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第一章
サポートAI
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作戦開始まであと十分となった頃。
「そういえば、私たちの目標地点はどこになるんですか?」
「確かに。チエカは知ってる?」
俺達は彼女の方を見るが、
「わたしは知らないよ。というか、指揮官に知らされているはずだけど」
「えっ?」
俺は慌てて携帯端末を確認するが、特にそれらしいものは見つからない。
「指揮官?」
「待って、俺は本当に何も知らないよ」
アリスに白い眼を向けられるが、本当に何も知らない。
「チエカ、知らされるってメールとか、じゃないよね?」
「あれ? サポートAIの設定をしてないの?」
「サポートAI……?」
「端末を配られた時……というか、端末を開いたらソコにいるはずだけど……」
そう言われて、俺は端末を開く。
しかしそこに映っているのは、女の子のような可愛らしい部屋が背景になっている画面。
そこにはアプリアイコンが並んでいる本棚と、ピンク色を基調としたベッドが一つ。
「どこにもサポートAIなんて――」
そう言いかけた時、どこからともなく声が聞こえてきた。
『……うへへ、そんなに食べられませんよぉ……』
顔を上げて二人を見るが、共に違うとジェスチャーをする。
「じゃあ今のは誰が……ん?」
もしかしてと思いスワイプをすると、画面が切り替わり――。
『すぅ……すぅ……。むにゃむにゃ、えへへ~』
「「…………」」
会議室のような部屋の椅子に座り、眠りこけている小さな影が一つ。
銀髪のショートカットで、アリスと同じセーラー服を着た少女。
「……これは」
「私の眼には眠っているように見えるのですが……」
「はい。ぐっすり眠っていますね」
どうしてAIなのにどうして眠っているのかとか色々ツッコミたいところはあるけれど、それよりも今は……。
「起こす方が先決だよね……。おーい、もしもーし?」
『うーん、すぴー』
「起きない、ですね」
「困ったな……。チエカは起こし方とか知ってる?」
と、チエカに問いかけてみるも、
「すみません。私もサポートAIが寝ているところは初めて見たので」
「だよねぇ……。仕方ない、タッチしてみるか」
これで何か起こるとは思えないけれど、何もしないよりは良いだろう。
そう思い、俺は少女の頬の部分を軽くタッチする。
『ん、んんぅ……ん? あれ……?』
少女はそれに反応したように体をビクリとさせた後、ゆっくりと目を開けた。
やがて少女と画面越しに視線がぶつかり、
「や、おはよう」
『はい、おはようございます…………って、し、ししし、指揮官っ!?』
少女は勢いよく立ち上がり、
『あれ? 初期設定は……終わってる。というか、ここは? 座標は……えぇっ、は、春野原!? なんで? あれ、あれあれ?』
「……なんだかパニックになっているような」
「こんなAI、わたし、初めて見ました」
『あわわ、えっ、どうして、なにが、起こって? あわ、あわわ……』
こんなところでいきなり起動してしまったせいで、どうやら混乱しているみたいだ。
「えっと、落ち着いて?」
『し、指揮官。ですが、ここは……』
「驚かないで聞いてほしいんだけど、これから初任務なんだよね」
『初任務!? え、だって任務は私が起動してから一週間後のはず……』
「えっと、それが上手く君を起動できていなかったみたいで……」
俺はこれまでのいきさつを少女に説明をする。
「――ということなんだ」
『あ、なんだそういうことでしたか。なるほどなるほど……』
「わかってくれたかな?」
『はい。つまり私が起きずにずっと眠っていたせいで、指揮官にするはずのサポートが出来なていないまま指揮官は初任務で危険な地に降りることになって、目的地もわからないまま屍になっていた可能性があるということですよねゴメンナサイ、見捨てないでくだざい』
少女は事実確認をしながら、どんどん顔面がぐしゃぐしゃになっていった。
声もなんだか泣きそうなくらい震えているし、何より本人に悪気がないのに起こる事なんて出来ない。それに、
「まだ迷惑をかけられていないから」
『ほ、本当ですか? 私、故障品として捨てられませんか?』
「大丈夫だよ」
そう言いながら、俺は少女の頭に指を置いて撫でるジェスチャーをする。
『あ、ありがとうございます……』
「それで君の事を教えて貰いたいんだけど」
