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第1章 牛肉勝負
7 実食 五郎のカルパッチョ風しゃぶしゃぶ
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「出来れば食べる前に、水を飲んでから食べてくれ」
「どういうこったい?」
配り終えた五郎の言葉に、ギネヴァが不思議そうに尋ねる。
「水気が無いとか、そんなんじゃなさそうだがね」
「なに、ちょいと、味が繊細なんでな。前に食べた物の味が残ってると、十分に味わえないかもしれないんでな」
「なんだいそりゃ。随分と、薄味みたいだけど、水っぽいのはごめんだよ」
「ははっ、それは大丈夫。出来るだけ、美味く食べて貰いたいだけさ。ま、食べて貰えれば分かると思うから、一口食べてみてくれよ」
五郎に勧められ、ギネヴァは肩をすくめるようにして息を抜くと、フォークで薄く切られた牛肉を取る。
最初に食べるのは、塩で味付けされたシンプルな物。
「なんだか、薄く切られたハムみたいだね。でもこれは、火を通してあるみたいだけど」
見聞するように眺め、一口食べる。
その途端感じたのは、旨味だった。
濃くは無い。けれどしっかりと、確かな旨味が舌に広がる。
その余韻が残る内に肉を噛み締めれば、自然な味わいが広がった。
脂の旨味に頼らない、肉本来の旨味。
それを引き立てるのは、ほんのりとした甘みさえ感じられる岩塩。
塩味が肉本来の味を引き立てながら、けれど表に出ることなく、美味しさを引き上げている。
決して強くは無い、けれどじんわりと広がるように、牛肉の味を感じさせてくれた。
ギネヴァは、じっくりと味わって、おもむろに水を一口。
そして改めて一口食べると、ほぅっと息を抜いてから、五郎に言った。
「なるほどね。たしかにこれは、繊細な味だよ。薄いってわけでも、味が弱いわけでもない。しっかりしてるのに、それを意識させないほど、自然な味わいだ。ただただ、美味いって思える味だよ」
そこまで言ってから、悩むような間を空けて問い掛ける。
「しっかしこれ、なんで味付けてるんだい? 美味いってのは分かるんだけど、なんの味なのかが分からないよ」
「ああ、そりゃ、海藻とキノコ。あとは野菜だな。そういったもんを煮込んで出した物で、一番根っ子の味付けはしてある。それに加えて焼酎、蒸留酒の一種だけど、それを一緒に混ぜた物で軽く煮たもんだ」
「海藻? ああ、そうか……それでどこか、懐かしい感じもしたんだねぇ」
懐かしむように表情が柔らかくなったギネヴァに、五郎は尋ねる。
「アンタ、海の近くの出身なのか?」
「ああ、元々は、ジェイドの出身でね。旦那がそこで、料理人してたのさ。ま、色々あって、こっちに来たけどね……まさか海藻で、こんな美味いもんが作れるとはねぇ。金がない時は、しょうが無しで食ってたもんだけど、驚くねぇ」
「海藻って言っても、物によるけどな。旨味の強い物を探し出して、それを一端干して、旨味をぎゅっと凝縮したのを使ったんだよ。他にもキノコや野菜の、旨味にも助けて貰ったけどな」
五郎が口にしているのは、甘味や辛味、塩味や苦味。
それら以外の味わい成分、旨味のことだ。
おそらくこの場で、正確に理解している者は、ほとんどいないだろう。
なにしろ五郎たちが元居た世界、こちらの世界よりも技術や科学が発展していた世界ですら、旨味が正しく存在するのだと証明されたのは、かなり後のことだ。
こちらの世界では、まだ概念すら知られていない。
それを知っているかどうか。
そこから生まれる味の差は、単純な努力や研鑚では届かない場所にある。
けれどそれを、五郎は隠す気はない。
「海藻だけじゃなく、キノコやトマト、肉やチーズもそうだな。処理の仕方一つで、旨味がぎゅっと出て来るんだ。探せば色々、もっとあるだろうさ。それの組み合わせ次第で、味は更に良くなる」
「それは、秘伝ではないのかな?」
含みのあるグエンの言葉に、五郎は笑顔で返す。
「そんな御大層なもんじゃねぇよ。俺が元居た世界じゃ、よく知られてるこった」
「だが、こちらでは知られていないのだろう? 独占しようとは、思わないのかね?」
「勿体ないじゃねぇか、そんなの」
五郎は楽しげに言った。
「独占なんかしたら、広がりゃしねぇ。それじゃ、限られた料理人しか試せねぇ。そんなんじゃあさ、折角生まれてくるかもしれない美味いもんが、出て来てくれないかも知れねぇじゃねぇか。そんな勿体ない事出来ねぇよ」
「……なるほど、よく分かった」
グエンも、楽しげな笑みを浮かべながら返す。
「欲深いんじゃない。強欲なんだな、貴方は。良いことだ。そういう人間は、どういう分野だろうと、良い成果を見せる」
そう言うと、ポン酢仕立ての物を食べる。
決してキツくない、尖った所の無い酸味と醤油の塩味のある旨味が、肉の味を引き立てる。
岩塩の物とは違い、味付けのポン酢が表に出てはいるが、決して牛肉の味を抑えることなく味あわせた。
「私はこちらの、黒っぽいソースの付いた物が好きだな。さっぱりとしていて、幾らでも食べられそうだ」
「そうですわねぇ。本当に、幾らでも食べられそうですわ」
クリスは笑顔で食べながら、しかし少しだけ残念そうに言う。
「料理勝負で、お酒が無いのが残念ですわね。赤ワインじゃなくて白ワインで……ああ、違うかしら? もっとすっきりとした飲み口のモノの方が、これには合うでしょうね」
「だったら、清酒でも飲んでみるかい?」
そう言うと五郎は、一緒に付いて来てくれた有希に頼む。
「清酒で、冷やしてあるの、いま用意できるか?」
「大丈夫っすよ~。試供品で広めてくれって言われてるのがあるっすから、それを出すっすよ」
そう言って有希は、持って来ていた木箱から、澄んだ青い瓶に入れられたお酒を取り出す。
合わせて出したのは、こちらも瓶と同じ色合いの御猪口。
色合いを重ねた所で削り出した、綺麗な模様の刻まれた物だ。
「綺麗ですわねぇ」
お酒よりも御猪口の方に、うっとりとした声を上げるクリスに、
「綺麗だろう? 俺の友達の勇者の1人が、元居た世界の切子硝子って細工物を、こっちで再現したもんだ。大量生産できる体制が整ってなかったから、今まで出て来なかったけど、これから出していくみたいだから、気に入ったら取り引きしてみてくれよ」
知り合いのことも考えて売り込む。
するとクリスは目を輝かせ、
「嬉しい! 今日は美味しい物が食べられて、綺麗な物まで取り引き出来る伝手が出手に入るなんて! なんて好い日なのかしら! これは美味しいお酒で、お祝いしなくてはいけませんわね!」
「ならこれを、試してみてくれよ。いま食べてるのには、よく合うぜ」
五郎に勧められ、クリスは手酌で御猪口に清酒を注ぐ。
澄み渡る透明な酒が、とくとくと満たされていく。
八分目まで注がれた御猪口を、手に取る。
口元に近づけて香るのは、湧水を頼りに咲いた花を思わせる、澄み渡る清涼な匂い。
まずは味の前に匂いを楽しみ、すっと一口。
味よりも先に感じるのは、涼しげな喉越し。
一気に胃に落ちて、かっと熱くなる。それがすぅっと、引いていく。
あとに残るのは、余韻のような心地好い温かさ。
それに浸りながら、五郎の料理を口にする。
美味い。ただひたすらに、美味い。
余分な感想など浮かばぬほど、美味しさを味わっていた。
勝負ではなく、ただ味わうために。
静かに食べていたガストロフは、残念そうに言う。
「これは、勝負事でなく、純粋に味わいたい料理でしたね」
くいっと清酒を飲み、続ける。
「どこか景色の好い所で、それを眺めながら、ゆっくりと酒を楽しみつつ食べられれば、この上の無い贅沢でしたでしょうに」
惜しむように言って、全てを食べ終わる。
「美味しかったです。好い料理でした」
かくして、全ての料理は食べ終わった。
あとに残るは勝負の行方。
それを、ガストロフ達は口にした。
「どういうこったい?」
配り終えた五郎の言葉に、ギネヴァが不思議そうに尋ねる。
「水気が無いとか、そんなんじゃなさそうだがね」
「なに、ちょいと、味が繊細なんでな。前に食べた物の味が残ってると、十分に味わえないかもしれないんでな」
「なんだいそりゃ。随分と、薄味みたいだけど、水っぽいのはごめんだよ」
「ははっ、それは大丈夫。出来るだけ、美味く食べて貰いたいだけさ。ま、食べて貰えれば分かると思うから、一口食べてみてくれよ」
五郎に勧められ、ギネヴァは肩をすくめるようにして息を抜くと、フォークで薄く切られた牛肉を取る。
最初に食べるのは、塩で味付けされたシンプルな物。
「なんだか、薄く切られたハムみたいだね。でもこれは、火を通してあるみたいだけど」
見聞するように眺め、一口食べる。
その途端感じたのは、旨味だった。
濃くは無い。けれどしっかりと、確かな旨味が舌に広がる。
その余韻が残る内に肉を噛み締めれば、自然な味わいが広がった。
脂の旨味に頼らない、肉本来の旨味。
それを引き立てるのは、ほんのりとした甘みさえ感じられる岩塩。
塩味が肉本来の味を引き立てながら、けれど表に出ることなく、美味しさを引き上げている。
決して強くは無い、けれどじんわりと広がるように、牛肉の味を感じさせてくれた。
ギネヴァは、じっくりと味わって、おもむろに水を一口。
そして改めて一口食べると、ほぅっと息を抜いてから、五郎に言った。
「なるほどね。たしかにこれは、繊細な味だよ。薄いってわけでも、味が弱いわけでもない。しっかりしてるのに、それを意識させないほど、自然な味わいだ。ただただ、美味いって思える味だよ」
そこまで言ってから、悩むような間を空けて問い掛ける。
「しっかしこれ、なんで味付けてるんだい? 美味いってのは分かるんだけど、なんの味なのかが分からないよ」
「ああ、そりゃ、海藻とキノコ。あとは野菜だな。そういったもんを煮込んで出した物で、一番根っ子の味付けはしてある。それに加えて焼酎、蒸留酒の一種だけど、それを一緒に混ぜた物で軽く煮たもんだ」
「海藻? ああ、そうか……それでどこか、懐かしい感じもしたんだねぇ」
懐かしむように表情が柔らかくなったギネヴァに、五郎は尋ねる。
「アンタ、海の近くの出身なのか?」
「ああ、元々は、ジェイドの出身でね。旦那がそこで、料理人してたのさ。ま、色々あって、こっちに来たけどね……まさか海藻で、こんな美味いもんが作れるとはねぇ。金がない時は、しょうが無しで食ってたもんだけど、驚くねぇ」
「海藻って言っても、物によるけどな。旨味の強い物を探し出して、それを一端干して、旨味をぎゅっと凝縮したのを使ったんだよ。他にもキノコや野菜の、旨味にも助けて貰ったけどな」
五郎が口にしているのは、甘味や辛味、塩味や苦味。
それら以外の味わい成分、旨味のことだ。
おそらくこの場で、正確に理解している者は、ほとんどいないだろう。
なにしろ五郎たちが元居た世界、こちらの世界よりも技術や科学が発展していた世界ですら、旨味が正しく存在するのだと証明されたのは、かなり後のことだ。
こちらの世界では、まだ概念すら知られていない。
それを知っているかどうか。
そこから生まれる味の差は、単純な努力や研鑚では届かない場所にある。
けれどそれを、五郎は隠す気はない。
「海藻だけじゃなく、キノコやトマト、肉やチーズもそうだな。処理の仕方一つで、旨味がぎゅっと出て来るんだ。探せば色々、もっとあるだろうさ。それの組み合わせ次第で、味は更に良くなる」
「それは、秘伝ではないのかな?」
含みのあるグエンの言葉に、五郎は笑顔で返す。
「そんな御大層なもんじゃねぇよ。俺が元居た世界じゃ、よく知られてるこった」
「だが、こちらでは知られていないのだろう? 独占しようとは、思わないのかね?」
「勿体ないじゃねぇか、そんなの」
五郎は楽しげに言った。
「独占なんかしたら、広がりゃしねぇ。それじゃ、限られた料理人しか試せねぇ。そんなんじゃあさ、折角生まれてくるかもしれない美味いもんが、出て来てくれないかも知れねぇじゃねぇか。そんな勿体ない事出来ねぇよ」
「……なるほど、よく分かった」
グエンも、楽しげな笑みを浮かべながら返す。
「欲深いんじゃない。強欲なんだな、貴方は。良いことだ。そういう人間は、どういう分野だろうと、良い成果を見せる」
そう言うと、ポン酢仕立ての物を食べる。
決してキツくない、尖った所の無い酸味と醤油の塩味のある旨味が、肉の味を引き立てる。
岩塩の物とは違い、味付けのポン酢が表に出てはいるが、決して牛肉の味を抑えることなく味あわせた。
「私はこちらの、黒っぽいソースの付いた物が好きだな。さっぱりとしていて、幾らでも食べられそうだ」
「そうですわねぇ。本当に、幾らでも食べられそうですわ」
クリスは笑顔で食べながら、しかし少しだけ残念そうに言う。
「料理勝負で、お酒が無いのが残念ですわね。赤ワインじゃなくて白ワインで……ああ、違うかしら? もっとすっきりとした飲み口のモノの方が、これには合うでしょうね」
「だったら、清酒でも飲んでみるかい?」
そう言うと五郎は、一緒に付いて来てくれた有希に頼む。
「清酒で、冷やしてあるの、いま用意できるか?」
「大丈夫っすよ~。試供品で広めてくれって言われてるのがあるっすから、それを出すっすよ」
そう言って有希は、持って来ていた木箱から、澄んだ青い瓶に入れられたお酒を取り出す。
合わせて出したのは、こちらも瓶と同じ色合いの御猪口。
色合いを重ねた所で削り出した、綺麗な模様の刻まれた物だ。
「綺麗ですわねぇ」
お酒よりも御猪口の方に、うっとりとした声を上げるクリスに、
「綺麗だろう? 俺の友達の勇者の1人が、元居た世界の切子硝子って細工物を、こっちで再現したもんだ。大量生産できる体制が整ってなかったから、今まで出て来なかったけど、これから出していくみたいだから、気に入ったら取り引きしてみてくれよ」
知り合いのことも考えて売り込む。
するとクリスは目を輝かせ、
「嬉しい! 今日は美味しい物が食べられて、綺麗な物まで取り引き出来る伝手が出手に入るなんて! なんて好い日なのかしら! これは美味しいお酒で、お祝いしなくてはいけませんわね!」
「ならこれを、試してみてくれよ。いま食べてるのには、よく合うぜ」
五郎に勧められ、クリスは手酌で御猪口に清酒を注ぐ。
澄み渡る透明な酒が、とくとくと満たされていく。
八分目まで注がれた御猪口を、手に取る。
口元に近づけて香るのは、湧水を頼りに咲いた花を思わせる、澄み渡る清涼な匂い。
まずは味の前に匂いを楽しみ、すっと一口。
味よりも先に感じるのは、涼しげな喉越し。
一気に胃に落ちて、かっと熱くなる。それがすぅっと、引いていく。
あとに残るのは、余韻のような心地好い温かさ。
それに浸りながら、五郎の料理を口にする。
美味い。ただひたすらに、美味い。
余分な感想など浮かばぬほど、美味しさを味わっていた。
勝負ではなく、ただ味わうために。
静かに食べていたガストロフは、残念そうに言う。
「これは、勝負事でなく、純粋に味わいたい料理でしたね」
くいっと清酒を飲み、続ける。
「どこか景色の好い所で、それを眺めながら、ゆっくりと酒を楽しみつつ食べられれば、この上の無い贅沢でしたでしょうに」
惜しむように言って、全てを食べ終わる。
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