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3 高まる緊張感
喚起
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担任が閉じ込めの犯人だとすれば、間違いなく担任も校内にいることになる。ここで、ふと自分はあることに気付いた。それはある意味常識的な話ではあるが、あまりにも非現実的であったため容易に想像できなかった。いや、この場合非現実的というよりかは自らの想像とは反するようなことであった。と、同時に自分の腕から汗が出た。きっと、冷や汗なのだろう。
「これってさ・・・・・・」
自分の豹変した様子に外山も少し戸惑っていた。
「ど、どうしたんだ?」
「担任が閉じ込めているとしたら、担任も校内にいるってことだよな?」
「あ、ああ。だから、担任の姿が見えないのがおかしいってことだろ」
「これさ、犯人まで閉じ込められている状態ってことは、犯人は自分たちに何か危害を加えるかもしれないってことだよな?」
「それはさすがに話が飛躍しすぎてないか?」
外山は嘲笑した。だが、彼がただ強がっているようにも見えた。
「まあ、考えすぎならそれはそれでいいんだけど。ただ、犯人自身でさえわざわざ閉じ込められるという行動をしていると考えると、犯人の狙い・・・・・・」
自分はもっと喋ろうと思ったが、言葉が詰まってしまった。人の思考を読むと、この閉じ込めはただの悪戯ごときではないと思う。起こりえる最悪のケース。そんなものが脳裏をよぎり、思わず言葉が詰まった。ただ、その謎の必死感は外山には伝わった。
外山はすぐに、みんなに指示を出した。
「おい、みんな。聞いてくれ。閉じ込めの犯人がいつどこに潜んでいるかも分からないし、俺たちに危害を加えないとも限らない。だから、基本は教室にずっといること。そして、トイレとかで教室から離れるときは、二人以上で必ず行動してくれ。あと、三十分おきに俺と飯村で校門見に行くから、その間玉井はちゃんと教室温めてくれ。よろしくな」
自分はうなずいた。命令されている感じはするが、別に自分はリーダーシップがあるわけではないし、外山が指示をちゃんと出してくれるため、特に命令されているということに関する嫌悪感はなかった。
この外山の忠告が果たして吉と出るか凶と出るか。注意喚起をする分には、当然しておいたほうがいいのだが、かえって不安を煽る結果になりかねない。
実際、能勢さんは教室の隅のほうで寂しそうに立っていた。ぼーっと立っているだけの能勢さんの姿を見ると、自分としても心が非常に辛くなる。自分がどうにかできないかと一瞬考えたが、結局犯人による閉じ込めならば、私たちの行動というのは犯人依存になる。現状何も手がかりがない中でどうしようもないと自分は諦めかけた。
「これってさ・・・・・・」
自分の豹変した様子に外山も少し戸惑っていた。
「ど、どうしたんだ?」
「担任が閉じ込めているとしたら、担任も校内にいるってことだよな?」
「あ、ああ。だから、担任の姿が見えないのがおかしいってことだろ」
「これさ、犯人まで閉じ込められている状態ってことは、犯人は自分たちに何か危害を加えるかもしれないってことだよな?」
「それはさすがに話が飛躍しすぎてないか?」
外山は嘲笑した。だが、彼がただ強がっているようにも見えた。
「まあ、考えすぎならそれはそれでいいんだけど。ただ、犯人自身でさえわざわざ閉じ込められるという行動をしていると考えると、犯人の狙い・・・・・・」
自分はもっと喋ろうと思ったが、言葉が詰まってしまった。人の思考を読むと、この閉じ込めはただの悪戯ごときではないと思う。起こりえる最悪のケース。そんなものが脳裏をよぎり、思わず言葉が詰まった。ただ、その謎の必死感は外山には伝わった。
外山はすぐに、みんなに指示を出した。
「おい、みんな。聞いてくれ。閉じ込めの犯人がいつどこに潜んでいるかも分からないし、俺たちに危害を加えないとも限らない。だから、基本は教室にずっといること。そして、トイレとかで教室から離れるときは、二人以上で必ず行動してくれ。あと、三十分おきに俺と飯村で校門見に行くから、その間玉井はちゃんと教室温めてくれ。よろしくな」
自分はうなずいた。命令されている感じはするが、別に自分はリーダーシップがあるわけではないし、外山が指示をちゃんと出してくれるため、特に命令されているということに関する嫌悪感はなかった。
この外山の忠告が果たして吉と出るか凶と出るか。注意喚起をする分には、当然しておいたほうがいいのだが、かえって不安を煽る結果になりかねない。
実際、能勢さんは教室の隅のほうで寂しそうに立っていた。ぼーっと立っているだけの能勢さんの姿を見ると、自分としても心が非常に辛くなる。自分がどうにかできないかと一瞬考えたが、結局犯人による閉じ込めならば、私たちの行動というのは犯人依存になる。現状何も手がかりがない中でどうしようもないと自分は諦めかけた。
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