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第16話:もう気持ちが抑えられない~ルーカス視点~
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アリーへの気持ちを封印して以降、極力彼女には近づかない様にして過ごした。それでも俺に話しかけてくるアリー。そんなアリーを、冷たくあしらう。
寂しそうにこちらを見ているアリーを見ると、胸が張り裂けそうになる。でも…俺たちは結ばれてはいけないんだ。俺には婚約者がいるのだから…
そんな日々が続いたある日、アリーの治癒力とパワーみなぎる食事のお陰で、俺たちは随分と奥まで魔物討伐を進めていた。
その為、どうしても遠くまで足を運ばないといけない。
「なあ、カール。一度引っ越そうと思っているんだ。このままだと、かなり遠くまで討伐に行かなければいけなくなって、不便だろう。それに、アリーを長時間1人で置いておくのも心配だ。万が一魔物が襲ってきたら、ひとたまりもない」
俺はカールに引越しの相談をした。これから討伐を行おうと思っている場所は、馬を走らせても1時間はかかる。アリーは治癒力には長けているが、攻撃魔法は得意ではないとの事。万が一俺たちが留守の間に魔物に襲われたとしても、すぐに助けに行く事が出来ないのだ。
「う~ん、確かにアリーの事は心配だが、でも後1ヶ月もすれば、他の部隊とも合流するんだろ?それにこの前、引越しをしたばかりだし…それならわざわざ今引っ越さなくてもいいんじゃないのか?バリア魔法を掛けておけば問題ないだろう。お前の気持ちはわかるが、あまりアリーの事ばかり気に掛けるな。お前は隊長なのだから」
確かにカールの言う通り、バリア魔法を張っておけば大丈夫か。でも、その発想がそもそもの失敗だった。
あの日、俺はバリア魔法を掛けて討伐に向かった。そしてちょうど昼休憩を取っている時だった。俺が掛けたバリア魔法が、ものすごい勢いで攻撃されている。マズイ…アリーが危ない。
近くにいた隊員にテントに戻る事を伝え、急いで馬にまたがり、猛スピードで走らせる。その間も、かなり攻撃を受けている様で、今にもバリア魔法が破られそうだ。そして、テントまで後もう少しというところで、ついに破られてしまった。俺はさらに馬を飛ばした。
頼む、間に合ってくれ!必死に祈り続けた。彼女を失いたくない、俺にとって彼女は、誰よりも大切な存在なのだから…
テントに着くと、大けがをしたアリーめがけて、魔物が襲い掛かろうとしていた。よかった、まだ生きている!急いで攻撃魔法で魔物どもを焼き払う。それでも数が多すぎる。すぐにアリーの傍に駆け寄った。本当は怪我の状態を確認したいが、今はそれどころではない。
それにしても、すごい数だ。どうしてこれほどまでの魔物が、この場所にいるんだ?て、今はそんな事を言っている場合ではない。とにかく魔物を倒さないと。
途中から復活したアリーも参戦し、協力しながら魔物を倒した。魔物を倒し終えた後、改めてアリーに向き直る。すると、よほど怖かったのだろう。美しいエメラルドグリーンの瞳からポロポロと涙を流し、小刻みに震えだしたのだ。その瞬間、無意識に彼女を抱きしめていた。
俺の腕にすっぽりはまったアリー。温かくて柔らかい…俺はやっぱり彼女が好きだ。彼女をこれからも守っていきたい…そんな思いが、俺を支配する。
その後俺を追って戻ってきた隊員たちに指示を出し、すぐに引越しをした。それと同時に、なぜあの場所に魔物が現れたのかも調査を開始した。
「ルーカス、これを見てくれ」
カールが指さす場所には、魔物の大好物の魔石が置かれていた。ちょうど厨房があった場所だ。そうか、この魔石につられて、魔物が集まって来たのか…
「どうしてこんなものが…」
「ルーカス、こんな事は言いたくはないが…誰かがアリーを意図的に狙ったのではないのか?」
確かにカールの言う通り、アリーを意図的に狙ったのだろう。でも、何の為に…そうか、この隊が今流れに乗っているのは、アリーのお陰だ。きっと情報を仕入れた王妃が、スパイを使ってアリーの命を奪う様仕向けたのだろう。
あの女ならやりかねない…でも、そうなるとスパイは誰だ?とにかく他の部隊と合流すれば、スパイも動きが取れにくくなるだろう。それまでは、極力アリーの傍で見守ろう。
それと同時に、誰がスパイなのか調べる事にした。正直誰がスパイでもおかしくはない。出かけるときはもちろん、眠るときもそっとアリーにバリア魔法を掛けた。何かあれば、すぐに駆け付けられる様に…
そんなある日、俺は病に倒れた。いいや…誰かに毒を入れられたのだ。喉が焼ける様に痛い、さらに呼吸もし辛く、ものすごいだるさが俺を襲った。
この感覚…知っている。毒だ…俺は何度か王妃に毒を飲まされた。そのたびに、すぐに解毒剤が処方され、命拾いした。でも、ここには解毒剤はない。俺は間もなく、命を落とすのだろう。
そう思っていた。でも…
アリーが俺の為に解毒剤を作り、丸2日寝ずに看病をしてくれたのだ。必死に看病し、さらに口移しで薬を飲ませてくれるアリーの姿を見たら、どうしようもなく愛おしい気持ちになった。
やっぱり俺は、彼女を諦める事なんて出来ない。他の部隊と合流したら、正直にヴィーノとバランに話そう。俺は彼女を愛してしまった事、彼女以外とは結婚できない旨を…
でも、もしそのせいでアリーが傷つけられたら…
いいや、カーラル公爵家の人間は、皆いい人だ。きっと受け入れてくれるだろう。そう、いい人すぎるから、彼らを裏切りたくはなかった。それでも俺は、これ以上自分に嘘を付けない。それに何より、こんな気持ちで結婚したら、アリシア嬢にも失礼だ。
よし、そうと決まればやる事はただ1つ。彼女に振り向いてもらえる様、頑張るまでだ。
寂しそうにこちらを見ているアリーを見ると、胸が張り裂けそうになる。でも…俺たちは結ばれてはいけないんだ。俺には婚約者がいるのだから…
そんな日々が続いたある日、アリーの治癒力とパワーみなぎる食事のお陰で、俺たちは随分と奥まで魔物討伐を進めていた。
その為、どうしても遠くまで足を運ばないといけない。
「なあ、カール。一度引っ越そうと思っているんだ。このままだと、かなり遠くまで討伐に行かなければいけなくなって、不便だろう。それに、アリーを長時間1人で置いておくのも心配だ。万が一魔物が襲ってきたら、ひとたまりもない」
俺はカールに引越しの相談をした。これから討伐を行おうと思っている場所は、馬を走らせても1時間はかかる。アリーは治癒力には長けているが、攻撃魔法は得意ではないとの事。万が一俺たちが留守の間に魔物に襲われたとしても、すぐに助けに行く事が出来ないのだ。
「う~ん、確かにアリーの事は心配だが、でも後1ヶ月もすれば、他の部隊とも合流するんだろ?それにこの前、引越しをしたばかりだし…それならわざわざ今引っ越さなくてもいいんじゃないのか?バリア魔法を掛けておけば問題ないだろう。お前の気持ちはわかるが、あまりアリーの事ばかり気に掛けるな。お前は隊長なのだから」
確かにカールの言う通り、バリア魔法を張っておけば大丈夫か。でも、その発想がそもそもの失敗だった。
あの日、俺はバリア魔法を掛けて討伐に向かった。そしてちょうど昼休憩を取っている時だった。俺が掛けたバリア魔法が、ものすごい勢いで攻撃されている。マズイ…アリーが危ない。
近くにいた隊員にテントに戻る事を伝え、急いで馬にまたがり、猛スピードで走らせる。その間も、かなり攻撃を受けている様で、今にもバリア魔法が破られそうだ。そして、テントまで後もう少しというところで、ついに破られてしまった。俺はさらに馬を飛ばした。
頼む、間に合ってくれ!必死に祈り続けた。彼女を失いたくない、俺にとって彼女は、誰よりも大切な存在なのだから…
テントに着くと、大けがをしたアリーめがけて、魔物が襲い掛かろうとしていた。よかった、まだ生きている!急いで攻撃魔法で魔物どもを焼き払う。それでも数が多すぎる。すぐにアリーの傍に駆け寄った。本当は怪我の状態を確認したいが、今はそれどころではない。
それにしても、すごい数だ。どうしてこれほどまでの魔物が、この場所にいるんだ?て、今はそんな事を言っている場合ではない。とにかく魔物を倒さないと。
途中から復活したアリーも参戦し、協力しながら魔物を倒した。魔物を倒し終えた後、改めてアリーに向き直る。すると、よほど怖かったのだろう。美しいエメラルドグリーンの瞳からポロポロと涙を流し、小刻みに震えだしたのだ。その瞬間、無意識に彼女を抱きしめていた。
俺の腕にすっぽりはまったアリー。温かくて柔らかい…俺はやっぱり彼女が好きだ。彼女をこれからも守っていきたい…そんな思いが、俺を支配する。
その後俺を追って戻ってきた隊員たちに指示を出し、すぐに引越しをした。それと同時に、なぜあの場所に魔物が現れたのかも調査を開始した。
「ルーカス、これを見てくれ」
カールが指さす場所には、魔物の大好物の魔石が置かれていた。ちょうど厨房があった場所だ。そうか、この魔石につられて、魔物が集まって来たのか…
「どうしてこんなものが…」
「ルーカス、こんな事は言いたくはないが…誰かがアリーを意図的に狙ったのではないのか?」
確かにカールの言う通り、アリーを意図的に狙ったのだろう。でも、何の為に…そうか、この隊が今流れに乗っているのは、アリーのお陰だ。きっと情報を仕入れた王妃が、スパイを使ってアリーの命を奪う様仕向けたのだろう。
あの女ならやりかねない…でも、そうなるとスパイは誰だ?とにかく他の部隊と合流すれば、スパイも動きが取れにくくなるだろう。それまでは、極力アリーの傍で見守ろう。
それと同時に、誰がスパイなのか調べる事にした。正直誰がスパイでもおかしくはない。出かけるときはもちろん、眠るときもそっとアリーにバリア魔法を掛けた。何かあれば、すぐに駆け付けられる様に…
そんなある日、俺は病に倒れた。いいや…誰かに毒を入れられたのだ。喉が焼ける様に痛い、さらに呼吸もし辛く、ものすごいだるさが俺を襲った。
この感覚…知っている。毒だ…俺は何度か王妃に毒を飲まされた。そのたびに、すぐに解毒剤が処方され、命拾いした。でも、ここには解毒剤はない。俺は間もなく、命を落とすのだろう。
そう思っていた。でも…
アリーが俺の為に解毒剤を作り、丸2日寝ずに看病をしてくれたのだ。必死に看病し、さらに口移しで薬を飲ませてくれるアリーの姿を見たら、どうしようもなく愛おしい気持ちになった。
やっぱり俺は、彼女を諦める事なんて出来ない。他の部隊と合流したら、正直にヴィーノとバランに話そう。俺は彼女を愛してしまった事、彼女以外とは結婚できない旨を…
でも、もしそのせいでアリーが傷つけられたら…
いいや、カーラル公爵家の人間は、皆いい人だ。きっと受け入れてくれるだろう。そう、いい人すぎるから、彼らを裏切りたくはなかった。それでも俺は、これ以上自分に嘘を付けない。それに何より、こんな気持ちで結婚したら、アリシア嬢にも失礼だ。
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追記
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