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序章:鬼虐人尊国家 日の国
伍話:頸切り落とされる
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1
頸を飛ばされるというのはどんな感じたなのだろうか。
痛いのだろうか。それとも痛くないのだろうか。
流石に頸を斬られたことがないので私には解らない。
頸が斬られると血圧で結構な距離を頸が飛ぶ。
それを何度も私は見てきた。
同族の頸が落とされる時。
人間の罪人の頸が切り落とされた時。
私がまだ幼ない時、死体の片付けの仕事を与えられたことがある。
鬼に死体の処理される人間なんてのは、身寄りのない人間だったり、罪人だったり、疫病で死んだ人間だったり。または鬼の死体も片付けたことがある。
その殆どは私達のエサになるのだか、例外は健康的な人間の死体である。
稀に身寄りのない若い人間が事故や自殺で死ぬことがある。
そんな健康な人間の内蔵は取り出し、その内蔵を粉々にしてから、天日干しをする。
人間が言うには干した内蔵は人間の薬になるらしい。
鬼にとったら人間そのものが、ありがたい食料で、人間の血液さえあれば病気にはかからないから、薬といったものが私には解らなかった。
同物同治と言うらしい。
肝臓が悪いなら、肝臓を食べれば治り。
胃の調子が悪ければ、胃を食べれば良くなるというもの。
それに効果があるのかどうかは解らないが、薬を作れと言われれば作るしかない。
私は手の指についた臭い血を舐める。
それだけが、唯一の楽しみだったのだ。
話が大きく脱線したが、その死体処理の仕事をしている時、一緒に働いていた、年老いたしわくちゃな男の人間がいた。
その男も身寄りがなく、ただ独りで死を待つのみ。
寝小便が酷くなり、ボケが始まっていた。
その老人も死ねばそこで私達、鬼のエサになると思っていたが、ある日突然姿を消してしまった。
その老人と一緒に死体処理をしていた時のこと。
「頸を切り落としてもの。すぐには死ねんよ。数秒は意識がある。」
話によれば昔、斬首刑の後片付けをしていた頃、とある罪人の男がこう言ったらしい。
俺は頸を落とされて、意識がある間は瞬きし続ける。と
結果その罪人は頸を落とされても20秒の間瞬きをし続けたのだと言う。
それは本当なのだろうか。
もしそうなら、自分の頸の無い身体を見るハメになるのだろうか。
斬首は楽な死に方だろうと、思っていたから、その老人のせいで死ぬのがとても怖くなってしまった。
2
場面は今現在。
頸が血を出しながら宙をまった。
私の頸ではない。私の頸を斬ろうとしていた処刑人の頸がとんだのだ。
すごい音がしたので目を開けると、目の前に大きな斧が処刑台に深々と刺さっている。
少し遅れて男の頸と男こ身体が処刑台に落ちてくる。
私はその処刑人の血の雨で濡れてしまう。
私は声も出ず、目の前のことを理解しようとした。
「辺りを見張れ!!」
侍の一人がそう怒鳴る。
私はその斧が飛んできた方向に視界を向ける。
瓦で出来た屋根の上に、あの人間が居た。
全身を黒い異国の鎧で身を包んだあの人間が。
「あう・・・」
涙が溢れてきた。どうして来たんだ来てしまったんだ。
3
「■■■ー■■■~」
獣の唸り声が静かに夜に響く。
今度は処刑を見に来た人間は悲鳴をあげない。
それどころか人間達は笑みを浮かべる。
待っていたのだ。
今度は侍達がいる。あの男が強いと言ってもこの戦力差で勝てる筈もない。
大量の矢が屋根全体に降る。
アスラは避けることはせず、突っ立ったまま、その矢を受ける。
キンッ!と言った瓦の割れることがするが、
アスラの鎧は傷一つついていない。
そしていつの間にかアスラの手には一本の矢を持っている。
そしてアスラは矢を持った腕を頭の横に持ってきては、
ヒュン!
