女神に嫌われた俺に与えられたスキルは《逃げる》だった。

もる

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名乗り口上

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 シャリーの商業ギルド証でもすんなり街に入れた。どうやらこっちの方が信用あるらしい。

「冒険者なんかと一緒にすんな。商業ギルドが無きゃ経済回らんのだぞ」

だと。分からない話では無いな。
先ずはギルド前で軽い《威圧》を放ち、右に曲がって寝具店へ。

「寝具店、ですね」

「第二夫人の実家だよ。ギルドから迎えが来る迄嫁とイチャイチャする」

「此処が第一関門なのですね」

「そうだ。ここのママ上殿に可愛がられなさい」

「?」

「サーミイちゃーん、おーれーだー」

「だーんなさまぁー」

裏口のドアをノックして待つと、勢い良く開いたドアからサミイが飛んで来た。迎え撃ち、ハグします。

「ん~、知らない女の匂いしかしません…。其方は新しいお妾さんですね?」

「は、初めまして。私、エディアルタ商業ギルドから参りましたシャリーと申します」

「こちらこそ初めまして、第二夫人のサミイです!
で?魔道具を売って女の人を攫って来た…と」

「間違いでは無いな。同意を得て連れて来たんだが」

「で、カロさんが来るまでお茶でもしに来たと?」

「エージャが回復したならお前を連れて帰ろうかと思ってたんだが…、又の機会に「行きます!」そうかそうか。所でエージャは大丈夫か?」

「旦那さまが帰った翌日に目覚めました。それからは少しずつ仕事を覚えてますよ」

客間に入ってお茶を持って来たエージャに泣かれてしまった。

「カケル様カケル様ガゲル様ガゲブザバァァァァ」

「はいはいよしよし。傷の具合は問題無いか?」

可愛い顔が涙と鼻水でどろどろだ。頭を撫で回し、涙を拭いて、鼻もち~んとしてやって、あやす事数リット。やっと飲めたお茶はすっかり温くなっていた。

「旦那さま、エージャさんが妾になりたそうな目で其方を見てますよ?」

「妾なんてとんでもない。何時おちんぽ様を突き立てて頂けるのか気になってしょうが無いだけです」

「この店でしっかり働いてくれるなら良いぞ。ただし」

「死ぬまでお使い頂けるんですね、わかりました」

「違うわ、するのは夜になってからだ。仕事して来い!」

エージャは弾むように仕事に戻り、俺はソファーでサミイを膝抱きにして癒された。

「わたしも仕事してたんですが…?」

 夕食の支度に戻るサミイを泣く泣く解放し、暫くして次に客間に来たのはカロとママ上殿だ。

「かけりゅしゃまぁ~」

「久しぶりだな」

胸に飛び込まれスリスリ攻撃を受ける。ダメージは無い。

「先程のエージャさんと言い、カケル様に対する懐き具合が尋常ではありませんね」

「カケル様は二十四になる行き遅れを拾って下さる神のようなお方、否、神であらせられます。所で、貴女は?」

「私、エディアルタ商業ギルドから参りましたシャリーと申します。これからはカケル様の妾の末席が一人としてお世話になります」

「これはご丁寧に。私バルタリンド冒険者ギルドにて秘書をさせて頂いておりますメリクヒャー男爵家次女、カロ・メリクヒャーと申します。愛妾同士仲良く致しましょう」

「私はサミイの母のメリダよ、よろしくねシャリーさん」

女達の名乗り口上を聞きながら、俺は空気と化しています。が、無理。

「カケル様、エメラルダスが「できた」との事です」

「あら、赤ちゃんですか?」

「装備ですよ」

「女ですよね?」

「女だな。妾じゃ無いがエッチはするぞ」

「カケルさぁん、私もエッチしたいです~」

「産まれたら旦那さんとして下さい。サミイに悪いでしょ?」

「おっぱい出ますよ?吸いま「吸います」」

膝枕にオンしてばぶってしまった。ほんのり甘くて癒され度が半端ないって。サミイの癒されプリ尻の四倍は堅いね。柔らかいけど。

丹念に両方のお乳を吸った揉んだして、ジト目のギルド職員達とカロ邸に向かった。



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