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フォーレンス学園一年生
ドタバタ入学式
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「エルサ、行こう!入学式に!」
「うん、ルー兄様!行きましょう!!」
今日は待ちに待った入学式の日、幸せな日でもあるけどセルフォルドとどれだけ仲良くなれるか·····どうにかして殺されない程度に仲良くなるわ!!
「おはよう、エルサ!!」
「おはよう、ラルク様!!」
「エルサ·····制服·····似合ってる·····よ」
「ラ、ラルク様?!」
「可愛い·····女神か·····何かかな·····」
ラルク様、そういうことを言われると嬉しいけど、体が震わせて、地面に手をつきながら言う言葉じゃないと思うわ·····
「ラルク様、立って!」
私は彼に手を差し出した
「エルサ·····ありがとう!!」
彼は私の手を掴んで立ち上がった。
「よし、行きましょう!!」
「「うん!!」」
「·····ねぇ、ラルク様、手を繋いだままじゃ行けないよ!」
「いいじゃないか、別に!大丈夫だよ!」
「ラルク様、その手をはなせとエルサが言っていますよ、はなしてください。」
「嫌だよ、キール!どうせ羨ましいんだろう??」
「くっ·····エルサ、僕も手を繋ぐぞ!」
「恥ずかしいよ!!」
「大丈夫、エルサを恥ずかしがらせる奴は燃やすから!」
「怖いからやめて·····」
「よし、行くぞ!エルサ!!」
この二人はいつもと変わりないようで·····
まぁ、緊張している私にはちょうどいいかも·····
ねぇ、周りの視線が痛いんだけど·····だからこの二人に挟まれるのは嫌だったのよ!エルサも十分可愛い顔してるけど、この二人は顔が整いすぎてるわ·····
二人の手から逃げようと手を振ったけど、うん、ビクともしないね。はぁ、これじゃあ嫌われちゃうよ····友達作らなきゃいけないのに·····
門の側に見覚えのある顔(イケメン)が本を片手にこちらを見ていた。まぁ、カイト様だよね·····カイト様にはあまり会いたくなかった。だって小説だと今頃カレンとカイト様は婚約者になってるし·····あれっ?!でもそんな噂は聞いたことないなぁ·····
「兄さん、また俺を置いていっただろ·····」
「あぁ、カイト、お前が遅いからだぞ」
「遅くなかったよ、エルサが出るって聞いてすぐ出ていっただろうが。エルサの身を守る目的とか言ってるがそれを監視って言う·····」
「カイト·····後で私の部屋に来て(*^^*)」
「遠慮しておく·····」
「カイト様、久しぶりね」
「久しぶりだね、カイト様」
「あぁ、久しぶりだな、元気だしてそうで何よりだ。エルサ、三位おめでとう」
「ありがとう、だけどカイト様は二位じゃない。凄いわ」
「だがな~やっぱり一位になりたかったよ。一応王家の人間だしな·····まさか執事に負けるとは」
「落ち込むことないですわ!カイト様は本当に凄いんですから!」
「そうだよ、カイト。気にするな」
「兄さんに言われるとムカつくから何も言うな」
「そろそろ入学式が始まるよ、みんな」
「二人とも、行きましょう!」
ギスギスしてる兄弟を押して入学式会場へと向かった。
「な、なんて広いの·····」
「だよね~フォーレンス学園のこの会場はどこの学園よりも大きいからね~」
「凄いのね·····」
小説で大きいとは知っていたけどまさかここまでとは·····人も凄く多い·····迷子にならないようにしないと!
「俺たちが集まるのは二時間後だ。それまで自由にしてろ」
「エルサ、私がこの学園を案内するよ」
「僕がするよ、皇子様は挨拶でもしてきたら?」
「キール·····君を入学式実行委員に任命してきたよ。仕事があるんじゃないかな??」
「なっ、いつの間に?!辞退させていただくよ」
「えっ??ようするに君は皇子様が任命したことを拒否すると言うことだね?いいの??今こそ権力を使おうかな~君をやめさせるなんて簡単·····」
「分かったよ!!やってくるよ!エルサ、ラルク様との距離は1メートル以上あけといてね!」
「ルー兄様?!」
「すぐに終わらせてくる·····」
ルー兄様が凄い勢いで走っていったけど·····
「ルー兄様、どうしたの?!」
「大丈夫だよ、心配しなくて。ちょっと任務を果たしてくるだけだから」
「そ、そうなのね·····」
「エルサ、おいで。学園を案内するよ!」
ルー兄様に何したんだろうな·····怪しい笑いを浮かべるラルク様が私の手を引いていった。
「うん、ルー兄様!行きましょう!!」
今日は待ちに待った入学式の日、幸せな日でもあるけどセルフォルドとどれだけ仲良くなれるか·····どうにかして殺されない程度に仲良くなるわ!!
「おはよう、エルサ!!」
「おはよう、ラルク様!!」
「エルサ·····制服·····似合ってる·····よ」
「ラ、ラルク様?!」
「可愛い·····女神か·····何かかな·····」
ラルク様、そういうことを言われると嬉しいけど、体が震わせて、地面に手をつきながら言う言葉じゃないと思うわ·····
「ラルク様、立って!」
私は彼に手を差し出した
「エルサ·····ありがとう!!」
彼は私の手を掴んで立ち上がった。
「よし、行きましょう!!」
「「うん!!」」
「·····ねぇ、ラルク様、手を繋いだままじゃ行けないよ!」
「いいじゃないか、別に!大丈夫だよ!」
「ラルク様、その手をはなせとエルサが言っていますよ、はなしてください。」
「嫌だよ、キール!どうせ羨ましいんだろう??」
「くっ·····エルサ、僕も手を繋ぐぞ!」
「恥ずかしいよ!!」
「大丈夫、エルサを恥ずかしがらせる奴は燃やすから!」
「怖いからやめて·····」
「よし、行くぞ!エルサ!!」
この二人はいつもと変わりないようで·····
まぁ、緊張している私にはちょうどいいかも·····
ねぇ、周りの視線が痛いんだけど·····だからこの二人に挟まれるのは嫌だったのよ!エルサも十分可愛い顔してるけど、この二人は顔が整いすぎてるわ·····
二人の手から逃げようと手を振ったけど、うん、ビクともしないね。はぁ、これじゃあ嫌われちゃうよ····友達作らなきゃいけないのに·····
門の側に見覚えのある顔(イケメン)が本を片手にこちらを見ていた。まぁ、カイト様だよね·····カイト様にはあまり会いたくなかった。だって小説だと今頃カレンとカイト様は婚約者になってるし·····あれっ?!でもそんな噂は聞いたことないなぁ·····
「兄さん、また俺を置いていっただろ·····」
「あぁ、カイト、お前が遅いからだぞ」
「遅くなかったよ、エルサが出るって聞いてすぐ出ていっただろうが。エルサの身を守る目的とか言ってるがそれを監視って言う·····」
「カイト·····後で私の部屋に来て(*^^*)」
「遠慮しておく·····」
「カイト様、久しぶりね」
「久しぶりだね、カイト様」
「あぁ、久しぶりだな、元気だしてそうで何よりだ。エルサ、三位おめでとう」
「ありがとう、だけどカイト様は二位じゃない。凄いわ」
「だがな~やっぱり一位になりたかったよ。一応王家の人間だしな·····まさか執事に負けるとは」
「落ち込むことないですわ!カイト様は本当に凄いんですから!」
「そうだよ、カイト。気にするな」
「兄さんに言われるとムカつくから何も言うな」
「そろそろ入学式が始まるよ、みんな」
「二人とも、行きましょう!」
ギスギスしてる兄弟を押して入学式会場へと向かった。
「な、なんて広いの·····」
「だよね~フォーレンス学園のこの会場はどこの学園よりも大きいからね~」
「凄いのね·····」
小説で大きいとは知っていたけどまさかここまでとは·····人も凄く多い·····迷子にならないようにしないと!
「俺たちが集まるのは二時間後だ。それまで自由にしてろ」
「エルサ、私がこの学園を案内するよ」
「僕がするよ、皇子様は挨拶でもしてきたら?」
「キール·····君を入学式実行委員に任命してきたよ。仕事があるんじゃないかな??」
「なっ、いつの間に?!辞退させていただくよ」
「えっ??ようするに君は皇子様が任命したことを拒否すると言うことだね?いいの??今こそ権力を使おうかな~君をやめさせるなんて簡単·····」
「分かったよ!!やってくるよ!エルサ、ラルク様との距離は1メートル以上あけといてね!」
「ルー兄様?!」
「すぐに終わらせてくる·····」
ルー兄様が凄い勢いで走っていったけど·····
「ルー兄様、どうしたの?!」
「大丈夫だよ、心配しなくて。ちょっと任務を果たしてくるだけだから」
「そ、そうなのね·····」
「エルサ、おいで。学園を案内するよ!」
ルー兄様に何したんだろうな·····怪しい笑いを浮かべるラルク様が私の手を引いていった。
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