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第59話:シュメリー王国の公爵令嬢は素直じゃないです【後編】
庭に着くと嬉しそうに「何して遊ぶ?」と聞いて来るライリー様。まだ8歳、無邪気で可愛いわ。
「そうだわ!かくれんぼをしましょう」
私の提案に、ライリー様たちは首をかしげる。シュメリー王国にもかくれんぼは浸透していないのね。
ちなみに、アレクサンドル王国にもかくれんぼは無かったが、私がカルロ様やエイドリアンに教えたことで、少しづつ広まりつつある。
私はかくれんぼのルールを説明した。まずは私が鬼をして、みんなに隠れてもらう。
さてと、そろそろ良いかな?王宮の庭は広いから探すのはきっと大変と思ったけれど、みんな隠れ慣れていないのね。あっという間にみんなを見つけた。
こうして何度もかくれんぼをしていたが、さすがに疲れた。私とメルシアお姉さまとエマ様はお庭でお茶を飲みながら休憩。カルロ様とエイドリアン、ライリー様は木刀を使って打ち合いをしている。
「あれだけ遊んでまだ木刀を振り回しているなんて、ほんと男ってタフよね」
メルシアお姉さまがつぶやく。確かに、元気よね…
ちなみに今はカルロ様とライリー様が打ち合いをしている。カルロ様、8歳相手に結構本気出している。
「エイリーンには悪いけれど、カルロ殿下って大人げないわね。子ども相手にムキになってるわ」
メルシアお姉さまがそうつぶやく。うん!大丈夫よ。私も同じことを思っていたから。
ライリー様はカルロ様に押されながらも、必死に木刀をふるっている。ふとエマ様を見ると、目を半分覆いながらも真剣に見つめていた。
小声ではあるが「ライリー頑張れ」と聞こえる。やっぱりエマ様って…
次の瞬間、ライリー様がバランスを崩し、カルロ様の木刀がライリー様を捉えた。
カルロ様の勝ちだ。
「もう、何やっているのよライリー!情けないわね」
エマ様が叫ぶ。
「うるさい!エマは黙ってろよ」
ライリー様も負けじと叫んでいる。
「何よ、心配してあげてるのに…」
小声でエマ様がつぶやいたのを、私は聞き逃さなかった。
「そろそろ王宮に戻りましょう」
メルシアお姉さまの呼びかけで、みんなが王宮へと戻っていく。
「メルシアお姉さま、エマ様と少しお話しても良いかしら?エマ様もいい?」
「ええ、大丈夫よ。エマも良いわよね?」
「別にいいですわよ」
よし!許可が下りたわ。
私はエマ様の方を向き、気になっていたことを口にする。
「ねえ、エマ様。間違っていたらごめんなさい。もしかしてエマ様は、ライリー様の事好き?」
私の言葉を聞いた瞬間、茹でたこの様に真っ赤になったエマ様。
「わっ私があんなマナーもなっていないような男を、すっ好きな訳ないじゃないの!」
完全に動揺している。間違いなく好きなんだろう。きっと素直になれないタイプね。可愛いわ。
「そう、じゃあ私がライリー様と婚約しても問題ないわよね。だって私も公爵令嬢だもの」
「それはダメよ!絶対ダメ!!」
私の言葉にすぐさま反応するエマ様。
「どうしてダメなのかしら?私もあなたと同じ公爵令嬢よ」
まだ小さな女の子に、これはちょっと意地悪だったかしら?
「だって…だって…あなた私たちよりだいぶ年上でしょ!それに、そうだ!婚約者もいるじゃない!そうよ、あなたには婚約者がいるわ!!だから、ライリーと婚約なんて出来ないわ!!」
凄い勢いで私に詰め寄るエマ様。
あまりの勢いに笑いが込み上げる。
「クスクス、エマ様は本当にライリー様が好きなのね」
「だから、好きじゃないわよ!それに、女は愛された方が幸せになれるってお母様が言っていたわ。もし、万が一私がライリーを好きでも、絶対私からは言わないんだから!」
エマ様は顔を真っ赤にして叫んでいる。
素直じゃないわね!
「そんなこと言っていると、ライリー様を他の女の子に取られてしまうわよ」
私の言葉に目を丸くするエマ様。
「あなたは良いわよね。王太子にめちゃくちゃ好きでいてもらっているもの。あなたには私の気持ちはわからないわ」
エマ様はそう言うと俯いてしまった。
「う~ん、確かにエマ様の言うことも一理あるわね。でも私は婚約する前からカルロ様が大好きだったの!まあ、色々な事情があって婚約したのだけれど、婚約者になってからは毎日毎日カルロ様が大好きという気持ちを伝えたわよ」
そう、それはもう周りがドン引きするくらいにね!
「だって、言葉にしないと相手には伝わらないでしょ。だから本当に毎日の様に伝えたわ」
「あなた、そんなことして恥ずかしくなかったの?」
「確かに恥ずかしいと言えば恥ずかしいわね。周りからもドン引きされていたし。でも好きなものは好きなんだもの。それを伝えない方が私は嫌だったの」
「あなた…変わっているわね」
確かに変わっていると言われればそうかもしれない。私の場合、前世からの推しが婚約者なのだ。愛するなと言う方が無理である。
「エマ様も勇気を出して自分の気持ちをライリー様に伝えてみたらどうかしら?」
「そんなの無理よ。だってライリーは私の事嫌っているもの」
泣きそうな顔をする、エマ様。
と、その時
「エマ、もう帰る時間よ。エイリーンちゃん、エマの相手をしてくれてありがとう」
エレノア様がエマ様を迎えに来たのだ。
「エマ様、またゆっくり遊びましょう」
私の言葉にうなずくエマ様。
エレノア様に手を引かれ、帰っていくエマ様を見て、もう少し素直になってくれたらと思うエイリーンであった。
~あとがき~
第一王女のエレノア様に連れられてやって来たエマ様。見た目はめちゃくちゃ可愛いのですが、周りから公爵令嬢としてチヤホヤされて育てられたため、少し我が儘です。
プライドも高めなので、素直になれないタイプ。
そんなエマ様は、ライリー様と同じ8歳です。
「そうだわ!かくれんぼをしましょう」
私の提案に、ライリー様たちは首をかしげる。シュメリー王国にもかくれんぼは浸透していないのね。
ちなみに、アレクサンドル王国にもかくれんぼは無かったが、私がカルロ様やエイドリアンに教えたことで、少しづつ広まりつつある。
私はかくれんぼのルールを説明した。まずは私が鬼をして、みんなに隠れてもらう。
さてと、そろそろ良いかな?王宮の庭は広いから探すのはきっと大変と思ったけれど、みんな隠れ慣れていないのね。あっという間にみんなを見つけた。
こうして何度もかくれんぼをしていたが、さすがに疲れた。私とメルシアお姉さまとエマ様はお庭でお茶を飲みながら休憩。カルロ様とエイドリアン、ライリー様は木刀を使って打ち合いをしている。
「あれだけ遊んでまだ木刀を振り回しているなんて、ほんと男ってタフよね」
メルシアお姉さまがつぶやく。確かに、元気よね…
ちなみに今はカルロ様とライリー様が打ち合いをしている。カルロ様、8歳相手に結構本気出している。
「エイリーンには悪いけれど、カルロ殿下って大人げないわね。子ども相手にムキになってるわ」
メルシアお姉さまがそうつぶやく。うん!大丈夫よ。私も同じことを思っていたから。
ライリー様はカルロ様に押されながらも、必死に木刀をふるっている。ふとエマ様を見ると、目を半分覆いながらも真剣に見つめていた。
小声ではあるが「ライリー頑張れ」と聞こえる。やっぱりエマ様って…
次の瞬間、ライリー様がバランスを崩し、カルロ様の木刀がライリー様を捉えた。
カルロ様の勝ちだ。
「もう、何やっているのよライリー!情けないわね」
エマ様が叫ぶ。
「うるさい!エマは黙ってろよ」
ライリー様も負けじと叫んでいる。
「何よ、心配してあげてるのに…」
小声でエマ様がつぶやいたのを、私は聞き逃さなかった。
