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死んだ
しおりを挟むサミイに装備されたカラクレナイが試着室に入って暫し。エメラルダスも入り込んであーだこーだしてるっぽい。カラクレナイはまだ一人で服を着られないのでサミイが着せてるみたいだ。
「なあミーネよ、思ったんだけど、龍って人化する時服着てるじゃない?」
「それがどうかしたか?」
「服を着る習慣も無いのに何故服を着た状態で人化するのかと。人化する頻度も少ないのに着替えが出来るのも不思議だ」
「一堂に会する時は人化しているぞ。狭くなるからな。
人化すると身体的特徴に差が生じるだろ?背の高さに胸やちんぽみたいにな。そんな物の大小が喧嘩の元となり、それから服を着出したと聞いた事がある。
それに、一堂に会すると、そこで何年か過ごす事になるのだが、脱がなければ排泄も沐浴も出来まい?
人化と同時に服を着てるのは、なんと言う事は無い。《収納》から直接身に付けてるだけだ。カケルにだって出来るだろ?」
「そう言えばそうだな」
「カララ様のお着替え、終わりましたよー!」
試着室をオープンして出て来たカラクレナイは紛う事無き美少女天使でした。
カラクレナイの赤い肌に海竜の腹皮である少し青みを帯びた乳白色が肌を際立たせ、プラチナの輝きが神々しさを与えている。皮と布でありながらカロから貰った服との相性も良く、ハーネスを繋ぐ首輪には敢えて輝度を落としたミスリルの細工が存在感を主張し過ぎず着る者を引き立てている。
「とても良く似合って居るぞ」
「本当にな。カラクレナイ、可愛いよ」
「ギュ…」
「これを着けると手を離しても落っこちないって言われましたが…怖いですぅ」
「カラクレナイ、サミイを繋げて飛んで帰るか」
「クルル…ク?」
「取り付けてやるからサミイの背中にくっ付いておくれ」
「クルァ」
ハーネスを繋げてサミイが飛行形態に進化した。サミイのハーネスも海竜の皮で、背中と腰を二箇所ずつ繋いで安定を高めてある。フードも付いてて風対策もそれなりだ。
チップ代わりの小遣いを渡して店を出ると、タマリーのボインを背中に押し当て、ミーネとカラクレナイと空に上がった。
「私も連れてく気かい?」
「大きいお風呂作ったんだ。お風呂でおっぱい吸わせて」
「…ったく、我儘な坊やだよ」
「ギャキャーカルルァー」
「旦那さま、カララ様も寂しがってますよ?」
「安心しろ、二人にもするから」
「クル!」
夕方とは言えまだ明るかったがカロ邸まで飛んで帰った。多分結構な人数に見られたと思う。ま、気にしてもしゃーないな!
飛ぶ事に慣れてないタマリーは何も語らず、ずっと抱き着いていたが、着陸すると元のボインに戻ってた。
「怖かったか?」
「否、街を見下ろすなんて初めてだったから見蕩れてたのさ」
「お帰りなさいませ、カケル様。ミーネ様にカラクレナイ様、サミイ様もお帰りなさいませ。タマリー様、いらっしゃいませ。御夕飯の支度にはまだ時間がありますので、先にお風呂になさるとよろしいかと存じます」
「急に人数を増やしてごめんな。どうしてもタマリーさんのおっぱいを吸いたかったんだ」
「お皿を増やすだけなので問題ありません」
メイドへの福利厚生も考えておこう。客間に入ってリュネが萌え死んだ。ソファーに寝かせてそっとしておこう。
「サミイ、カララ様、おひさし」
「おひさしです」「クルルァー」
サミイのハーネスを外して皆でお風呂に行こう。みすぼらしい外観の割に、室内が白く輝いてる浴室にボインのボインが縦揺れした。
「コイツは凄いな。タイルも凄いが魔道具だらけだ」
「内装はリュネが頑張ってくれたからなー」
「基礎はあンたがやったんだろ?胸張りな」
その言葉に報われる。思わず胸に飛び込んでしまった。
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