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アホ
しおりを挟むフェルーゲンとはメルゲルの兄、ギルマスの事である。おっぱいを揉み、食事を食べさせて貰いながら詳しく話を聞かせてもらう。
まあ、ほぼほぼ予想通りだったので途中からはカロさんを美味しく頂いた。
最初から最後までカッチカチのアイツにカロさんうっとり。
「何があろうとも私はカケル様の味方です。ですので私にもお零れを下さいませ」
何度でも注ぎ込む所存。俺と嫁達の泊まる宿屋を予約してもらう事にした。もちろんやる為だ。
食事を終えて店を出ると、皆待ってた。何となくそんな気はしてた。
カロさんには仕事の後寝具店に来てもらい、それから宿屋に向かう事になった。
「結局嫁にする」
「利害関係のある同志みたいなものだよ」
「ほんとに?」
「多分な。気軽な穴、とは思いたくないが」
「その役目はあたしが独占しています」
「そうだな」
日持ちする食料品を買い漁り、寝具店に戻った。
荷物を荷車に収納して裏口から家に入るとサミイが夕飯の支度をしていた。
「旦那さま、皆様もおかえりなさい」
「私も手伝う」
「わ、私も!」
「姫様!」
母上殿も含め七人も女が居るのだ、姦しくならない訳が無い。
俺は居間でまったりするしか無かった。
お茶を飲みつつ大人しくしていると、親父殿から俺宛に荷物が届いたと連絡を受けた。どうやら建具屋が来たようだ。裏口にて窓二十枚を受け取った。木箱二つに十枚ずつ収められているとの事。
荷車の屋根に載せ布帯で縛り付けた。
女七人、男二人。客間と居間を見て思ったが、食う所がない。裏庭に仮設で食事スペースを作るのが良いかと思う。
母上殿とイゼッタに話をすると母上殿より許可が出たのでイゼッタを連れ出し仮設作業に取り掛かる。
必要な設備は椅子とテーブル、そして灯りだ。
木材を街の外から取りに行く事が出来ないので、建具屋に行って板を数枚買って来た。六十ドン×二ハーンを十二枚。重さは一緒に飛んでいるのでほぼ無いが、人に当たらないように持ち上げて移動しているのでとにかく人目に付く。
窓の入った箱を並べ、上に板を二枚並べて置けば簡易テーブルの完成。
簡易椅子は、先ずは尻を乗せる天板となる六十×六十の大きさで十枚の板から一枚切り出す。残りの百四十ドンを半分に切り、長さと角度を調整したら、真ん中から半分切込みを入れる。
切り込み同士を組み合わせたら足の完成だが、このままだと天板が滑るので加工を施す。
天板に十字の切り込みを入れ、足側も合うように切り取る。
予備も含めて簡易椅子が出来上がった。
灯りはシーツを使う。
シーツで折り紙風船を作って光の魔法を中に入れてもらうだけなのだが、皆光るシーツの塊にすげー驚いてる。
イゼッタの場合はちょっと違ってて、光の範囲が増してる事に驚いてる。光の拡散ってすぐ気付くと思うんだけどなー?
そう言えばランタンのホヤも透明ばっかりだったな。
俺からすると、光に質量があってシーツの塊が浮いてるって方が驚きなんだが。
光の魔法は一オコン程持続するそうで、消えそうになると暗くなるのでその都度掛け直せば良いって事になった。一オコン何分なのか分からない。
料理を持って女達が出て来たので配膳の手伝いをしていると、裏口に客が来た。カロさんだ。
「店の主人から裏口へと言われたので此方に伺いました」
「今からご飯」
「紹介するから一緒に食べよう」
「あら、メリクヒャー様、ご無沙汰しております」
母上殿とは面識があるようで、親しげにテーブルまで連れて行かれた。
椅子の予備、作っといて良かった。
その後暫くしてこの家の主も仕事を片付けて合流し、思い思いの場所に座り食事となった。
夕飯は、普段の野生の味とは一味違う家庭の味だった。使ってるスパイスの種類が多いし、野菜も多い。肉食女子共にとっては滅多に摂れない栄養素だ、たっぷり味わえ?
肉や野菜が煮込まれた肉じゃがっぽいのがとても美味い。母上殿にままみを感じる。
「カケル、ママ上殿に料理習う!」
あんた居候忍者か。
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