くろいぞうさんとモジャモジャのしま

ぞっぴー

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くろいぞうさんしまへいく

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あるひ、
くろいぞうさんが
うみべにすわっていました。

「なんだか…たいくつだなぁ」
ぞうさんは、ながいはなをぶらぶらさせながら、
とおくのしまをみつめました。

そこには、もじゃもじゃしたなぞのしまがぽっかりとうかんでいました。

「いってみようかな」
ぞうさんは、どっしん!どっしん!と
うみをおよぎはじめました。

――ぷかぷか ぷかぷか。

しまにつくと、
あたりはふしぎなけむりとにおいで
いっぱいです。

「もじゃもじゃだらけだ!」

そこは、あたまからあしのさきまで
もじゃもじゃのけがはえた
どうぶつたちのしまだったのです!

もじゃくま、もじゃとり、もじゃねこ……
みんなふわふわ、もこもこ、くすぐったい!

でも、ぞうさんのからだは
つるんとしていて、くろくておおきい。

「へんなのが きたぞー!」
もじゃもじゃ たちはさけびました。

だけど、もじゃもじゃたちが
ぞうさんのせなかにのってみると…

「わあ!すべすべしてきもちいい!」
「おひさまみたいにあったかい!」

ぞうさんはにっこりわらって
「よかった。ぼく、ここがすきになったよ」

それからというもの、
ぞうさんはまいにちモジャモジャの島にあそびにきます。

そして、もじゃもじゃたちはまいにち
ぞうさんのせなかでおひるねします。

すべすべともじゃもじゃ、
ちがうからこそ
いっしょにいると、たのしいね。

おしまい。
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