女神に嫌われた俺に与えられたスキルは《逃げる》だった。

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面倒臭い

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 夕方になり、夕飯を頂くかどうかの話になり、遠慮した。家で飯作って待ってるからだ。それにアーティエルが居なくて他の子達が寂しがって居るだろう。当の本人は軟球サイズのポスポスを投げまくって遊んでいるが。

「仕方無いわね。誰か、あの人達を急かしてらっしゃいな」

義母殿の言葉に名乗りを上げる勇者は居ない。メイドだしな。仕方無しにと名乗り出たのは義姉殿であった。まあ、順当な所だろう。

「カケル王、お前も来い。言伝よりその場で話を纏めた方が良いだろう」

面倒臭いがそう言われると仕方が無い。リアとアーティエルを置いて客室を出た。

夕方の、城の廊下は薄暗く、光の属性魔石を灯すメイドのお陰で遠くの方から明るくなって行くのが見える。

「…こっちだ」

明かりを灯すメイドから隠れるように入った部屋で、唇を奪われる。そんな事に《瞬歩》使うなよ。たわわな胸が押し付けられて、手を入れる隙間が無い。俺の手はスカートをたくし上げて義姉の尻を掴み、グニグニと揉み回す。スベスベの尻を隠す一枚の薄布は俺の力に抗う事適わず、皺になり真ん中へと押しやられて行き、秘部への侵入を許してしまう。

「んっ、んん、んっ」

『脚を開け』

「んっ…」

《念話》に応じて開かれる脚の間に、ペニスケを《収納》したアイツが伸びて義姉の中へと押し込まれる。義姉は体を硬直させるが、体を浮かせ、両脚を大きく開くと観念して肩口に腕を搦めた。

「んっかあっ」

「時間稼ぎなのは分かってる。俺だってたっぷりしたい」

「あっ、ちがっ、んぁあっ」

「中に出したいっ。孕ませたいっ。姪っ子達よりっなっ」

「あはっ、わた、私もっ、んっ!んっ!」

「必ずっ、時間を作る。…良いな?」

「は、はぁ、はぁ。約束だ…。愛しき男…」

名残惜しくて抜きたくないが、男に二言は無い訳で、舌を絡めてゆっくり抜いた。今度は口を離したくない。舌を伝う糸が、互いの名残を惜しんだ。手を繋ぎ、部屋を出る。

「暇な時間はあるのか?」

「武器を振るう以外は大体暇だ。」

 次の予定を話しながらやって来たサロンに、二人はまだ居た。暇なのか?

「父上、妹夫婦がご帰宅です。返す言葉はありませぬか?」

「……」

黙っていれば過ぎて行く。良い大人がそんな考えではいかんぞ?

「二人共、命を救ってもらった相手にする仕打ちではありませぬ。兄上。傷を癒された礼もまだだと聞きますが?」

「そ、それは…何れ…」

「せめて礼を尽くすのが敵わぬ者の努め。戦おうにも私には無いのですよ。カケル王に対する勝ち筋が。個人としても、国としても」

「お前より強い者等「居りませんよ。居るなら直ぐに連れて来なさい」」

義姉殿は口喧嘩も強いようだ。

「それに、私より強い者が居て、それでカケル王に勝てるのか?この国には居りませんよ。よしんばカケル王を殺したとして、制裁に何頭もの龍が飛んで来ますぞ?」

リュネかリアが言いふらしたのか?

「義姉殿、もう良いですよ」

「…良いのか?」

「船の往来については断るつもりで話が済んでいるし、それでも来るようであれば船を潰す。問答無用でな」

踵を返し、サロンを出る。義姉の怒声を聞きたくないので客室へと《転移》した。

「あら、貴方様。早いのですね」

「交渉は決裂だ。帰るぞ」

「用意は出来ております」

「カケルー、もう来ないの?」「お菓子、持って来てくれないの?」

「お前達の父と兄次第だな」

「あの人達には私からもよく言い聞かせて置きます。またアーティを見せにいらしてね?」

「進展はバルタリンドのカロ・メリクヒャーにどうぞ」

「男爵令嬢ね?分かったわ」

別れを告げて島へと戻る。姪っ子達のシワシワした顔は見たくなかったな。

 夕食後、トリントンを呼び出して、カロ邸にて話の場を持つ。

「何処の国も同じでしょうが、王と言う役務の方は前言撤回されませんからね」

トリントンは俺の報告を聞いてそう零した。




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