1,293 / 1,519
外では四十五ピル
しおりを挟むさて、インフラ整備は整った。次は餌を集めて来なければ。龍達の使う《収納》では何処に居ようが見付けたら《収納》されてしまうトンデモスキルだが、余程脳味噌スッカラカンで無いと頭がパーになってしまうと言う。俺も以前に雄龍の《収納》を食らった事があるが、あの時は《結界》の重ね張りで何とか凌げた。
「少しだけ私の《収納》で集めてみましょうか」
「ダメそうなら皆で獲りに行こう。浮かせて《転移》なら大丈夫だろうし」
「はぁい」
「旦那様よ、疲れているなら乳でも舐るか?」
「姉さん?私、カケルさんのお役に立っているんですよ?」
「私も役に立ったぞ?」
「皆のおっぱい吸うから」
「んもう…。はい、捕まえましたっおっぱい終了でっす」
まだ吸い付いても無いのだが。リュネが捕まえて来たグリーン氏リザルトが川沿いに放たれる。大小合わせてその数十匹。グリーン氏だからでは無いだろうが色は緑で、襟首に多数のギザギザのあるコモドドラゴンみたいな見た目をしている。急に景色が変わったのだろう、頭を上げて辺りを見渡すトカゲ達は動く気配が無い。《感知》で診ると正常みたいなので落ち着く迄その場を動かないだけなのだろう。
「飛ぶ方のトカゲはどうします?」
「餌が落ち着いたらだな。俺達が獲らなきゃ今日明日でどうなる問題でも無いし」
「では城に戻ろうか」
「だね。十日後に様子を見に来よう」
リュネの《転移》で城に戻ると、風呂に浸かって乳酸を流し出す。そしてリュネのたわわなお乳さんにしゃぶり付く。両手はミーネとリームに取られ、揉み揉みと二人の柔らかさに触れる。リュネは二人に取られまいと、俺の頭を抱き締めて離さない。《皮膚呼吸》は有能であった。しかしミーネとリームを揉み揉みする掌にも勿論口を生やしてるので三龍が啀み合う事は無い。そして水面下ではそれぞれのお股に分岐したアイツが挿し込まれ、ブルブルビクビクと腹の中を掻き回している。
俺一人ならルドエの女達が寄って来る所だが、三龍の中に割って入る無作法者は居ない。皆大人しく湯に浸かり、談笑等して楽しんでいるようだった。
「ああ…、やはり良い…。旦那様の愛は、最高だ…」
「主っ、主様っ、もっと、強くしてもっ、構わんのだぞっあああっ」
「んあぁ~、強く吸って下さぁいっ、そ、そうっ、んんーーっ」
三龍の中へ白濁を流し込んでは腰を振り、皆の頑張りに応えた。
十日後に様子見すると言ったがどうしても気になった俺は、翌日の午後に一人、トカゲの巣へとやって来た。最初に放たれた場所には居ない。移動は問題無さそうだ。《感知》で探すと地下に浅い穴を掘って生活しているらしく、居場所の近くに掘った跡がある。もしかして夜行性かと思ったが、何匹かは外で日向ぼっこしながら草食んでるし、敵さえ居なければのんびりしたモノなのだろう。だが穴を伸ばされて外に出たり飛ぶトカゲの巣を地盤沈下させられたら厄介だ。少し手直しせねばならん。
急ぎ壁迄飛んでって、壁の下を硬くする。それでも逃げ出してしまったら仕方無い。ぐるーっと一周、約二オコン掛けて硬くして、飛ぶ方の巣にもぐるーっと施行し、気付けば夕方になってしまっていた。《耐性》掛けて疲れを散らし、急ぎ島へと《転移》した。
「カケル様、お出掛けでしたか」
「ああ、飯食ったら直ぐに行かないと」
出迎えたテイカに飯を風呂場の二階に持って来てもらい、俺はその間寝る。
「……さ…カケル様」
「ん…どれだけ寝たかな…」
「外では四十五ピルでした」
成程分からん。とにかくたっぷり寝たようだ。目覚めの水を飲んでから、少し大盛りな夕飯にあり着いた。
「言ってくれればやっておいたのに」「そーですー」
夜の部から帰宅して、皆に午後の作業についての報告をすると、長女と三女からそのような言葉を賜った。
「俺も働かなきゃだしな。全部任せるのは嫌なんだ」
丸投げはダメだもんな。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
暗殺者から始まる異世界満喫生活
暇人太一
ファンタジー
異世界に転生したが、欲に目がくらんだ伯爵により嬰児取り違え計画に巻き込まれることに。
流されるままに極貧幽閉生活を過ごし、気づけば暗殺者として優秀な功績を上げていた。
しかし、暗殺者生活は急な終りを迎える。
同僚たちの裏切りによって自分が殺されるはめに。
ところが捨てる神あれば拾う神ありと言うかのように、森で助けてくれた男性の家に迎えられた。
新たな生活は異世界を満喫したい。
魔力0の貴族次男に転生しましたが、気功スキルで補った魔力で強い魔法を使い無双します
burazu
ファンタジー
事故で命を落とした青年はジュン・ラオールという貴族の次男として生まれ変わるが魔力0という鑑定を受け次男であるにもかかわらず継承権最下位へと降格してしまう。事実上継承権を失ったジュンは騎士団長メイルより剣の指導を受け、剣に気を込める気功スキルを学ぶ。
その気功スキルの才能が開花し、自然界より魔力を吸収し強力な魔法のような力を次から次へと使用し父達を驚愕させる。
目を覚ますと雑魚キャラになっていたけど、何故か最強なんです・・・
Seabolt
ファンタジー
目を覚ますと雑魚キャラに何の因果か知らないけど、俺は最強の超能力者だった・・・
転生した世界の主流は魔力であって、中にはその魔力で貴族にまでなっている奴もいるという。
そんな世界をこれから冒険するんだけど、俺は何と雑魚キャラ。設定は村人となっている。
<script src="//accaii.com/genta/script.js" async></script><noscript><img src="//accaii.com/genta/script?guid=on"></noscript>
【完結】ポーションが不味すぎるので、美味しいポーションを作ったら
七鳳
ファンタジー
※毎日8時と18時に更新中!
※いいねやお気に入り登録して頂けると励みになります!
気付いたら異世界に転生していた主人公。
赤ん坊から15歳まで成長する中で、異世界の常識を学んでいくが、その中で気付いたことがひとつ。
「ポーションが不味すぎる」
必需品だが、みんなが嫌な顔をして買っていく姿を見て、「美味しいポーションを作ったらバカ売れするのでは?」
と考え、試行錯誤をしていく…
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる