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26 ゴディバルト国王
ゴディバルト国王視点
そうして儂の側妃として他国から嫁いできたビッチーナ。
この女は想像の上を行く愚か者であった。
何とビッチーナは儂に輿入れして来た時、既に腹に子を宿していた。
他国の王は、我が儘で男好きな男娼狂いの第五王女を厄介払いの如く我が国に押し付けたのだ。
何と舐められたことか。
しかしこれは好都合。
愛するアンジェリカ以外の者と子を成さずに済むのだから。
儂は何も知らぬ振りをして、後に生まれたモラーハルトを偽りの愛で可愛がった。
だが、何も知らぬ幼子に罪はない、というのもまた事実。
もしも仮にモラーハルトが品行方正で、他人を慈しむ事の出来る人間であれば‥‥
いつの日かモラーハルトをこの国からこっそりと逃がしてやることもやぶさかではなかった。
しかし‥‥
アレはビッチーナそっくりの、我が儘で傲慢で、愚かな人間だった。
そして魔力を持たない。
モラーハルトは、魔法のない他国の王女と男娼の間に出来た子なのだから当然だ。
モラーハルトは己に魔力がないことを必死に隠していたが、この儂を誤魔化せるはずなどない。
もしも仮に
『僕には魔力がありません』
と正直に打ち明けて、違う方面に努力を注げる人間であったなら‥‥‥
いや、もう、タラレバの話はすまい。
ある日、モラーハルトが婚約者のマリアンヌに何やら声を荒げていた。
何事かと隠れて聞いてみれば、意味の分からない難癖を付け罵詈雑言を浴びせていた。
唾を飛ばしてマリアンヌに言い募るモラーハルトを見ながら、コレは人間のクズと言っても差し支えないほどの愚か者だ、と確信した。
『いたっ!!』
突然モラーハルトがおでこを押さえてキョロキョロと辺りを見回した。
ん?魔法?認識阻害か。
儂は瞳孔に魔力を集め、その目を細める。
デ、デメルフリード!?
何故お前がこんなところにいるのだ!
普段誰にも会わないように、魔力解放の時以外は自室に籠もっているデメルフリード。
認識阻害魔法を使ってまで何故にモラーハルトの様子を見ている?
ふと、デメルフリードがモラーハルトからマリアンヌに目を移す。
!!!!!!
その瞬間、儂は全てを理解した。
蕩けるような、それでいて全てを諦めているような、それでも見つめずにはいられないと言うようなデメルフリードの視線。
ああ!お前はマリアンヌに眷恋の情を抱いているのか!!
マリアンヌは美しい令嬢だ。
この国一番の美姫と言っても過言ではないほどに美しい容貌を持っている。
そんな彼女がお前を愛することなど有り得ない。
だから諦めろ。
‥‥とはどうしても思えなかった。
親のエゴだ。
そんなことなど解っている。
それでも儂は‥‥
デメルフリードにマリアンヌを与えてやりたい。
王家の第一王子として生まれながら、『醜悪の忌み王子』として何も与えて貰えず、誰からも目を背けられ、ただそこに在るだけのデメルフリード。
ああ、神よ。
可哀想なデメルフリードが好いた女性を
その手にしたとて罰は当たらぬであろう?
儂は決心した。
何としてもデメルフリードとマリアンヌを婚姻させる。
デメルフリードの幸せの為なら、マリアンヌを傷付けても、泣かせても、その人生を壊してしまっても構わない。
デメルフリードの為なら儂は地獄に落ちても構わない!!!!
✳✳✳✳✳✳✳✳✳✳
静かになった謁見室に、臣下たちのすすり泣く声が響く。
皆のもの、すまない。
全て儂の責任だ。
皆はこの先一生、ミリヨンの魅了魔法に掛かったことを恥じ悔いて生きていかねばならぬのだ。
その上、何の罪もないマリアンヌという一人の女性の人生を壊してしまったという罪悪感に苛まれて生きていく。
本来なら、こういった事態にいち早く気付き迅速に事を収めるのが国王の努め。
どんな悪しき魔法も指先一つで跳ね返し、国民を守る。
そのために与えられた膨大な魔力。
儂はそれを怠った。
息子可愛さに悪しき者を利用して、善良な臣下を巻き込み、マリアンヌの人生を壊した。
全ての罪は儂が背負って地獄に落ちる。
だからどうか、許して欲しい。
しかし、この中にはどうしても許せない者たちがいる。
宰相ハラグーロと騎士団長ノーキン、マリアンヌの父ネグレクス。
こやつらは昔、デメルフリードを何度も暗殺しようとしたのだ。
「ハラグーロ・ジョネス!ノーキン・ブロウ!そしてネグレクス・ガセット!この三名も犯罪者である!捕縛して連れて行け!!」
「は、犯罪者などと!!わたしはあの女狐に騙された被害者です!」
「そうです!強い魅了魔法の前にどうすることも出来なかったのです!!」
「わたしこそ我が娘を貶められた被害者ですぞ!!」
被害者だと?
