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いつの間に最強になったんや
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「けど、俺にもやるべきことがある。悪いけど、師匠の仇を討たせてやるわけにはいかないぜ」
「なんだと?」
「ほんと、悪いと思うけど」
ここで俺は初めて、攻撃の一手を打った。
刹那にして、俺はサニーの間合いの中に入る。
「……っ!」
反応したのは流石というべきか。
サニーは大剣の腹で俺の拳を受ける。
二つが接触した瞬間、眩いばかりの光が閃いた。
俺のパンチはサニーの大剣を容易く粉砕。さらに、サニーの肉体に致命的なダメージを与える。
吹っ飛ばず、その場で膝をつくサニー。衝撃力の全てがサニーへのダメージとなる特殊なパンチだった。
「バ、バカな……確実に防いだはずだ……!」
立ち上がろうとするサニー。だが、それは叶わない。息を荒くし、目と鼻と耳と口から血を流している。気を抜けば失神するほどの痛みに耐えているのは大したものだけど、もう戦える状態じゃないだろう。
見た目じゃわからないが、サニーの体内はミキサーにかけられたみたいにぐちゃぐちゃになっているはずだ。
「意志の強さで競うなら、どっちが勝ってもおかしくないと思うんだけどな」
俺はサニーの脇を通り過ぎ、宿に向かって歩き出す。
「俺はイカサマをしてるからな。異世界人っていうのはチートとセットなんだよ。だから、あんたがどれだけ強くても俺には勝てない。俺はそういう存在なんだ」
「異世界……? 何を、言っている……?」
サニーの声がだんだんと小さくなっていく。
そろそろ限界だろう。
後ろから、サニーの倒れる音が聞こえた。
死にはしない。だが、回復には時間がかかるだろう。
「サニーさん!」
「見てください! やられています!」
「そんな……! あのサニーさんが……信じられないわ!」
「ウソだッ! こんなに認めねぇ! グランオーリス最強のサニーさんが、ポッとでのガキに負けるなんてよ!」
集まっていた冒険者達が、やっとここまでたどり着く。
サニーを助けに行く者達と、俺を取り囲む奴らで分かれていた。
まさに一触即発の雰囲気だ。
「俺とサニーは正々堂々と戦った。その決着に水を差すつもりか?」
周囲を見回す。
「うるせぇ! そんなの関係ねぇ!」
「この国の冒険者として、よそ者に好き勝手させるわけにはいかないのよ!」
そんなこと言われてもな。
面倒なことになった。誰も退く気はないようだ。
仕方ない。
俺は大地を靴底で叩く。
直後。パラフィンで固められたみたいに冒険者は動かなくなった。
「な、なによこれ! 身体が動かないわ!」
「くそっ! スキルじゃないのか!」
「ですが、こいつはクソスキルしか持っていないはず!」
「スキルと職業を偽っていたのか!」
「いやちがう! この力の波動は……サニーさんのものと似ているぞ!」
「なんで解除できないのよ! こんなの反則じゃない!」
ここで介入されたら、サニーにも悪い。
「しばらくじっとしてな」
俺はそれだけ言い残し、颯爽と宿へと戻った。
「なんだと?」
「ほんと、悪いと思うけど」
ここで俺は初めて、攻撃の一手を打った。
刹那にして、俺はサニーの間合いの中に入る。
「……っ!」
反応したのは流石というべきか。
サニーは大剣の腹で俺の拳を受ける。
二つが接触した瞬間、眩いばかりの光が閃いた。
俺のパンチはサニーの大剣を容易く粉砕。さらに、サニーの肉体に致命的なダメージを与える。
吹っ飛ばず、その場で膝をつくサニー。衝撃力の全てがサニーへのダメージとなる特殊なパンチだった。
「バ、バカな……確実に防いだはずだ……!」
立ち上がろうとするサニー。だが、それは叶わない。息を荒くし、目と鼻と耳と口から血を流している。気を抜けば失神するほどの痛みに耐えているのは大したものだけど、もう戦える状態じゃないだろう。
見た目じゃわからないが、サニーの体内はミキサーにかけられたみたいにぐちゃぐちゃになっているはずだ。
「意志の強さで競うなら、どっちが勝ってもおかしくないと思うんだけどな」
俺はサニーの脇を通り過ぎ、宿に向かって歩き出す。
「俺はイカサマをしてるからな。異世界人っていうのはチートとセットなんだよ。だから、あんたがどれだけ強くても俺には勝てない。俺はそういう存在なんだ」
「異世界……? 何を、言っている……?」
サニーの声がだんだんと小さくなっていく。
そろそろ限界だろう。
後ろから、サニーの倒れる音が聞こえた。
死にはしない。だが、回復には時間がかかるだろう。
「サニーさん!」
「見てください! やられています!」
「そんな……! あのサニーさんが……信じられないわ!」
「ウソだッ! こんなに認めねぇ! グランオーリス最強のサニーさんが、ポッとでのガキに負けるなんてよ!」
集まっていた冒険者達が、やっとここまでたどり着く。
サニーを助けに行く者達と、俺を取り囲む奴らで分かれていた。
まさに一触即発の雰囲気だ。
「俺とサニーは正々堂々と戦った。その決着に水を差すつもりか?」
周囲を見回す。
「うるせぇ! そんなの関係ねぇ!」
「この国の冒険者として、よそ者に好き勝手させるわけにはいかないのよ!」
そんなこと言われてもな。
面倒なことになった。誰も退く気はないようだ。
仕方ない。
俺は大地を靴底で叩く。
直後。パラフィンで固められたみたいに冒険者は動かなくなった。
「な、なによこれ! 身体が動かないわ!」
「くそっ! スキルじゃないのか!」
「ですが、こいつはクソスキルしか持っていないはず!」
「スキルと職業を偽っていたのか!」
「いやちがう! この力の波動は……サニーさんのものと似ているぞ!」
「なんで解除できないのよ! こんなの反則じゃない!」
ここで介入されたら、サニーにも悪い。
「しばらくじっとしてな」
俺はそれだけ言い残し、颯爽と宿へと戻った。
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