「そろそろ王宮に戻りましょう」
メルシアお姉さまの呼びかけで、みんなが王宮へと戻っていく。
「メルシアお姉さま、エマ様と少しお話しても良いかしら?エマ様もいい?」
「ええ、大丈夫よ。エマも良いわよね?」
「別にいいですわよ」
よし!許可が下りたわ。
私はエマ様の方を向き、気になっていたことを口にする。
「ねえ、エマ様。間違っていたらごめんなさい。もしかしてエマ様は、ライリー様の事好き?」
私の言葉を聞いた瞬間、茹でたこの様に真っ赤になったエマ様。
「わっ私があんなマナーもなっていないような男を、すっ好きな訳ないじゃないの!」
完全に動揺している。間違いなく好きなんだろう。きっと素直になれないタイプね。可愛いわ。
「そう、じゃあ私がライリー様と婚約しても問題ないわよね。だって私も公爵令嬢だもの」
「それはダメよ!絶対ダメ!!」
私の言葉にすぐさま反応するエマ様。
「どうしてダメなのかしら?私もあなたと同じ公爵令嬢よ」
まだ小さな女の子に、これはちょっと意地悪だったかしら?
「だって…だって…あなた私たちよりだいぶ年上でしょ!それに、そうだ!婚約者もいるじゃない!そうよ、あなたには婚約者がいるわ!!だから、ライリーと婚約なんて出来ないわ!!」
凄い勢いで私に詰め寄るエマ様。
あまりの勢いに笑いが込み上げる。
「クスクス、エマ様は本当にライリー様が好きなのね」
「だから、好きじゃないわよ!それに、女は愛された方が幸せになれるってお母様が言っていたわ。もし、万が一私がライリーを好きでも、絶対私からは言わないんだから!」
エマ様は顔を真っ赤にして叫んでいる。
素直じゃないわね!
「そんなこと言っていると、ライリー様を他の女の子に取られてしまうわよ」
私の言葉に目を丸くするエマ様。
「あなたは良いわよね。王太子にめちゃくちゃ好きでいてもらっているもの。あなたには私の気持ちはわからないわ」
エマ様はそう言うと俯いてしまった。
「う~ん、確かにエマ様の言うことも一理あるわね。でも私は婚約する前からカルロ様が大好きだったの!まあ、色々な事情があって婚約したのだけれど、婚約者になってからは毎日毎日カルロ様が大好きという気持ちを伝えたわよ」
そう、それはもう周りがドン引きするくらいにね!
「だって、言葉にしないと相手には伝わらないでしょ。だから本当に毎日の様に伝えたわ」
「あなた、そんなことして恥ずかしくなかったの?」
「確かに恥ずかしいと言えば恥ずかしいわね。周りからもドン引きされていたし。でも好きなものは好きなんだもの。それを伝えない方が私は嫌だったの」
「あなた…変わっているわね」
確かに変わっていると言われればそうかもしれない。私の場合、前世からの推しが婚約者なのだ。愛するなと言う方が無理である。
「エマ様も勇気を出して自分の気持ちをライリー様に伝えてみたらどうかしら?」
「そんなの無理よ。だってライリーは私の事嫌っているもの」
泣きそうな顔をする、エマ様。
と、その時
「エマ、もう帰る時間よ。エイリーンちゃん、エマの相手をしてくれてありがとう」
エレノア様がエマ様を迎えに来たのだ。
「エマ様、またゆっくり遊びましょう」
私の言葉にうなずくエマ様。
エレノア様に手を引かれ、帰っていくエマ様を見て、もう少し素直になってくれたらと思うエイリーンであった。
~あとがき~
第一王女のエレノア様に連れられてやって来たエマ様。見た目はめちゃくちゃ可愛いのですが、周りから公爵令嬢としてチヤホヤされて育てられたため、少し我が儘です。
プライドも高めなので、素直になれないタイプ。
そんなエマ様は、ライリー様と同じ8歳です。
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