47 / 62
第47話:何が起こったのですか?
私のお誕生日パーティーから早4ヶ月。卒業まで後わずかという事もあり、学院では残り少ない学生ライフを楽しんでいた。
この4ヶ月、なぜかナタリー様は比較的おとなしく、私に暴言を吐いてくることもほとんどなかった。ただ、時折不敵な笑みを浮かべ、私を見つめてくるのが、ものすごい恐怖だが。それでも何かされる訳ではないので、穏やかに過ごせている。
正直あの人形を貰った時は驚いたが、どうやらただの嫌がらせだったのかもしれない。卒業後はハドソン殿下との結婚に向け、本格的に動き出すこともあり、もう私なんかに構っている程暇ではないのかもしれない。
ハドソン殿下と言えば、やはりエマの事を気にかけている様で、時折切なそうにエマを見つめていた。そんなハドソン殿下に対し、エマは一切殿下の方を見ない。きっと殿下の姿を見るのが辛いのだろう。
2人の切ない恋を知ってしまって以降、なんだか私も落ち着かない。ハドソン殿下にはナタリー様がいる。だから決して2人は結ばれることはない。分かっている、分かっているがもどかしいのだ。
正直エマには幸せになってもらいたい。でも、私にはどうする事も出来ない。それが歯がゆい。
ちなみにここ1ヶ月ほど、エヴァン様は随分とハドソン殿下と仲が良い様で、よく2人で一緒にいる。きっと優秀なエヴァン様をハドソン殿下は信頼できる家臣として傍に置きたいのだろう。
そうなると、もし私がエヴァン様と結婚したら、ナタリー様との関りも今後続く事になるという事。って、私はエヴァン様とは結婚するつもりがないのだから、そんな心配不要なのに。私ったら何を考えているのかしら。
「ルーナ、ごめんね。待たせちゃったね。さあ、帰ろうか?」
ナイスなタイミングでエヴァン様が現れた。
「わ…私は別に待ってはおりませんわ」
シドロモドロになりながら答えた。私ったら、何動揺しているのかしら。恥ずかしい。
「そうか。ごめんね。さあ、帰ろう」
私の手を取り、馬車へと乗り込むエヴァン様。最近かなり疲れている様で、またやつれてしまった気がする。
「エヴァン様、随分とお疲れの様ですね。大丈夫ですか?」
「ああ、大丈夫だよ。卒業前だし、色々とやらなければいけないことが多くてね。でも、ルーナの顔を見ると元気が出るよ。卒業したら頻繁にルーナに会えなくなると思うと、寂しいな…」
そう言うと、本当に寂しそうな顔をしたのだ。そんな顔をされたら、胸が痛いじゃない!
「もう、すぐにそんな事を言って。卒業しても我が家に頻繁にやって来るのでしょう?」
「ああ、そのつもりだよ。ルーナの顔を見られないなんて、僕には耐えられないからね。そういえば卒業後はしばらく侯爵家の領地に行くと聞いたよ。海が見える素敵なところらしいね。僕も一緒に付いて行こうと思っているんだ」
「どうしてエヴァン様まで付いてくるのですか?あなた様は次期公爵になる為、本格的にお勉強をなさるのでしょう?」
「そうだね、でも肝心の花嫁がいないと。だから僕も、君の家の領地に行くつもりだよ」
「は…花嫁は他を当ってください」
そう言って、窓の外を見た。何も話さないエヴァン様。ちょっと感じが悪かったかしら?ゆっくりエヴァン様の方を見ると、優しい微笑を浮かべながらこちらを見ていた。ちょうど夕焼けで赤く染まったエヴァン様の顔。
その姿が美しくて、なぜか目が離せない。その時だった、ちょうど侯爵家に着いた様で、馬車が停まった。
「それじゃあルーナ、また明日」
「…はい、また明日」
いつも通り挨拶をして、そのまま馬車に乗り込むエヴァン様を見送る。エヴァン様、急に黙り込んで私を見つめて、一体どうしたのかしら?新手の作戦かしら?
