26 / 91
五聖共鳴篇
第25話 帝国五聖 シリウス
しおりを挟む大会議での発言で注目を浴びたゼオン
それを後押ししてくれたのは他ならぬ ガルベドとシリウスだった
2人は性格は正反対ながら 妙に気が合う仲で互いを親友と認めている五聖の双璧を詠われる それは仲もいいが お互い強さがあるからそう言われているのだ
来るべき暗黒大陸進軍のためデミナスはシリウス率いる騎馬隊との連携を強くするため帝国の南領付近で合同訓練を行うことに・・・
今は敵に囲まれた時の設定で互いに背中を合わせる陣形を作り この先 どう切り返す または撤退するかを模索する訓練でデミナスを騎馬隊が囲んだ状態となっている
シリウス「さぁ この敵に四方八方から攻められた時はどう対処するか すぐに決断し、対処せよ!」
ジリジリと騎馬隊が寄り始める
デミナスは予定通りステラさんが突撃し騎馬隊の一部を蹴散らし 道を作るその隙に全員走り脱出を試みるが、出遅れたヴィヴィアンの背中に模擬戦用の木の槍が突っつく
ヴィ「はう! やられちゃいました~」
後ろはレティシアのゴーレムで防ぐ作戦だったが 予想よりも数と迫るスピードが早く対処できなかった
シリウス「そこまで!」 号令とともに皆 休む
ヴィ「うー ごめんなさい 私のせいで」涙目で謝る
ゼ「大丈夫ですよ 訓練ですから」
レ「私が守れなかったのがいけませんでしたわ」
リ「まあ しょうがないよ」
フィ「もう一度フォーメーションを考え直すわ」
ス「・・・前に出過ぎた・・・」
イ「いや 作戦を立案した私の責任だ!
私が銃で敵に乱射していればよかった」
それぞれがフォローするが・・・
シリウス「イングリット殿 銃の使用はお控え願いたい
うちの部下が死んでしまう」
イ「そうだった だが、もし実戦なら使わせてもらうがな!」カチャと銃を構える
隊長こえー!と心の中でツッコむ
シリウス「さて デミナス諸君 次だが・・・」
シリウスさんは騎馬隊だけあって実戦と経験を元に様々な戦場のシミュレーションを俺たちに叩き込んでくれた
馬を使う相手にどう対処するか・・・
長い得物を持つ相手には・・・
騎馬隊との陣形及び連携するには・・・
など起こりうることを訓練する
訓練が終わり 帝都に帰還する
別れ際にシリウスさんがよかったら うちで食事しないか?と誘って頂き デミナスのみんなでシリウスさんの屋敷に再びお邪魔することに・・・
「ただいま 今 戻ったよ」シリウスさんが声を上げると
タッタッタッタッタと足音が聞こえ
「父上!おかえりー!!」とシリウスさんの息子さんが抱きつく
「ただいま テオ!」息子の名前はテオくんと言う
続けて「おかえりなさい! あなた!」
一児の母とは思えないキレイなご婦人がお出迎えしてくれる
シリウスさんの奥さんである
「ただいま! ラティア! すまないが今日はお客がいるんだ多めに料理を頼むよ」
「かしこまりました」ラティアさんは承諾する
その後 シリウスさんの家族とデミナスのみんなで食事を楽しみ合った
ゼオンとテオは名前が似ていることと孤児院の子供たちと触れ合っていたのですぐに打ち解ける
テオ「ねぇ ゼオンさんはなんでデミナスに入ったの?」
ゼオン「実は将来 勇者になるために 強くなるために入ったんだよ!」
テオ「へぇー 勇者になるの? なれるの?」
ゼオン「なるさ! 見てなよ」
2人は気の合う兄弟のように話す
シリウス「しかし ゼオン君は子供の相手がうまいね」
ラティア「そうですね まるで兄弟みたいですね」
イングリット「ルピス殿の孤児院の子供たちを相手にしていたのです よき保育者ですよ彼は」
シリウス「そうだったのか うちに呼んで正解だったよ
テオにも良き出会いとなった」
シリウス「それで今日 訓練して君たちは本当に良い人たちの部隊だと改めて知れたよ!
君たちのことを乱暴者の集まりや亜人部隊など嫌な言い方をする連中もいるが、私はそうは思わない!
1人1人が仲間を思う 素晴らしき部隊だと!」
シリウスさんが褒めてくれる
「それに今回で我々騎馬隊とも連携ができると確信した!私は騎馬隊とデミナスがこれからも共に戦おうと労いを思い 我が屋敷に招待したのだ!」
そうゆうことだったのかと理解する面々
シリウス「実はそれ以外にも報告があって・・・」
少し照れるシリウスさん
ラティア「あなた・・・」と言ってお腹を擦る
シリウス「じ 実はテオに弟か妹が出来ることとなった」
「まあ~」 「ええー!」 「ご懐妊ですか?」 「おめでとうごさいます!」など驚きと祝福が巻き起こる
シリウス「いきなりですまない だが 君たちなら打ち明けても構わないと思ったのだ」
パチパチパチと拍手が鳴る
ゼオン「テオ! お兄ちゃんになるのか 頑張れよ!」
テオ「うん! ゼオンさんも勇者になってよ!!」
ゼオン「ああ! 任せろ!!」
祝福するメンバーだが 隊員のリザ ヴィヴィアン レティシア ステラ フィーネの5人は視線をチラチラとゼオンに向ける
「もし、赤ちゃんができるなら・・・」
5人とも同じ考えをしだす
リザ「は 発情期来たら・・あたし・・・」
ヴィヴィアン「赤ちゃん 絶対可愛いよ~」
レティシア「アイツの赤ちゃん・・・」
ステラ「・・・」お腹に手を当て 擦る
フィーネ「生徒の子をなんて 何を考えて・・・」
それぞれなにやら妄想している
食事も終わり 解散となった
「また 来てね!」テオは言う
「ああ! もちろん!」ゼオンも力強く返事する
全員でお礼を言い シリウスの屋敷をあとにする
帝国五聖 シリウス 彼は隊長にも負けない統率力で騎馬隊を率いて戦場を駆ける騎士の鑑だった
性格もきちんとしていて紳士でちゃんとした父親でもある
本当に爽やかで気持ちのいい人だったなぁ
俺もあの人みたいに立派な父親になれるかなぁと考えるが まず相手もいないからなぁ
「家族かぁ」と声が漏れる
それを聞いたさっきの5人は顔が赤く染まる
またそれぞれが妄想する
5人の瞳はゼオンに釘付けになりながら 夜の帰り道を歩く・・・
登場人物 紹介 シリウスの家族篇
『ラティア』
帝国五聖 シリウスの奥さん
物静かで丁寧な性格の方 だが 夫が留守の間 きちんと仕事をこなし 育児もする良妻賢母
2人目を妊娠したばかりだが せっせっと働く出来る人
『テオ』
シリウスとラティアの息子
ラティアに厳しく育てられ 礼儀正しい性格
でも ゼオンと話すと気が合い 普通の子供のように好奇心旺盛な男の子になる
「弟か妹を守れる人になる」と
ゼオンは「勇者になる」と
お互いに約束をする仲になる
0
あなたにおすすめの小説
異世界召喚は7回目…って、いい加減にしろよ‼︎
アノマロカリス
ファンタジー
『おぉ、勇者達よ! 良くぞ来てくれた‼︎』
見知らぬ城の中、床には魔法陣、王族の服装は中世の時代を感じさせる衣装…
俺こと不知火 朔夜(しらぬい さくや)は、クラスメートの4人と一緒に異世界に召喚された。
突然の事で戸惑うクラスメート達…
だが俺はうんざりした顔で深い溜息を吐いた。
「またか…」
王族達の話では、定番中の定番の魔王が世界を支配しているから倒してくれという話だ。
そして儀式により…イケメンの正義は【勇者】を、ギャルっぽい美紅は【聖戦士】を、クラス委員長の真美は【聖女】を、秀才の悠斗は【賢者】になった。
そして俺はというと…?
『おぉ、伝承にある通り…異世界から召喚された者には、素晴らしい加護が与えられた!』
「それよりも不知火君は何を得たんだ?」
イケメンの正義は爽やかな笑顔で聞いてきた。
俺は儀式の札を見ると、【アンノウン】と書かれていた。
その場にいた者達は、俺の加護を見ると…
「正体不明で気味が悪い」とか、「得体が知れない」とか好き放題言っていた。
『ふむ…朔夜殿だけ分からずじまいか。だが、異世界から来た者達よ、期待しておるぞ!』
王族も前の4人が上位のジョブを引いた物だから、俺の事はどうでも良いらしい。
まぁ、その方が気楽で良い。
そして正義は、リーダーとして皆に言った。
「魔王を倒して元の世界に帰ろう!」
正義の言葉に3人は頷いたが、俺は正義に言った。
「魔王を倒すという志は立派だが、まずは魔物と戦って勝利をしてから言え!」
「僕達には素晴らしい加護の恩恵があるから…」
「肩書きがどんなに立派でも、魔物を前にしたら思う様には動けないんだ。現実を知れ!」
「何よ偉そうに…アンタだったら出来るというの?」
「良いか…殴り合いの喧嘩もしたことがない奴が、いきなり魔物に勝てる訳が無いんだ。お前達は、ゲーム感覚でいるみたいだが現実はそんなに甘く無いぞ!」
「ずいぶん知ったような口を聞くね。不知火は経験があるのか?」
「あるよ、異世界召喚は今回が初めてでは無いからな…」
俺は右手を上げると、頭上から光に照らされて黄金の甲冑と二振の聖剣を手にした。
「その…鎧と剣は?」
「これが証拠だ。この鎧と剣は、今迄の世界を救った報酬として貰った。」
「今迄って…今回が2回目では無いのか?」
「今回で7回目だ!マジでいい加減にして欲しいよ。」
俺はうんざりしながら答えた。
そう…今回の異世界召喚で7回目なのだ。
いずれの世界も救って来た。
そして今度の世界は…?
6月22日
HOTランキングで6位になりました!
6月23日
HOTランキングで4位になりました!
昼過ぎには3位になっていました.°(ಗдಗ。)°.
6月24日
HOTランキングで2位になりました!
皆様、応援有り難う御座いますm(_ _)m
スーパーのビニール袋で竜を保護した
チー牛Y
ファンタジー
竜は、災害指定生物。
見つけ次第、討伐――のはずだった。
だが俺の前に現れたのは、
震える子竜と、役立たず扱いされたスキル――
「スーパーのビニール袋」。
剣でも炎でもない。
シャカシャカ鳴る、ただの袋。
なのにその袋は、なぜか竜を落ち着かせる。
討伐か、保護か。
世界の常識と、ひとりの男の常識が衝突する。
これは――
ビニール袋から始まる、異世界保護ファンタジー。
出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜
シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。
起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。
その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。
絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。
役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。
攻撃魔法を使えないヒーラーの俺が、回復魔法で最強でした。 -俺は何度でも救うとそう決めた-【[完]】
水無月いい人(minazuki)
ファンタジー
【HOTランキング一位獲得作品】
【一次選考通過作品】
---
とある剣と魔法の世界で、
ある男女の間に赤ん坊が生まれた。
名をアスフィ・シーネット。
才能が無ければ魔法が使えない、そんな世界で彼は運良く魔法の才能を持って産まれた。
だが、使用できるのは攻撃魔法ではなく回復魔法のみだった。
攻撃魔法を一切使えない彼は、冒険者達からも距離を置かれていた。
彼は誓う、俺は回復魔法で最強になると。
---------
もし気に入っていただけたら、ブクマや評価、感想をいただけると大変励みになります!
#ヒラ俺
この度ついに完結しました。
1年以上書き続けた作品です。
途中迷走してました……。
今までありがとうございました!
---
追記:2025/09/20
再編、あるいは続編を書くか迷ってます。
もし気になる方は、
コメント頂けるとするかもしれないです。
巻き込まれ異世界召喚、なぜか俺だけ竜皇女の推しになった
ノラクラ
ファンタジー
俺、霧島悠斗は筋金入りの陰キャ高校生。
学校が終わったら即帰宅して、ゲームライフを満喫するのが至福の時間――のはずだった。
だがある日の帰り道、玄関前で学園トップスターたちの修羅場に遭遇してしまう。
暴君・赤城獅童、王子様系イケメン・天条院義孝、清楚系美少女・柊奏、その親友・羽里友莉。
よりによって学園の顔ぶれが勢ぞろいして大口論!?
……陰キャ代表の俺に混ざる理由なんて一ミリもない。見なかったことにしてゲームしに帰りたい!
そう願った矢先――空気が変わり、街に巨大な魔法陣が出現。
赤城たちは光に呑まれ、異世界へと召喚されてしまった。
「お~、異世界召喚ね。ラノベあるあるだな」
そう、他人事のように見送った俺だったが……。
直後、俺の足元にも魔法陣が浮かび上がる。
「ちょ、待て待て待て! 俺は陰キャだぞ!? 勇者じゃないんだぞ!?」
――かくして、ゲームライフを愛する陰キャ高校生の異世界行きが始まる。
ブラック企業でポイントを極めた俺、異世界で最強の農民になります
はぶさん
ファンタジー
ブラック企業で心をすり減らし過労死した俺が、異世界で手にしたのは『ポイント』を貯めてあらゆるものと交換できるスキルだった。
「今度こそ、誰にも搾取されないスローライフを送る!」
そう誓い、辺境の村で農業を始めたはずが、飢饉に苦しむ人々を見過ごせない。前世の知識とポイントで交換した現代の調味料で「奇跡のプリン」を生み出し、村を救った功績は、やがて王都の知るところとなる。
これは、ポイント稼ぎに執着する元社畜が、温かい食卓を夢見るうちに、うっかり世界の謎と巨大な悪意に立ち向かってしまう物語。最強農民の異世界改革、ここに開幕!
毎日二話更新できるよう頑張ります!
異世界に転生したので錬金術師としてダラダラ過ごします
高坂ナツキ
ファンタジー
車道に飛び出した猫を助けた吾妻和央は車に轢かれて死んでしまった。
気が付いたときには真っ白な空間の中にいて目の前には発光していて姿形が良くわからない人物が。
その人物は自分を神と名乗り、主人公を異世界に転生させてくれると言う。
よくわからないけれど、せっかく異世界に転生できるのならと、元の世界ではできなかったことをしてダラダラ過ごしたいと願う。
これは錬金術師と付与魔術師の天職を与えられた男が異世界にてだらだら過ごすだけの物語。
※基本的に戦闘シーンなどはありません。異世界にてポーションを作ったり魔導具を作ったりなどの日常がメインです。
投稿開始の3日間、1/1~1/3は7:00と17:00の2回投稿。1/4以降は毎日7:00に投稿します。
2月以降は偶数日の7:00のみの投稿となりますので、よろしくお願いします。
俺、異世界で置き去りにされました!?
星宮歌
恋愛
学校からの帰宅途中、俺は、突如として現れた魔法陣によって、異世界へと召喚される。
……なぜか、女の姿で。
魔王を討伐すると言い張る、男ども、プラス、一人の女。
何が何だか分からないままに脅されて、俺は、女の演技をしながら魔王討伐の旅に付き添い……魔王を討伐した直後、その場に置き去りにされるのだった。
片翼シリーズ第三弾。
今回の舞台は、ヴァイラン魔国です。
転性ものですよ~。
そして、この作品だけでも読めるようになっております。
それでは、どうぞ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる