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74.自覚した気持ち
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「……で、結局どういうカラクリなんだ? 気がついたら周囲の人間が死んでて、ヨシュアは確かに死んだのに生きてて、今はこうして元気にピンピンしてる。あなたは全部分かってるんでしょう? ちゃんと教えてくれ」
「うーん……。でも、知らなくても特に支障はないし……」
「俺はこれから先もずっと、ヨシュアと一緒に居たいんだ。若しまた何かの拍子にあんな事があって、今回王太子達を死なせたように今度はヨシュアの事を死なせてしまう様な事になったら……。そんなの耐えられない。ヨシュアを殺すくらいなら、俺はあなたの前から姿を消して二度と会わない覚悟だ」
「えっ!? そんなの嫌だ! 君が私を殺すなんて、絶対にその心配はないから、どこにも行かないでくれ!」
「俺があなたから離れるのを嫌だと思うのなら尚更、俺があなたの側に居ても大丈夫なんだと判断できる理由を教えてくれなくちゃ」
ね、ヨシュア? と真顔で圧をかけてみるが、同時にヨシュアと離れたくなくて手を繋ぎ寄り添ったまま下から見上げて言ってるんだから、どこまで効果があるか。現状かなり子供っぽい仕草だという感じが否めない。
事実、俺にそうされたヨシュアは何故か少し顔を赤くしてこちらを見返している。くっつき過ぎて暑かったのか? 気を利かせて離れようとしたら、あべこべにやんわりと肩を抱き寄せられた。いや、まあ、あなたが嫌じゃないんならいいんだが……。できたら、その動作は色々勘違いしそうになるからできれば止めて欲しい。
いや、嬉しいは嬉しいよ? だって俺、ヨシュアへの気持ち自覚したし。俺は彼を愛している。勿論、そういう意味で……わ、でも、だからこそじゃん。向こうからの並々ならぬ好意だって感じてるが、あくまでもそれは親愛の情ってやつだろ? いくら俺が人の心の機微に疎いからって、そこら辺の勘違いをする程じゃない。それくらい分かってる。
だからこそ、ヨシュアだってお友達として仲良くしてた相手にホの字な態度取られたら困るでしょ? だからそういう事は止めてね? ってな感じな訳。
「は、話すのは……でも……中には君が聞きたくない事も含まれてるだろうし……」
「それでも知りたい。魔物にだって立ち向かえる俺だぜ? どんなに辛い事実だって受け止めてみせる」
「魔物に立ち向かったのは、強制されたからで自分の意思ではなかっただろう? これからは大変な事や面倒な事からはいくらだって逃げていいんだ。何があろうとも、私が君を守るからね」
「もう、ヨシュアは俺を甘やかし過ぎだ! 俺は別に知る事から逃げたくはないし、むしろ積極的に知りたいくらいだね! 言ったろ、ヨシュアと一緒に居たいんだって。自分があなたの隣に立つに相応しく、安全な存在だと確定的に判断できる人間でいたいって思うのは、我儘な事なのか?」
「うー……。分かった、分かったよ。私の負けだ。全部話すよ。ただ、これだけは約束して。若し真実を聞いて、それで若し万が一君が私から離れたいと思ったら……その時は、変に忖度しないで君が自分のしたいようにして欲しい。いいね?」
ヨシュアのこの言葉に、俺はコクリと頷き返す。ヨシュアはそんな俺の様子を神妙な表情で見詰めていたが、やがてフッと口元の力を抜いて眉を下げ、少し悲しそうな表情で笑った。そのまま俺の頭を撫でて、手櫛で柔らかく髪の毛を梳いてくれる。その感触が心地よくて俺がウットリと頭を擦り寄せれば、ヨシュアは俺の髪に柔らかく指を通しながら、ポツリポツリと静かに語り始めた。
「先ず……君の受傷した火傷だが、あれはジェレマイアの奴に嵌められた魔道具が原因だ。君が魔道具を無理矢理破壊しようとして大量に魔力を流した時に、魔道具の方がその力に抵抗しようとして熱を持ち、その熱が結果的に君の体を焼いたんだ。最終的に魔道具の方が耐えきれずに壊れたが、王太子が命じて用意させたにしては無駄に上等なものだったせいで、そこに至るまでに時間がかかり、長時間高温で焼かれてイーライの体にあんなに酷い傷が着いてしまった」
それに関しては俺の方でも予想を立てて薄々察していたが、全部その通りだ。ヨシュアを助けようとしてその為に邪魔な魔道具を壊そうと、最初は意識的に無理矢理大量の魔力を流す事をやっていたし。魔力の枯渇にも説明が着く。魔道具を壊した決定的瞬間の辺りは多分、ヨシュアの生死に気が取られてて記憶がない。無我夢中で、気がついた時には魔道具は全部壊れていた。
きっと後にも先にも、自分の腕がまっ黒焦げになっても気が付かない程錯乱するのはあの1回切りだろう。元々俺は痛みに鈍いが、だからって肉が炭化して神経が死に感覚が喪失するまで腕が焼け焦げたら、流石にいつもの状態ならそこに至るまでのどこかで気がつく。そんなにも錯乱してしまうまでに、あの時の俺はヨシュアの事が心配だったんだ。
そこまで考えて、記憶が喚起されヨシュアの呼吸が止まり体温がどんどん下がっていくあの恐怖を思い出し、ついついブルリと身体を震わせる。思わずヨシュアに体を寄せれば心得た様に抱き寄せられたので、遠慮なくその心遣いに甘えさせてもらった。一時は骨まで焦げたと言われる程に酷かった全身の火傷跡だが、回復魔法が得意な聖魔力をふんだんに持った体質と、週の手厚いサポートや治療の甲斐あって今では少し肌の表面に引き攣れが残っているくらいだ。
医者からはそのうちこの引き攣れも消えてなくなって、どこが焼けたかも分からなくなると言われている。俺は別に自分は男なんだし、これまでの戦場暮らしで着いた夥しい量の古傷があるんだから、動けば十分で痕は残っていても構わないと言ったのだが……。ヨシュアがそれを許さなかった。彼は自分が嫌だから、と言って結局あれこれ手を尽くし今回の火傷だけでなく他の古傷も纏めて、俺の体から傷痕消す計画を立ている。
こんな事をしても君のこれまでの苦しみが無くなる訳じゃないけど……それでも、少しでも君が辛い過去を思い出すきっかけを減らしたいんだ。ヨシュアはそう言っていた。今更傷を見てもいつ着いたものなのか、どう着いたものなのかを思い出して悲しむような人間じゃないと本人である俺が主張しても頑として譲らない。まあ、そこまでヨシュアが俺を気にしてくれるのは嬉しいし、傷1つない自分の体を見たら逆にヨシュアが俺の事を思って沢山の古傷を消してくれた事を思い出して幸せな気持ちになれそうだから、最後には俺も受けいれたけども。
本当に、ヨシュアは俺以上に俺の事を思いやってくれる。彼はとても優しい人だ。彼の思い遣りはこれまで殺伐とした世界で生きてきた俺にとって時に困惑するようなものもあったが、それでもその根幹にある彼の暖かな心遣いを感じると、俺はとても幸せな気持ちになれる。ヨシュアへの気持ちを自覚して以降、以前はちゃんと理解できていなかったその幸せを俺は確りと感じられるようになって、ここの所胸が甘く疼いてばかりだった。
「うーん……。でも、知らなくても特に支障はないし……」
「俺はこれから先もずっと、ヨシュアと一緒に居たいんだ。若しまた何かの拍子にあんな事があって、今回王太子達を死なせたように今度はヨシュアの事を死なせてしまう様な事になったら……。そんなの耐えられない。ヨシュアを殺すくらいなら、俺はあなたの前から姿を消して二度と会わない覚悟だ」
「えっ!? そんなの嫌だ! 君が私を殺すなんて、絶対にその心配はないから、どこにも行かないでくれ!」
「俺があなたから離れるのを嫌だと思うのなら尚更、俺があなたの側に居ても大丈夫なんだと判断できる理由を教えてくれなくちゃ」
ね、ヨシュア? と真顔で圧をかけてみるが、同時にヨシュアと離れたくなくて手を繋ぎ寄り添ったまま下から見上げて言ってるんだから、どこまで効果があるか。現状かなり子供っぽい仕草だという感じが否めない。
事実、俺にそうされたヨシュアは何故か少し顔を赤くしてこちらを見返している。くっつき過ぎて暑かったのか? 気を利かせて離れようとしたら、あべこべにやんわりと肩を抱き寄せられた。いや、まあ、あなたが嫌じゃないんならいいんだが……。できたら、その動作は色々勘違いしそうになるからできれば止めて欲しい。
いや、嬉しいは嬉しいよ? だって俺、ヨシュアへの気持ち自覚したし。俺は彼を愛している。勿論、そういう意味で……わ、でも、だからこそじゃん。向こうからの並々ならぬ好意だって感じてるが、あくまでもそれは親愛の情ってやつだろ? いくら俺が人の心の機微に疎いからって、そこら辺の勘違いをする程じゃない。それくらい分かってる。
だからこそ、ヨシュアだってお友達として仲良くしてた相手にホの字な態度取られたら困るでしょ? だからそういう事は止めてね? ってな感じな訳。
「は、話すのは……でも……中には君が聞きたくない事も含まれてるだろうし……」
「それでも知りたい。魔物にだって立ち向かえる俺だぜ? どんなに辛い事実だって受け止めてみせる」