「お嬢様、おかえりなさいませ。さあ、中へ」
私が中々屋敷に入らないからか、メイドが声を掛けてきた。急いで中に入り、着替えを済ませる。どうやらもう、晩御飯の時間の様で、急いで食堂へと向かった。
「お父様、お母様、お待たせしてごめんなさい。さあ、頂きましょう」
両親と一緒に食事開始だ。
「ルーナ、最近エヴァン様とはどうなの?」
急にお母様がそんな話を振って来たのだ。
「別にどうもありませんわ。ただ、最近エヴァン様、かなり疲れている様で…」
「エヴァン殿はルーナの為に色々と動いてくれているからな。ルーナ、いい加減意地を張らずに…」
「お食事中失礼いたします。旦那様大変です…」
お父様が話をしている途中、執事が血相を変えて入って来た…と同時に
「ローランド・アルフィーノ。毒物栽培及び販売容疑で逮捕状が出ている。今すぐ連れていけ!」
数名の騎士たちが急に入って来たと思ったら、お父様を捕まえたのだ。一体何が起こったのか分からず、その場を動く事が出来ない。
「お待ちください、毒物だなんて。そんな物、私は栽培していない!何かの間違いだ!」
「そうです、主人はその様な事は…」
「うるさい!ここに正式に逮捕状があるんだ。とにかく連れていけ!」
「お待ちください!」
泣きながらお父様に縋りつくお母様を突き飛ばし、そのままお父様を連れていく騎士たち。一体何が起こったの?
この4ヶ月、なぜかナタリー様は比較的おとなしく、私に暴言を吐いてくることもほとんどなかった。ただ、時折不敵な笑みを浮かべ、私を見つめてくるのが、ものすごい恐怖だが。それでも何かされる訳ではないので、穏やかに過ごせている。
正直あの人形を貰った時は驚いたが、どうやらただの嫌がらせだったのかもしれない。卒業後はハドソン殿下との結婚に向け、本格的に動き出すこともあり、もう私なんかに構っている程暇ではないのかもしれない。
ハドソン殿下と言えば、やはりエマの事を気にかけている様で、時折切なそうにエマを見つめていた。そんなハドソン殿下に対し、エマは一切殿下の方を見ない。きっと殿下の姿を見るのが辛いのだろう。
2人の切ない恋を知ってしまって以降、なんだか私も落ち着かない。ハドソン殿下にはナタリー様がいる。だから決して2人は結ばれることはない。分かっている、分かっているがもどかしいのだ。
正直エマには幸せになってもらいたい。でも、私にはどうする事も出来ない。それが歯がゆい。
ちなみにここ1ヶ月ほど、エヴァン様は随分とハドソン殿下と仲が良い様で、よく2人で一緒にいる。きっと優秀なエヴァン様をハドソン殿下は信頼できる家臣として傍に置きたいのだろう。
そうなると、もし私がエヴァン様と結婚したら、ナタリー様との関りも今後続く事になるという事。って、私はエヴァン様とは結婚するつもりがないのだから、そんな心配不要なのに。私ったら何を考えているのかしら。
「ルーナ、ごめんね。待たせちゃったね。さあ、帰ろうか?」
ナイスなタイミングでエヴァン様が現れた。
「わ…私は別に待ってはおりませんわ」
シドロモドロになりながら答えた。私ったら、何動揺しているのかしら。恥ずかしい。
「そうか。ごめんね。さあ、帰ろう」
私の手を取り、馬車へと乗り込むエヴァン様。最近かなり疲れている様で、またやつれてしまった気がする。
「エヴァン様、随分とお疲れの様ですね。大丈夫ですか?」
「ああ、大丈夫だよ。卒業前だし、色々とやらなければいけないことが多くてね。でも、ルーナの顔を見ると元気が出るよ。卒業したら頻繁にルーナに会えなくなると思うと、寂しいな…」
そう言うと、本当に寂しそうな顔をしたのだ。そんな顔をされたら、胸が痛いじゃない!
