765 / 997
この後、めちゃくちゃ
しおりを挟む
人であることと、神であることは、両立するだと。
そんなことがありえるのか。
「神っていうのは、人を超越した存在なんじゃないのか」
「あはは。それだと、人と神にはっきり上下関係があるみたいじゃない」
「違うのか? いや……そうか。俺は自分でも気付かないうちに、神が上で、人が下だと思い込んでた」
「真実は違う。ファルトゥールも言ってたでしょ? 人と神は立場が違うだけ。どちらが上とか、下とか、そういうのじゃない。たまたまこの世界においては、神の方が個の力でできることが多いってだけ」
「だから、お前は人でありながら神でもあるってか?」
「そういう風に考えることもできるってこと」
「……俺も同じだと?」
「あなたはこれまでの経験から、神を毛嫌いしてるでしょ? だから、自分が神であると言われて動じてしまった。だから、その認識を改められればと思ったの」
「神は悪じゃないって? それはなんというか……けっこうエネルギーがいるな」
「でも、必要なことよ。これからあなたが進む道は、人と神の狭間にある。自分が何者であるかを見失わないためにも、知っておくべきじゃないかな」
俺は、朱音のそっと手を握る。
朱音も、しっかりと握り返してくれた。
俺がやろうとしていることは、ただ人であるだけじゃ成し遂げられないということだろう。
「俺は今まで、人であることに誇りを持ってた。人だからこそ、人の為に、人の世界のために、神を倒せるって」
「うん」
「でも、心のどこかでは限界を感じることもあった。〈妙なる祈り〉とか、根源粒子とか、いろいろ世界の真理に触れたけど。マーテリアにも、ファルトゥールにも、結局勝てなかったし」
「うん」
「でも、それも当然だったんだな。俺は知らず知らずのうちに神を遠ざけてた。どれだけ強くなっても……神を倒せるくらい強くなろうとしていても……自分は神じゃないって、ミイラ取りはミイラにならないって、思ってたから」
「うん」
「俺も、変わないといけない時が来たのかもな」
朱音の額が、俺の後頭部に押し付けられる。
「だいじょうぶ。心配しないで。神であることを認めても、あなたは人のままよ。人には無限の可能性がある。その身のまま神になることだって、できる」
「ああ」
まだ実感は湧かないし、心から認めるまでには、多くの時間がかかるだろう。
だって、自分が神であるなんて、本当は認めたくはないから。
それでも、為すべきことの為に必要なら、認めなくちゃならない。
「そばにいるから」
「朱音」
俺を抱きしめる朱音の腕に、力が入る。
「ね、蓮。久しぶりに、する?」
「えっ」
朱音の白い手が、俺の服の中に滑り込んでくる。
現代日本に戻っていた二年間。その時の思い出が蘇ってくる。
それに、さっきから背中にあたっている柔らかい感触は、どうにも無視できない。
首筋に、朱音の吐息が触れる。
すでに、俺の股間ははちきれんばかりに怒張していた。
「ふふ。準備完了じゃん?」
朱音はするりと腕を外し、俺の股の間に座り込む。ちょうど机に隠れる場所だ。
「おいおい……」
「好きでしょ? こういうの」
「……好きです」
朱音は俺のズボンのチャックを口で開けると、そのまま俺のマグナムを取り出した。
それから何が起こったかは、とても俺の口から言えるようなことではなかった。
まぁ、めちゃくちゃセックスしたんだけどな。
そんなことがありえるのか。
「神っていうのは、人を超越した存在なんじゃないのか」
「あはは。それだと、人と神にはっきり上下関係があるみたいじゃない」
「違うのか? いや……そうか。俺は自分でも気付かないうちに、神が上で、人が下だと思い込んでた」
「真実は違う。ファルトゥールも言ってたでしょ? 人と神は立場が違うだけ。どちらが上とか、下とか、そういうのじゃない。たまたまこの世界においては、神の方が個の力でできることが多いってだけ」
「だから、お前は人でありながら神でもあるってか?」
「そういう風に考えることもできるってこと」
「……俺も同じだと?」
「あなたはこれまでの経験から、神を毛嫌いしてるでしょ? だから、自分が神であると言われて動じてしまった。だから、その認識を改められればと思ったの」
「神は悪じゃないって? それはなんというか……けっこうエネルギーがいるな」
「でも、必要なことよ。これからあなたが進む道は、人と神の狭間にある。自分が何者であるかを見失わないためにも、知っておくべきじゃないかな」
俺は、朱音のそっと手を握る。
朱音も、しっかりと握り返してくれた。
俺がやろうとしていることは、ただ人であるだけじゃ成し遂げられないということだろう。
「俺は今まで、人であることに誇りを持ってた。人だからこそ、人の為に、人の世界のために、神を倒せるって」
「うん」
「でも、心のどこかでは限界を感じることもあった。〈妙なる祈り〉とか、根源粒子とか、いろいろ世界の真理に触れたけど。マーテリアにも、ファルトゥールにも、結局勝てなかったし」
「うん」
「でも、それも当然だったんだな。俺は知らず知らずのうちに神を遠ざけてた。どれだけ強くなっても……神を倒せるくらい強くなろうとしていても……自分は神じゃないって、ミイラ取りはミイラにならないって、思ってたから」
「うん」
「俺も、変わないといけない時が来たのかもな」
朱音の額が、俺の後頭部に押し付けられる。
「だいじょうぶ。心配しないで。神であることを認めても、あなたは人のままよ。人には無限の可能性がある。その身のまま神になることだって、できる」
「ああ」
まだ実感は湧かないし、心から認めるまでには、多くの時間がかかるだろう。
だって、自分が神であるなんて、本当は認めたくはないから。
それでも、為すべきことの為に必要なら、認めなくちゃならない。
「そばにいるから」
「朱音」
俺を抱きしめる朱音の腕に、力が入る。
「ね、蓮。久しぶりに、する?」
「えっ」
朱音の白い手が、俺の服の中に滑り込んでくる。
現代日本に戻っていた二年間。その時の思い出が蘇ってくる。
それに、さっきから背中にあたっている柔らかい感触は、どうにも無視できない。
首筋に、朱音の吐息が触れる。
すでに、俺の股間ははちきれんばかりに怒張していた。
「ふふ。準備完了じゃん?」
朱音はするりと腕を外し、俺の股の間に座り込む。ちょうど机に隠れる場所だ。
「おいおい……」
「好きでしょ? こういうの」
「……好きです」
朱音は俺のズボンのチャックを口で開けると、そのまま俺のマグナムを取り出した。
それから何が起こったかは、とても俺の口から言えるようなことではなかった。
まぁ、めちゃくちゃセックスしたんだけどな。
0
あなたにおすすめの小説
S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
没落した貴族家に拾われたので恩返しで復興させます
六山葵
ファンタジー
生まれて間も無く、山の中に捨てられていた赤子レオン・ハートフィリア。
彼を拾ったのは没落して平民になった貴族達だった。
優しい両親に育てられ、可愛い弟と共にすくすくと成長したレオンは不思議な夢を見るようになる。
それは過去の記憶なのか、あるいは前世の記憶か。
その夢のおかげで魔法を学んだレオンは愛する両親を再び貴族にするために魔法学院で魔法を学ぶことを決意した。
しかし、学院でレオンを待っていたのは酷い平民差別。そしてそこにレオンの夢の謎も交わって、彼の運命は大きく変わっていくことになるのだった。
※2025/12/31に書籍五巻以降の話を非公開に変更する予定です。
詳細は近況ボードをご覧ください。
伯爵家の三男に転生しました。風属性と回復属性で成り上がります
竹桜
ファンタジー
武田健人は、消防士として、風力発電所の事故に駆けつけ、救助活動をしている途中に、上から瓦礫が降ってきて、それに踏み潰されてしまった。次に、目が覚めると真っ白な空間にいた。そして、神と名乗る男が出てきて、ほとんど説明がないまま異世界転生をしてしまう。
転生してから、ステータスを見てみると、風属性と回復属性だけ適性が10もあった。この世界では、5が最大と言われていた。俺の異世界転生は、どうなってしまうんだ。
捨て子の僕が公爵家の跡取り⁉~喋る聖剣とモフモフに助けられて波乱の人生を生きてます~
伽羅
ファンタジー
物心がついた頃から孤児院で育った僕は高熱を出して寝込んだ後で自分が転生者だと思い出した。そして10歳の時に孤児院で火事に遭遇する。もう駄目だ! と思った時に助けてくれたのは、不思議な聖剣だった。その聖剣が言うにはどうやら僕は公爵家の跡取りらしい。孤児院を逃げ出した僕は聖剣とモフモフに助けられながら生家を目指す。
お前には才能が無いと言われて公爵家から追放された俺は、前世が最強職【奪盗術師】だったことを思い出す ~今さら謝られても、もう遅い~
志鷹 志紀
ファンタジー
「お前には才能がない」
この俺アルカは、父にそう言われて、公爵家から追放された。
父からは無能と蔑まれ、兄からは酷いいじめを受ける日々。
ようやくそんな日々と別れられ、少しばかり嬉しいが……これからどうしようか。
今後の不安に悩んでいると、突如として俺の脳内に記憶が流れた。
その時、前世が最強の【奪盗術師】だったことを思い出したのだ。
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
知識スキルで異世界らいふ
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
他の異世界の神様のやらかしで死んだ俺は、その神様の紹介で別の異世界に転生する事になった。地球の神様からもらった知識スキルを駆使して、異世界ライフ
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる