ヴァンパイアよ死神から逃げよ

ナカムラ

文字の大きさ
7 / 110

ジョセフとマックスの友情

しおりを挟む
 ジョセフとマックスは、2人の寝床を、行き来するようになっていた。
ジョセフとアリスとマックスは、3人で、人を襲うようになっていた。
マックスは、ことごとく明るい性格だった。
「今日も狩りに、行こうぜ。今日の血は、どんな味がするかな。楽しみだぜ。」
ジョセフとアリスは、申し訳ない気持ちで、人間の血を吸っていたので、マックスの明るい態度に驚いた。
民は、逆に、恐れおののいていた。今まで、噂されていたヴァンパイアの2人組が、もう1人増えてしまった。民は、より、注意深くなった。
マックスは、率先して、人間の血を吸いにいった。
今回も、マックスが、人間を襲おうとしたその時だった。
死神フィンレーが、現れた。
「おう。久しぶりだな。今度は、3人になったのか。仕事が、また、増えちまう。とっとと消滅させてやる。」
ジョセフと、マックスは、目配せして、2人で、背を合わせ、ジョセフは、アリスに、言った。
「アリス逃げろ!」アリスは、言った。「でも…。」マックスは、言った。「いいから、逃げろ!」アリスは、逃げた。ジョセフとマックスは、2人で、フィンレーに立ち向かった。ジョセフは、言った。「いくぞ!マックス!」マックスは、言った。「おう!」フィンレーは、カマを振り回し、ジョセフとマックスの首を狙った。
ジョセフとマックスは、カマをよけつつ、短剣と、拳で、フィンレーを狙った。
フィンレーの腹に、ジョセフは、短剣を刺した。フィンレーは、腹を抑えて、うずくまった。
ジョセフとマックスは、その隙に、フィンレーから、逃げ出した。
フィンレーは、すぐに、傷が治り、怒り狂った。
「くそーっ!2回も、私を、倒しおって、もう絶対許さないぞ!」
ジョセフとマックスは、アリスのいる寝床に、戻った。アリスは、とても心配していた。2人の顔を見て、ほっとして、言った。「良かったわ。2人とも、無事だったのね。さぁ、ここに銀のワイングラスに、入れた血があるわ。2人とも、ゆっくり休んで、この血を飲んで。マックス、今日は、私たちの寝床に泊まっていってね。」ジョセフは、「ありがとう、アリス。」と言い、マックスは、「済まぬな。では、遠慮なく、今日は、明日の夜まで、泊まらせていただくよ。」アリスは、安心した様子で、「良かったわ。そうして、ちょうだい。」と、言った。
しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く

ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。 5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。 夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…

主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します

白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。 あなたは【真実の愛】を信じますか? そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。 だって・・・そうでしょ? ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!? それだけではない。 何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!! 私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。 それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。 しかも! ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!! マジかーーーっ!!! 前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!! 思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。 世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。

いっとう愚かで、惨めで、哀れな末路を辿るはずだった令嬢の矜持

空月
ファンタジー
古くからの名家、貴き血を継ぐローゼンベルグ家――その末子、一人娘として生まれたカトレア・ローゼンベルグは、幼い頃からの婚約者に婚約破棄され、遠方の別荘へと療養の名目で送られた。 その道中に惨めに死ぬはずだった未来を、突然現れた『バグ』によって回避して、ただの『カトレア』として生きていく話。 ※悪役令嬢で婚約破棄物ですが、ざまぁもスッキリもありません。 ※以前投稿していた「いっとう愚かで惨めで哀れだった令嬢の果て」改稿版です。文章量が1.5倍くらいに増えています。

妻からの手紙~18年の後悔を添えて~

Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。 妻が死んで18年目の今日。 息子の誕生日。 「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」 息子は…17年前に死んだ。 手紙はもう一通あった。 俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。 ------------------------------

【完結短編】ある公爵令嬢の結婚前日

のま
ファンタジー
クラリスはもうすぐ結婚式を控えた公爵令嬢。 ある日から人生が変わっていったことを思い出しながら自宅での最後のお茶会を楽しむ。

さようなら婚約者

あんど もあ
ファンタジー
アンジュは、五年間虐げられた婚約者から婚約破棄を告げられる。翌日、カバン一つを持って五年住んだ婚約者の家を去るアンジュ。一方、婚約者は…。

冷遇王妃はときめかない

あんど もあ
ファンタジー
幼いころから婚約していた彼と結婚して王妃になった私。 だが、陛下は側妃だけを溺愛し、私は白い結婚のまま離宮へ追いやられる…って何てラッキー! 国の事は陛下と側妃様に任せて、私はこのまま離宮で何の責任も無い楽な生活を!…と思っていたのに…。

思いを込めてあなたに贈る

あんど もあ
ファンタジー
ファナの母が亡くなった二ヶ月後に、父は新しい妻とその妻との間に生まれた赤ん坊を家に連れて来た。義母は、お前はもうこの家の後継者では無いと母から受け継いだ家宝のネックレスを奪うが、そのネックレスは……。

処理中です...