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1章 第4部 契約内容
50話 リル・フォルトナーの擬似恒星
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「陣くん、下がって!」
「灯里、助かった」
灯里の指示にしたがい、いったん後方に下がって距離をとる。
男はというといぶかしげに灯里を、そして彼女が持つペンダントを見つめていた。どうやら今灯里が持っている物が、リル・フォルトナーの擬似恒星なのだろう。見た感じなにかをはめ込む構造をしている、ペンダントである。意識を集中してみると、確かに星の余波が感じられた。
「あはは、間一髪だったね!」
「ジンくん、ごめん、どうやら見通しが甘かったみたいなんだよ」
「だろうな。あの男、ヤバイってもんじゃない。最上位クラスの断罪者と同格、いやそれ以上だ」
間近で対峙したからこそわかるが、相手の危険度は想像以上。サイファス・フォルトナーと同じ星詠みというのもあるが、術者の方もかなりの実力者らしく隙が無い。もはや鬼に金棒を持たせたレベルであり、いくら最上位クラスの断罪者でも苦戦を強いられるほどだろう。
「うん、昨日の星の余波は、ただ単に抑え込んでただけ。まさかここまでの出力を出せるなんて……。あの人、魔道の素質はジンくんレベルかもしれない。――ふふっ……、これは今すぐにでも、撤退した方がよさげかな」
リルは力なく笑い、撤退の提案を。
昨日は星の余波がそこまで強くなかったので使いこなせておらず、危険度は低いと判断していた。だがそれはただの勘違い。弱かったのではなく、単に抑えていただけ。そう、実際はかなり使いこなせており、絶対に対峙してはいけないレベルの実力者だったのだ。
「確かにこれはさすがに分がわるすぎる。あの力、魔法で応戦仕切るには無理があるぞ。ここはいったん体勢を……、とはいっても逃がしてくれそうにないよな」
「サイファス・フォルトナーの擬似恒星がうずきやがる……。クハハ、なんだかよくわからんが、おもしれぇ! その擬似恒星でせいぜい俺さまを楽しませろや!」
男は陣たちを完全にターゲットと見さだめていた。
もはやクレハのことを忘れているぐらいであり、そう簡単には逃がしてくれなさそうだ。
「あー、向こうはやる気満々みたい。こうなったらリル、もう少し力を借りるね」
「うん、わかったんだよ、灯里。時間を稼げば、誰かがこの異変に気付くはずだしね」
「灯里たちは危ないから下がってろ。あれはけがどころじゃ済まないぞ」
戦う意志をみせる灯里たちを下がらせる。
いくら創星使いとして戦うといっても、灯里は素人のはず。そんな彼女をみすみす戦闘に参加させるなどできるわけがなかった。
「あはは、陣くん、ここは灯里さんに任せなさいな! こうみえて私、やれる女の子なのだよ?」
すると灯里は引き受けたと自身の胸をたたき、前へ出ようと。
「ジンくん、ここはわたしたちに任せてほしいんだよ。魔法であれに立ち向かうのはリスクがありすぎるからね」
「――お前ら……」
「いくぜ! 俺さまにその星の輝きを見せろや!」
「ッ!?」
こちらの話が終わっていないのにも関わらず、男は動き出そうと。
もはや考えているヒマはなさそうだ。一気に決戦の火ぶたが切り落とされようとしているのだから。
しかし。
「待ちなさい!」
ふと上空から第三者の声が降ってきた。
「あん?」
「クレハか!?」
そしてビルの屋上に華麗に着地してくるのはクレハ・レイヴァース。
どうやらすぐ近くでの騒動を察知し、すぐさま駆けつけてくれたようだ。おそらくビルの窓から身を投げ、そのまま風の魔法で飛翔。そしてここまで来たのだろう。
「そこの創星術師! 今すぐ投降なさい! さもなくばここでレイヴァースの名の元に断罪する!」
クレアは男に指を突き付け、レイヴァース当主に恥じない覇気を放ちながら宣言を。
もはや並の創星術師なら、それだけで戦意を失うほどだ。
「チッ、もうレイヴァースの当主が来やがった。まあ、いい。こうなったら当初の計画通り、てめぇをぶちかますだけだ!」
あわてる男は、いち早くクレハをターゲットに切り替える。さすがに彼女相手だと、陣たちにかまっているヒマはないと判断したらしい。
「クレハ、気をつけて! そいつは普通の創星術師じゃないよ!」
「見ればわかる! あんたたちは今すぐここから離れなさい!」
「おらおら! 他人の心配なんざしてる場合じゃねえぜ! レイヴァースの当主さんよ!」
クレハが陣たちに意識を集中している隙に、男は地を蹴り突貫を。
「灯里、リルを借りるぞ!」
そんな中、陣は灯里が持っていたリル・フォルトナーの擬似恒星であるペンダントを奪い、クレハたちの方へ駆けた。
そう、初めからこうすればよかったのだ。陣がリル・フォルトナーの擬似恒星を使えば、灯里を戦闘に参加させずに済む。それに陣の方が戦い慣れしているため、戦力的にみてもこれがベストの選択のはずだ。
「え? 陣くん?」
「リル! 力を貸せ!」
「ジンくん!? 待ってほしいんだよ!? わたしもわたしで規格外だから、普通に使ったら!?」
「非常事態だ。そんな悠長なこと言ってるヒマはないだろ? ほら、さっさとよこせ!」
リルの静止を振り切り、リル・フォルトナーの擬似恒星にマナを注ぎ込んだ。するとにぎった手に星の輝きが湧き出てくる。
「よし、いける! ――ッ!?」
うまくいったと思った刹那、頭に痛みが走った。おそらく擬似恒星をなんの同調もせず使った反動なのだろう。だが今は緊急事態。弱音を吐いてなどいられない。そのまま行使を続行する。
「え!? そんなに力を引き出そうとしたら!?」
「あんたの相手はオレだぞ! 忘れたか?」
男がクレハにすべてを飲み込む暴虐の闇をまとった拳を振りかざそうとする中、陣が敵の懐へともぐり込む。
「チッ!?」
「陣!?」
急に割り込んできた陣に、男もクレハも驚愕を。
「てめえ、しつこい! 失せろォォ!」
その奇襲に反応し、男は狙いをクレハから陣へ。破壊の概念を極限まで高めた力の塊が、再び陣に襲い掛かった。
「さっきのようにはいかないぞ! ハァッ!」
先程はまったくなすすべがなかったが、今回は違う。なぜなら今陣が男に打ち込もうとしている拳の中に、灯里から奪ったペンダントがあるのだ。そして陣はマナを注ぎ込み、リルの星詠みを発動していた。
「キャッ!?」
両者の拳が激突し、あまりの余波でクレハがたじろぐ。
二人の一撃は相手を自身の星の輝きで、浸食し合っていく。星詠みの戦いは己が星の輝き、概念での塗りつぶし合い。ゆえにその深度が濃ければ濃いほど、優勢になるのだ。
「ッ!? ダメか!?」
よってこの勝負の幾末は、どうしても相手の方に軍配が。徐々に男の拳が陣の拳を退けていく。
こちらは急造の創星使い。相手は本物の創星術師。なので星詠みの深度どうこうより、出せる出力で完全に負けているのだ。
(もっと力を引き出さないと! ――ッ!?)
なので力をさらに引き出そうとするのだが、またもや頭に激しい痛みが。しかもノイズのようなものが掛かってくる始末。
「ダメ! ジンくん! これ以上は!?」
リルの悲痛な叫びが後方から聞こえてくる。
(――なんだ? おかしい……。意識がもうろうと……)
次第に陣の意識が薄れてきた。
そしてノイズがさらに大きくなっていく。
(――誰だ……、女の子? あれ、なんだか見覚えが)
視界までノイズが掛かる中、陣は見た。
透き通るような銀色の髪の少女の後ろ姿を。歳は陣より一つ年上ぐらいだろうか。ただその少女に見覚えがある気が。
「――リ、ル……?」
ふと心当たりの名前を口に。
すると銀色の髪の少女は陣の方へと振り返る。どこか大人びた少女。だがそこにリルの面影のようなものが。
もはや今の陣の視界には、対峙する男やクレハの姿は映っていない。まるで意識だけ別の場所に飛ばされたといっても、いいのかもしれない。
「ふふっ」
銀色の髪の少女はこちらを愛おしそうに見つめ、笑った。そしてなにかを口ずさもうと。
(――くっ、意識が、もう保て……)
しかし少女の言葉を聞きおわる前に、陣の意識は消えていくのであった。
「灯里、助かった」
灯里の指示にしたがい、いったん後方に下がって距離をとる。
男はというといぶかしげに灯里を、そして彼女が持つペンダントを見つめていた。どうやら今灯里が持っている物が、リル・フォルトナーの擬似恒星なのだろう。見た感じなにかをはめ込む構造をしている、ペンダントである。意識を集中してみると、確かに星の余波が感じられた。
「あはは、間一髪だったね!」
「ジンくん、ごめん、どうやら見通しが甘かったみたいなんだよ」
「だろうな。あの男、ヤバイってもんじゃない。最上位クラスの断罪者と同格、いやそれ以上だ」
間近で対峙したからこそわかるが、相手の危険度は想像以上。サイファス・フォルトナーと同じ星詠みというのもあるが、術者の方もかなりの実力者らしく隙が無い。もはや鬼に金棒を持たせたレベルであり、いくら最上位クラスの断罪者でも苦戦を強いられるほどだろう。
「うん、昨日の星の余波は、ただ単に抑え込んでただけ。まさかここまでの出力を出せるなんて……。あの人、魔道の素質はジンくんレベルかもしれない。――ふふっ……、これは今すぐにでも、撤退した方がよさげかな」
リルは力なく笑い、撤退の提案を。
昨日は星の余波がそこまで強くなかったので使いこなせておらず、危険度は低いと判断していた。だがそれはただの勘違い。弱かったのではなく、単に抑えていただけ。そう、実際はかなり使いこなせており、絶対に対峙してはいけないレベルの実力者だったのだ。
「確かにこれはさすがに分がわるすぎる。あの力、魔法で応戦仕切るには無理があるぞ。ここはいったん体勢を……、とはいっても逃がしてくれそうにないよな」
「サイファス・フォルトナーの擬似恒星がうずきやがる……。クハハ、なんだかよくわからんが、おもしれぇ! その擬似恒星でせいぜい俺さまを楽しませろや!」
男は陣たちを完全にターゲットと見さだめていた。
もはやクレハのことを忘れているぐらいであり、そう簡単には逃がしてくれなさそうだ。
「あー、向こうはやる気満々みたい。こうなったらリル、もう少し力を借りるね」
「うん、わかったんだよ、灯里。時間を稼げば、誰かがこの異変に気付くはずだしね」
「灯里たちは危ないから下がってろ。あれはけがどころじゃ済まないぞ」
戦う意志をみせる灯里たちを下がらせる。
いくら創星使いとして戦うといっても、灯里は素人のはず。そんな彼女をみすみす戦闘に参加させるなどできるわけがなかった。
「あはは、陣くん、ここは灯里さんに任せなさいな! こうみえて私、やれる女の子なのだよ?」
すると灯里は引き受けたと自身の胸をたたき、前へ出ようと。
「ジンくん、ここはわたしたちに任せてほしいんだよ。魔法であれに立ち向かうのはリスクがありすぎるからね」
「――お前ら……」
「いくぜ! 俺さまにその星の輝きを見せろや!」
「ッ!?」
こちらの話が終わっていないのにも関わらず、男は動き出そうと。
もはや考えているヒマはなさそうだ。一気に決戦の火ぶたが切り落とされようとしているのだから。
しかし。
「待ちなさい!」
ふと上空から第三者の声が降ってきた。
「あん?」
「クレハか!?」
そしてビルの屋上に華麗に着地してくるのはクレハ・レイヴァース。
どうやらすぐ近くでの騒動を察知し、すぐさま駆けつけてくれたようだ。おそらくビルの窓から身を投げ、そのまま風の魔法で飛翔。そしてここまで来たのだろう。
「そこの創星術師! 今すぐ投降なさい! さもなくばここでレイヴァースの名の元に断罪する!」
クレアは男に指を突き付け、レイヴァース当主に恥じない覇気を放ちながら宣言を。
もはや並の創星術師なら、それだけで戦意を失うほどだ。
「チッ、もうレイヴァースの当主が来やがった。まあ、いい。こうなったら当初の計画通り、てめぇをぶちかますだけだ!」
あわてる男は、いち早くクレハをターゲットに切り替える。さすがに彼女相手だと、陣たちにかまっているヒマはないと判断したらしい。
「クレハ、気をつけて! そいつは普通の創星術師じゃないよ!」
「見ればわかる! あんたたちは今すぐここから離れなさい!」
「おらおら! 他人の心配なんざしてる場合じゃねえぜ! レイヴァースの当主さんよ!」
クレハが陣たちに意識を集中している隙に、男は地を蹴り突貫を。
「灯里、リルを借りるぞ!」
そんな中、陣は灯里が持っていたリル・フォルトナーの擬似恒星であるペンダントを奪い、クレハたちの方へ駆けた。
そう、初めからこうすればよかったのだ。陣がリル・フォルトナーの擬似恒星を使えば、灯里を戦闘に参加させずに済む。それに陣の方が戦い慣れしているため、戦力的にみてもこれがベストの選択のはずだ。
「え? 陣くん?」
「リル! 力を貸せ!」
「ジンくん!? 待ってほしいんだよ!? わたしもわたしで規格外だから、普通に使ったら!?」
「非常事態だ。そんな悠長なこと言ってるヒマはないだろ? ほら、さっさとよこせ!」
リルの静止を振り切り、リル・フォルトナーの擬似恒星にマナを注ぎ込んだ。するとにぎった手に星の輝きが湧き出てくる。
「よし、いける! ――ッ!?」
うまくいったと思った刹那、頭に痛みが走った。おそらく擬似恒星をなんの同調もせず使った反動なのだろう。だが今は緊急事態。弱音を吐いてなどいられない。そのまま行使を続行する。
「え!? そんなに力を引き出そうとしたら!?」
「あんたの相手はオレだぞ! 忘れたか?」
男がクレハにすべてを飲み込む暴虐の闇をまとった拳を振りかざそうとする中、陣が敵の懐へともぐり込む。
「チッ!?」
「陣!?」
急に割り込んできた陣に、男もクレハも驚愕を。
「てめえ、しつこい! 失せろォォ!」
その奇襲に反応し、男は狙いをクレハから陣へ。破壊の概念を極限まで高めた力の塊が、再び陣に襲い掛かった。
「さっきのようにはいかないぞ! ハァッ!」
先程はまったくなすすべがなかったが、今回は違う。なぜなら今陣が男に打ち込もうとしている拳の中に、灯里から奪ったペンダントがあるのだ。そして陣はマナを注ぎ込み、リルの星詠みを発動していた。
「キャッ!?」
両者の拳が激突し、あまりの余波でクレハがたじろぐ。
二人の一撃は相手を自身の星の輝きで、浸食し合っていく。星詠みの戦いは己が星の輝き、概念での塗りつぶし合い。ゆえにその深度が濃ければ濃いほど、優勢になるのだ。
「ッ!? ダメか!?」
よってこの勝負の幾末は、どうしても相手の方に軍配が。徐々に男の拳が陣の拳を退けていく。
こちらは急造の創星使い。相手は本物の創星術師。なので星詠みの深度どうこうより、出せる出力で完全に負けているのだ。
(もっと力を引き出さないと! ――ッ!?)
なので力をさらに引き出そうとするのだが、またもや頭に激しい痛みが。しかもノイズのようなものが掛かってくる始末。
「ダメ! ジンくん! これ以上は!?」
リルの悲痛な叫びが後方から聞こえてくる。
(――なんだ? おかしい……。意識がもうろうと……)
次第に陣の意識が薄れてきた。
そしてノイズがさらに大きくなっていく。
(――誰だ……、女の子? あれ、なんだか見覚えが)
視界までノイズが掛かる中、陣は見た。
透き通るような銀色の髪の少女の後ろ姿を。歳は陣より一つ年上ぐらいだろうか。ただその少女に見覚えがある気が。
「――リ、ル……?」
ふと心当たりの名前を口に。
すると銀色の髪の少女は陣の方へと振り返る。どこか大人びた少女。だがそこにリルの面影のようなものが。
もはや今の陣の視界には、対峙する男やクレハの姿は映っていない。まるで意識だけ別の場所に飛ばされたといっても、いいのかもしれない。
「ふふっ」
銀色の髪の少女はこちらを愛おしそうに見つめ、笑った。そしてなにかを口ずさもうと。
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しかし少女の言葉を聞きおわる前に、陣の意識は消えていくのであった。
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