35 / 42
35
しおりを挟む
(中身アラフィフ、外見15歳)
エドワルドと私の婚約は、ただの政略婚。
ロマン? 愛? そんなもの、最初から存在していない。
(彼が欲しいのは、私の技術、成果、利益。私は、ただの“お金を吐き出すだけのATM”よ。恋人じゃなくて“利益生産装置”)
表向きは「婚約者」。
学園では、貴族同士の将来を約束された関係として扱われる。
(ええ、将来は約束されてるわ。“私が搾取される未来”っていうね)
でも私は、ずっと婚約を解消したいと思い続けている。
だから、解消に向けて、彼の不誠実な行動の証拠を集めるため記録を始めた。
ミレーヌとエドワルドの行動を、静かに、冷静に。
この世界は“聖女劇場”。 脚本:作者、主演:ミレーヌ
被害者:全員。 王宮、学園、神殿
――ミレーヌが微笑めば空気が変わり、囁けば心が揺れる。
(まるで乙女ゲームのヒロイン。しかも“選択肢:ミレーヌを褒める”しかないバグ仕様)
作者は、ミレーヌだけが幸せになるように世界を設計していて、 巻き込まれた人々の心情なんて、考えていない。
(前世で私は、こういう“ヒロイン系”に仕事押し付けられまくった。“私だけが頑張ってる”って言いながら、周囲に丸投げするタイプね)
◇◇◇
ミレーヌは平民として生まれ、「聖女の印」を持つ者として神殿に召し上げられ、子爵家の養女になった。 それだけでもシンデレラストーリー。
さらに王宮に招かれ、王子レオンとイザベラの婚約発表のお茶会で、男子たちの心を一網打尽。
(ええ、婚約発表の場で“ヒロイン登場”。それ、もはや略奪イベント)
彼女の言葉には不思議な力が宿っているらしい。
手相を見ただけで、人の未来を語ることができる。
(未来が見える? じゃあ自分が“聖女”じゃなくて“魔力干渉者”ってバレる未来も見えてる?)
学園の生徒、先生、王宮の人々、神殿の関係者たちは彼女を崇め、 王様は彼女を「国の宝」と呼んだ。
(宝っていうより寧ろ盗むのが得意な“泥棒”)
でも、ミレーヌの“聖女たる力”の正体は誰も知らない。 聖なるものか、悪なるものか――それすら不明。
前世で私は、自己中心的な人々に振り回され、介護と仕事の板挟みで精神的にすり減った。
感謝されず、責められ、壊れかけていた。
(“頑張ってるアピール”だけは一流の人たちに囲まれて、私は“黙って働く便利屋”だった)
でも、今は違う。 自分の身を守るために証拠を残している。 二度と誰かに搾取されないようにするために。ミレーヌの魔力反応、言動、周囲の変化。 そして、自分の気持ちも。
◇◇◇
学園の空気が私にとって嫌なものに変わったのは、ほんの数日前。
廊下で交わされる視線。教室で囁かれる声。
食堂で交わされる嘲笑。すべてが、私に向けられていた。
「セレナって、なんか婚約者でもない男性と学校が終わった後、会ってるらしいわ」
「婚約者がいるのに、自分から会いに行くなんて…どれだけ男好きなの?」
「婚約者のエドワルド様、かわいそう」
(かわいそうなのは私よ。政略婚で搾取されて、浮気の濡れ衣まで着せられて。しかも“かわいそう”って言われるのは加害者)
浮気の噂。
それは、エドワルドが流した“婚約破棄の口実”だった。
彼は私を“裏切り者”に仕立て上げた。
リュシアンとの関係を歪め、学園に噂を流した。
ミレーヌの気を引くために。彼女が好きそうな“マウントの構図”を作るために。
(そして私が有責となれば、賠償として私の特許の利権を奪える。ええ、恋愛じゃなくて“利権争奪戦”よ)
ミレーヌは、私を見て微笑んだ。
「セレナ様、最近お元気がないですね。…ああ、愛しの彼が学園にいなくて寂しいのかしら?」
その言葉に、周囲の女子たちが笑った。
(“聖女スマイル”でマウント取ってくるスタイル。しかも“無自覚”を装ってるのが一番タチ悪い)
私は、何も言わなかった。 記録装置は、彼女の言葉と魔力の揺れを、すべて記録していた。
◇◇◇
その日の放課後、私はリュシアンに話した。
「エドワルドが、私があなたと浮気しているような噂を広めているの。ミレーヌの気を引くために」
「それは…最低な奴ですね。大丈夫ですか、セレナさん?」
「大丈夫よ。むしろありがたいわ。これで、ミレーヌが私にマウントを取るために近づいてくると思うの。そしたら彼女の“反応”をもっと短期間で集められるわ」
リュシアンは、静かにうなずいた。
「相変わらず、セレナさんは強いですね。きっと彼女の仮面を剥がす、鍵になりますよ」
ー記録補足:学園内の浮気の噂と婚約破棄の策略
・婚約の実態:政略婚。愛情なし。目的は発明の利益
・噂の発信源:エドワルド。婚約破棄の口実として、浮気の噂を流布
・ミレーヌの反応:マウント発言あり。魔力反応記録済み
・学園の空気:私が孤立。記録は継続中。王妃・イザベラとは別ルートで連携
・ペンを置いたとき、私は確かに“怒り”を感じていた。
まるで「自分が被害者です」と言わんばかりに、 浮気者ほど自分の真実を歪めて、さらに人の噂として周囲に吹聴する。
•誰と何があったかを匂わせる
•自分が“弱者”かのように語る
•相手の行動を誇張して伝える
…そんな“噂の拡散”が、まるで自己紹介と言わんばかりに、拡散させる。
(ええ、まるで“被害者ポジション争奪戦”。しかも、演技力だけは一流。前世で見たわよ、“私だけが頑張ってる”って言いながら、周囲に仕事丸投げする人)
学園の空気は、ミレーヌの“聖女フィルター”で歪んでいる。
彼女が微笑めば、罪が浄化される。彼女が囁けば、嘘が真実になる。
(それ、もはや“魔力付きの言い訳製造機”。しかも、キラキラ加工済み)
ー記録補足:噂の構造と拡散パターンー
・発信者:エドワルド。目的は婚約破棄と利権奪取
・拡散方法:匂わせ・誇張・被害者アピール
・受信者:学園の女子たち。ミレーヌの“聖女スマイル”で信じ込む
・影響:セレナ孤立。記録装置は魔力反応を継続記録中
ペンを置いたとき、私は確かに“怒り”を感じていた。 でも、叫ばない。泣かない。ただ、記録する。
(感情は一時は武器になる。でも、記録は盾になる。私は、盾を強化する)
この世界が、誰か一人の幸せのためだけに作られているなら、 そんな世界は、壊したほうがいい。
(“聖女劇場”の幕を下ろすのは、記録者のペンよ)
翌日、私はリュシアンに新しい記録装置の改良を依頼した。 魔力反応の即時解析と、言語干渉の自動検出。
「セレナさん、次は“言葉の魔力”を数値化します。彼女の発言がどれだけ影響を与えているか、見えるように」
「ありがとう、リュシアン。あなたの魔法が、私の目になる」
「君の目は、誰よりも真実を見てる。だから、僕はそれを支えたい」
(その言葉、前世で一度でも聞けてたら、私の人生、もうちょっとマシだったかもね)
ー記録補足:装置改良と次段階ー
・装置:魔力反応即時解析+言語干渉検出機能付き
・協力者:リュシアン。術式設計・魔力調整
・目的:ミレーヌの言動の影響力を数値化し、王妃への提出資料に強化
・状況:学園内の空気は悪化。記録は継続。王妃ルートとイザベラルートで情報収集中
エドワルドと私の婚約は、ただの政略婚。
ロマン? 愛? そんなもの、最初から存在していない。
(彼が欲しいのは、私の技術、成果、利益。私は、ただの“お金を吐き出すだけのATM”よ。恋人じゃなくて“利益生産装置”)
表向きは「婚約者」。
学園では、貴族同士の将来を約束された関係として扱われる。
(ええ、将来は約束されてるわ。“私が搾取される未来”っていうね)
でも私は、ずっと婚約を解消したいと思い続けている。
だから、解消に向けて、彼の不誠実な行動の証拠を集めるため記録を始めた。
ミレーヌとエドワルドの行動を、静かに、冷静に。
この世界は“聖女劇場”。 脚本:作者、主演:ミレーヌ
被害者:全員。 王宮、学園、神殿
――ミレーヌが微笑めば空気が変わり、囁けば心が揺れる。
(まるで乙女ゲームのヒロイン。しかも“選択肢:ミレーヌを褒める”しかないバグ仕様)
作者は、ミレーヌだけが幸せになるように世界を設計していて、 巻き込まれた人々の心情なんて、考えていない。
(前世で私は、こういう“ヒロイン系”に仕事押し付けられまくった。“私だけが頑張ってる”って言いながら、周囲に丸投げするタイプね)
◇◇◇
ミレーヌは平民として生まれ、「聖女の印」を持つ者として神殿に召し上げられ、子爵家の養女になった。 それだけでもシンデレラストーリー。
さらに王宮に招かれ、王子レオンとイザベラの婚約発表のお茶会で、男子たちの心を一網打尽。
(ええ、婚約発表の場で“ヒロイン登場”。それ、もはや略奪イベント)
彼女の言葉には不思議な力が宿っているらしい。
手相を見ただけで、人の未来を語ることができる。
(未来が見える? じゃあ自分が“聖女”じゃなくて“魔力干渉者”ってバレる未来も見えてる?)
学園の生徒、先生、王宮の人々、神殿の関係者たちは彼女を崇め、 王様は彼女を「国の宝」と呼んだ。
(宝っていうより寧ろ盗むのが得意な“泥棒”)
でも、ミレーヌの“聖女たる力”の正体は誰も知らない。 聖なるものか、悪なるものか――それすら不明。
前世で私は、自己中心的な人々に振り回され、介護と仕事の板挟みで精神的にすり減った。
感謝されず、責められ、壊れかけていた。
(“頑張ってるアピール”だけは一流の人たちに囲まれて、私は“黙って働く便利屋”だった)
でも、今は違う。 自分の身を守るために証拠を残している。 二度と誰かに搾取されないようにするために。ミレーヌの魔力反応、言動、周囲の変化。 そして、自分の気持ちも。
◇◇◇
学園の空気が私にとって嫌なものに変わったのは、ほんの数日前。
廊下で交わされる視線。教室で囁かれる声。
食堂で交わされる嘲笑。すべてが、私に向けられていた。
「セレナって、なんか婚約者でもない男性と学校が終わった後、会ってるらしいわ」
「婚約者がいるのに、自分から会いに行くなんて…どれだけ男好きなの?」
「婚約者のエドワルド様、かわいそう」
(かわいそうなのは私よ。政略婚で搾取されて、浮気の濡れ衣まで着せられて。しかも“かわいそう”って言われるのは加害者)
浮気の噂。
それは、エドワルドが流した“婚約破棄の口実”だった。
彼は私を“裏切り者”に仕立て上げた。
リュシアンとの関係を歪め、学園に噂を流した。
ミレーヌの気を引くために。彼女が好きそうな“マウントの構図”を作るために。
(そして私が有責となれば、賠償として私の特許の利権を奪える。ええ、恋愛じゃなくて“利権争奪戦”よ)
ミレーヌは、私を見て微笑んだ。
「セレナ様、最近お元気がないですね。…ああ、愛しの彼が学園にいなくて寂しいのかしら?」
その言葉に、周囲の女子たちが笑った。
(“聖女スマイル”でマウント取ってくるスタイル。しかも“無自覚”を装ってるのが一番タチ悪い)
私は、何も言わなかった。 記録装置は、彼女の言葉と魔力の揺れを、すべて記録していた。
◇◇◇
その日の放課後、私はリュシアンに話した。
「エドワルドが、私があなたと浮気しているような噂を広めているの。ミレーヌの気を引くために」
「それは…最低な奴ですね。大丈夫ですか、セレナさん?」
「大丈夫よ。むしろありがたいわ。これで、ミレーヌが私にマウントを取るために近づいてくると思うの。そしたら彼女の“反応”をもっと短期間で集められるわ」
リュシアンは、静かにうなずいた。
「相変わらず、セレナさんは強いですね。きっと彼女の仮面を剥がす、鍵になりますよ」
ー記録補足:学園内の浮気の噂と婚約破棄の策略
・婚約の実態:政略婚。愛情なし。目的は発明の利益
・噂の発信源:エドワルド。婚約破棄の口実として、浮気の噂を流布
・ミレーヌの反応:マウント発言あり。魔力反応記録済み
・学園の空気:私が孤立。記録は継続中。王妃・イザベラとは別ルートで連携
・ペンを置いたとき、私は確かに“怒り”を感じていた。
まるで「自分が被害者です」と言わんばかりに、 浮気者ほど自分の真実を歪めて、さらに人の噂として周囲に吹聴する。
•誰と何があったかを匂わせる
•自分が“弱者”かのように語る
•相手の行動を誇張して伝える
…そんな“噂の拡散”が、まるで自己紹介と言わんばかりに、拡散させる。
(ええ、まるで“被害者ポジション争奪戦”。しかも、演技力だけは一流。前世で見たわよ、“私だけが頑張ってる”って言いながら、周囲に仕事丸投げする人)
学園の空気は、ミレーヌの“聖女フィルター”で歪んでいる。
彼女が微笑めば、罪が浄化される。彼女が囁けば、嘘が真実になる。
(それ、もはや“魔力付きの言い訳製造機”。しかも、キラキラ加工済み)
ー記録補足:噂の構造と拡散パターンー
・発信者:エドワルド。目的は婚約破棄と利権奪取
・拡散方法:匂わせ・誇張・被害者アピール
・受信者:学園の女子たち。ミレーヌの“聖女スマイル”で信じ込む
・影響:セレナ孤立。記録装置は魔力反応を継続記録中
ペンを置いたとき、私は確かに“怒り”を感じていた。 でも、叫ばない。泣かない。ただ、記録する。
(感情は一時は武器になる。でも、記録は盾になる。私は、盾を強化する)
この世界が、誰か一人の幸せのためだけに作られているなら、 そんな世界は、壊したほうがいい。
(“聖女劇場”の幕を下ろすのは、記録者のペンよ)
翌日、私はリュシアンに新しい記録装置の改良を依頼した。 魔力反応の即時解析と、言語干渉の自動検出。
「セレナさん、次は“言葉の魔力”を数値化します。彼女の発言がどれだけ影響を与えているか、見えるように」
「ありがとう、リュシアン。あなたの魔法が、私の目になる」
「君の目は、誰よりも真実を見てる。だから、僕はそれを支えたい」
(その言葉、前世で一度でも聞けてたら、私の人生、もうちょっとマシだったかもね)
ー記録補足:装置改良と次段階ー
・装置:魔力反応即時解析+言語干渉検出機能付き
・協力者:リュシアン。術式設計・魔力調整
・目的:ミレーヌの言動の影響力を数値化し、王妃への提出資料に強化
・状況:学園内の空気は悪化。記録は継続。王妃ルートとイザベラルートで情報収集中
42
あなたにおすすめの小説
「地味な婚約者を捨てて令嬢と結婚します」と言った騎士様が、3ヶ月で離婚されて路頭に迷っている
歩人
ファンタジー
薬師のナターリアは婚約者の騎士ルドガーに「地味なお前より伯爵令嬢が
ふさわしい」と捨てられた。泣きはしなかった。ただ、明日から届ける薬が
一人分減るな、と思っただけ。
ルドガーは華やかな伯爵令嬢イレーネと結婚し、騎士団で出世する——はずだった。
しかしイレーネの実家は見栄だけの火の車。持参金は消え、借金取りが押し寄せ、
イレーネ本人にも「稼ぎが少ない」と三行半を突きつけられた。
3ヶ月で全てを失ったルドガーが街角で見たのは、王宮薬師に抜擢された
ナターリアが、騎士団長と笑い合う姿だった。
「なあ、ナターリア……俺が間違っていた」
「ええ、知ってます。でも、もう関係のない話ですね」
偽聖女と追放された私は、辺境で定食屋をはじめます~こっそり生活魔法で味付けしていたら、氷の騎士団長様が毎日通ってくるんですけど!?~
咲月ねむと
恋愛
【アルファポリス女性向けHOTランキング1位達成作品!!】
あらすじ
「役立たずの偽聖女め、この国から出て行け!」
聖女として召喚されたものの、地味な【生活魔法】しか使えず「ハズレ」の烙印を押されたエリーナ。
彼女は婚約者である王太子に婚約破棄され、真の聖女と呼ばれる義妹の陰謀によって国外追放されてしまう。
しかし、エリーナはめげなかった。
実は彼女の【生活魔法】は、一瞬で廃墟を新築に変え、どんな食材も極上の味に変えるチートスキルだったのだ!
北の辺境の地へ辿り着いたエリーナは、念願だった自分の定食屋『陽だまり亭』をオープンする。
すると、そこへ「氷の騎士団長」と恐れられる冷徹な美形騎士・クラウスがやってきて――。
「……味がする。お前の料理だけが、俺の呪いを解いてくれるんだ」
とある呪いで味覚を失っていた彼は、エリーナの料理にだけ味を感じると判明。
以来、彼は毎日のように店に通い詰め、高額な代金を置いていったり、邪魔する敵を排除したりと、エリーナを過保護なまでに溺愛し始める。
最強の騎士団長と騎士たちに胃袋を掴んで守られながら、エリーナは辺境で幸せなスローライフを満喫中?
悪役令嬢に転生したけど、破滅エンドは王子たちに押し付けました
タマ マコト
ファンタジー
27歳の社畜OL・藤咲真帆は、仕事でも恋でも“都合のいい人”として生きてきた。
ある夜、交通事故に遭った瞬間、心の底から叫んだーー「もう我慢なんてしたくない!」
目を覚ますと、乙女ゲームの“悪役令嬢レティシア”に転生していた。
破滅が約束された物語の中で、彼女は決意する。
今度こそ、泣くのは私じゃない。
破滅は“彼ら”に押し付けて、私の人生を取り戻してみせる。
乙女ゲームの悪役令嬢になったから、ヒロインと距離を置いて破滅フラグを回避しようと思ったら……なぜか攻略対象が私に夢中なんですけど!?
猪木洋平@【コミカライズ連載中】
恋愛
「イザベラ、お前との婚約を破棄する!」「はい?」悪役令嬢のイザベラは、婚約者のエドワード王子から婚約の破棄を言い渡されてしまった。男爵家令嬢のアリシアとの真実の愛に目覚めたという理由でだ。さらには義弟のフレッド、騎士見習いのカイン、氷魔法士のオスカーまでもがエドワード王子に同調し、イザベラを責める。そして正義感が暴走した彼らにより、イザベラは殺害されてしまった。「……はっ! ここは……」イザベラが次に目覚めたとき、彼女は七歳に若返っていた。そして、この世界が乙女ゲームだということに気づく。予知夢で見た十年後のバッドエンドを回避するため、七歳の彼女は動き出すのであった。
無一文で追放される悪女に転生したので特技を活かしてお金儲けを始めたら、聖女様と呼ばれるようになりました
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
スーパームーンの美しい夜。仕事帰り、トラックに撥ねらてしまった私。気づけば草の生えた地面の上に倒れていた。目の前に見える城に入れば、盛大なパーティーの真っ最中。目の前にある豪華な食事を口にしていると見知らぬ男性にいきなり名前を呼ばれて、次期王妃候補の資格を失ったことを聞かされた。理由も分からないまま、家に帰宅すると「お前のような恥さらしは今日限り、出ていけ」と追い出されてしまう。途方に暮れる私についてきてくれたのは、私の専属メイドと御者の青年。そこで私は2人を連れて新天地目指して旅立つことにした。無一文だけど大丈夫。私は前世の特技を活かしてお金を稼ぐことが出来るのだから――
※ 他サイトでも投稿中
宮廷から追放された聖女の回復魔法は最強でした。後から戻って来いと言われても今更遅いです
ダイナイ
ファンタジー
「お前が聖女だな、お前はいらないからクビだ」
宮廷に派遣されていた聖女メアリーは、お金の無駄だお前の代わりはいくらでもいるから、と宮廷を追放されてしまった。
聖国から王国に派遣されていた聖女は、この先どうしようか迷ってしまう。とりあえず、冒険者が集まる都市に行って仕事をしようと考えた。
しかし聖女は自分の回復魔法が異常であることを知らなかった。
冒険者都市に行った聖女は、自分の回復魔法が周囲に知られて大変なことになってしまう。
【完結】断罪された悪役令嬢は、本気で生きることにした
きゅちゃん
ファンタジー
帝国随一の名門、ロゼンクロイツ家の令嬢ベルティア・フォン・ロゼンクロイツは、突如として公の場で婚約者であるクレイン王太子から一方的に婚約破棄を宣告される。その理由は、彼女が平民出身の少女エリーゼをいじめていたという濡れ衣。真実はエリーゼこそが王太子の心を奪うために画策した罠だったにも関わらず、ベルティアは悪役令嬢として断罪され、社交界からの追放と学院退学の処分を受ける。
全てを失ったベルティアだが、彼女は諦めない。これまで家の期待に応えるため「完璧な令嬢」として生きてきた彼女だが、今度は自分自身のために生きると決意する。軍事貴族の嫡男ヴァルター・フォン・クリムゾンをはじめとする協力者たちと共に、彼女は自らの名誉回復と真実の解明に挑む。
その過程で、ベルティアは王太子の裏の顔や、エリーゼの正体、そして帝国に忍び寄る陰謀に気づいていく。かつては社交界のスキルだけを磨いてきた彼女だが、今度は魔法や剣術など実戦的な力も身につけながら、自らの道を切り開いていく。
失われた名誉、隠された真実、そして予期せぬ恋。断罪された「悪役令嬢」が、自分の物語を自らの手で紡いでいく、爽快復讐ファンタジー。
悪役令嬢は伝説だったようです
バイオベース
恋愛
「彼女こそが聖女様の生まれ変わり」
王太子ヴァレールはそう高らかに宣言し、侯爵令嬢ティアーヌに婚約破棄を言い渡した。
聖女の生まれ変わりという、伝説の治癒魔術を使う平民の少女を抱きながら。
しかしそれを見るティアーヌの目は冷ややかだった。
(それ、私なんですけど……)
200年前に国を救い、伝説となった『聖女さま』。
ティアーヌこそがその転生者だったのだが。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる