支援魔術師の俺、美女だらけの仲間と世界を救う

yukataka

文字の大きさ
22 / 31

第21章「王国戦争勃発──戦火の幕開け」

しおりを挟む
魔王を倒してから一週間が経った。

五人は王都に凱旋し、国王から英雄として讃えられた。

「よくやってくれた」

国王は五人に勲章を授けた。

「お前たちは、王国の救世主だ」

「光栄です」

アリシアは跪いた。

-----

祝賀会が開かれ、王都中が祝福に包まれた。

「すごいね、蓮」

セラは嬉しそうに言った。

「あたしたち、本当に英雄になっちゃった」

「ああ」

蓮は微笑んだ。

「みんなのおかげだよ」

「あなたのおかげよ」

リリアが言った。

「あなたの支援がなければ、私たちは勝てなかった」

「そうです」

アリシアも頷いた。

「神谷さんこそ、真の英雄です」

「そんな……」

蓮は照れくさそうに頭をかいた。

-----

だが、その平和は長くは続かなかった。

祝賀会の三日後──

緊急の知らせが王都に届いた。

「北の国境で、軍勢が集結している!」

騎士が駆け込んできた。

「隣国ダークランドが、侵攻の構えを見せています!」

「何だと!?」

国王は驚愕した。

「ダークランドが……なぜ今……」

「報告によると、彼らは魔王が倒されたことで、王国が弱体化したと判断したようです」

騎士は報告した。

「今なら王国を征服できると考え、軍を進めています」

「くっ……」

国王は拳を握りしめた。

-----

その日の午後、五人は騎士団本部に呼ばれた。

「お前たちに頼みたいことがある」

レオンハルトは深刻な表情だった。

「ダークランド軍が、国境に迫っている」

「数は、約5万」

「5万……!?」

蓮は驚愕した。

「ああ。我が国の兵力は3万」

レオンハルトは地図を広げた。

「数で不利だ」

「それで、私たちに……?」

アリシアが尋ねた。

「ああ。お前たちには、特殊部隊として動いてもらいたい」

レオンハルトは説明した。

「敵の本陣に潜入し、司令官を暗殺する」

「そうすれば、敵軍は混乱する」

「……わかりました」

アリシアは頷いた。

「引き受けます」

「頼む」

レオンハルトは深々と頭を下げた。

-----

翌日、五人は国境へと向かった。

「戦争か……」

蓮は呟いた。

「魔王を倒したのに、まだ戦いが続くなんて……」

「仕方ないわ」

リリアが言った。

「人間は、争いを止められない生き物なのよ」

「……」

蓮は複雑な気持ちだった。

-----

国境に到着すると、すでに両軍が対峙していた。

王国軍3万。
ダークランド軍5万。

「すごい数……」

セラは息を呑んだ。

「これが、戦争なのか……」

「ええ」

アリシアは険しい表情だった。

「これから、多くの命が失われます」

「……」

五人は黙り込んだ。

-----

その夜、五人は王国軍の陣営にいた。

「作戦を説明する」

レオンハルトが地図を広げた。

「敵の本陣は、ここだ」

「お前たちには、夜陰に紛れて潜入してもらう」

「そして、司令官のヴォルガンを暗殺する」

「ヴォルガン……」

健太は眉をひそめた。

「聞いたことがある名前だ」

「ダークランドの英雄だ」

レオンハルトは言った。

「剣の達人で、多くの戦場で勝利を収めてきた」

「厄介な相手だ」

「……」

「だが、お前たちなら倒せる」

レオンハルトは五人を見た。

「魔王を倒したお前たちなら」

「わかりました」

アリシアは頷いた。

「必ず、成功させます」

-----

深夜、五人は敵陣に潜入した。

「静かに……」

アリシアが囁いた。

五人は闇に紛れて進んでいった。

敵の見張りを避けながら、本陣へと近づく。

「あそこだ」

健太が指差した。

大きなテントが見えた。

おそらく、司令官のヴォルガンがいる場所だ。

-----

「行くぞ」

五人はテントに忍び込んだ。

だが──

「待っていたぞ」

テントの中には、一人の男が座っていた。

40代半ばと思われる、筋骨隆々の男。

「お前は……」

「俺がヴォルガンだ」

男は立ち上がった。

「お前たちが来ることは、予想していた」

「くっ……」

アリシアは剣を抜いた。

「罠だったのか……」

「そうだ」

ヴォルガンは冷笑した。

「魔王を倒した英雄たちを、ここで始末する」

「そうすれば、王国軍の士気は下がる」

「させるか!」

健太が斬りかかった。

だが──

ヴォルガンは軽々と剣を受け止めた。

「速いな。だが、俺の方が上だ」

ヴォルガンの剣が、健太を弾き飛ばした。

「ぐっ……」

「健太!」

-----

「みんな、行くよ!」

蓮は支援魔法を発動した。

「グランド・サポート!」

四人の体が光り輝いた。

「はああっ!」

アリシアが突撃した。

剣がヴォルガンに迫る。

だが、ヴォルガンは軽々と避けた。

「ぬるい」

「フレイムランス!」

リリアの魔法が飛んでくる。

だが、ヴォルガンは剣で魔法を切り裂いた。

「何……!?」

「はあっ!」

セラの拳が飛んでくる。

だが、ヴォルガンは拳を掴み、セラを投げ飛ばした。

「ぐはっ……」

-----

四人は苦戦していた。

「強い……」

アリシアは冷や汗を流した。

「魔王の幹部並みの強さ……」

「くっ……」

その時──

**テントの外から、多数の兵士が現れた。**

「囲まれた……!」

リリアは驚愕した。

「完全に罠だったのね……」

「ふふふ……」

ヴォルガンは冷笑した。

「お前たちは、ここで死ぬ」

-----

「くそっ……」

蓮は焦った。

このままでは、全滅する。

「どうすれば……」

その時、蓮は決断した。

「みんな、逃げるよ!」

「え……?」

「このままじゃ全滅する。一旦退却して、作戦を立て直そう」

「でも……」

「いいから!」

蓮は叫んだ。

「俺が時間を稼ぐ。その間に逃げて」

「神谷さん、何を……」

「大丈夫。すぐに追いつく」

蓮は笑顔で答えた。

「さあ、行って」

「……」

四人は迷ったが、蓮の目を見て頷いた。

「わかりました。でも、必ず無事で」

「うん」

四人は走り去った。

-----

「逃がすと思うか?」

ヴォルガンが追おうとした。

だが──

「相手は俺だ」

蓮が立ちはだかった。

「ほう、支援術師が一人で戦うとは」

ヴォルガンは興味深そうに言った。

「面白い。殺してやろう」

ヴォルガンが剣を振るった。

蓮は咄嗟に避けた。

「くっ……」

蓮には攻撃手段がない。

ただ、避け続けるしかない。

「逃げ回るだけか?」

ヴォルガンは冷笑した。

-----

だが、その時──

**テントの外から、爆発音が響いた。**

「何だ!?」

ヴォルガンは驚いた。

「団長! 敵軍が攻撃してきました!」

兵士が駆け込んできた。

「何……!?」

「どうやら、我々の陣営が攻撃されたことに気づき、反撃に出たようです!」

「くそっ……」

ヴォルガンは舌打ちした。

「お前、運がいいな」

ヴォルガンは蓮を睨んだ。

「だが、次はないぞ」

ヴォルガンは去っていった。

-----

蓮は急いでテントを出た。

外では、王国軍とダークランド軍が激しく戦っていた。

「くそっ……戦争が始まってしまった……」

蓮は走り出した。

四人を探さなければ。

-----

しばらく走ると、四人が待っていた。

「神谷さん!」

アリシアが駆け寄ってきた。

「無事だったんですね!」

「うん、何とか」

蓮は息を切らしていた。

「でも、戦争が始まってしまった……」

「ええ……」

アリシアは悲しそうに戦場を見た。

「多くの命が失われます……」

