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転生先は悪役令嬢
エルサ嬢 ※カイト目線
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あぁ、また兄さんがお茶会を嫌がってるよ、女達は欲望の塊だって?!違うよ、兄さん女達じゃない、
人間達だよ·····俺だって欲望の塊なんだから、兄さんの上に立てる人間になりたいと心から思ってるんだから、ようするに家族を落としたいってことなんだよ·····これを悪心と言わずなんて言うんだよ!
確かに女達が似たり寄ったりなことは同じ意見だ。何故自分で働こうとしない??今まで会ってきた女の中に自立してた人はいなかった。綺麗だと思わなかった·····だから遊ぶだけで終わっていた。政略結婚でも別にいい。愛しい人など現れるとは思えなかったし·····
今夜もいつものように女達が寄ってきた。俺の周りに寄ってくるのは大体俺より年上だ。色気がありすぎてかなりひく。でもまぁ遊ぶだけだしいいけどね·····妻にはしたくないが
「国王陛下がお呼びです、殿下」
「分かった、すぐ行くよ·····」
メイドのアンが心配そうに俺を見ている·····あいつは俺から離れたくないとずっとメイドをしている。何度も結婚を申し込まれたそうだが·····それを全て断っていた。俺は嫁に行けと言ったのに頑なに
「殿下の側にいさせてください」
と言っていた。俺が唯一信じてるのはアンだけだろう。他の使用人達は俺に媚び、金を貰おうとしていたが、全員クビにした。別にいらなかったし、ちょうど良かった。
さぁ、美人と有名なエルサ嬢はどんな方だろう?美人だったら一回ぐらい遊ぼうかな~どうせ兄さんは興味を示さないだろうし·····
しかし、この予想は大きく外れてしまったのだった·····
エルサ嬢はとても美しかった·····他の女達が霞んで見えてしまうほどに·····兄さんも見とれていた·····珍しいなぁ~まぁそれぐらい彼女は美しかったのだ
義理の兄であるキールだって彼女に好意を持っているようだった。義理の兄弟が仲が良い例は聞いた事がない·····エルサ嬢は優しいのだろうな。今度話を聞いてみるか。
「はい、ルー兄様!」エルサ嬢が微笑んだ。
あれは·····攻撃力がヤバい·····俺はとっさに目をそらしてしまった。兄さんは頬を赤くしている·····
まぁいいか、エルサ嬢はいい人そうだし、兄さんの恋も面白そうだ·····俺は久しぶりに心が踊ったのだった。
人間達だよ·····俺だって欲望の塊なんだから、兄さんの上に立てる人間になりたいと心から思ってるんだから、ようするに家族を落としたいってことなんだよ·····これを悪心と言わずなんて言うんだよ!
確かに女達が似たり寄ったりなことは同じ意見だ。何故自分で働こうとしない??今まで会ってきた女の中に自立してた人はいなかった。綺麗だと思わなかった·····だから遊ぶだけで終わっていた。政略結婚でも別にいい。愛しい人など現れるとは思えなかったし·····
今夜もいつものように女達が寄ってきた。俺の周りに寄ってくるのは大体俺より年上だ。色気がありすぎてかなりひく。でもまぁ遊ぶだけだしいいけどね·····妻にはしたくないが
「国王陛下がお呼びです、殿下」
「分かった、すぐ行くよ·····」
メイドのアンが心配そうに俺を見ている·····あいつは俺から離れたくないとずっとメイドをしている。何度も結婚を申し込まれたそうだが·····それを全て断っていた。俺は嫁に行けと言ったのに頑なに
「殿下の側にいさせてください」
と言っていた。俺が唯一信じてるのはアンだけだろう。他の使用人達は俺に媚び、金を貰おうとしていたが、全員クビにした。別にいらなかったし、ちょうど良かった。
さぁ、美人と有名なエルサ嬢はどんな方だろう?美人だったら一回ぐらい遊ぼうかな~どうせ兄さんは興味を示さないだろうし·····
しかし、この予想は大きく外れてしまったのだった·····
エルサ嬢はとても美しかった·····他の女達が霞んで見えてしまうほどに·····兄さんも見とれていた·····珍しいなぁ~まぁそれぐらい彼女は美しかったのだ
義理の兄であるキールだって彼女に好意を持っているようだった。義理の兄弟が仲が良い例は聞いた事がない·····エルサ嬢は優しいのだろうな。今度話を聞いてみるか。
「はい、ルー兄様!」エルサ嬢が微笑んだ。
あれは·····攻撃力がヤバい·····俺はとっさに目をそらしてしまった。兄さんは頬を赤くしている·····
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