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それから数日が経って、宮廷を賑わわせた混乱は徐々に落ち着きつつあった。
ゲオルグは投獄され、クローディアは三日に一度、彼に面会に行く日々を送っている。彼の最後の目論みに関してはゲオルグは未だに認めないらしいが、彼女はそれでも、父の愛を真摯に信じていた。
しかし、三日に一度の面会を一日早めにずらして、今日は彼女は俺との時間を優先していた。何ていったって、今日は特別な日だ。
花の香りがする庭園を、ひらひらと蝶が飛んでいく。白亜の東屋で、俺と、クローディアとで甘い茶を口にする。あまいな、と呟くと、そうですか?と首を傾けるクローディア。
「甘いぞ、少し甘すぎるくらいだ」
「まあ、ジャムが多すぎたのかしら。でもわたくしは甘い方が好きです」
「この味を飲んだらそうも言えなくなるんじゃないか」
「では一口下さ――ん、んっ」
口づけて味を教えてやる。目を見開いたその顔が珍しくて、幾度も唇を重ねると、彼女は薄らと頬を染めて、それから苦笑した。
彼女はこほんと咳払いをすると、美しい黒髪を揺らして俺を見上げてくる。魔女とかつて誹られたその美貌も、少女めいた表情を上乗せした今はやけに可憐に見えて、どきりとする。
「……最近の殿下は意地悪でいけません」
「許せ。幽霊だった時にできなかった事をしているだけだ」
髪を撫でる。指先をとって、口づける。
「そんなに幽霊だった時には欲求不満だったのですか……?褥を早く供にいたしましょうね……?」
「!?よよよよ、欲求不満というわけでは」
「ふふ」
「……お前の方が意地悪ではないか?」
「あら、そうでしょうか」
やり返された事に溜息をついて、俺は甘い紅茶で喉を潤した。
幽霊だった時にはできなかったこと、これもだ。甘い味を舌先で転がすことも、婚約者との口づけを思い返して少しだけにやける事も、それで彼女に軽く叩かれる事も。
幽霊だったときにはできなかったことだ。
王子が一度死に、それから生き返ったことに関しては『神官ゲオルグの暗殺計画が失敗したから』という事になったようだった。
戴冠騒ぎも、ゲオルグが全て責任を引っ被ったお陰でクローディアの評判にはほぼ傷がつかずに終わった。心ない事を言う貴族もいるが、王妃になる娘の事を悪く言えるのも今のうちだろうと放っておく事にした。そういう意味では、ゲオルグの目的はほぼ達成されていると言える。娘に向かう悪評を自らが全て被り、愛情だけで娘を守ろうとしたあの男の目論みは、全て。
「そういえば、クローディア。アリシアはどうした?さっき花束がお前宛に贈られてきていたのは知っているが」
「アリシア嬢は先にあちらで待っていらっしゃるそうです。……その、殿下とわたくしの時間を邪魔したくない、と……」
「時々妙に殊勝だな」
「気が向いたら邪魔しに来るとも言っていらっしゃいました」
「どっちなんだ」
騒ぎに俺たち以外に最も深く関わっていたアリシアはというと、俺とクローディアの仲が深まったと知るや否や、結婚式はいつだとせっついて来るのが最近の習慣のようになっていた。早くしないとお姉さまをとっちゃいますよ?なんて言って悪巧みするように笑う顔は、やっぱり最近何か悪い事を考えている時のクローディアに似てきたと思う。
今日も「お姉さまに」と真っ先に花を贈ってきて、その花は今はクローディアの膝に置いてある。黄色の薔薇の花束、意味は、友情。と、嫉妬。どっちに嫉妬しているのやら。
小さく唇がほころんでいたのに気づいたのだろう、クローディアがちょっと眉を下げて笑う。
「あら、楽しそう。何をお考えですか、殿下」
「なに……アリシアの事を」
「まあ。わたくしと一緒にいるのにですか?」
「えっ。いや、お前はだって……妬いたりしないだろう?」
「…………」
「えっ」
「ふふ。冗談ですわ。可愛いアリシア姫に妬いたりいたしませんとも。多分」
「多分!?」
「ええ、多分。ですから大切に、……してくださいませ」
言っている途中で気恥ずかしくなったのだろう、言葉を途切れさせる様も愛しいと思った。 つややかな黒髪に、鉄面皮だったあの娘が、こんな顔をするようになるなんて、いつ予測なんてできただろう。
あの、暗い部屋で泣きじゃくる彼女を見た時から。
きっと全てが、此処につながっていたのだと、そう思った。
彼女は、愛でていた薔薇の棘を指先で弄ぶ。
「殿下。……今更ですけれど」
不意にクローディアが掛けた言葉に、俺は当たり前のように返事をした。
婚約者になったばかりの頃は、こんな関係になるだなんて思いもしなかった。
「ああ、なんだ?」
「あなたに毒針を刺した時、……本当に。心が痛んで仕方がなかったのです」
「何故だ?俺のためだったんだろう」
「では殿下は、わたくしを騙してわたくしを幽霊状態にする事に罪悪感は感じませんか?わたくしが、誰にも触れられず、死の悲しみを覚える事を予測できていて」
「う……それは……」
「それで、はしたなくも泣きじゃくってしまいました……殿下に見られたと思った時には、本当に、恥ずかしくて」
「……。俺は、あのときに」
あの時に。
泣きじゃくる彼女を、美しいと思って。俺のために身も世もなく泣いた彼女に、心を揺さぶられて。
そして今、此処にいる。こうして、彼女の側に。
「あのときに、お前にもう一度、」
遠くから、鐘が鳴っている。
俺たちを呼ぶ鐘の音が。
「いや、そろそろだ。……行こうか」
「息抜きのデートはおしまいですか?」
「ああ。此処からは、堅苦しい式典ばかりだが――上手くエスコートしよう」
差し伸べた手に重ねられるのは、絹の白い手袋。
重なった手は、もうすり抜ける事はない。
黒髪を揺らし、純白を纏い、柔らかなヴェールを被って微笑む俺の王妃は、誰よりも綺麗で。髪には真珠をあしらったティアラ、首元には輝くダイヤモンド。けれど彼女自身が何よりも美しく黒曜石のように控えめに輝くからこそ、そのどれもが芸術品のように彼女を引き立てる物に見えた。
王妃となる娘は、歩く。
あの日に、夕方の二人きりの小部屋で夢見たそのままの姿で、花の中を歩く。
幸せそうに微笑みながら。
(――あのときに、お前にもう一度、)
一度目は、泣いている彼女を見た時に。
二度目は、きっと今。俺のために、誰よりも美しく着飾った彼女を、瞳に納めて。
「……式典の前に、もう一度だけ、その……構わないか」
「ええ、構いませんとも」
引き寄せる。
甘い花の色をした唇が寄り添って、吐息が通う。距離が、零になる。
「……やっぱり甘すぎるな」
「あら、わたくしはこの味、好きですよ?」
微笑む彼女に向かって、俺も笑って囁いた。
「――俺もだ」
幽霊王子は、悪役令嬢にもう一度恋をする。
ゲオルグは投獄され、クローディアは三日に一度、彼に面会に行く日々を送っている。彼の最後の目論みに関してはゲオルグは未だに認めないらしいが、彼女はそれでも、父の愛を真摯に信じていた。
しかし、三日に一度の面会を一日早めにずらして、今日は彼女は俺との時間を優先していた。何ていったって、今日は特別な日だ。
花の香りがする庭園を、ひらひらと蝶が飛んでいく。白亜の東屋で、俺と、クローディアとで甘い茶を口にする。あまいな、と呟くと、そうですか?と首を傾けるクローディア。
「甘いぞ、少し甘すぎるくらいだ」
「まあ、ジャムが多すぎたのかしら。でもわたくしは甘い方が好きです」
「この味を飲んだらそうも言えなくなるんじゃないか」
「では一口下さ――ん、んっ」
口づけて味を教えてやる。目を見開いたその顔が珍しくて、幾度も唇を重ねると、彼女は薄らと頬を染めて、それから苦笑した。
彼女はこほんと咳払いをすると、美しい黒髪を揺らして俺を見上げてくる。魔女とかつて誹られたその美貌も、少女めいた表情を上乗せした今はやけに可憐に見えて、どきりとする。
「……最近の殿下は意地悪でいけません」
「許せ。幽霊だった時にできなかった事をしているだけだ」
髪を撫でる。指先をとって、口づける。
「そんなに幽霊だった時には欲求不満だったのですか……?褥を早く供にいたしましょうね……?」
「!?よよよよ、欲求不満というわけでは」
「ふふ」
「……お前の方が意地悪ではないか?」
「あら、そうでしょうか」
やり返された事に溜息をついて、俺は甘い紅茶で喉を潤した。
幽霊だった時にはできなかったこと、これもだ。甘い味を舌先で転がすことも、婚約者との口づけを思い返して少しだけにやける事も、それで彼女に軽く叩かれる事も。
幽霊だったときにはできなかったことだ。
王子が一度死に、それから生き返ったことに関しては『神官ゲオルグの暗殺計画が失敗したから』という事になったようだった。
戴冠騒ぎも、ゲオルグが全て責任を引っ被ったお陰でクローディアの評判にはほぼ傷がつかずに終わった。心ない事を言う貴族もいるが、王妃になる娘の事を悪く言えるのも今のうちだろうと放っておく事にした。そういう意味では、ゲオルグの目的はほぼ達成されていると言える。娘に向かう悪評を自らが全て被り、愛情だけで娘を守ろうとしたあの男の目論みは、全て。
「そういえば、クローディア。アリシアはどうした?さっき花束がお前宛に贈られてきていたのは知っているが」
「アリシア嬢は先にあちらで待っていらっしゃるそうです。……その、殿下とわたくしの時間を邪魔したくない、と……」
「時々妙に殊勝だな」
「気が向いたら邪魔しに来るとも言っていらっしゃいました」
「どっちなんだ」
騒ぎに俺たち以外に最も深く関わっていたアリシアはというと、俺とクローディアの仲が深まったと知るや否や、結婚式はいつだとせっついて来るのが最近の習慣のようになっていた。早くしないとお姉さまをとっちゃいますよ?なんて言って悪巧みするように笑う顔は、やっぱり最近何か悪い事を考えている時のクローディアに似てきたと思う。
今日も「お姉さまに」と真っ先に花を贈ってきて、その花は今はクローディアの膝に置いてある。黄色の薔薇の花束、意味は、友情。と、嫉妬。どっちに嫉妬しているのやら。
小さく唇がほころんでいたのに気づいたのだろう、クローディアがちょっと眉を下げて笑う。
「あら、楽しそう。何をお考えですか、殿下」
「なに……アリシアの事を」
「まあ。わたくしと一緒にいるのにですか?」
「えっ。いや、お前はだって……妬いたりしないだろう?」
「…………」
「えっ」
「ふふ。冗談ですわ。可愛いアリシア姫に妬いたりいたしませんとも。多分」
「多分!?」
「ええ、多分。ですから大切に、……してくださいませ」
言っている途中で気恥ずかしくなったのだろう、言葉を途切れさせる様も愛しいと思った。 つややかな黒髪に、鉄面皮だったあの娘が、こんな顔をするようになるなんて、いつ予測なんてできただろう。
あの、暗い部屋で泣きじゃくる彼女を見た時から。
きっと全てが、此処につながっていたのだと、そう思った。
彼女は、愛でていた薔薇の棘を指先で弄ぶ。
「殿下。……今更ですけれど」
不意にクローディアが掛けた言葉に、俺は当たり前のように返事をした。
婚約者になったばかりの頃は、こんな関係になるだなんて思いもしなかった。
「ああ、なんだ?」
「あなたに毒針を刺した時、……本当に。心が痛んで仕方がなかったのです」
「何故だ?俺のためだったんだろう」
「では殿下は、わたくしを騙してわたくしを幽霊状態にする事に罪悪感は感じませんか?わたくしが、誰にも触れられず、死の悲しみを覚える事を予測できていて」
「う……それは……」
「それで、はしたなくも泣きじゃくってしまいました……殿下に見られたと思った時には、本当に、恥ずかしくて」
「……。俺は、あのときに」
あの時に。
泣きじゃくる彼女を、美しいと思って。俺のために身も世もなく泣いた彼女に、心を揺さぶられて。
そして今、此処にいる。こうして、彼女の側に。
「あのときに、お前にもう一度、」
遠くから、鐘が鳴っている。
俺たちを呼ぶ鐘の音が。
「いや、そろそろだ。……行こうか」
「息抜きのデートはおしまいですか?」
「ああ。此処からは、堅苦しい式典ばかりだが――上手くエスコートしよう」
差し伸べた手に重ねられるのは、絹の白い手袋。
重なった手は、もうすり抜ける事はない。
黒髪を揺らし、純白を纏い、柔らかなヴェールを被って微笑む俺の王妃は、誰よりも綺麗で。髪には真珠をあしらったティアラ、首元には輝くダイヤモンド。けれど彼女自身が何よりも美しく黒曜石のように控えめに輝くからこそ、そのどれもが芸術品のように彼女を引き立てる物に見えた。
王妃となる娘は、歩く。
あの日に、夕方の二人きりの小部屋で夢見たそのままの姿で、花の中を歩く。
幸せそうに微笑みながら。
(――あのときに、お前にもう一度、)
一度目は、泣いている彼女を見た時に。
二度目は、きっと今。俺のために、誰よりも美しく着飾った彼女を、瞳に納めて。
「……式典の前に、もう一度だけ、その……構わないか」
「ええ、構いませんとも」
引き寄せる。
甘い花の色をした唇が寄り添って、吐息が通う。距離が、零になる。
「……やっぱり甘すぎるな」
「あら、わたくしはこの味、好きですよ?」
微笑む彼女に向かって、俺も笑って囁いた。
「――俺もだ」
幽霊王子は、悪役令嬢にもう一度恋をする。
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