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2章 第1部 水無瀬灯里
51話 目覚めた陣
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「――ここは……」
陣が目を覚ますと、見慣れぬ天井が。窓から月明かりが入ってくるのを見るに、すでに夜のようだ。
「あら、陣、やっと起きたのね。もう夕日はとっくに沈んでるわよ」
意識がだんだんはっきりしてくる中、すぐ隣から聞きなれた少女の声が。声の主は神代奈月。彼女は陣が寝ているベッドの隣に椅子を持ってきて、座っていた。
「――奈月か……。今の状況を教えてくれるか?」
上体を起こし、彼女にたずねる。
奈月がいるということは、ここはおそらくクロノス本社なのだろう。ベッドや簡易式の作業テーブルがあるのを見るに、ここは個人用の仮眠室みたいだ。
陣はさっきまでとあるビルの屋上で、サイファス・フォルトナーの擬似恒星を持つ創星術師と戦っていたはず。一体あれからどういう経緯でここにいるのか。
すると奈月は口元に手を当て、愉快気に現状を話してくれる。
「陣が護送されてた星葬機構の車を襲撃し、助け出してあげたのよ。くす、でなければ今ごろ、陣は檻の中で目を覚ましていたかもしれないわね」
「ヒュー、よくやるねー。真っ向から星葬機構にケンカを吹っかけて、大丈夫だったのか?」
陣が意識を失っている間に、いろいろひと悶着があったらしい。
星葬機構の護送車を襲撃するなどまったく穏やかじゃないが、おかげで助かったといっていい。
「クロノスと星葬機構がぶつかるなんて、もう日常茶判事でしょ? この程度で大事になってたら、とっくの昔に戦争になってるわ」
肩をすくめながら、おかしそうに笑う奈月。
「ははは、なにはともあれ助かったぜ。それでオレが倒れてからのことは?」
「神代側が現場にたどり着いたころには、すべておわってたらしいからくわしくはわからないわ。暴れてた創星術師は、星葬機構の増援が来る前に逃走。その場にいた人間にケガはなかったそうよ」
「――そうか……」
話しからみるに、あれから例の創星術師はなにも目的を達成できぬまま逃げたようだ。
とりあえず灯里やクレハに怪我がなかったみたいなので、安堵の息を。
「――で、陣。あたしの知らないところでなにをやっていたのか、くわしく教えてもらいましょうか? なんでも先程暴れてた創星術師に関わりがあるそうじゃない? それに陣が使った擬似恒星の話も、聞きたいしね」
すると奈月は陣の胸板に手を当て、まっすぐに問いただしてきた。
「まあ、奈月になら話してもいいか。すべての始まりは一昨日、クレハの案内役の任をおえたあとのことだ……」
なので陣はこれまで起こったことを包み隠さず説明していく。
「――そんなことが……。サイファス・フォルトナーの擬似恒星もそうだけど、そのリルっていう少女のことも驚きだわ。まさか擬似恒星に宿った魂の一部が具現化するなんて……。しかもその擬似恒星の所有者が、あの灯里って……」
奈月はアゴに手を当てながら、興味深そうに考えをめぐらせる。
もはや彼女は陣の話を一切疑うことなく、すべて受け入れていたといっていい。
「こんな突拍子のないことを、よく簡単に信じられるな」
「信頼してるからに決まってるでしょ。ほかの人間が言ってたら半信半疑だけど、陣が言うなら間違いないわ」
奈月はなにを今さらと、意味ありげにウィンクしてくる。
「そりゃ、どうも」
「それでこれから陣はどうするつもり? そのリルって子の取り引きを、続ける気なのかしら?」
「ああ、まずはオレの擬似恒星を手に入れる。例の創星術師、あれは相当やばいからな。魔法はもちろん、そこいらの星詠みでも歯が立たないほどだ。だからリルを手に入れ、それから再戦だ。やられっぱなしは性に合わないし、相手はあのサイファス・フォルトナーと同じ星。非常に興味深い」
なにはともあれ、リル・フォルトナーの擬似恒星を手に入れるべきだろう。
例の創星術師を追うのはそれからでも遅くはないはず。まずは対抗する力を手に入れてからだ。
「奈月、ちなみに聞くけど、止めたりはしないのか?」
一応、奈月にたずねてみた。
もしこのまま順調にいけば、陣は創星使いに。そして創星術師になるだろう。そうなれば奈月との関係が、これまで通りにいかなくなる可能性があるのだ。そのことを彼女はどう思っているのだろうか。
「――なんでかしら? それは陣がずっと願ってたことでしょ? 四条陣にふさわし星を見つけ、創星術師になるというね」
一瞬、奈月はどこか寂しそうな表情をみせる。だがそれもつかの間、いつもの凜とした彼女に戻り、やさしくほほえんでくれた。
「そんなことより、ついでにレーヴェンガルト側のことを探っておいてちょうだい。向こうの同行も気になるから」
「了解した。ところで奈月。リル・フォルトナーの擬似恒星って、あれからどうなったかわかるか? まさか星葬機構に押収されたとか……」
ここでの問題はリル・フォルトナーの擬似恒星の行方。
手に入れようにも、現在どこにあるのかわかっていないのだ。もし星葬機構に奪われていたとしたら、非常に骨が折れる展開に。
「暴れた創星術師が逃げた後、灯里が陣から回収したそうよ」
「ふぅ、それならよかった。危うく星葬機構から取り返すはめになるかと思ったぜ」
「でも安心するのはまだ早いわね。今その灯里は重要参考人として、星葬機構に追われてるらしいの。彼女の居場所はこっちも探してるけど、まだ見つかってないわ」
奈月はほおに手を当て、心配そうに説明してくれる。
「なっ!? 灯里が星葬機構に?」
「静止の声も聴かず、現場から逃げたんだからそうなるでしょ。おまけに擬似恒星も持っていったんだし。まあ、クレハ・レイヴァースが配慮してか、そこまで大事になってないみたいだけど」
「じゃあ、まずは逃走中の灯里を、見つけるところからか」
星葬機構側より先に、灯里たちと合流しなければならないようだ。
もはやいつまでもこんなところで寝ているわけにはいかない。陣はベッドから出て立ち上がる。
「こっちもなにかわかったら報告するわ。いつでも連絡を取れるように、しといてちょうだい」
「助かる。じゃあ、行ってくるぜ」
「ええ、気をつけてね」
陣は奈月に見送られ、部屋を出ていくのであった。
陣が目を覚ますと、見慣れぬ天井が。窓から月明かりが入ってくるのを見るに、すでに夜のようだ。
「あら、陣、やっと起きたのね。もう夕日はとっくに沈んでるわよ」
意識がだんだんはっきりしてくる中、すぐ隣から聞きなれた少女の声が。声の主は神代奈月。彼女は陣が寝ているベッドの隣に椅子を持ってきて、座っていた。
「――奈月か……。今の状況を教えてくれるか?」
上体を起こし、彼女にたずねる。
奈月がいるということは、ここはおそらくクロノス本社なのだろう。ベッドや簡易式の作業テーブルがあるのを見るに、ここは個人用の仮眠室みたいだ。
陣はさっきまでとあるビルの屋上で、サイファス・フォルトナーの擬似恒星を持つ創星術師と戦っていたはず。一体あれからどういう経緯でここにいるのか。
すると奈月は口元に手を当て、愉快気に現状を話してくれる。
「陣が護送されてた星葬機構の車を襲撃し、助け出してあげたのよ。くす、でなければ今ごろ、陣は檻の中で目を覚ましていたかもしれないわね」
「ヒュー、よくやるねー。真っ向から星葬機構にケンカを吹っかけて、大丈夫だったのか?」
陣が意識を失っている間に、いろいろひと悶着があったらしい。
星葬機構の護送車を襲撃するなどまったく穏やかじゃないが、おかげで助かったといっていい。
「クロノスと星葬機構がぶつかるなんて、もう日常茶判事でしょ? この程度で大事になってたら、とっくの昔に戦争になってるわ」
肩をすくめながら、おかしそうに笑う奈月。
「ははは、なにはともあれ助かったぜ。それでオレが倒れてからのことは?」
「神代側が現場にたどり着いたころには、すべておわってたらしいからくわしくはわからないわ。暴れてた創星術師は、星葬機構の増援が来る前に逃走。その場にいた人間にケガはなかったそうよ」
「――そうか……」
話しからみるに、あれから例の創星術師はなにも目的を達成できぬまま逃げたようだ。
とりあえず灯里やクレハに怪我がなかったみたいなので、安堵の息を。
「――で、陣。あたしの知らないところでなにをやっていたのか、くわしく教えてもらいましょうか? なんでも先程暴れてた創星術師に関わりがあるそうじゃない? それに陣が使った擬似恒星の話も、聞きたいしね」
すると奈月は陣の胸板に手を当て、まっすぐに問いただしてきた。
「まあ、奈月になら話してもいいか。すべての始まりは一昨日、クレハの案内役の任をおえたあとのことだ……」
なので陣はこれまで起こったことを包み隠さず説明していく。
「――そんなことが……。サイファス・フォルトナーの擬似恒星もそうだけど、そのリルっていう少女のことも驚きだわ。まさか擬似恒星に宿った魂の一部が具現化するなんて……。しかもその擬似恒星の所有者が、あの灯里って……」
奈月はアゴに手を当てながら、興味深そうに考えをめぐらせる。
もはや彼女は陣の話を一切疑うことなく、すべて受け入れていたといっていい。
「こんな突拍子のないことを、よく簡単に信じられるな」
「信頼してるからに決まってるでしょ。ほかの人間が言ってたら半信半疑だけど、陣が言うなら間違いないわ」
奈月はなにを今さらと、意味ありげにウィンクしてくる。
「そりゃ、どうも」
「それでこれから陣はどうするつもり? そのリルって子の取り引きを、続ける気なのかしら?」
「ああ、まずはオレの擬似恒星を手に入れる。例の創星術師、あれは相当やばいからな。魔法はもちろん、そこいらの星詠みでも歯が立たないほどだ。だからリルを手に入れ、それから再戦だ。やられっぱなしは性に合わないし、相手はあのサイファス・フォルトナーと同じ星。非常に興味深い」
なにはともあれ、リル・フォルトナーの擬似恒星を手に入れるべきだろう。
例の創星術師を追うのはそれからでも遅くはないはず。まずは対抗する力を手に入れてからだ。
「奈月、ちなみに聞くけど、止めたりはしないのか?」
一応、奈月にたずねてみた。
もしこのまま順調にいけば、陣は創星使いに。そして創星術師になるだろう。そうなれば奈月との関係が、これまで通りにいかなくなる可能性があるのだ。そのことを彼女はどう思っているのだろうか。
「――なんでかしら? それは陣がずっと願ってたことでしょ? 四条陣にふさわし星を見つけ、創星術師になるというね」
一瞬、奈月はどこか寂しそうな表情をみせる。だがそれもつかの間、いつもの凜とした彼女に戻り、やさしくほほえんでくれた。
「そんなことより、ついでにレーヴェンガルト側のことを探っておいてちょうだい。向こうの同行も気になるから」
「了解した。ところで奈月。リル・フォルトナーの擬似恒星って、あれからどうなったかわかるか? まさか星葬機構に押収されたとか……」
ここでの問題はリル・フォルトナーの擬似恒星の行方。
手に入れようにも、現在どこにあるのかわかっていないのだ。もし星葬機構に奪われていたとしたら、非常に骨が折れる展開に。
「暴れた創星術師が逃げた後、灯里が陣から回収したそうよ」
「ふぅ、それならよかった。危うく星葬機構から取り返すはめになるかと思ったぜ」
「でも安心するのはまだ早いわね。今その灯里は重要参考人として、星葬機構に追われてるらしいの。彼女の居場所はこっちも探してるけど、まだ見つかってないわ」
奈月はほおに手を当て、心配そうに説明してくれる。
「なっ!? 灯里が星葬機構に?」
「静止の声も聴かず、現場から逃げたんだからそうなるでしょ。おまけに擬似恒星も持っていったんだし。まあ、クレハ・レイヴァースが配慮してか、そこまで大事になってないみたいだけど」
「じゃあ、まずは逃走中の灯里を、見つけるところからか」
星葬機構側より先に、灯里たちと合流しなければならないようだ。
もはやいつまでもこんなところで寝ているわけにはいかない。陣はベッドから出て立ち上がる。
「こっちもなにかわかったら報告するわ。いつでも連絡を取れるように、しといてちょうだい」
「助かる。じゃあ、行ってくるぜ」
「ええ、気をつけてね」
陣は奈月に見送られ、部屋を出ていくのであった。
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