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国落とし編
相容れず
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◇◇◇
お互いにこれ以上の会話は無意味だと理解したシャルエナとローグランドは、己の武器を手に握り睨み合う。
「シッ!!!!」
最初に攻撃を仕掛けたのはシャルエナの方で、彼女が身体強化を使って強く地面を踏み込むと、それだけで地面が罅割れ、一瞬の内にローグランドを自身の間合いへと捉える。
そして、刀に魔力を流し込みながら氷魔法を鞘へと纏わせ、無駄な摩擦を無くした神速の一刀がローグランドへと放たれた。
「ふん。甘いな」
「くっ!!」
しかし、その一刀はローグランドの大剣によってあっさり受け止められると、カウンターとしてシャルエナの腹部を強烈な回し蹴りが襲うが、彼女は蹴りが放たれた方向と同じ方向に飛んで勢いを受け流し、致命傷を避ける。
それからも、シャルエナは自身が持ち得る技や魔法を使ってローグランドに攻撃を仕掛けていくが、その全てが彼の大剣と技術の前に打ち砕かれ、彼女の攻撃はどれ一つとして擦り傷すら与えることができない。
それに対し、ローグランドは的確にシャルエナの攻撃に対してカウンターを行っていくため、致命傷には至らずともダメージを受けているのはシャルエナの方であり、端から見ればあまりにも一方的な戦いだった。
(やっぱり、これまで積み重ねて来た経験が違うからか、シャルエナ殿下が子供のようにあしらわれているな)
シャルエナも武術と魔法の才能はある方だし、その才能はローグランドにも劣るものではなく、歳を重ねれば、いずれは彼女もローグランドを越えることができるだろう。
しかし、今はまだ経験という点でローグランドに圧倒的なアドバンテージがあり、その優位性がある以上、実戦経験の浅いシャルエナでは、その差を埋められるほどの実力はまだ持ち合わせていない。
それに、実戦経験が足りないと言うことは、命の危険に晒された時の対応に僅かな迷いが出るということであり、それは越えてきた死線の数によってしか埋めることのできない差でもあった。
「本当に、あの者だけに戦わせて良いのか?」
「フーシルか」
俺がシャルエナとローグランドの戦闘を水クッションに座りながら眺めていると、玉座の隣から降りてきたフーシルが俺のもとへ近づいて来て、どこか理解できないと言いたげな表情で話しかけてくる。
「何が気になるんだ?」
「いや、あの女は貴様の仲間なのだろう?ああも一方的にやられているのを見るに、ローグランドとの実力差は明確だ。このままでは仲間が死ぬぞ。それでも良いのか?」
「お前、意外と優しいんだな」
「優しいというより、竜人族は仲間を大切にする種族なのだ。だから、貴様が仲間であるあの女を死なせるような行動を取る理由が分からぬだけだ」
「なるほどな」
確かに竜人族は仲間意識の強い種族であり、多種族に対しては傲慢な態度を取りがちだが、同族のことは女だろうと子供だろうと尊重して対等に接する。
そんな同族を大切にする種族だからこそ、同じ人族であるシャルエナを死なせるような行動を取っている俺ことが彼には理解できないのだろう。
「簡単な話だ。俺はそこまで他人に対して興味がないんだよ。まぁ、それは自分に対してもだけど。自分も含めて、他人の命や生き方、そしてどんな最後を迎えるのかは基本的に興味がない。死ねばみんな同じなわけだし、そこに行き着く過程なんて死んでしまえば無意味だろう?なら、その人が生きたいように、やりたいように、そして死にたいように死なせてやる。それが俺なりの優しさであり、俺ができる最高の手向だと思ってる」
まぁ、俺は死ねないんだけどという言葉を最後に心の中で呟くと、俺も気になっていたことをフーシルへと尋ねてみる。
「それより、お前はどうして俺の姿に気づけたんだ?ほら、俺ってお前に会っていた時は女の格好をしていただろう?でも、お前はすぐに俺の姿に気づいてみせた。なんでだ?」
「それは、お前の持つ体内の魔力があの女と同じだったからだ。我ら竜人族には、竜眼という特殊な目がある。この目は、相手がいくら魔力を抑えていようと、体内の魔力やその波長を直接みることができるのだ」
「それは随分と便利な目だな」
相手の内に隠した魔力やその波長が分かるということは、それだけでその相手がどれ程の実力者なのかを見抜けるということでもある。
だが、一つだけ疑問が残るとすれば、最初に俺と出会った時、何故その竜眼で俺のことを見なかったのかということだ。
もし見ていれば、自分では敵わない相手だとすぐに理解できただろうし、あそこまで楽しく遊ばれることもなかっただろうに。
「それは、我が未熟だった。お前が人間だからと油断し、舐めていた。見た目も我の半分も生きていないような小娘だったから、我より弱いだろうと竜眼は使わなかったのだ。今ではそのことを後悔しているがな」
その理由を尋ねてみれば、何とも傲慢で馬鹿な理由ではあったが、竜人族は多種族を下に見る傾向が強いため、種族的に考えれば当然の話ではあった。
とりあえず、これ以上はこの話に意味もなさそうなので、俺は今も戦闘を行っているシャルエナとローグランドのことに話を変えることにした。
「なぁ、フーシル。お前は2人の戦い、どっちが勝つと思う?」
「そうだな。正直、貴様の仲間だから何かあると思ってみていたが、今の実力ではローグランドには勝てんだろう。現に今も、積極的に攻撃を仕掛けるのは良いが、嬲られるようにカウンターでダメージを受けているのは女の方だ。このまま行けば、死ぬのは確実に女の方だろうな」
「なるほどね」
「違うのか?」
フーシルは俺がその答えに同意しなかったことを疑問に思ったのか、思わずといった様子でその理由を尋ねてくる。
「まぁ、今のままでは勝てないってことには同じ意見だよ。ただ、それは今のままではという話だ」
「これから何かがあるとでも言うのか?」
「さぁ、どうかな」
俺はそう言ってこの話も終わらせると、それから喋ることなくシャルエナとローグランドの戦闘に集中するのであった。
◇◇◇
(っ!なんて重い剣なんだ!!)
ローグランドの何度目かのカウンターを防いだシャルエナは、彼の振るう一撃の重さに驚きながらも何とか耐えてみせる。
「ほう。私の剣を受け止めたか。だが、まだまだ踏ん張りが甘いな!!」
「かはっ!!」
しかし、魔力を纏わせて受け止めたシャルエナを力だけでローグランドは吹き飛ばすと、飛ばされたシャルエナは何度も地面を跳ねた。
「っ!!」
「ふむ。それでもすぐに立ち上がるか。その折れない心だけは認めてやろう」
それでもすぐに立ち上がったシャルエナを見たローグランドは、言葉では彼女のことを褒めつつも、その瞳には呆れを含ませていた。
「なぁ、シャルエナ。何故そうまでして立ち上がる?何故私を止めようとするのだ?自分が死にたくないからか?それなら、私が皇帝になった時、お前の命だけは助けてやろう。シャルエナ、お前も自分に勝ち目が無いことくらいわかっているだろう?だからもう諦めろ」
「私は……私は絶対に諦めません。例え私一人が助かるとして、それに何の意味があるというのです!私が今ここであなたを倒さなければ、多くの帝国民が苦しみ、私の友人が、私の家族が死ぬことになります!国民あっての国です!私は皇女とし国民を守るため、絶対にあなたをここで殺します!」
「ふっ。愚かだな。国民など、数が多いだけの力無き烏合の衆に過ぎない。シャルエナ。お前はここに来るまでの間に何を見て何を学んだのだ。力無き人間たちは力ある人間に支配されるだけで、その状況から逃げ出すことも抵抗することもない。ただ受け入れ、黙認し、見て見ぬ振りをする。仲間内で愚痴りはすれど、大元である村長や町長、領主には何も言うことがなく、例え仲間が酷い目に陥ろうとも他人事のように見捨てる。なぁ、シャルエナ。こんなどうしようもない人間どもを、果たしてお前が命をかけて守る必要があると思うか?」
「確かに、そういったどうしようもない人たちもいるでしょう。実際、立ち寄った町ではギルド職員が人を拉致して奴隷として売り払い、金に目が眩んだ者たちが襲ってくることもありました。ですが、全ての人間がそのどうしようもない人とは限りません!自分を犠牲に他者を助ける人もいれば、大勢を助けるために危険を承知で行動する人もいる!そんな国民を守るのが私たち皇族の責務であり、力ある者の義務でもあります!」
「そうか。なら、その皇族としての責務とやらと一緒に死ぬがいい。自身で言った言葉を、何一つ果たせぬままな」
ローグランドは冷めた目でそう言い放つと、これまでカウンターばかりだった彼からシャルエナに対して攻撃を仕掛け、その重い一撃によってまたもやシャルエナが吹き飛ばされる。
それでも、今度は何とか受け身を取ったシャルエナはすぐに立ち上がると、躊躇いなく反撃を仕掛けていく。
こうして、2人の戦いはさらに過激さを増していくが、ルイスはただ静かに、戦いの行く末を眺めるだけだった。
お互いにこれ以上の会話は無意味だと理解したシャルエナとローグランドは、己の武器を手に握り睨み合う。
「シッ!!!!」
最初に攻撃を仕掛けたのはシャルエナの方で、彼女が身体強化を使って強く地面を踏み込むと、それだけで地面が罅割れ、一瞬の内にローグランドを自身の間合いへと捉える。
そして、刀に魔力を流し込みながら氷魔法を鞘へと纏わせ、無駄な摩擦を無くした神速の一刀がローグランドへと放たれた。
「ふん。甘いな」
「くっ!!」
しかし、その一刀はローグランドの大剣によってあっさり受け止められると、カウンターとしてシャルエナの腹部を強烈な回し蹴りが襲うが、彼女は蹴りが放たれた方向と同じ方向に飛んで勢いを受け流し、致命傷を避ける。
それからも、シャルエナは自身が持ち得る技や魔法を使ってローグランドに攻撃を仕掛けていくが、その全てが彼の大剣と技術の前に打ち砕かれ、彼女の攻撃はどれ一つとして擦り傷すら与えることができない。
それに対し、ローグランドは的確にシャルエナの攻撃に対してカウンターを行っていくため、致命傷には至らずともダメージを受けているのはシャルエナの方であり、端から見ればあまりにも一方的な戦いだった。
(やっぱり、これまで積み重ねて来た経験が違うからか、シャルエナ殿下が子供のようにあしらわれているな)
シャルエナも武術と魔法の才能はある方だし、その才能はローグランドにも劣るものではなく、歳を重ねれば、いずれは彼女もローグランドを越えることができるだろう。
しかし、今はまだ経験という点でローグランドに圧倒的なアドバンテージがあり、その優位性がある以上、実戦経験の浅いシャルエナでは、その差を埋められるほどの実力はまだ持ち合わせていない。
それに、実戦経験が足りないと言うことは、命の危険に晒された時の対応に僅かな迷いが出るということであり、それは越えてきた死線の数によってしか埋めることのできない差でもあった。
「本当に、あの者だけに戦わせて良いのか?」
「フーシルか」
俺がシャルエナとローグランドの戦闘を水クッションに座りながら眺めていると、玉座の隣から降りてきたフーシルが俺のもとへ近づいて来て、どこか理解できないと言いたげな表情で話しかけてくる。
「何が気になるんだ?」
「いや、あの女は貴様の仲間なのだろう?ああも一方的にやられているのを見るに、ローグランドとの実力差は明確だ。このままでは仲間が死ぬぞ。それでも良いのか?」
「お前、意外と優しいんだな」
「優しいというより、竜人族は仲間を大切にする種族なのだ。だから、貴様が仲間であるあの女を死なせるような行動を取る理由が分からぬだけだ」
「なるほどな」
確かに竜人族は仲間意識の強い種族であり、多種族に対しては傲慢な態度を取りがちだが、同族のことは女だろうと子供だろうと尊重して対等に接する。
そんな同族を大切にする種族だからこそ、同じ人族であるシャルエナを死なせるような行動を取っている俺ことが彼には理解できないのだろう。
「簡単な話だ。俺はそこまで他人に対して興味がないんだよ。まぁ、それは自分に対してもだけど。自分も含めて、他人の命や生き方、そしてどんな最後を迎えるのかは基本的に興味がない。死ねばみんな同じなわけだし、そこに行き着く過程なんて死んでしまえば無意味だろう?なら、その人が生きたいように、やりたいように、そして死にたいように死なせてやる。それが俺なりの優しさであり、俺ができる最高の手向だと思ってる」
まぁ、俺は死ねないんだけどという言葉を最後に心の中で呟くと、俺も気になっていたことをフーシルへと尋ねてみる。
「それより、お前はどうして俺の姿に気づけたんだ?ほら、俺ってお前に会っていた時は女の格好をしていただろう?でも、お前はすぐに俺の姿に気づいてみせた。なんでだ?」
「それは、お前の持つ体内の魔力があの女と同じだったからだ。我ら竜人族には、竜眼という特殊な目がある。この目は、相手がいくら魔力を抑えていようと、体内の魔力やその波長を直接みることができるのだ」
「それは随分と便利な目だな」
相手の内に隠した魔力やその波長が分かるということは、それだけでその相手がどれ程の実力者なのかを見抜けるということでもある。
だが、一つだけ疑問が残るとすれば、最初に俺と出会った時、何故その竜眼で俺のことを見なかったのかということだ。
もし見ていれば、自分では敵わない相手だとすぐに理解できただろうし、あそこまで楽しく遊ばれることもなかっただろうに。
「それは、我が未熟だった。お前が人間だからと油断し、舐めていた。見た目も我の半分も生きていないような小娘だったから、我より弱いだろうと竜眼は使わなかったのだ。今ではそのことを後悔しているがな」
その理由を尋ねてみれば、何とも傲慢で馬鹿な理由ではあったが、竜人族は多種族を下に見る傾向が強いため、種族的に考えれば当然の話ではあった。
とりあえず、これ以上はこの話に意味もなさそうなので、俺は今も戦闘を行っているシャルエナとローグランドのことに話を変えることにした。
「なぁ、フーシル。お前は2人の戦い、どっちが勝つと思う?」
「そうだな。正直、貴様の仲間だから何かあると思ってみていたが、今の実力ではローグランドには勝てんだろう。現に今も、積極的に攻撃を仕掛けるのは良いが、嬲られるようにカウンターでダメージを受けているのは女の方だ。このまま行けば、死ぬのは確実に女の方だろうな」
「なるほどね」
「違うのか?」
フーシルは俺がその答えに同意しなかったことを疑問に思ったのか、思わずといった様子でその理由を尋ねてくる。
「まぁ、今のままでは勝てないってことには同じ意見だよ。ただ、それは今のままではという話だ」
「これから何かがあるとでも言うのか?」
「さぁ、どうかな」
俺はそう言ってこの話も終わらせると、それから喋ることなくシャルエナとローグランドの戦闘に集中するのであった。
◇◇◇
(っ!なんて重い剣なんだ!!)
ローグランドの何度目かのカウンターを防いだシャルエナは、彼の振るう一撃の重さに驚きながらも何とか耐えてみせる。
「ほう。私の剣を受け止めたか。だが、まだまだ踏ん張りが甘いな!!」
「かはっ!!」
しかし、魔力を纏わせて受け止めたシャルエナを力だけでローグランドは吹き飛ばすと、飛ばされたシャルエナは何度も地面を跳ねた。
「っ!!」
「ふむ。それでもすぐに立ち上がるか。その折れない心だけは認めてやろう」
それでもすぐに立ち上がったシャルエナを見たローグランドは、言葉では彼女のことを褒めつつも、その瞳には呆れを含ませていた。
「なぁ、シャルエナ。何故そうまでして立ち上がる?何故私を止めようとするのだ?自分が死にたくないからか?それなら、私が皇帝になった時、お前の命だけは助けてやろう。シャルエナ、お前も自分に勝ち目が無いことくらいわかっているだろう?だからもう諦めろ」
「私は……私は絶対に諦めません。例え私一人が助かるとして、それに何の意味があるというのです!私が今ここであなたを倒さなければ、多くの帝国民が苦しみ、私の友人が、私の家族が死ぬことになります!国民あっての国です!私は皇女とし国民を守るため、絶対にあなたをここで殺します!」
「ふっ。愚かだな。国民など、数が多いだけの力無き烏合の衆に過ぎない。シャルエナ。お前はここに来るまでの間に何を見て何を学んだのだ。力無き人間たちは力ある人間に支配されるだけで、その状況から逃げ出すことも抵抗することもない。ただ受け入れ、黙認し、見て見ぬ振りをする。仲間内で愚痴りはすれど、大元である村長や町長、領主には何も言うことがなく、例え仲間が酷い目に陥ろうとも他人事のように見捨てる。なぁ、シャルエナ。こんなどうしようもない人間どもを、果たしてお前が命をかけて守る必要があると思うか?」
「確かに、そういったどうしようもない人たちもいるでしょう。実際、立ち寄った町ではギルド職員が人を拉致して奴隷として売り払い、金に目が眩んだ者たちが襲ってくることもありました。ですが、全ての人間がそのどうしようもない人とは限りません!自分を犠牲に他者を助ける人もいれば、大勢を助けるために危険を承知で行動する人もいる!そんな国民を守るのが私たち皇族の責務であり、力ある者の義務でもあります!」
「そうか。なら、その皇族としての責務とやらと一緒に死ぬがいい。自身で言った言葉を、何一つ果たせぬままな」
ローグランドは冷めた目でそう言い放つと、これまでカウンターばかりだった彼からシャルエナに対して攻撃を仕掛け、その重い一撃によってまたもやシャルエナが吹き飛ばされる。
それでも、今度は何とか受け身を取ったシャルエナはすぐに立ち上がると、躊躇いなく反撃を仕掛けていく。
こうして、2人の戦いはさらに過激さを増していくが、ルイスはただ静かに、戦いの行く末を眺めるだけだった。
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