。
他人は巻き込みたくない。そんなの絶対に嫌だ。俺がヨシュアを思うように、俺のせいで牢に囚われている人達にも、きっと思い思われる相手が居るのだろう。そんな人間をどんな形であれ損なってしまったら、酷く苦しむ人が出るに決まってる。そんなの許してはならない。何があろうとも絶対に駄目だ。
ヨシュアへの慕わしい暖かな思いを自覚した事によって、俺はこれまで薄っぺらな知覚情報でしかなかった他人が、人格という深みを持った等身大の人間なのだと理解できるようになっていた。同時にその尊さも、かけがえのなさも、嫌という程思い知っている。それを自分なんかのせいで傷つけ誰かを苦しめるなんて、絶対に許容なんてできっこなかった。そう思えば思う程、自覚できる程度に顔から血の気が引いて青褪める。
話もまともに通じない奴の相手をしなければならない事を思うと頭が痛いが、我慢だ我慢。どうにかこの王太子を言いくるめてさっさと俺を死刑にさせればいい。そうすれば、あっという間にこの残念な状況ともおさらばできる。あまり時間をかけ過ぎて死刑よりも先にヨシュアが帰ってきて騒がれても嫌だし、周囲にせっつかれて王太子が俺の身柄を解放せざるを得なくなるのも嫌だ。善は急ぐに限る。子供ができたというのなら向こうだって早く俺を始末したいだろうし、だったら利害が一致しているんだから、話は直ぐ済むだろう。
「何にせよ、お子様がお生まれになるのは喜ばしい事です。お子様御降誕まで憂慮の種である俺を生かしておく訳にもいかないでしょうし、なんなら先々の事を思えばむしろ一刻も早く存在を抹消したいでしょうから、俺の死刑は迅速に行っていただけるのですよね?」
「当たり前だろう! 下手にお前なんかに温情をかけて生かしておいて、妻のユディトやそのお腹の子に何かされたら堪ったもんじゃないからな! それに、忌々しい事にお前の味方となっているベンデマン公爵家を筆頭とした、貴族派連中の動きも騒がしい。表向きお前は行方不明という事になっているのに、失踪した昨日の今日で早速こちらに探りを入れてきて煩わしいったらありゃしない! 一応片っ端から理由をつけて牢に放り込んでいるからここ最近は派手な動きはしなくなったが、油断できないな。また水面下で小賢しい真似をするに決まっている。情報伝達の術は絶っているとは言え、ヨシュア・ベンデマンにまで情報が伝わるのは時間の問題だ。あいつらにこれ以上面倒な動きをされる前に、お前には消えてもらう」
「は? ちょっと待ってください。牢に放り込んでいる、ですって!?」
王太子がサラリとなんでもない事のように言い捨てた台詞に、俺は慌ててその真偽を問い質す。だって、いくらなんでも今のは聞き捨てならないじゃないか!
別に俺は自分の言動が原因で、俺自身にな何か良くない事が起こるのはいいんだ。悪因悪果。何でもかんでも大人の手を借りて世話をされなきゃ生きていけない赤ん坊じゃあるまいし、いい歳ひた大人なら、どんな行動にもそれ相応の結果が伴うのは当然の事。自らの行動が招いた結果と言うやつだ。
同じく、他人の行動が原因で俺が不利益を被るのも構わない。他人になにか擦り付けられたりだとかそういった事は昔っから慣れっこだったし、他人になにかされたからって嫌に思ったり不愉快を覚える程、俺には人間味というものがないからな。何があろうとも、ああそうですか、で終わって後は直ぐ受け入れるフェーズに移行する。
そもそも、これまで他人の為だけに生き続けてきた人生だ。根本的な話として、他人に迷惑をかけられて嫌がるという発想や感性自体が俺の中にない。他人のために動き、他人の尻拭いをするのは、最早俺にとって息するように当たり前の行為なのだ。今更それが嫌だとかどうとか言い出すわけもなかった。
だが、その反対に俺のせいで他人に迷惑をかける……と、なれば話は別だ。あれもこれもできて当然。どんな無理難題も聖魔力に恵まれた者としてこなすのは当たり前。気安く他人を頼ろうとするんじゃない。これくらい1人でできない軟弱者に魔物が斃せると思うな。勘違いするなよ、お前は助けられる側じゃなくて助ける側なんだ。
記憶が続く限り昔から、洗脳でもする気かと聞きたくなるくらい周囲から何度も繰り返しそう言われてきた。いや、実際あれはある意味洗脳だったのかもしれない。なんにせよ、そんな俺にとって迷惑とはかけるものではなくかけられるものである。
最近まともに思考もできない極限状態の時にヨシュアに甘やかされてなあなあになり忘れがちだったが、俺は他人を頼るのがとてもとても苦手だ。幼少からの洗脳じみた教育のせいで他人を頼るという素地が心に根付いていないというのもあるが、それと同時に端的に言ってしまえば他人を頼ってはならないという強迫観念のような考えが精神に巣食っているのである。
少しでも甘えを見せれば酷い折檻ばかり受けてきた。そんな環境で育った俺が、他人に迷惑をかける自分を許容できる訳もない。それは、根が殊勝な人間なので他人の手を煩わせるのが申し訳ない……と思うとかの類ではなく、ただ単に他人の世話になると居心地が悪くて落ち着かない、という勝手な理由でだったが。
まあ何にせよ、そんな思想信条を持っている俺だ。頼んでもいないとは言え、俺の身を案じてその心配を行動で示してくれた事によって、味方をしてくれた誰かが囚われ牢に入れられているなんて……。そんなの、聞いてしまったからには到底耐えられるわけもない。俺の心配をしてくれると言うのなら、きっとヨシュアの近しい人間が多分にその中に含まれている筈なのだから、尚更だ。さっきまではこれから何があっても全て自分の身に返ってくるだけだと高を括ってやや開き直った態度を取っていたが、ともすれば俺のせいで牢に捕らえられた人達も巻き添えになるかもしれないのだと自覚し、俺はゾッと背筋を震わせる。
他人は巻き込みたくない。そんなの絶対に嫌だ。俺がヨシュアを思うように、俺のせいで牢に囚われている人達にも、きっと思い思われる相手が居るのだろう。そんな人間をどんな形であれ損なってしまったら、酷く苦しむ人が出るに決まってる。そんなの許してはならない。何があろうとも絶対に駄目だ。
ヨシュアへの慕わしい暖かな思いを自覚した事によって、俺はこれまで薄っぺらな知覚情報でしかなかった他人が、人格という深みを持った等身大の人間なのだと理解できるようになっていた。同時にその尊さも、かけがえのなさも、嫌という程思い知っている。それを自分なんかのせいで傷つけ誰かを苦しめるなんて、絶対に許容なんてできっこなかった。そう思えば思う程、自覚できる程度に顔から血の気が引いて青褪める。
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