風をきる音と共に弓兵のひとりの腹に矢が突き刺さる。
「ぐああっ!!」
矢はあういう使い方するではない。槍ならまだしも。
「怯むな来るぞ!」
ひとりの隊長格の侍が叫ぶ。
その通りアスラは股を広げたまま腰を降ろす。手をそのまま瓦に付けた姿勢をとる。
この姿勢は見たことがある。どの街でも村でも毎日子供たちから、大人までやっている。
相撲の開始前の姿勢だ。
「■□‼‼」
瞬間、アスラがいた屋根の瓦は弾け飛び、アスラは弓兵のいる高台まで飛び移る。
そして弓兵のひとりをづつき、
ひとりを殴り飛ばし
ひとりを高台から投げとばし
ひとりを斬りつけ
ひとりを蹴りあげ
ひとりを持ち上げ
ひとりにぶつけた
そして最後のひとりは逃げていった。
「■■■■■■」
アスラは高台から今度は広い屋根のうなぎの寝床の様な建物に乗り移る。
「そこまでだよお前」
その屋根にはもう1人長い髪の侍が刀を構えて待っていた。
「よくもまぁ。ここまでふざけた真似をしてくれたものだね。不愉快だよ本当に」
「■■■■■ー■■□、」
「人の言葉が通じんとな。そこの鬼の娘と共に今日この場でお前も殺してくれる。」
月光で2人の影をつくる。
私も他の侍も処刑を見に来た人間達もその場でその2人の姿を見る。
「わたしは名家の侍の跡取りだ。武士の礼儀に乗っ取りこちらだけでも名乗らせて貰う。」
「柳生重想満常」
すると黒い鎧の獣はそれに対して
「■す■く■いもあーーーー。」
「アスラ・クレイモア。推参」
その瞬間2人が脚を存分に使って、前に出る。
夜の冷たい空気を金属音が響き渡る。
あほがき
(初めてルビを使ってみました。失敗しててもドラえもんの温かい目で見守って下さい。)
頸を飛ばされるというのはどんな感じたなのだろうか。
痛いのだろうか。それとも痛くないのだろうか。
流石に頸を斬られたことがないので私には解らない。
頸が斬られると血圧で結構な距離を頸が飛ぶ。
それを何度も私は見てきた。
同族の頸が落とされる時。
人間の罪人の頸が切り落とされた時。
私がまだ幼ない時、死体の片付けの仕事を与えられたことがある。
鬼に死体の処理される人間なんてのは、身寄りのない人間だったり、罪人だったり、疫病で死んだ人間だったり。または鬼の死体も片付けたことがある。
その殆どは私達のエサになるのだか、例外は健康的な人間の死体である。
稀に身寄りのない若い人間が事故や自殺で死ぬことがある。
そんな健康な人間の内蔵は取り出し、その内蔵を粉々にしてから、天日干しをする。
人間が言うには干した内蔵は人間の薬になるらしい。
鬼にとったら人間そのものが、ありがたい食料で、人間の血液さえあれば病気にはかからないから、薬といったものが私には解らなかった。
同物同治と言うらしい。
肝臓が悪いなら、肝臓を食べれば治り。
胃の調子が悪ければ、胃を食べれば良くなるというもの。
それに効果があるのかどうかは解らないが、薬を作れと言われれば作るしかない。
私は手の指についた臭い血を舐める。
それだけが、唯一の楽しみだったのだ。
話が大きく脱線したが、その死体処理の仕事をしている時、一緒に働いていた、年老いたしわくちゃな男の人間がいた。
その男も身寄りがなく、ただ独りで死を待つのみ。
寝小便が酷くなり、ボケが始まっていた。
その老人も死ねばそこで私達、鬼のエサになると思っていたが、ある日突然姿を消してしまった。
その老人と一緒に死体処理をしていた時のこと。
「頸を切り落としてもの。すぐには死ねんよ。数秒は意識がある。」