『そうでした。……こほん。初めまして指揮官。私はサポートAIのレイです! レイでも、エリちゃんでもお好きなように呼んでくださいっ!』
「レイ、ちゃん?」
『はい!』
名前を呼ぶと目を輝かせて返事をする。
「な、なんだか凄いAIですね」
『AIですが、そうじゃありません。アリスさんも私の事をレイと呼んでくださいね。あ、もちろんチエカさんも』
「わかったよ。よろしくねレイちゃん」
「よ、よろしく……レイ」
レイちゃんに負けじと元気よく挨拶をするチエカと、少し戸惑いの表情を浮かべるアリス。
「レイちゃん、俺達の名前を……」
『はい、ばっちり知っています。こう見えて私、物凄く優秀なんですよ!』
言いながらエヘンと薄い胸を張る。
『エイジスのアーカイブに登録されていることなら、大体のことは把握しています』
「おぉ……。他には何が出来るの?」
『例えば目的地の案内や、指揮官とチームメンバーの体調の管理、緊急時の応援要請から、敵性反応の確認までなんでもこいです!』
「例えば浸蝕濃度とかもわかるの?」
『もちろんです! 一般的に浸蝕濃度は100%を超えると暴走……つまり制御が難しい状態になってしまい、処分が必要になってしまいます。ですが、私がいれば現状の浸蝕濃度や暴走状態になりかけているとすぐに指揮官にお伝えすることが出来ます!』
流石サポートAIというだけあって、戦場だけではなく様々なところでサポートをしてくれるようだ。
……本当にあと一週間早くに起動できていたらと思わずにはいられない。
「それでレイちゃん。早速なんだけど、俺達のチームの目的地ってどこかわかるかな?」
『はい、少し待ってくださいね。どれどれ……指揮官の目的地は、わかりました。ここから北に一時間ほど歩いた場所にある庭園跡です。そこには古い大きな洋館があるので、近くに行けばすぐにわかると思います!』
「ありがとうレイちゃん」
『えへへ、これくらい当たり前ですよ』
そう言って俺はレイちゃんの頭を指先で撫でると、顔を綻ばせる。
表情がころころと変わってなんだか楽しい。
すると、隣で見ていたチエカが微笑み、
「ふふっ、もうすっかり仲良しさんですね」
「指揮官には女たらしの才能があるかもしれませんね……はぁ」
アリスは大きなため息を吐いた。
『――ところでずっと気になっていたんですが、近くに敵性反応のようなものを感じているんですが、周囲に何か見えませんか?』
「「「ッ!!?」」」
レイちゃんの言葉に、俺は刀を抜き、アリスは銃を構え、戦闘態勢に入る。
何といっても周囲は瓦礫に囲まれていて、視界が少し悪い。
瓦礫との距離は取っているものの、フォウが相手ならば距離なんてあまり関係ない。
その場で刀に手を当てて構えていると、
「――ッ! そこの瓦礫の後ろ!」
正面の方から微かに物音が聞こえ、俺はすぐさま指示を飛ばす。
「はい、しきか――えっ?」
俺の指示に従い、アリスが踏み出そうとした瞬間。その場で風が巻き起こり、瞬きをするとチエカの姿が消えていた。
「チエカ、さん……?」
突然の出来事に戸惑っていると、
「おーい、こっちこっち!」と、瓦礫の向こうから声が聞こえてきた。
「し、指揮官!」
「うん!」
俺達は急いで声がした方へと向かうと、
「うーん、残念ながら何もいないなぁ……。多分、音も風で瓦礫が落ちたとかかな」
大きな太刀を構えたチエカがそこに立っていた。
その姿は最初のほんわかしたような印象からはかけ離れていて、まるで歴戦の戦いを勝ち抜いた侍のようだと感じた。
それからチエカは、俺の方……というより、俺の持っている端末に向けて、
「ねぇ、レイちゃん。もう一回ちゃんと確認してもらえるかな?」
『え、あ、はいっ。……あれ? 先ほど、確認した敵性反応、消失して……あれ、あれあれ?』
「警戒レベルが高いのは結構だけど、ほどほどにお願いね」
『は、はい……。すみません指揮官、気のせいだったみたいです。……私が間違えるなんて、うぅ』
出だしでやらかしてしまったから、少しはりきりすぎたのかもしれない。
「気にしないで。今回は徒労になっちゃったけど、警戒するのは大切なことだから」
『うぅ、指揮官……。はい、私、頑張ります!』
「うんうん。それじゃ目的地までさくっと行きましょう!」
「そうだね。それじゃあ行こうかアリス」
先に歩き出したチエカに続いて、歩き出そうとアリスの方を見るが、
「…………」
「アリス?」
「あっ、いえ、はい。行きましょう、指揮官」
そう言って、アリスは俺と同じ歩幅で隣を歩き始める。