「もう、すぐにそんな事を言って。卒業しても我が家に頻繁にやって来るのでしょう?」
「ああ、そのつもりだよ。ルーナの顔を見られないなんて、僕には耐えられないからね。そういえば卒業後はしばらく侯爵家の領地に行くと聞いたよ。海が見える素敵なところらしいね。僕も一緒に付いて行こうと思っているんだ」
「どうしてエヴァン様まで付いてくるのですか?あなた様は次期公爵になる為、本格的にお勉強をなさるのでしょう?」
「そうだね、でも肝心の花嫁がいないと。だから僕も、君の家の領地に行くつもりだよ」
「は…花嫁は他を当ってください」
そう言って、窓の外を見た。何も話さないエヴァン様。ちょっと感じが悪かったかしら?ゆっくりエヴァン様の方を見ると、優しい微笑を浮かべながらこちらを見ていた。ちょうど夕焼けで赤く染まったエヴァン様の顔。
その姿が美しくて、なぜか目が離せない。その時だった、ちょうど侯爵家に着いた様で、馬車が停まった。
「それじゃあルーナ、また明日」
「…はい、また明日」
いつも通り挨拶をして、そのまま馬車に乗り込むエヴァン様を見送る。エヴァン様、急に黙り込んで私を見つめて、一体どうしたのかしら?新手の作戦かしら?
「お嬢様、おかえりなさいませ。さあ、中へ」
私が中々屋敷に入らないからか、メイドが声を掛けてきた。急いで中に入り、着替えを済ませる。どうやらもう、晩御飯の時間の様で、急いで食堂へと向かった。
「お父様、お母様、お待たせしてごめんなさい。さあ、頂きましょう」
両親と一緒に食事開始だ。
「ルーナ、最近エヴァン様とはどうなの?」
急にお母様がそんな話を振って来たのだ。
「別にどうもありませんわ。ただ、最近エヴァン様、かなり疲れている様で…」
「エヴァン殿はルーナの為に色々と動いてくれているからな。ルーナ、いい加減意地を張らずに…」
「お食事中失礼いたします。旦那様大変です…」
お父様が話をしている途中、執事が血相を変えて入って来た…と同時に
「ローランド・アルフィーノ。毒物栽培及び販売容疑で逮捕状が出ている。今すぐ連れていけ!」
数名の騎士たちが急に入って来たと思ったら、お父様を捕まえたのだ。一体何が起こったのか分からず、その場を動く事が出来ない。
「お待ちください、毒物だなんて。そんな物、私は栽培していない!何かの間違いだ!」
「そうです、主人はその様な事は…」
「うるさい!ここに正式に逮捕状があるんだ。とにかく連れていけ!」
「お待ちください!」
泣きながらお父様に縋りつくお母様を突き飛ばし、そのままお父様を連れていく騎士たち。一体何が起こったの?