何処まで面の皮の厚い奴らだ。
「魅了魔法に掛かった状態とはいえ、貴様ら三人はミリヨンと躰の関係を持った。その上でミリヨンを王太子妃に、未来の王妃にしようと画策したのだ。これは立派な王家反逆罪であろう?」
「で、ですからそれはあの女の魅了魔法のせいで‥‥」
「黙れ!!!多数の者がミリヨンの魅了魔法に掛かった中で、躰の関係を持ったのは貴様ら三人だけだ!」
まぁ、これは口から出任せだ。
あの女狐と情を交わした者は他にも沢山いる。
この悪狸どもを排除する為には二枚舌も必要なのだ。
先の二人と同じように見苦しく喚き散らしながら引きずられていく三名。
精々地獄の業火で焼かれるがよい。
まあ、儂もその時が来れば同じように焼かれるのであろうが。
玉座の背もたれに大きく背を預け、高い天井を見上げて長い息を吐いた。
ああ、デメルフリード。
全て終わったぞ。
お前は、もう自由だ。
お前はようやっと解放されたのだ。
この監獄のような王家から。
お前を嫌悪し、蔑む者たちの悪意から。
今頃はきっと転移魔法でサムーイ領の邸に着いていることだろう。
どんなものも凍らせてしまう極寒の地だ。
敷地内を暖かな春の空気で満たしたか?
儂とアンジェリカのあの秘密の邸は、今はもうボロボロに痛んでおろうな。
修復魔法は掛けたか?
何処にも逃げ場のない二人だけの世界ならマリアンヌも諦めるだろう。
だが壊してしまわぬように気を付けろ。
優しく、優しく、愛してやれ。
マリアンヌは心優しい娘だ。
あの時ここに集まる者たち皆が、己を貶めようとしていた。
それなのに、マリアンヌは我が身を犠牲にしてまでお前の暴走を止めたのだ。
デメルフリードよ、
シャンデリアに灯りを灯せ。
暖炉に火を入れろ。
そして庭に色とりどりの花を咲かせるのだ。
儂とアンジェリカが揺られたあのブランコにマリアンヌと並んで座り、愛の言葉を囁くのだ。
デメルフリード、
自由のその先にあるのは希望だ。
希望を持て。
己が心から愛する者に愛される。
きっとそんな素晴らしい未来が、両手を広げてお前を待っているはずだから。
─────────────────
end
ここまでお読み下さった皆さま、本当にありがとうございました。
本話をもちまして、一応の完結とさせて頂きます。
明日から何話か番外編を配信したいと思います。
デメルフリードとマリアンヌのその後を覗き見してみたいな~なんて思われましたら是非読んでやって下さいませ٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
そうして儂の側妃として他国から嫁いできたビッチーナ。
この女は想像の上を行く愚か者であった。
何とビッチーナは儂に輿入れして来た時、既に腹に子を宿していた。
他国の王は、我が儘で男好きな男娼狂いの第五王女を厄介払いの如く我が国に押し付けたのだ。
何と舐められたことか。
しかしこれは好都合。
愛するアンジェリカ以外の者と子を成さずに済むのだから。
儂は何も知らぬ振りをして、後に生まれたモラーハルトを偽りの愛で可愛がった。
だが、何も知らぬ幼子に罪はない、というのもまた事実。
もしも仮にモラーハルトが品行方正で、他人を慈しむ事の出来る人間であれば‥‥
いつの日かモラーハルトをこの国からこっそりと逃がしてやることもやぶさかではなかった。
しかし‥‥
アレはビッチーナそっくりの、我が儘で傲慢で、愚かな人間だった。
そして魔力を持たない。
モラーハルトは、魔法のない他国の王女と男娼の間に出来た子なのだから当然だ。
モラーハルトは己に魔力がないことを必死に隠していたが、この儂を誤魔化せるはずなどない。
もしも仮に
『僕には魔力がありません』
と正直に打ち明けて、違う方面に努力を注げる人間であったなら‥‥‥
いや、もう、タラレバの話はすまい。
ある日、モラーハルトが婚約者のマリアンヌに何やら声を荒げていた。
何事かと隠れて聞いてみれば、意味の分からない難癖を付け罵詈雑言を浴びせていた。
唾を飛ばしてマリアンヌに言い募るモラーハルトを見ながら、コレは人間のクズと言っても差し支えないほどの愚か者だ、と確信した。
『いたっ!!』
突然モラーハルトがおでこを押さえてキョロキョロと辺りを見回した。
ん?魔法?認識阻害か。
儂は瞳孔に魔力を集め、その目を細める。
デ、デメルフリード!?
何故お前がこんなところにいるのだ!
普段誰にも会わないように、魔力解放の時以外は自室に籠もっているデメルフリード。
認識阻害魔法を使ってまで何故にモラーハルトの様子を見ている?
ふと、デメルフリードがモラーハルトからマリアンヌに目を移す。
!!!!!!
その瞬間、儂は全てを理解した。
蕩けるような、それでいて全てを諦めているような、それでも見つめずにはいられないと言うようなデメルフリードの視線。
ああ!お前はマリアンヌに眷恋の情を抱いているのか!!
マリアンヌは美しい令嬢だ。
この国一番の美姫と言っても過言ではないほどに美しい容貌を持っている。
そんな彼女がお前を愛することなど有り得ない。
だから諦めろ。
‥‥とはどうしても思えなかった。
親のエゴだ。
そんなことなど解っている。
それでも儂は‥‥
デメルフリードにマリアンヌを与えてやりたい。
王家の第一王子として生まれながら、『醜悪の忌み王子』として何も与えて貰えず、誰からも目を背けられ、ただそこに在るだけのデメルフリード。
ああ、神よ。
可哀想なデメルフリードが好いた女性を
その手にしたとて罰は当たらぬであろう?
儂は決心した。
何としてもデメルフリードとマリアンヌを婚姻させる。
デメルフリードの幸せの為なら、マリアンヌを傷付けても、泣かせても、その人生を壊してしまっても構わない。
デメルフリードの為なら儂は地獄に落ちても構わない!!!!
✳✳✳✳✳✳✳✳✳✳
静かになった謁見室に、臣下たちのすすり泣く声が響く。
皆のもの、すまない。
全て儂の責任だ。
皆はこの先一生、ミリヨンの魅了魔法に掛かったことを恥じ悔いて生きていかねばならぬのだ。
その上、何の罪もないマリアンヌという一人の女性の人生を壊してしまったという罪悪感に苛まれて生きていく。
本来なら、こういった事態にいち早く気付き迅速に事を収めるのが国王の努め。
どんな悪しき魔法も指先一つで跳ね返し、国民を守る。
そのために与えられた膨大な魔力。
儂はそれを怠った。
息子可愛さに悪しき者を利用して、善良な臣下を巻き込み、マリアンヌの人生を壊した。
全ての罪は儂が背負って地獄に落ちる。
だからどうか、許して欲しい。
しかし、この中にはどうしても許せない者たちがいる。
宰相ハラグーロと騎士団長ノーキン、マリアンヌの父ネグレクス。
こやつらは昔、デメルフリードを何度も暗殺しようとしたのだ。
「ハラグーロ・ジョネス!ノーキン・ブロウ!そしてネグレクス・ガセット!この三名も犯罪者である!捕縛して連れて行け!!」
「は、犯罪者などと!!わたしはあの女狐に騙された被害者です!」
「そうです!強い魅了魔法の前にどうすることも出来なかったのです!!」
「わたしこそ我が娘を貶められた被害者ですぞ!!」
被害者だと?
何処まで面の皮の厚い奴らだ。
「魅了魔法に掛かった状態とはいえ、貴様ら三人はミリヨンと躰の関係を持った。その上でミリヨンを王太子妃に、未来の王妃にしようと画策したのだ。これは立派な王家反逆罪であろう?」
「で、ですからそれはあの女の魅了魔法のせいで‥‥」
「黙れ!!!多数の者がミリヨンの魅了魔法に掛かった中で、躰の関係を持ったのは貴様ら三人だけだ!」
まぁ、これは口から出任せだ。
あの女狐と情を交わした者は他にも沢山いる。
この悪狸どもを排除する為には二枚舌も必要なのだ。
先の二人と同じように見苦しく喚き散らしながら引きずられていく三名。
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まあ、儂もその時が来れば同じように焼かれるのであろうが。
玉座の背もたれに大きく背を預け、高い天井を見上げて長い息を吐いた。
ああ、デメルフリード。
全て終わったぞ。
お前は、もう自由だ。
お前はようやっと解放されたのだ。
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お前を嫌悪し、蔑む者たちの悪意から。
今頃はきっと転移魔法でサムーイ領の邸に着いていることだろう。
どんなものも凍らせてしまう極寒の地だ。
敷地内を暖かな春の空気で満たしたか?
儂とアンジェリカのあの秘密の邸は、今はもうボロボロに痛んでおろうな。
修復魔法は掛けたか?
何処にも逃げ場のない二人だけの世界ならマリアンヌも諦めるだろう。
だが壊してしまわぬように気を付けろ。
優しく、優しく、愛してやれ。
マリアンヌは心優しい娘だ。
あの時ここに集まる者たち皆が、己を貶めようとしていた。
それなのに、マリアンヌは我が身を犠牲にしてまでお前の暴走を止めたのだ。
デメルフリードよ、
シャンデリアに灯りを灯せ。
暖炉に火を入れろ。
そして庭に色とりどりの花を咲かせるのだ。
儂とアンジェリカが揺られたあのブランコにマリアンヌと並んで座り、愛の言葉を囁くのだ。
デメルフリード、
自由のその先にあるのは希望だ。
希望を持て。
己が心から愛する者に愛される。
きっとそんな素晴らしい未来が、両手を広げてお前を待っているはずだから。
─────────────────
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ここまでお読み下さった皆さま、本当にありがとうございました。
本話をもちまして、一応の完結とさせて頂きます。
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