しかし、その表情はどこか驚きと、焦りが混ざったようにも感じた。
「そういえば、私たちの目標地点はどこになるんですか?」
「確かに。チエカは知ってる?」
俺達は彼女の方を見るが、
「わたしは知らないよ。というか、指揮官に知らされているはずだけど」
「えっ?」
俺は慌てて携帯端末を確認するが、特にそれらしいものは見つからない。
「指揮官?」
「待って、俺は本当に何も知らないよ」
アリスに白い眼を向けられるが、本当に何も知らない。
「チエカ、知らされるってメールとか、じゃないよね?」
「あれ? サポートAIの設定をしてないの?」
「サポートAI……?」
「端末を配られた時……というか、端末を開いたらソコにいるはずだけど……」
そう言われて、俺は端末を開く。
しかしそこに映っているのは、女の子のような可愛らしい部屋が背景になっている画面。
そこにはアプリアイコンが並んでいる本棚と、ピンク色を基調としたベッドが一つ。
「どこにもサポートAIなんて――」
そう言いかけた時、どこからともなく声が聞こえてきた。
『……うへへ、そんなに食べられませんよぉ……』
顔を上げて二人を見るが、共に違うとジェスチャーをする。
「じゃあ今のは誰が……ん?」
もしかしてと思いスワイプをすると、画面が切り替わり――。
『すぅ……すぅ……。むにゃむにゃ、えへへ~』
「「…………」」
会議室のような部屋の椅子に座り、眠りこけている小さな影が一つ。
銀髪のショートカットで、アリスと同じセーラー服を着た少女。
「……これは」
「私の眼には眠っているように見えるのですが……」
「はい。ぐっすり眠っていますね」
どうしてAIなのにどうして眠っているのかとか色々ツッコミたいところはあるけれど、それよりも今は……。
「起こす方が先決だよね……。おーい、もしもーし?」
『うーん、すぴー』
「起きない、ですね」
「困ったな……。チエカは起こし方とか知ってる?」
と、チエカに問いかけてみるも、
「すみません。私もサポートAIが寝ているところは初めて見たので」
「だよねぇ……。仕方ない、タッチしてみるか」
これで何か起こるとは思えないけれど、何もしないよりは良いだろう。
そう思い、俺は少女の頬の部分を軽くタッチする。
『ん、んんぅ……ん? あれ……?』
少女はそれに反応したように体をビクリとさせた後、ゆっくりと目を開けた。
やがて少女と画面越しに視線がぶつかり、
「や、おはよう」
『はい、おはようございます…………って、し、ししし、指揮官っ!?』
少女は勢いよく立ち上がり、
『あれ? 初期設定は……終わってる。というか、ここは? 座標は……えぇっ、は、春野原!? なんで? あれ、あれあれ?』
「……なんだかパニックになっているような」
「こんなAI、わたし、初めて見ました」
『あわわ、えっ、どうして、なにが、起こって? あわ、あわわ……』
こんなところでいきなり起動してしまったせいで、どうやら混乱しているみたいだ。
「えっと、落ち着いて?」
『し、指揮官。ですが、ここは……』
「驚かないで聞いてほしいんだけど、これから初任務なんだよね」
『初任務!? え、だって任務は私が起動してから一週間後のはず……』
「えっと、それが上手く君を起動できていなかったみたいで……」
俺はこれまでのいきさつを少女に説明をする。
「――ということなんだ」
『あ、なんだそういうことでしたか。なるほどなるほど……』
「わかってくれたかな?」
『はい。つまり私が起きずにずっと眠っていたせいで、指揮官にするはずのサポートが出来なていないまま指揮官は初任務で危険な地に降りることになって、目的地もわからないまま屍になっていた可能性があるということですよねゴメンナサイ、見捨てないでくだざい』
少女は事実確認をしながら、どんどん顔面がぐしゃぐしゃになっていった。
声もなんだか泣きそうなくらい震えているし、何より本人に悪気がないのに起こる事なんて出来ない。それに、
「まだ迷惑をかけられていないから」
『ほ、本当ですか? 私、故障品として捨てられませんか?』
「大丈夫だよ」
そう言いながら、俺は少女の頭に指を置いて撫でるジェスチャーをする。
『あ、ありがとうございます……』
「それで君の事を教えて貰いたいんだけど」
『そうでした。……こほん。初めまして指揮官。私はサポートAIのレイです! レイでも、エリちゃんでもお好きなように呼んでくださいっ!』
「レイ、ちゃん?」
『はい!』
名前を呼ぶと目を輝かせて返事をする。
「な、なんだか凄いAIですね」
『AIですが、そうじゃありません。アリスさんも私の事をレイと呼んでくださいね。あ、もちろんチエカさんも』
「わかったよ。よろしくねレイちゃん」
「よ、よろしく……レイ」
レイちゃんに負けじと元気よく挨拶をするチエカと、少し戸惑いの表情を浮かべるアリス。
「レイちゃん、俺達の名前を……」
『はい、ばっちり知っています。こう見えて私、物凄く優秀なんですよ!』
言いながらエヘンと薄い胸を張る。
『エイジスのアーカイブに登録されていることなら、大体のことは把握しています』
「おぉ……。他には何が出来るの?」
『例えば目的地の案内や、指揮官とチームメンバーの体調の管理、緊急時の応援要請から、敵性反応の確認までなんでもこいです!』
「例えば浸蝕濃度とかもわかるの?」
『もちろんです! 一般的に浸蝕濃度は100%を超えると暴走……つまり制御が難しい状態になってしまい、処分が必要になってしまいます。ですが、私がいれば現状の浸蝕濃度や暴走状態になりかけているとすぐに指揮官にお伝えすることが出来ます!』
流石サポートAIというだけあって、戦場だけではなく様々なところでサポートをしてくれるようだ。
……本当にあと一週間早くに起動できていたらと思わずにはいられない。
「それでレイちゃん。早速なんだけど、俺達のチームの目的地ってどこかわかるかな?」
『はい、少し待ってくださいね。どれどれ……指揮官の目的地は、わかりました。ここから北に一時間ほど歩いた場所にある庭園跡です。そこには古い大きな洋館があるので、近くに行けばすぐにわかると思います!』
「ありがとうレイちゃん」
『えへへ、これくらい当たり前ですよ』
そう言って俺はレイちゃんの頭を指先で撫でると、顔を綻ばせる。
表情がころころと変わってなんだか楽しい。
すると、隣で見ていたチエカが微笑み、
「ふふっ、もうすっかり仲良しさんですね」
「指揮官には女たらしの才能があるかもしれませんね……はぁ」
アリスは大きなため息を吐いた。
『――ところでずっと気になっていたんですが、近くに敵性反応のようなものを感じているんですが、周囲に何か見えませんか?』
「「「ッ!!?」」」
レイちゃんの言葉に、俺は刀を抜き、アリスは銃を構え、戦闘態勢に入る。
何といっても周囲は瓦礫に囲まれていて、視界が少し悪い。
瓦礫との距離は取っているものの、フォウが相手ならば距離なんてあまり関係ない。
その場で刀に手を当てて構えていると、
「――ッ! そこの瓦礫の後ろ!」
正面の方から微かに物音が聞こえ、俺はすぐさま指示を飛ばす。
「はい、しきか――えっ?」
俺の指示に従い、アリスが踏み出そうとした瞬間。その場で風が巻き起こり、瞬きをするとチエカの姿が消えていた。
「チエカ、さん……?」
突然の出来事に戸惑っていると、
「おーい、こっちこっち!」と、瓦礫の向こうから声が聞こえてきた。
「し、指揮官!」
「うん!」
俺達は急いで声がした方へと向かうと、
「うーん、残念ながら何もいないなぁ……。多分、音も風で瓦礫が落ちたとかかな」
大きな太刀を構えたチエカがそこに立っていた。
その姿は最初のほんわかしたような印象からはかけ離れていて、まるで歴戦の戦いを勝ち抜いた侍のようだと感じた。
それからチエカは、俺の方……というより、俺の持っている端末に向けて、
「ねぇ、レイちゃん。もう一回ちゃんと確認してもらえるかな?」
『え、あ、はいっ。……あれ? 先ほど、確認した敵性反応、消失して……あれ、あれあれ?』
「警戒レベルが高いのは結構だけど、ほどほどにお願いね」
『は、はい……。すみません指揮官、気のせいだったみたいです。……私が間違えるなんて、うぅ』
出だしでやらかしてしまったから、少しはりきりすぎたのかもしれない。
「気にしないで。今回は徒労になっちゃったけど、警戒するのは大切なことだから」
『うぅ、指揮官……。はい、私、頑張ります!』
「うんうん。それじゃ目的地までさくっと行きましょう!」
「そうだね。それじゃあ行こうかアリス」
先に歩き出したチエカに続いて、歩き出そうとアリスの方を見るが、
「…………」
「アリス?」
「あっ、いえ、はい。行きましょう、指揮官」
そう言って、アリスは俺と同じ歩幅で隣を歩き始める。
しかし、その表情はどこか驚きと、焦りが混ざったようにも感じた。
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