話によれば昔、斬首刑の後片付けをしていた頃、とある罪人の男がこう言ったらしい。
俺は頸を落とされて、意識がある間は瞬きし続ける。と
結果その罪人は頸を落とされても20秒の間瞬きをし続けたのだと言う。
それは本当なのだろうか。
もしそうなら、自分の頸の無い身体を見るハメになるのだろうか。
斬首は楽な死に方だろうと、思っていたから、その老人のせいで死ぬのがとても怖くなってしまった。
2
場面は今現在。
頸が血を出しながら宙をまった。
私の頸ではない。私の頸を斬ろうとしていた処刑人の頸がとんだのだ。
すごい音がしたので目を開けると、目の前に大きな斧が処刑台に深々と刺さっている。
少し遅れて男の頸と男こ身体が処刑台に落ちてくる。
私はその処刑人の血の雨で濡れてしまう。
私は声も出ず、目の前のことを理解しようとした。
「辺りを見張れ!!」
侍の一人がそう怒鳴る。
私はその斧が飛んできた方向に視界を向ける。
瓦で出来た屋根の上に、あの人間が居た。
全身を黒い異国の鎧で身を包んだあの人間が。
「あう・・・」
涙が溢れてきた。どうして来たんだ来てしまったんだ。
3
「■■■ー■■■~」
獣の唸り声が静かに夜に響く。
今度は処刑を見に来た人間は悲鳴をあげない。
それどころか人間達は笑みを浮かべる。
待っていたのだ。
今度は侍達がいる。あの男が強いと言ってもこの戦力差で勝てる筈もない。
大量の矢が屋根全体に降る。
アスラは避けることはせず、突っ立ったまま、その矢を受ける。
キンッ!と言った瓦の割れることがするが、
アスラの鎧は傷一つついていない。
そしていつの間にかアスラの手には一本の矢を持っている。
そしてアスラは矢を持った腕を頭の横に持ってきては、
ヒュン!
風をきる音と共に弓兵のひとりの腹に矢が突き刺さる。
「ぐああっ!!」
矢はあういう使い方するではない。槍ならまだしも。
「怯むな来るぞ!」
ひとりの隊長格の侍が叫ぶ。
その通りアスラは股を広げたまま腰を降ろす。手をそのまま瓦に付けた姿勢をとる。
この姿勢は見たことがある。どの街でも村でも毎日子供たちから、大人までやっている。
相撲の開始前の姿勢だ。
「■□‼‼」
瞬間、アスラがいた屋根の瓦は弾け飛び、アスラは弓兵のいる高台まで飛び移る。
そして弓兵のひとりをづつき、
ひとりを殴り飛ばし
ひとりを高台から投げとばし
ひとりを斬りつけ
ひとりを蹴りあげ
ひとりを持ち上げ
ひとりにぶつけた
そして最後のひとりは逃げていった。
「■■■■■■」
アスラは高台から今度は広い屋根のうなぎの寝床の様な建物に乗り移る。
「そこまでだよお前」
その屋根にはもう1人長い髪の侍が刀を構えて待っていた。
「よくもまぁ。ここまでふざけた真似をしてくれたものだね。不愉快だよ本当に」
「■■■■■ー■■□、」
「人の言葉が通じんとな。そこの鬼の娘と共に今日この場でお前も殺してくれる。」
月光で2人の影をつくる。
私も他の侍も処刑を見に来た人間達もその場でその2人の姿を見る。
「わたしは名家の侍の跡取りだ。武士の礼儀に乗っ取りこちらだけでも名乗らせて貰う。」
「柳生重想満常」
すると黒い鎧の獣はそれに対して
「■す■く■いもあーーーー。」
「アスラ・クレイモア。推参」
その瞬間2人が脚を存分に使って、前に出る。
夜の冷たい空気を金属音が響き渡る。
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