776 / 1,519
チョコ
しおりを挟む「種のクセに甘ぁ~い」
その一言を最後にツマツマしてるミルカを放置し、俺とイゼッタはラグビーボールの種を皿に取り出す作業に勤しむ。
種と皮の間には、空豆の鞘に付いてるヤツみたいな白いわたわたが付いている。剣鉈で薄く切込みを入れて、親指を突っ込んだらメリメリと剥がしてく。
種は乳白色で普通に種だな。
「さてさて、多分美味いのだろうが食ってみるかね」
「どぞどぞ」
毒味役に抜擢されて、種を摘んで齧り付く。ポリポリとした食感に一瞬ナッツ系を想像したが味は全く違ってた。
濃厚な甘みに仄かな苦味、そしてとってもクリィミ~。口の中に広がり鼻に抜けるこの香りは…。
「チョコだ…」
「ちょこ?おいし?」
「俺の居た世界にチョコレートって名前の菓子があってな。それの味がする」
お菓子と聞いて手が伸びるイゼッタ。豆食うミルカの目も追従してる。
「はむ…、ふむ……ほぁあ~~」
イゼッタよ、人の言葉で話せ。
「ね、イゼッタちゃん。どうなのそれ」
「ん、んまい。んますぎる…」
それを聞いて手を伸ばすミルカの第一声は、やはり人の言葉では無かった。
・なにこれ****(解読不能)
・口の中がとろっとしてる
・甘過ぎて辛い
何とか解読出来たのはこれくらいだ。まあ、チョコの味を表現しているのだろう。最終的にはアヘ顔で種をレロレロし始めた。ヤバい成分出てるのか?イゼッタはリスの如く少しずつカリカリして甘さを堪能してる。砂糖だけで作る甘味とは次元の違う味に勿体無い精神が出たのだろう。脂肪分のある甘味はシルケ人の二人にとって初めての味の筈だ。ミルクを飲む概念の無い世界では、この味は作れまい。
「カケル様ぁー、お風呂上がりま…どうしたのですかこの子」
「もうしちゃったの?」
サスーンとスールズが風呂から帰って来た。
「美味すぎて絶頂してるんだろ」
良い匂いをさせて戻って来た湯上りの女達がアヘ顔のミルカを見て驚いているが、俺の持つ皿の中身を見て渋い顔をした。
「種ですよねこれ。何処から採って来たのですか?」
「さっきから生えてただろ?この宿、飲み物と果物をくれるんだ。今回は木の実だがとにかく美味いぞ」
「イく程美味しいって…」
「なんか良い匂いするね」
「食べて良いんならさ、試しに頂こうじゃないか」
「「「だね」」」
そして湯上りの女達は言語不明瞭となった。
アヘアヘしてる女達を寝室に連れて行き、取り敢えず寝かす。俺も風呂に入りたいしな。イゼッタが大きくなってると言っていたが、確かに二回り程大きくなってるように見える。俺一人では手に余るのだが、広い風呂は最高だな。
体力作りと健康の為に殆ど飛ばずに移動してたからか少し頭がボーッとする。だが此処で寝落ちなんてしたら吸収待った無しなので長湯せず風呂から上がった。湯上りに水を飲み、チョコモドキを一摘みして寝室へ向かう。そう言えばベッドも大きくなってるな…。
女の群れに静かに飛び込みサスーンのキレイな微乳を吸う。仄かに甘いのは風呂上がりだからだろう。それにさっきまで齧っていたチョコモドキの後味が合わさり、何時までも舐ってられそうだ。
「ぁ、そんなに吸ってもっ、出ないからぁ」
「んちゅ、ちゃんと甘いぞ」
「カケル様ぁ、私もぉ~」
甘い声で背中に抱き着くカリータのおっぱいが当たる。アイツを摩る手が優しく上下して、どんどん硬さを増して行く。お返しに《威圧》の玉でブルブルと入口を愛撫すると少しずつ吐息を荒くして行った。
準備が整い、最初に俺のアイツに跨ったのはミルカ。お堅いとか言っていたのにと思うかも知れないが、風呂のお湯の効果がバッチリ出たようだ。それに、チョコモドキにも何か含まれてるな。俺にはあまり意味の無い効果だが、女達には抜群だったみたいで激しく腰を振り踊っているよ。
「ああっ!久しぶりなのにぃーっ!止まんないっ止まんないよおおおっ!!」
折角だ、気持ち良くなっとけ。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
目を覚ますと雑魚キャラになっていたけど、何故か最強なんです・・・
Seabolt
ファンタジー
目を覚ますと雑魚キャラに何の因果か知らないけど、俺は最強の超能力者だった・・・
転生した世界の主流は魔力であって、中にはその魔力で貴族にまでなっている奴もいるという。
そんな世界をこれから冒険するんだけど、俺は何と雑魚キャラ。設定は村人となっている。
<script src="//accaii.com/genta/script.js" async></script><noscript><img src="//accaii.com/genta/script?guid=on"></noscript>
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
魔力0の貴族次男に転生しましたが、気功スキルで補った魔力で強い魔法を使い無双します
burazu
ファンタジー
事故で命を落とした青年はジュン・ラオールという貴族の次男として生まれ変わるが魔力0という鑑定を受け次男であるにもかかわらず継承権最下位へと降格してしまう。事実上継承権を失ったジュンは騎士団長メイルより剣の指導を受け、剣に気を込める気功スキルを学ぶ。
その気功スキルの才能が開花し、自然界より魔力を吸収し強力な魔法のような力を次から次へと使用し父達を驚愕させる。
レベルアップは異世界がおすすめ!
まったりー
ファンタジー
レベルの上がらない世界にダンジョンが出現し、誰もが装備や技術を鍛えて攻略していました。
そんな中、異世界ではレベルが上がることを記憶で知っていた主人公は、手芸スキルと言う生産スキルで異世界に行ける手段を作り、自分たちだけレベルを上げてダンジョンに挑むお話です。
【完結】ポーションが不味すぎるので、美味しいポーションを作ったら
七鳳
ファンタジー
※毎日8時と18時に更新中!
※いいねやお気に入り登録して頂けると励みになります!
気付いたら異世界に転生していた主人公。
赤ん坊から15歳まで成長する中で、異世界の常識を学んでいくが、その中で気付いたことがひとつ。
「ポーションが不味すぎる」
必需品だが、みんなが嫌な顔をして買っていく姿を見て、「美味しいポーションを作ったらバカ売れするのでは?」
と考え、試行錯誤をしていく…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる