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第二章 クエスト攻略
10話「掲示板にて……」
しおりを挟む【雑談掲示板 No14】
――――――――――――――――――――――――――――――――
134:【名無しのプレイヤー】
そういえば、最前線の様子ってどうなの?
135:【名無しのプレイヤー】
なんでも、三つ目の街を目指してるらしいんだけど、その道中でボスが出てくるみたいで今はレベル上げの真っ最中って聞いた。
136:【名無しのプレイヤー】
RPGといえばやっぱボスの存在は欠かせないよな。
137:【名無しのプレイヤー】
個人的には一発でクリアして欲しくないな。
こういうのは何回か苦戦してクリアして欲しい。
138:【名無しのプレイヤー】
苦戦しないためにレベル上げをしてるんじゃないの?
139:【名無しのプレイヤー】
それはそうだが、簡単にクリアしてしまったらつまらないって言いたいんだろう?
140:【名無しのプレイヤー】
ボスってどんなやつなんだ?
141:【名無しのプレイヤー】
具体的なことはまだ分かってないらしい。
なんでも、攻略組が秘匿してるって噂だ。
142:【名無しのプレイヤー】
出し惜しみとかありえなくね。
そこは共有するべき情報だろ。
143:【名無しのプレイヤー】
それはそうだが、簡単にクリアしてしまったらつまらないってことなんだろうよ。
144:【名無しのプレイヤー】
それに、自分が苦労して手に入れた情報をそう易々と教えるなんて真似できるか?
145:【名無しのプレイヤー】
俺はできんな。
少なくとも、もっと先に進んでから小出しに出していく。
146:【名無しのプレイヤー】
わたしは教えちゃうかな。
その方が攻略スピードが上がるから効率がいいと思うし。
147:【名無しのプレイヤー】
まあ、そこは人それぞれってことでいいんじゃないか?
価値観なんてみんなバラバラで違うわけだし。
148:【名無しのプレイヤー】
ところで、他になんか変わったこととかは起きてないか?
149:【名無しのプレイヤー】
とりあえず、最初の街のおしくらまんじゅうは解消されたぞ。
今はプレイヤーがちらほらといるくらいだ。
150:【名無しのプレイヤー】
林の方も同じく解消されているわ。
この三日間ずっと人で溢れてたけど。
151:【名無しのプレイヤー】
大部分のプレイヤーが、次の街に流れたみたいだからな。
今残ってるのはマイペース組か生産プレイヤーくらいだろ。
152:【名無しのプレイヤー】
確かに、プレイヤーの何人かは店を出してたな。
売ってたものは大したことなかったが……。
153:【名無しのプレイヤー】
俺のフレンドは、最近知り合ったNPCに鍛冶を教えてもらってるって聞いたぞ。
154:【名無しのプレイヤー】
まさかNPCからゲームの技術を直接教わる日が来るなんてな。
155:【名無しのプレイヤー】
今までのゲームでもそういうものはあったけど、教えてもらえるプロセスをすっ飛ばしてたからな。
156:【名無しのプレイヤー】
プレイヤー「○○を教えてくれ」
↓
NPC「いいぞ、ほれ」
↓
「プレイヤーは○○を修得した」
っていう感じだったけど、このゲームだとちゃんと教えてもらわないと修得できないみたいだぞ。
157:【名無しのプレイヤー】
さすが仮装現実だな!!
158:【名無しのプレイヤー】
仮装じゃなくて仮想なww
仮装大賞にでも出場する気なのか?
159:【名無しのプレイヤー】
仮装大賞を知ってるってことは、お前絶対おっさんだろ?
160:【名無しのプレイヤー】
オマエモナー
161:【名無しのプレイヤー】
ゲームに現実の年齢持ち込むなよ……。
162:【名無しのプレイヤー】
まさにその通りだ。ゲームやるのに年齢は関係ねぇな。
――――――――――――――――――――――――――――――――
368:【名無しのプレイヤー】
でさ、その子のおっぱいがバインバイン揺れてすげぇのなんのって!!
369:【名無しのプレイヤー】
気持ちは分かるが、一線を越えんじゃねぇぞ?
このゲームそういうの特に厳しいからな。
370:【名無しのプレイヤー】
おっぱいで思い出したが、やたら背の低い女の子のプレイヤーがいたんだけどさー。
その子のおっぱいも凄かったな……。
371:【名無しのプレイヤー】
おお、その子なら俺も見たぞ。
歩くたびにまるで違う生き物のようにぷるんぷるん揺れまくってたww
372:【名無しのプレイヤー】
男としては、絶対目がいくよなあれは。
373:【名無しのプレイヤー】
「これだから男ってやつは」って言いたいところだけど、女のあたしですらあれはしょうがないって思うわね。
374:【名無しのプレイヤー】
でだ、お兄さんとしてはそういう危なっかしい子を一人にしておくわけにはいかないと、こっそり隠れて見守っていたんだがな、そこでちょっとした出来事があったんだ。
375:【名無しのプレイヤー】
やってることはストーカーのそれと変わらんが、その出来事ってやつが気になるのでここは敢えてスルーしておく。
376:【名無しのプレイヤー】
右に同じく。
377:【名無しのプレイヤー】
それで、何があったんだ?
378:【名無しのプレイヤー】
教えてクレメンス。
379:【名無しのプレイヤー】
その子が宿に入ってたから、ログアウトすんのかなと思ってたら急に食堂の方に走ってったんだ。
そしたら美味そうな匂いが漂ってきて、その子が厨房にいる誰かと話してるのが見えた。
380:【名無しのプレイヤー】
ふむふむ。
それでそれで?
381:【名無しのプレイヤー】
なんだよ、途中で文章を区切るなよ。
続きが気になんだろうが!
382:【名無しのプレイヤー】
続きを、はよはよ。
383:【名無しのプレイヤー】
続きだが、どうやら中にいたのがプレイヤーらしくて料理してたみたいなんだ。
で、その料理を彼女が食べたいから作ってくれってお願いしてたみたいでな、貰った料理を美味そうに食ってた。
384:【名無しのプレイヤー】
マジか。
確か、料理人ってまだプレイヤーの中に出てきてなかったよな?
385:【名無しのプレイヤー】
実は何人かいるって聞いたことがあるけど、プレイヤーが群がるのが嫌みたいで誰も料理人だと名乗り出てこないらしい。
386:【名無しのプレイヤー】
それが、今回現れたということか?
387:【名無しのプレイヤー】
一体どんな料理だったんだ?
388:【名無しのプレイヤー】
美味かったのか?
389:【名無しのプレイヤー】
さらに続きだが、作ってた料理はスフェリカルラビットのステーキだった。
美味そうな匂いと彼女が「美味しい、美味しい」って叫ぶもんだから、プレイヤーが何人か集まって来てたな。
ダメもとで注文してみたら食わせてくれた。めちゃくちゃ美味かった!!
390:【名無しのプレイヤー】
マジかよ! 羨ましいな。
391:【名無しのプレイヤー】
そいつは今どこにいるんだ?
俺もそのステーキを食したいのだが。
392:【名無しのプレイヤー】
そうだそうだ!
これよりステーキ料理人捜索隊を編成する! 志願者は挙手されたし!!
393:【名無しのプレイヤー】
ノ
394:【名無しのプレイヤー】
ノ
395:【名無しのプレイヤー】
ステーキとあっては黙っておれんな(>_<)ノ
396:【名無しのプレイヤー】
おいおい、相手に無理強いはすんなよ?
下手すりゃゲームマスターに報告されて、垢BANもあり得るからな。
397:【名無しのプレイヤー】
うぇ、マジかそれ?
じゃあ迷惑が掛からない程度に頼んでみるとしよう。
398:【名無しのプレイヤー】
最後に言い忘れたが、ステーキの値段は300ゴルだった。
携帯食料が30ゴルだから、食料としては結構な値段だけど料理としての価値でみれば妥当な金額だと俺は思ったね。
399:【名無しのプレイヤー】
確かに高いな。
でも逆にそれくらい高くしないと大手のプレーヤーが独占しそうだし、そこの設定が難しいところだな。
400:【名無しのプレイヤー】
とにかく、ステーキの料理人を探し出してステーキを作ってもらうってことでおk?
401:【名無しのプレイヤー】
そうだ、いいことを思いついた。
スフェリカルラビットの肉を持っていけば安くしてもらえるかもしれんから、俺ちょっとウサギ狩りに行ってくるわ!
402:【名無しのプレイヤー】
なぬ!? その手があったか!
ならば俺もウサギ狩りに同行しよう。
403:【名無しのプレイヤー】
フレンドにも教えてやらなくちゃな!!
(その後もステーキ料理人についての議論がなされ、料理人捜索網が着々と出来始めていくことになる)
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