「……」

五人は黙り込んだ。

-----

翌朝、王国軍は一時撤退した。

損害は大きかった。

「約1000人が戦死……」

レオンハルトは報告を聞いた。

「くっ……」

「団長、どうしますか?」

「……一旦、王都に戻る」

レオンハルトは決断した。

「態勢を立て直してから、再度攻勢に出る」

「かしこまりました」

-----

王都に戻る途中、五人は馬車の中で沈黙していた。

「俺たち、失敗した……」

蓮は呟いた。

「司令官を暗殺できなかった……」

「仕方ありません」

アリシアは言った。

「罠だったんですから」

「でも……」

「神谷さんのおかげで、私たちは生きています」

アリシアは微笑んだ。

「それだけで十分です」

「……」

-----

王都に到着すると、街は混乱していた。

「戦争が始まった……」

「王国は勝てるのか……」

「英雄たちでも、ダークランド軍は止められなかったらしい……」

人々の不安な声が聞こえてくる。

「……」

蓮は胸が痛んだ。

-----

その夜、五人は宿で作戦会議を開いた。

「どうする?」

健太が尋ねた。

「このままじゃ、王国は負ける」

「わかってるわ」

リリアは地図を広げた。

「ダークランド軍は、数で圧倒している」

「正面から戦っても、勝ち目は薄い」

「じゃあ、どうすれば……」

「再度、暗殺を試みるしかないわ」

リリアは言った。

「司令官のヴォルガンを倒せば、敵軍は混乱する」

「でも、今度は警戒されてるだろ?」

健太が指摘した。

「そうね……」

リリアは考え込んだ。

-----

「あの……」

蓮が口を開いた。

「俺、一つ考えがあるんだけど」

「何?」

「ヴォルガンと、一対一で戦うってのはどう?」

「一対一……?」

「ああ。決闘を申し込むんだ」

蓮は説明した。

「ヴォルガンは、名誉を重んじる武人だと聞いた」

「だから、決闘の申し出を断らないと思う」

「……」

「そして、俺たちの誰かが勝てば、ダークランド軍は撤退する条件をつける」

「なるほど……」

リリアは頷いた。

「面白い案ね」

「でも、誰が戦うんだ?」

健太が尋ねた。

「……俺が行く」

アリシアが言った。

「私が、ヴォルガンと戦います」

「アリシア……」

「私は騎士です。こういう時こそ、前に出なければ」

アリシアは決意を込めて言った。

「……わかった」

蓮は頷いた。

「じゃあ、明日、決闘を申し込もう」

-----

翌日、五人はダークランド軍の陣営に向かった。

「来たか」

ヴォルガンが待っていた。

「決闘を申し込みに来たと聞いたが」

「はい」

アリシアは前に出た。

「私が、あなたと戦います」

「ほう、女騎士か」

ヴォルガンは興味深そうに言った。

「面白い。受けて立とう」

「条件があります」

アリシアは言った。

「もし私が勝ったら、ダークランド軍は撤退してください」

「……」

ヴォルガンは考え込んだ。

「いいだろう。だが、お前が負けたら、王国は無条件降伏だ」

「……わかりました」

アリシアは頷いた。

-----

決闘の場が設けられた。

両軍の兵士たちが見守る中、アリシアとヴォルガンが対峙した。

「アリシア、頑張って……」

蓮は祈った。

「始め!」

審判の声と共に、二人は動いた。

-----

剣と剣がぶつかり合う。

激しい攻防。

「お前、なかなかやるな」

ヴォルガンは認めた。

「だが、まだ足りない」

ヴォルガンの剣技は、アリシアを圧倒していた。

「くっ……」

アリシアは防戦一方になった。

「アリシア……」

蓮は支援魔法をかけたかったが──

決闘の規則上、外部からの支援は禁止されていた。

「頑張れ、アリシア……」

蓮はただ、祈ることしかできなかった。

-----

「終わりだ」

ヴォルガンの剣が、アリシアの胸に迫る。

だが──

**その瞬間、アリシアの体が光り始めた。**

「この光は……」

ヴォルガンは驚いた。

アリシアの覚醒。

「はああああっ!」

アリシアの剣が、ヴォルガンの剣を弾き飛ばした。

「な、何……!?」

「はっ!」

アリシアの剣が、ヴォルガンの首に当てられた。

「……」

沈黙。

やがて、ヴォルガンは笑った。

「俺の負けだ」

ヴォルガンは剣を下ろした。

「約束通り、撤退する」

-----

ダークランド軍は、撤退した。

王国は救われた。

「やった……!」

王国軍の兵士たちが歓声を上げた。

「アリシア様、万歳!」

「英雄だ!」

-----

だが、アリシアは膝をついた。

「はあ……はあ……」

「アリシア!」

蓮が駆け寄った。

「大丈夫……?」

「ええ……何とか……」

アリシアは笑顔で答えた。

「勝てました……」

「うん。よく頑張ったね」

蓮はアリシアを抱きしめた。

「本当に、よく頑張った」

「……」

アリシアは蓮の胸で泣いた。

緊張が解け、涙が溢れた。

「ありがとう……ございます……」

-----

戦争は終わった。

五人は再び王都へと戻った。

「終わったね……」

セラが呟いた。

「ああ」

蓮は頷いた。

「ようやく、本当の平和が来た」

「そうね」

リリアも微笑んだ。

「これで、ゆっくり休める」

五人は、安堵の息を吐いた。

長い戦いが、ついに終わった。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

無属性魔法使いの下剋上~現代日本の知識を持つ魔導書と契約したら、俺だけが使える「科学魔法」で学園の英雄に成り上がりました~

黒崎隼人
ファンタジー
「お前は今日から、俺の主(マスター)だ」――魔力を持たない“無能”と蔑まれる落ちこぼれ貴族、ユキナリ。彼が手にした一冊の古びた魔導書。そこに宿っていたのは、異世界日本の知識を持つ生意気な魂、カイだった! 「俺の知識とお前の魔力があれば、最強だって夢じゃない」 主従契約から始まる、二人の秘密の特訓。科学的知識で魔法の常識を覆し、落ちこぼれが天才たちに成り上がる! 無自覚に甘い主従関係と、胸がすくような下剋上劇が今、幕を開ける!

レベルアップは異世界がおすすめ!

まったりー
ファンタジー
レベルの上がらない世界にダンジョンが出現し、誰もが装備や技術を鍛えて攻略していました。 そんな中、異世界ではレベルが上がることを記憶で知っていた主人公は、手芸スキルと言う生産スキルで異世界に行ける手段を作り、自分たちだけレベルを上げてダンジョンに挑むお話です。

おいでよ!死にゲーの森~異世界転生したら地獄のような死にゲーファンタジー世界だったが俺のステータスとスキルだけがスローライフゲーム仕様

あけちともあき
ファンタジー
上澄タマルは過労死した。 死に際にスローライフを夢見た彼が目覚めた時、そこはファンタジー世界だった。 「異世界転生……!? 俺のスローライフの夢が叶うのか!」 だが、その世界はダークファンタジーばりばり。 人々が争い、魔が跳梁跋扈し、天はかき曇り地は荒れ果て、死と滅びがすぐ隣りにあるような地獄だった。 こんな世界でタマルが手にしたスキルは、スローライフ。 あらゆる環境でスローライフを敢行するためのスキルである。 ダンジョンを採掘して素材を得、毒沼を干拓して畑にし、モンスターを捕獲して飼いならす。 死にゲー世界よ、これがほんわかスローライフの力だ! タマルを異世界に呼び込んだ謎の神ヌキチータ。 様々な道具を売ってくれ、何でも買い取ってくれる怪しい双子の魔人が経営する店。 世界の異形をコレクションし、タマルのゲットしたモンスターやアイテムたちを寄付できる博物館。 地獄のような世界をスローライフで侵食しながら、タマルのドキドキワクワクの日常が始まる。

【完結】うだつが上がらない底辺冒険者だったオッサンは命を燃やして強くなる

邪代夜叉(ヤシロヤシャ)
ファンタジー
まだ遅くない。 オッサンにだって、未来がある。 底辺から這い上がる冒険譚?! 辺鄙の小さな村に生まれた少年トーマは、幼い頃にゴブリン退治で村に訪れていた冒険者に憧れ、いつか自らも偉大な冒険者となることを誓い、十五歳で村を飛び出した。 しかし現実は厳しかった。 十数年の時は流れてオッサンとなり、その間、大きな成果を残せず“とんまのトーマ”と不名誉なあだ名を陰で囁かれ、やがて採取や配達といった雑用依頼ばかりこなす、うだつの上がらない底辺冒険者生活を続けていた。 そんなある日、荷車の護衛の依頼を受けたトーマは――

スキルはコピーして上書き最強でいいですか~改造初級魔法で便利に異世界ライフ~

深田くれと
ファンタジー
【文庫版2が4月8日に発売されます! ありがとうございます!】 異世界に飛ばされたものの、何の能力も得られなかった青年サナト。街で清掃係として働くかたわら、雑魚モンスターを狩る日々が続いていた。しかしある日、突然仕事を首になり、生きる糧を失ってしまう――。 そこで、サナトの人生を変える大事件が発生する!途方に暮れて挑んだダンジョンにて、ダンジョンを支配するドラゴンと遭遇し、自らを破壊するよう頼まれたのだ。その願いを聞きつつも、ダンジョンの後継者にはならず、能力だけを受け継いだサナト。新たな力――ダンジョンコアとともに、スキルを駆使して異世界で成り上がる!

アルフレッドは平穏に過ごしたい 〜追放されたけど謎のスキル【合成】で生き抜く〜

芍薬甘草湯
ファンタジー
アルフレッドは貴族の令息であったが天から与えられたスキルと家風の違いで追放される。平民となり冒険者となったが、生活するために竜騎士隊でアルバイトをすることに。 ふとした事でスキルが発動。  使えないスキルではない事に気付いたアルフレッドは様々なものを合成しながら密かに活躍していく。 ⭐︎注意⭐︎ 女性が多く出てくるため、ハーレム要素がほんの少しあります。特に苦手な方はご遠慮ください。

私の薬華異堂薬局は異世界につくるのだ

柚木 潤
ファンタジー
 薬剤師の舞は、亡くなった祖父から託された鍵で秘密の扉を開けると、不思議な薬が書いてある古びた書物を見つけた。  そしてその扉の中に届いた異世界からの手紙に導かれその世界に転移すると、そこは人間だけでなく魔人、精霊、翼人などが存在する世界であった。  舞はその世界の魔人の王に見合う女性になる為に、異世界で勉強する事を決断する。  舞は薬師大学校に聴講生として入るのだが、のんびりと学生をしている状況にはならなかった。  以前も現れた黒い影の集合体や、舞を監視する存在が見え隠れし始めたのだ・・・ 「薬華異堂薬局のお仕事は異世界にもあったのだ」の続編になります。  主人公「舞」は異世界に拠点を移し、薬師大学校での学生生活が始まります。  前作で起きた話の説明も間に挟みながら書いていく予定なので、前作を読んでいなくてもわかるようにしていこうと思います。  また、意外なその異世界の秘密や、新たな敵というべき存在も現れる予定なので、前作と合わせて読んでいただけると嬉しいです。  以前の登場人物についてもプロローグのに軽く記載しましたので、よかったら参考にしてください。  

異世界ハズレモノ英雄譚〜無能ステータスと言われた俺が、ざまぁ見せつけながらのし上がっていくってよ!〜

mitsuzoエンターテインメンツ
ファンタジー
【週三日(月・水・金)投稿 基本12:00〜14:00】 異世界にクラスメートと共に召喚された瑛二。 『ハズレモノ』という聞いたこともない称号を得るが、その低スペックなステータスを見て、皆からハズレ称号とバカにされ、それどころか邪魔者扱いされ殺されそうに⋯⋯。 しかし、実は『超チートな称号』であることがわかった瑛二は、そこから自分をバカにした者や殺そうとした者に対して、圧倒的な力を隠しつつ、ざまぁを展開していく。 そして、そのざまぁは図らずも人類の命運を握るまでのものへと発展していくことに⋯⋯。

処理中です...