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第63話:レオの看病は私がします!
レオが、事件の詳細を話し始めた。
「俺が稽古から帰るため馬車に乗っていると、ぐらりと揺れる感覚と共に、凄い衝撃に包まれたんだ。どうやら車輪に誰かが弓矢で穴をあけた様で、そのはずみで馬車が横転してしまった。足を怪我した俺は、何とか外に這って出たのだが、そこには剣を持った男が5人立っていたよ」
それって、1度目の生で第二王子が王太子様を暗殺した方法によく似ているわ。やっぱり、第二王子の仕業だったのね。
「既に俺に付いていた護衛騎士たちはやられていたよ。俺もやられる!そう思った時、どこからともなく騎士が3人やって来て、そいつらを倒した。それで俺は命拾いしたって訳だ」
ここで、なぜか私の方を向くレオ。
「ミシェル、あの騎士はお前が雇ったのだろう?俺は自分に付けられた騎士はすべて把握しているんだ。でも、彼らは見た事が無い奴らだった。それに、異常な程強かったし」
レオの言葉に、皆が一斉に私の方を向いた。
「ミシェル、それは本当なのか?そう言えば、お前の通帳から随分お金が引き出されていた。元々物欲の少ないお前が、一体何に使っているのかずっと気になっていたんだよ」
お金を使っていた事もバレていたのね。これはもう、正直に話すしかないわね。
「そうよ、シュミナに頼んで私が影の護衛騎士を付けさせたの。レオが心配だったから…」
勝手な事をしたって怒られるかしら?
そう思ったのだが…
「ミシェル、ありがとう。お前のおかげで命拾いしたよ。それに、今回の実行犯も捕まえる事が出来た」
そう言って頭を撫でてくれるレオ。
「ミシェル、俺からもお礼を言うよ。レオを助けてくれてありがとう」
アレックス様が珍しくお礼を言ってきた。
「おバカなミシェルが自分で考えたとは思えないな。おい、元豚。どうせガーディアン侯爵家の次女に指示されたんだろう。あそこはみんな優秀だからな」
う…図星だけれど、そうはっきり言われると腹が立つ!やっぱりキースはキースね。
「コラ、キース、たとえそうであっても、今回はミシェルの手柄だ!ミシェル、レオを助けてくれてありがとう」
レオの両親にも頭を下げられた。
「私はただ、レオを守りたかっただけよ。婚約者として当然のことをしただけ。それより、捕まえた実行犯は何と言っているの?」
きっと、トカゲのしっぽ切りの様に、いくら調べても上まではたどり着けないだろう。それでも気になるのだ。
「そうだ、それでどうなったんだ?」
レオが近くに控えていた執事に確認を取った。
「今取り調べを行っているところですが、ただ…金で雇われただけだからわからないの一点張りでして…」
まあ、そうだろうね。
「それにしても、走っている馬車の車輪に弓を的確に射貫くなんて、相当技術がいるぞ。もしかしたら、かなり大きな組織が絡んでいる可能性もあるな。とにかく今後はさらに警護を強化しよう。レオ、お前はとにかく治す事だけを考えろ。今学期はもう学院を休む様手続きをしておくから」
「わかったよ!でも、ミシェルが心配だ」
「私は大丈夫よ。シュミナやジル様も居るし。何とかなるわ!」
きっと第二王子が絡んでくるだろうけれど、後1ヶ月程度だから何とかなる。
「とにかく今は、レオには休んでもらう事が先決ね。私たちが長居したら、レオがゆっくりできないわ。とりあえずこの話は終わりにしましょう。レオ、ゆっくり休んでね」
レオのお母様に促され、皆が部屋から出て行く。
「ミシェル、あなたもいらっしゃい。帰るわよ」
お母様に手を引かれたが、それを振り払った。
「嫌よ、レオが怪我をしたのよ!今夜は熱が出る可能性があるって先生も言っていたわ。レオが苦しむかと思うと心配で…お願い、お母様。今日はレオの側に居させて」
「ミシェル、お前は何を言っているんだ。結婚前の男女を2人きりに出来る訳ないだろう。何かあったらどうするんだ?」
「お父様、何を言っているの?レオのこの怪我を見て何も思わないの?とにかく、私はここに残るわ。おじ様、おば様、いいでしょう?お願い!」
「まあ、いいんじゃねえの?ミシェルが面倒を見たいって言っているんだから、けち臭い事言わずに見させてやれよ。メイドを付けておけば問題ないだろう」
珍しく私の味方をしてくれたのはキースだ。
「そうね、ミシェルちゃんが側にいてくれたら、レオも嬉しいだろうし。ミシェルちゃん、お願いできるかしら?」
「ええ、任せておいて」
「おい、勝手な事を…」
不満そうなお父様を、お母様達がさっさと連れて行ってくれた。皆、ありがとう。
「レオ、今日はずっと一緒よ。さあ、とにかく休んで」
レオに布団を掛けた。
「ミシェル、お前が居るとなんだか落ち着かないんだけれど…」
苦笑いしつつも、薬が効いて来たのかあっという間に眠ってしまったレオ。
「お嬢様、簡易のベッドを準備いたしました。とりあえず、お嬢様もここで休んでください」
「ありがとう、でも、心配だからもう少し様子を見ているわ」
私は一度寝るとなかなか起きない。もしレオが熱でうなされていても、きっと気づかない自信がある。
レオが寝やすいように、部屋を薄暗くした。しばらくイスに座ってレオを見ていたのだが、どうやらウトウトとしてしまった様だ。気が付いたら夜中になっていた。
ふとレオをみると、あり得ない程汗をかいている。額に手を当てると、熱い…
どうやら熱が出ている様だ。
「ルシアナ、すぐに冷たい水とタオル、それから氷枕を準備して。レオが熱を出したみたい」
「かしこまりました。すぐに準備します」
急いで部屋から出て行くルシアナ。しばらくすると、他のメイドと共に戻って来た。氷枕を使うため、レオの頭を持ち上げると、うっすら目を開けるレオ。
「ごめんね、起こしちゃった?今氷枕を入れるからね」
すぐに氷枕をレオの頭の下に入れた。辛いのか、何も答えず目を閉じるレオ。
ふと1度目の生の時、最後に見たレオの姿を思い出した。目を閉じたレオの姿を見て、一瞬フラッシュバックを起こしたのだ。
「お嬢様、大丈夫ですか?少しお休みになった方が宜しいかと」
ふらつく私を心配してくれたルシアナ。
「大丈夫よ、ありがとう」
とにかく、レオの汗を拭かないと。濡れたタオルで顔を拭く。そうだわ、熱が出た時に飲ませろって、先生に言われていた解熱薬があったわ。
でも、起こすのはちょっとね。次に起きたら、飲ませましょう。
しばらくすると、また目をうっすら開けたレオ。
「ミシェル…水…」
喉が渇いたようだ。
「ルシアナ、お水を頂戴。あと、薬も準備して」
私の指示で、急いで水を持ってくるルシアナ。
レオをゆっくり起こし、水を手渡す。
「レオ、これを飲んだら、薬を飲みましょうね」
一気に水を飲みほしたレオに、再び水と薬を渡す。
「薬は苦いから嫌だ!でも…ミシェルが口移しで飲ませてくれるなら、飲んでもいいぞ」
そう言うと、ニヤッと笑うレオ。熱が高いのか、目がうつろだ。こいつ、こんな時に何を言っているのよ!でも、薬を飲んでくれないと困るし…
ふとルシアナの方を見ると、私は見ていません!と言わんばかりに、背中を向けている。これは、口移しで飲ませてやれという事ね。仕方ないわね。
薬と水を口に含むと、そのままレオの唇に自分の唇を重ね、薬と水をレオの口に流しこんでいく。
「ミシェル、薬苦い。もっと水をくれ」
水ね。慌てて水を手渡すが、なぜか受け取ろうとしない。これも口移しで飲ませろって事か。
「もう、今回だけだからね」
そう言って、口移しで飲ませた。調子に乗ったレオに、ベッドに引きずり込まれる。
「ちょっと、レオ」
さすがに抗議の声を上げるが
「ミシェル、苦しいし熱い、側にいて…」
そう言われては、これ以上抵抗できない。完全に抱き枕になった私をがっちり抱きしめ、レオはスヤスヤ眠ってしまった。こいつ、一体何考えているのよ。そう思いつつ、結局私もそのまま眠ってしまった様だ。
「…シェル、ミシェル。起きろよ」
「う~ん。もう少し…」
誰かに頬を突かれている気がするが…そう言えば私…
急いで起き上がると、隣ではニヤニヤ顔のレオが。
「お前、結構大胆なんだな。俺のベッドに入り込むなんて」
「違うわよ!レオが私を引きずり込んで来たんでしょう?忘れたの?」
「はっ?そんな事俺はしていないぞ。変な言いがかりはよせ!」
嘘でしょう!なんで覚えていないのよ!
「ルシアナ、あなた見ていたわよね」
側で控えていたルシアナに助けを求めるが…
「お嬢様、私は何も見ておりませんし聞いておりません」
そう言って、背を向けてしまった。
ちょっとルシアナ、何で背中を向けるのよ!ちゃんと誤解を解いてよ!そう叫ぼうとした時
「ミシェル、そんなに照れなくてもいいよ!でもベッドに潜り込むのは、結婚してからにしような」
そう言って口付けをするレオ。
だから、違うんだってばーーーー!!!
でも、どうやら熱は下がったみたいでよかったわ。かなり誤解されているのは気になるが、ひとまずレオの熱が下がった事にホッとするミシェルであった。
~あとがき~
レオは意外と甘えん坊です。末っ子ですからね。そんなレオ、本当に夜中の事は覚えていないのでしょうか?
いいえ、しっかり覚えています。ミシェルをからかっているだけです(*'▽')
「俺が稽古から帰るため馬車に乗っていると、ぐらりと揺れる感覚と共に、凄い衝撃に包まれたんだ。どうやら車輪に誰かが弓矢で穴をあけた様で、そのはずみで馬車が横転してしまった。足を怪我した俺は、何とか外に這って出たのだが、そこには剣を持った男が5人立っていたよ」
それって、1度目の生で第二王子が王太子様を暗殺した方法によく似ているわ。やっぱり、第二王子の仕業だったのね。
「既に俺に付いていた護衛騎士たちはやられていたよ。俺もやられる!そう思った時、どこからともなく騎士が3人やって来て、そいつらを倒した。それで俺は命拾いしたって訳だ」
ここで、なぜか私の方を向くレオ。
「ミシェル、あの騎士はお前が雇ったのだろう?俺は自分に付けられた騎士はすべて把握しているんだ。でも、彼らは見た事が無い奴らだった。それに、異常な程強かったし」
レオの言葉に、皆が一斉に私の方を向いた。
「ミシェル、それは本当なのか?そう言えば、お前の通帳から随分お金が引き出されていた。元々物欲の少ないお前が、一体何に使っているのかずっと気になっていたんだよ」
お金を使っていた事もバレていたのね。これはもう、正直に話すしかないわね。
「そうよ、シュミナに頼んで私が影の護衛騎士を付けさせたの。レオが心配だったから…」
勝手な事をしたって怒られるかしら?
そう思ったのだが…
「ミシェル、ありがとう。お前のおかげで命拾いしたよ。それに、今回の実行犯も捕まえる事が出来た」
そう言って頭を撫でてくれるレオ。
「ミシェル、俺からもお礼を言うよ。レオを助けてくれてありがとう」
アレックス様が珍しくお礼を言ってきた。
「おバカなミシェルが自分で考えたとは思えないな。おい、元豚。どうせガーディアン侯爵家の次女に指示されたんだろう。あそこはみんな優秀だからな」
う…図星だけれど、そうはっきり言われると腹が立つ!やっぱりキースはキースね。
「コラ、キース、たとえそうであっても、今回はミシェルの手柄だ!ミシェル、レオを助けてくれてありがとう」
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「私はただ、レオを守りたかっただけよ。婚約者として当然のことをしただけ。それより、捕まえた実行犯は何と言っているの?」
きっと、トカゲのしっぽ切りの様に、いくら調べても上まではたどり着けないだろう。それでも気になるのだ。
「そうだ、それでどうなったんだ?」
レオが近くに控えていた執事に確認を取った。
「今取り調べを行っているところですが、ただ…金で雇われただけだからわからないの一点張りでして…」
まあ、そうだろうね。
「それにしても、走っている馬車の車輪に弓を的確に射貫くなんて、相当技術がいるぞ。もしかしたら、かなり大きな組織が絡んでいる可能性もあるな。とにかく今後はさらに警護を強化しよう。レオ、お前はとにかく治す事だけを考えろ。今学期はもう学院を休む様手続きをしておくから」
「わかったよ!でも、ミシェルが心配だ」
「私は大丈夫よ。シュミナやジル様も居るし。何とかなるわ!」
きっと第二王子が絡んでくるだろうけれど、後1ヶ月程度だから何とかなる。
「とにかく今は、レオには休んでもらう事が先決ね。私たちが長居したら、レオがゆっくりできないわ。とりあえずこの話は終わりにしましょう。レオ、ゆっくり休んでね」
レオのお母様に促され、皆が部屋から出て行く。
「ミシェル、あなたもいらっしゃい。帰るわよ」
お母様に手を引かれたが、それを振り払った。
「嫌よ、レオが怪我をしたのよ!今夜は熱が出る可能性があるって先生も言っていたわ。レオが苦しむかと思うと心配で…お願い、お母様。今日はレオの側に居させて」
「ミシェル、お前は何を言っているんだ。結婚前の男女を2人きりに出来る訳ないだろう。何かあったらどうするんだ?」
「お父様、何を言っているの?レオのこの怪我を見て何も思わないの?とにかく、私はここに残るわ。おじ様、おば様、いいでしょう?お願い!」
「まあ、いいんじゃねえの?ミシェルが面倒を見たいって言っているんだから、けち臭い事言わずに見させてやれよ。メイドを付けておけば問題ないだろう」
珍しく私の味方をしてくれたのはキースだ。
「そうね、ミシェルちゃんが側にいてくれたら、レオも嬉しいだろうし。ミシェルちゃん、お願いできるかしら?」
「ええ、任せておいて」
「おい、勝手な事を…」
不満そうなお父様を、お母様達がさっさと連れて行ってくれた。皆、ありがとう。
「レオ、今日はずっと一緒よ。さあ、とにかく休んで」
レオに布団を掛けた。
「ミシェル、お前が居るとなんだか落ち着かないんだけれど…」
苦笑いしつつも、薬が効いて来たのかあっという間に眠ってしまったレオ。
「お嬢様、簡易のベッドを準備いたしました。とりあえず、お嬢様もここで休んでください」
「ありがとう、でも、心配だからもう少し様子を見ているわ」
私は一度寝るとなかなか起きない。もしレオが熱でうなされていても、きっと気づかない自信がある。
レオが寝やすいように、部屋を薄暗くした。しばらくイスに座ってレオを見ていたのだが、どうやらウトウトとしてしまった様だ。気が付いたら夜中になっていた。
ふとレオをみると、あり得ない程汗をかいている。額に手を当てると、熱い…
どうやら熱が出ている様だ。
「ルシアナ、すぐに冷たい水とタオル、それから氷枕を準備して。レオが熱を出したみたい」
「かしこまりました。すぐに準備します」
急いで部屋から出て行くルシアナ。しばらくすると、他のメイドと共に戻って来た。氷枕を使うため、レオの頭を持ち上げると、うっすら目を開けるレオ。
「ごめんね、起こしちゃった?今氷枕を入れるからね」
すぐに氷枕をレオの頭の下に入れた。辛いのか、何も答えず目を閉じるレオ。
ふと1度目の生の時、最後に見たレオの姿を思い出した。目を閉じたレオの姿を見て、一瞬フラッシュバックを起こしたのだ。
「お嬢様、大丈夫ですか?少しお休みになった方が宜しいかと」
ふらつく私を心配してくれたルシアナ。
「大丈夫よ、ありがとう」
とにかく、レオの汗を拭かないと。濡れたタオルで顔を拭く。そうだわ、熱が出た時に飲ませろって、先生に言われていた解熱薬があったわ。
でも、起こすのはちょっとね。次に起きたら、飲ませましょう。
しばらくすると、また目をうっすら開けたレオ。
「ミシェル…水…」
喉が渇いたようだ。
「ルシアナ、お水を頂戴。あと、薬も準備して」
私の指示で、急いで水を持ってくるルシアナ。
レオをゆっくり起こし、水を手渡す。
「レオ、これを飲んだら、薬を飲みましょうね」
一気に水を飲みほしたレオに、再び水と薬を渡す。
「薬は苦いから嫌だ!でも…ミシェルが口移しで飲ませてくれるなら、飲んでもいいぞ」
そう言うと、ニヤッと笑うレオ。熱が高いのか、目がうつろだ。こいつ、こんな時に何を言っているのよ!でも、薬を飲んでくれないと困るし…
ふとルシアナの方を見ると、私は見ていません!と言わんばかりに、背中を向けている。これは、口移しで飲ませてやれという事ね。仕方ないわね。
薬と水を口に含むと、そのままレオの唇に自分の唇を重ね、薬と水をレオの口に流しこんでいく。
「ミシェル、薬苦い。もっと水をくれ」
水ね。慌てて水を手渡すが、なぜか受け取ろうとしない。これも口移しで飲ませろって事か。
「もう、今回だけだからね」
そう言って、口移しで飲ませた。調子に乗ったレオに、ベッドに引きずり込まれる。
「ちょっと、レオ」
さすがに抗議の声を上げるが
「ミシェル、苦しいし熱い、側にいて…」
そう言われては、これ以上抵抗できない。完全に抱き枕になった私をがっちり抱きしめ、レオはスヤスヤ眠ってしまった。こいつ、一体何考えているのよ。そう思いつつ、結局私もそのまま眠ってしまった様だ。
「…シェル、ミシェル。起きろよ」
「う~ん。もう少し…」
誰かに頬を突かれている気がするが…そう言えば私…
急いで起き上がると、隣ではニヤニヤ顔のレオが。
「お前、結構大胆なんだな。俺のベッドに入り込むなんて」
「違うわよ!レオが私を引きずり込んで来たんでしょう?忘れたの?」
「はっ?そんな事俺はしていないぞ。変な言いがかりはよせ!」
嘘でしょう!なんで覚えていないのよ!
「ルシアナ、あなた見ていたわよね」
側で控えていたルシアナに助けを求めるが…
「お嬢様、私は何も見ておりませんし聞いておりません」
そう言って、背を向けてしまった。
ちょっとルシアナ、何で背中を向けるのよ!ちゃんと誤解を解いてよ!そう叫ぼうとした時
「ミシェル、そんなに照れなくてもいいよ!でもベッドに潜り込むのは、結婚してからにしような」
そう言って口付けをするレオ。
だから、違うんだってばーーーー!!!
でも、どうやら熱は下がったみたいでよかったわ。かなり誤解されているのは気になるが、ひとまずレオの熱が下がった事にホッとするミシェルであった。
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レオは意外と甘えん坊です。末っ子ですからね。そんなレオ、本当に夜中の事は覚えていないのでしょうか?
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