ヴァンパイアよ死神から逃げよ

ナカムラ

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ローズの死神ハリソン

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  しばらく、ローズは、肩で息をしていた。
まだ、旦那を殺されたことと、人間を、多く殺したことで、興奮していた。
「許さん…。許さん…。」
ローズは、いつまでも呟いていた。
アリスが、慰めるように言った。
「ローズ、今日は、もう寝ましょう。随分と、力を使い果たしたはずよ。」
すると、ジョセフが皆に言った。
「そうだ。もう、寝よう。アリスとノアとオリバーも寝るぞ。明日に備えるんだ。」
オリバーは、横になろうとして立ち上がったが、後ろを振り返り「ごめんよ…ごめんよ…。」とローズに謝り続けながら、寝室へ向かった。
 ローズは、横になっても寝ることができず、静かに泣いていた。
 
  次の日、日が落ちると、ジョセフ達は、人間の血を吸いに行くため、いつもの通りを歩いていた。
ローズが静かに後ろに付いていくと、オリバーが更にその後ろを心配そうに歩いていた。

   その時、死神が立ちはだかった。
「私は、お前を消滅させる死神ハリソンだ。女ヴァンパイアよ。お前の名前は?」
そう言うと、ローズを指差した。
「私は、ローズよ。死神がなぜ、私を狙うのよ!」
死神ハリソンは、高笑いをした。
「ワッハッハッ!!まだ、ヴァンパイアのことを深く知らんようだな。ヴァンパイアには、必ずヴァンパイアを消滅させる死神がつくのだ。」
「そうなの。では、私は、あなたを倒せばいいのね。ちょうど、イラついていたところよ!!いいわね!!」
 そう言うと、ジョセフ達を見た。
ジョセフ達は、頷いた。
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