「魔物に立ち向かったのは、強制されたからで自分の意思ではなかっただろう? これからは大変な事や面倒な事からはいくらだって逃げていいんだ。何があろうとも、私が君を守るからね」
「もう、ヨシュアは俺を甘やかし過ぎだ! 俺は別に知る事から逃げたくはないし、むしろ積極的に知りたいくらいだね! 言ったろ、ヨシュアと一緒に居たいんだって。自分があなたの隣に立つに相応しく、安全な存在だと確定的に判断できる人間でいたいって思うのは、我儘な事なのか?」
「うー……。分かった、分かったよ。私の負けだ。全部話すよ。ただ、これだけは約束して。若し真実を聞いて、それで若し万が一君が私から離れたいと思ったら……その時は、変に忖度しないで君が自分のしたいようにして欲しい。いいね?」
ヨシュアのこの言葉に、俺はコクリと頷き返す。ヨシュアはそんな俺の様子を神妙な表情で見詰めていたが、やがてフッと口元の力を抜いて眉を下げ、少し悲しそうな表情で笑った。そのまま俺の頭を撫でて、手櫛で柔らかく髪の毛を梳いてくれる。その感触が心地よくて俺がウットリと頭を擦り寄せれば、ヨシュアは俺の髪に柔らかく指を通しながら、ポツリポツリと静かに語り始めた。
「先ず……君の受傷した火傷だが、あれはジェレマイアの奴に嵌められた魔道具が原因だ。君が魔道具を無理矢理破壊しようとして大量に魔力を流した時に、魔道具の方がその力に抵抗しようとして熱を持ち、その熱が結果的に君の体を焼いたんだ。最終的に魔道具の方が耐えきれずに壊れたが、王太子が命じて用意させたにしては無駄に上等なものだったせいで、そこに至るまでに時間がかかり、長時間高温で焼かれてイーライの体にあんなに酷い傷が着いてしまった」
それに関しては俺の方でも予想を立てて薄々察していたが、全部その通りだ。ヨシュアを助けようとしてその為に邪魔な魔道具を壊そうと、最初は意識的に無理矢理大量の魔力を流す事をやっていたし。魔力の枯渇にも説明が着く。魔道具を壊した決定的瞬間の辺りは多分、ヨシュアの生死に気が取られてて記憶がない。無我夢中で、気がついた時には魔道具は全部壊れていた。
きっと後にも先にも、自分の腕がまっ黒焦げになっても気が付かない程錯乱するのはあの1回切りだろう。元々俺は痛みに鈍いが、だからって肉が炭化して神経が死に感覚が喪失するまで腕が焼け焦げたら、流石にいつもの状態ならそこに至るまでのどこかで気がつく。そんなにも錯乱してしまうまでに、あの時の俺はヨシュアの事が心配だったんだ。
そこまで考えて、記憶が喚起されヨシュアの呼吸が止まり体温がどんどん下がっていくあの恐怖を思い出し、ついついブルリと身体を震わせる。思わずヨシュアに体を寄せれば心得た様に抱き寄せられたので、遠慮なくその心遣いに甘えさせてもらった。一時は骨まで焦げたと言われる程に酷かった全身の火傷跡だが、回復魔法が得意な聖魔力をふんだんに持った体質と、週の手厚いサポートや治療の甲斐あって今では少し肌の表面に引き攣れが残っているくらいだ。
医者からはそのうちこの引き攣れも消えてなくなって、どこが焼けたかも分からなくなると言われている。俺は別に自分は男なんだし、これまでの戦場暮らしで着いた夥しい量の古傷があるんだから、動けば十分で痕は残っていても構わないと言ったのだが……。ヨシュアがそれを許さなかった。彼は自分が嫌だから、と言って結局あれこれ手を尽くし今回の火傷だけでなく他の古傷も纏めて、俺の体から傷痕消す計画を立ている。
こんな事をしても君のこれまでの苦しみが無くなる訳じゃないけど……それでも、少しでも君が辛い過去を思い出すきっかけを減らしたいんだ。ヨシュアはそう言っていた。今更傷を見てもいつ着いたものなのか、どう着いたものなのかを思い出して悲しむような人間じゃないと本人である俺が主張しても頑として譲らない。まあ、そこまでヨシュアが俺を気にしてくれるのは嬉しいし、傷1つない自分の体を見たら逆にヨシュアが俺の事を思って沢山の古傷を消してくれた事を思い出して幸せな気持ちになれそうだから、最後には俺も受けいれたけども。
本当に、ヨシュアは俺以上に俺の事を思いやってくれる。彼はとても優しい人だ。彼の思い遣りはこれまで殺伐とした世界で生きてきた俺にとって時に困惑するようなものもあったが、それでもその根幹にある彼の暖かな心遣いを感じると、俺はとても幸せな気持ちになれる。ヨシュアへの気持ちを自覚して以降、以前はちゃんと理解できていなかったその幸せを俺は確りと感じられるようになって、ここの所胸が甘く疼いてばかりだった。
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