あなたにおすすめの小説
あなたに未練などありません
風見ゆうみ
恋愛
「本当は前から知っていたんだ。君がキャロをいじめていた事」
初恋であり、ずっと思いを寄せていた婚約者からありえない事を言われ、侯爵令嬢であるわたし、アニエス・ロロアルの頭の中は真っ白になった。
わたしの婚約者はクォント国の第2王子ヘイスト殿下、幼馴染で親友のキャロラインは他の友人達と結託して嘘をつき、私から婚約者を奪おうと考えたようだった。
数日後の王家主催のパーティーでヘイスト殿下に婚約破棄されると知った父は激怒し、元々、わたしを憎んでいた事もあり、婚約破棄後はわたしとの縁を切り、わたしを家から追い出すと告げ、それを承認する書面にサインまでさせられてしまう。
そして、予告通り出席したパーティーで婚約破棄を告げられ絶望していたわたしに、その場で求婚してきたのは、ヘイスト殿下の兄であり病弱だという事で有名なジェレミー王太子殿下だった…。
※史実とは関係なく、設定もゆるい、ご都合主義です。
※中世ヨーロッパ風で貴族制度はありますが、法律、武器、食べ物などは現代風です。話を進めるにあたり、都合の良い世界観となっています。
※誤字脱字など見直して気を付けているつもりですが、やはりございます。申し訳ございません。
寵愛のいる旦那様との結婚生活が終わる。もし、次があるのなら緩やかに、優しい人と恋がしたい。
にのまえ
恋愛
リルガルド国。公爵令嬢リイーヤ・ロイアルは令嬢ながら、剣に明け暮れていた。
父に頼まれて参加をした王女のデビュタントの舞踏会で、伯爵家コール・デトロイトと知り合い恋に落ちる。
恋に浮かれて、剣を捨た。
コールと結婚をして初夜を迎えた。
リイーヤはナイトドレスを身に付け、鼓動を高鳴らせて旦那様を待っていた。しかし寝室に訪れた旦那から出た言葉は「私は君を抱くことはない」「私には心から愛する人がいる」だった。
ショックを受けて、旦那には愛してもられないと知る。しかし離縁したくてもリルガルド国では離縁は許されない。しかしリイーヤは二年待ち子供がいなければ離縁できると知る。
結婚二周年の食事の席で、旦那は義理両親にリイーヤに子供ができたと言い出した。それに反論して自分は生娘だと医師の診断書を見せる。
混乱した食堂を後にして、リイーヤは馬に乗り伯爵家から出て行き国境を越え違う国へと向かう。
もし、次があるのなら優しい人と恋がしたいと……
お読みいただき、ありがとうございます。
エブリスタで四月に『完結』した話に差し替えいたいと思っております。内容はさほど、変わっておりません。
それにあたり、栞を挟んでいただいている方、すみません。
婚約破棄を申し入れたのは、父です ― 王子様、あなたの企みはお見通しです!
みかぼう。
恋愛
公爵令嬢クラリッサ・エインズワースは、王太子ルーファスの婚約者。
幼い日に「共に国を守ろう」と誓い合ったはずの彼は、
いま、別の令嬢マリアンヌに微笑んでいた。
そして――年末の舞踏会の夜。
「――この婚約、我らエインズワース家の名において、破棄させていただきます!」
エインズワース公爵が力強く宣言した瞬間、
王国の均衡は揺らぎ始める。
誇りを捨てず、誠実を貫く娘。
政の闇に挑む父。
陰謀を暴かんと手を伸ばす宰相の子。
そして――再び立ち上がる若き王女。
――沈黙は逃げではなく、力の証。
公爵令嬢の誇りが、王国の未来を変える。
――荘厳で静謐な政略ロマンス。
(本作品は小説家になろう、カクヨムにも掲載中です)
大好きなあなたを忘れる方法
山田ランチ
恋愛
あらすじ
王子と婚約関係にある侯爵令嬢のメリベルは、訳あってずっと秘密の婚約者のままにされていた。学園へ入学してすぐ、メリベルの魔廻が(魔術を使う為の魔素を貯めておく器官)が限界を向かえようとしている事に気が付いた大魔術師は、魔廻を小さくする事を提案する。その方法は、魔素が好むという悲しい記憶を失くしていくものだった。悲しい記憶を引っ張り出しては消していくという日々を過ごすうち、徐々に王子との記憶を失くしていくメリベル。そんな中、魔廻を奪う謎の者達に大魔術師とメリベルが襲われてしまう。
魔廻を奪おうとする者達は何者なのか。王子との婚約が隠されている訳と、重大な秘密を抱える大魔術師の正体が、メリベルの記憶に導かれ、やがて世界の始まりへと繋がっていく。
登場人物
・メリベル・アークトュラス 17歳、アークトゥラス侯爵の一人娘。ジャスパーの婚約者。
・ジャスパー・オリオン 17歳、第一王子。メリベルの婚約者。
・イーライ 学園の園芸員。
クレイシー・クレリック 17歳、クレリック侯爵の一人娘。
・リーヴァイ・ブルーマー 18歳、ブルーマー子爵家の嫡男でジャスパーの側近。
・アイザック・スチュアート 17歳、スチュアート侯爵の嫡男でジャスパーの側近。
・ノア・ワード 18歳、ワード騎士団長の息子でジャスパーの従騎士。
・シア・ガイザー 17歳、ガイザー男爵の娘でメリベルの友人。
・マイロ 17歳、メリベルの友人。
魔素→世界に漂っている物質。触れれば精神を侵され、生き物は主に凶暴化し魔獣となる。
魔廻→体内にある魔廻(まかい)と呼ばれる器官、魔素を取り込み貯める事が出来る。魔術師はこの器官がある事が必須。
ソル神とルナ神→太陽と月の男女神が魔素で満ちた混沌の大地に現れ、世界を二つに分けて浄化した。ソル神は昼間を、ルナ神は夜を受け持った。
私を幽閉した王子がこちらを気にしているのはなぜですか?
水谷繭
恋愛
婚約者である王太子リュシアンから日々疎まれながら過ごしてきたジスレーヌ。ある日のお茶会で、リュシアンが何者かに毒を盛られ倒れてしまう。
日ごろからジスレーヌをよく思っていなかった令嬢たちは、揃ってジスレーヌが毒を入れるところを見たと証言。令嬢たちの嘘を信じたリュシアンは、ジスレーヌを「裁きの家」というお屋敷に幽閉するよう指示する。
そこは二十年前に魔女と呼ばれた女が幽閉されて死んだ、いわくつきの屋敷だった。何とか幽閉期間を耐えようと怯えながら過ごすジスレーヌ。
一方、ジスレーヌを閉じ込めた張本人の王子はジスレーヌを気にしているようで……。
◇小説家になろう、ベリーズカフェにも掲載中です!
◆表紙はGilry Drop様からお借りした画像を加工して使用しています
報われない恋の行方〜いつかあなたは私だけを見てくれますか〜
矢野りと
恋愛
『少しだけ私に時間をくれないだろうか……』
彼はいつだって誠実な婚約者だった。
嘘はつかず私に自分の気持ちを打ち明け、学園にいる間だけ想い人のこともその目に映したいと告げた。
『想いを告げることはしない。ただ見ていたいんだ。どうか、許して欲しい』
『……分かりました、ロイド様』
私は彼に恋をしていた。だから、嫌われたくなくて……それを許した。
結婚後、彼は約束通りその瞳に私だけを映してくれ嬉しかった。彼は誠実な夫となり、私は幸せな妻になれた。
なのに、ある日――彼の瞳に映るのはまた二人になっていた……。
※この作品の設定は架空のものです。
※お話の内容があわないは時はそっと閉じてくださいませ。
【完結】私の望み通り婚約を解消しようと言うけど、そもそも半年間も嫌だと言い続けたのは貴方でしょう?〜初恋は終わりました。
るんた
恋愛
「君の望み通り、君との婚約解消を受け入れるよ」
色とりどりの春の花が咲き誇る我が伯爵家の庭園で、沈痛な面持ちで目の前に座る男の言葉を、私は内心冷ややかに受け止める。
……ほんとに屑だわ。
結果はうまくいかないけど、初恋と学園生活をそれなりに真面目にがんばる主人公のお話です。
彼はイケメンだけど、あれ?何か残念だな……。という感じを目指してます。そう思っていただけたら嬉しいです。
彼女視点(side A)と彼視点(side J)を交互にあげていきます。
そんなにその方が気になるなら、どうぞずっと一緒にいて下さい。私は二度とあなたとは関わりませんので……。
しげむろ ゆうき
恋愛
男爵令嬢と仲良くする婚約者に、何度注意しても聞いてくれない
そして、ある日、婚約者のある言葉を聞き、私はつい言ってしまうのだった
全五話
※ホラー無し