女神に嫌われた俺に与えられたスキルは《逃げる》だった。

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俺だよ俺俺

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「なんか凄いの貰っちゃったな」

 皆の前で袖を通すと、ソフトレザーなのにハードレザーのような張りがある。ミスリルが骨になってるみたいだな。可動もスムーズで本当に良い物だ。

「カケルさんから頂いたモノに比べたら…。うふふ」

「今からたのしみ」「たのしみ~」

これでやっと出掛けられる。けど俺、カケルのままで良いのだろうか?ジョンの所には行かなきゃならんし、行くだけ行ってみるか…。


 その日は野山を駆け回り、体力やスキルの確認をして翌日。テッチー達と遊ぶと言うネーヴェと一緒にジョンの街に来た。

「誰ですか?」「ご家族ですか?」

「これ、カケル」

何故かヤリ部屋に入り込んでたお前と貴様に誰何された。お前等こそ何で入ってんだ?

「スキルで姿が変わってるが俺だよ俺俺」

「カケル様なら私達と交合いたくて仕方ない筈」

「カケル様と交合いたくて仕方ないのです」

「分かったよ。ジョンに用事があるから少しだけな?」

「「御意」」

「行ってくる~」

ネーヴェはとっとと行っちゃった。俺は風呂の支度をすると服を《収納》し、ベッドでM字開脚してお前と貴様を待ち構える。

「中々の肉体」「中々の肉棒」

「「では、いただきます」」

頂かれ、頂いた。舐られて硬くなる新たなアイツは萎える事を知らず、二人の穴で撹拌されたホイップに、たっぷりと練乳を流し込んだ。

「カケル様でした」「ご馳走様でした」

回復を掛けて《洗浄》し、おっぱい揉み揉み湯に浸かる。あまり時間は無かったが、次の客の事を考えずにヤれたのでゆっくり出来た気がするよ。二人にはゆっくり寝てもらい、俺は一人ヤリ部屋を出た。


「ギルドマスター宛に言付けを預かっている。取り次いで欲しい」

「はい。お名前を伺ってもよろしいですか?」

「ライデンだ」

 咄嗟に偽名を使ったのは、どうせ俺だと信じて貰えないだろうし、カケルと聞いて嘘っぱちを並べそうだったから。
そして目論見は成功し、すんなりジョンがやって来た。普段からこのくらい躾けてて欲しいぜ。

「お前か、俺宛の伝言が…ん?んん?」

「見詰めるなよ。女共が勘違いするぞ、ジョンくん?」

「お前カゲェエエーーッ!」

「騒ぐなよ。河岸を変えるか?」

「この野郎…。部屋に行くぞ!」

ジョンの部屋に連れられて、ソファーにどっかり腰掛ける二人。サブマスもお茶を置いたら出てってしまった。

「カケルだろ?」

「男子、三日会わざれば刮目して見よ…ってな」

「変わり過ぎだ。それに三日じゃなく十三日だ。約束をすっぽかしやがって」

「だから謝りに来たんだよ。《龍化》と《人化》を使ったら遅くなった。すまん」

「え、何だって?」

難聴系主人公かな?聞き返すのでゆ~っくりぃぃ、しゃべっっってぇ~みぃたぁ~~。

「何だよ《龍化》って…。そりゃあスキルなのか?ドラゴンになるって事だよなぁ?」

「ああ。偉く強面の龍になれたぞ。今は龍の姿で《人化》を使ってるって状態だ」

「なんでまた…」

「リュネやネー…、否、これは秘密にしておこう。真似る馬鹿は少ない方が良い」

「真似られるのか?」

「無理だな。まあ、悪用防止って事で聞かんでくれや」

「わーった。んでよ、何時行くんだ?」

「トカゲ狩りか。この地の龍には許可取ってあるから何時でも良いぞ?狩り過ぎはダメだがな」

「お伽噺のアレか」

「義理の母だ。討伐しようなんて考えるなよ?」

「え、何だって?」

二回目かよ。

「リュネの母だ。俺の義理の母だろ?」

「そう…なるのか…ん~」

何となく納得したようだ。取り敢えずサブマスを呼んで、仕事の調整をさせたジョンは明後日行ける事となった。

「今度こそすっぽかすなよ?」

「ああ。一月はこのままだから大丈夫だよきっと」

ジョンに散々念を押されて部屋を出て、一階に降りて行くと皆に凄く見られた。ジョンは未だにホモ疑惑が掛けられてるみたいだ。



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