女神に嫌われた俺に与えられたスキルは《逃げる》だった。

もる

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外では四十五ピル

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 さて、インフラ整備は整った。次は餌を集めて来なければ。龍達の使う《収納》では何処に居ようが見付けたら《収納》されてしまうトンデモスキルだが、余程脳味噌スッカラカンで無いと頭がパーになってしまうと言う。俺も以前に雄龍の《収納》を食らった事があるが、あの時は《結界》の重ね張りで何とか凌げた。

「少しだけ私の《収納》で集めてみましょうか」

「ダメそうなら皆で獲りに行こう。浮かせて《転移》なら大丈夫だろうし」

「はぁい」

「旦那様よ、疲れているなら乳でも舐るか?」

「姉さん?私、カケルさんのお役に立っているんですよ?」

「私も役に立ったぞ?」

「皆のおっぱい吸うから」

「んもう…。はい、捕まえましたっおっぱい終了でっす」

まだ吸い付いても無いのだが。リュネが捕まえて来たグリーン氏リザルトが川沿いに放たれる。大小合わせてその数十匹。グリーン氏だからでは無いだろうが色は緑で、襟首に多数のギザギザのあるコモドドラゴンみたいな見た目をしている。急に景色が変わったのだろう、頭を上げて辺りを見渡すトカゲ達は動く気配が無い。《感知》で診ると正常みたいなので落ち着く迄その場を動かないだけなのだろう。

「飛ぶ方のトカゲはどうします?」

「餌が落ち着いたらだな。俺達が獲らなきゃ今日明日でどうなる問題でも無いし」

「では城に戻ろうか」

「だね。十日後に様子を見に来よう」

 リュネの《転移》で城に戻ると、風呂に浸かって乳酸を流し出す。そしてリュネのたわわなお乳さんにしゃぶり付く。両手はミーネとリームに取られ、揉み揉みと二人の柔らかさに触れる。リュネは二人に取られまいと、俺の頭を抱き締めて離さない。《皮膚呼吸》は有能であった。しかしミーネとリームを揉み揉みする掌にも勿論口を生やしてるので三龍がいがみ合う事は無い。そして水面下ではそれぞれのお股に分岐したアイツが挿し込まれ、ブルブルビクビクと腹の中を掻き回している。
俺一人ならルドエの女達が寄って来る所だが、三龍の中に割って入る無作法者は居ない。皆大人しく湯に浸かり、談笑等して楽しんでいるようだった。

「ああ…、やはり良い…。旦那様の愛は、最高だ…」

「主っ、主様っ、もっと、強くしてもっ、構わんのだぞっあああっ」

「んあぁ~、強く吸って下さぁいっ、そ、そうっ、んんーーっ」

三龍の中へ白濁を流し込んでは腰を振り、皆の頑張りに応えた。

 十日後に様子見すると言ったがどうしても気になった俺は、翌日の午後に一人、トカゲの巣へとやって来た。最初に放たれた場所には居ない。移動は問題無さそうだ。《感知》で探すと地下に浅い穴を掘って生活しているらしく、居場所の近くに掘った跡がある。もしかして夜行性かと思ったが、何匹かは外で日向ぼっこしながら草食んでるし、敵さえ居なければのんびりしたモノなのだろう。だが穴を伸ばされて外に出たり飛ぶトカゲの巣を地盤沈下させられたら厄介だ。少し手直しせねばならん。

急ぎ壁迄飛んでって、壁の下を硬くする。それでも逃げ出してしまったら仕方無い。ぐるーっと一周、約二オコン掛けて硬くして、飛ぶ方の巣にもぐるーっと施行し、気付けば夕方になってしまっていた。《耐性》掛けて疲れを散らし、急ぎ島へと《転移》した。

「カケル様、お出掛けでしたか」

「ああ、飯食ったら直ぐに行かないと」

出迎えたテイカに飯を風呂場の二階に持って来てもらい、俺はその間寝る。

「……さ…カケル様」

「ん…どれだけ寝たかな…」

「外では四十五ピルでした」

成程分からん。とにかくたっぷり寝たようだ。目覚めの水を飲んでから、少し大盛りな夕飯にあり着いた。

「言ってくれればやっておいたのに」「そーですー」

夜の部から帰宅して、皆に午後の作業についての報告をすると、長女と三女からそのような言葉を賜った。

「俺も働かなきゃだしな。全部任せるのは嫌なんだ」

丸投げはダメだもんな。




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