26 / 38
ソート師同士の勝負
魔女ナタリーとの戦い(ワイアット視点)
しおりを挟む
私は、テレポートサークルを作りながら、テミーに言った。
「私に今度こそ、術を教えてくれよ!」
「わかってるさ。サークルの中に入ろう」
「そうだな」
私達がテレポートサークルの中に入ると、バンドルが私達の顔を見て、走って逃げ出した。
私とテミーが、そのバンドルを追いかけようとすると、もう1つのバンドルが森から急に現れて、仁王立ちになり、腕を広げて行く手を塞いだ。
「ここからは、通さん!!」
「なんだ! お前!! 邪魔をするな。邪魔をするならばお前を先に倒してやる!!」
そう言うと、私は、ルーペで覗いた。
バンドルの周りには、黒い霧やモヤのようなものがかかっていた。
「テミー、こいつは、魔女だ。クソッ!! 逃げたバンドルの姿が見えなくなった。捕り逃したか!」
魔女は、笑って言った。
「ハッハッハッ!! 残念だったな」
「あいつは、お前の仲間か?」
「さあな」
そう言うと、魔女は、森の方に手を翳した。
すると、斜面になっている森から、岩が次々と転げ落ちてきた。
こちらに、岩がまるで意志があるように襲ってきた。
私は、持ち前の身体能力で、岩の上にかけ登ったり、避けたりした。
魔女は、しばらくすると、岩で私達を襲うことを諦めて、私達に向かって、手を握り、手のひらから光線を放った。
テミーが叫んだ。
「ワイアット。目を含めて全部黒いマントで覆え!!」
私は、慌てて黒いマントを覆い、魔剣を向けた。
テミーは、私に指図した。
「ワイアット。右だ!! 左だ!! 右だ!! 左だ!! 正面!! 今だ!!」
私は、魔剣を上手く首元に向けられらしい。
魔女は、観念したように、手をこちらを向けることを止めた。
私は、叫んだ。
「シャックル!!」
私は、空に人差し指で八の字を描いた。
魔女は、手と足が拘束され、倒れ込んだ。
私は、自分に岩を避ける時に付いた擦り傷が、みるみるうちに治ることを確認した。
「テミー。傷がすぐに治ったぞ」
「あぁ、我が王ハデスが与え拾うたものだ。感謝せよ」
「それよりも、この魔女許せねぇ!! 私に怪我させるとは。私は、怪我させられることも大嫌いなんだ! こいつ1回殴ってやる!!」
「やめるんだ!! 余計なことをすると、罰を与えられるぞ!!」
私は、魔女を殴ろうとした手を、テミーの顔を見て、手を止めた。
「仕方ない。ヘルへ行って充分苦しめ!!」
私は、テレポートサークルを作り、魔女を持ち上げて、中に放り込んだ。
私とテミーもサークルの中に入った。
マシューは、私が目の前に来ると、笑いながら、何か話しかけようとして、言葉を飲み込んだ。
「バンドルを捕り……」
「何?」
私は、マシューを睨み付けた。
マシューは、怯えた様子で言った。
「なんでもない……」
マシューは、それ以上、私に責められるのを避けるように、名簿とペンに手を翳した。
そして、魔女の手中に収めさせ、呪文を唱えた。
「ドラクイエ、ドラクイエ……」
すると、魔女の指は、勝手に動き、名簿にサインさせた。
〈ナタリー〉
「ナタリー。さぁ、ヘルへ行け!!」
そして、テレポートサークルを作り、ナタリーに手を翳し、浮かし、サークルの中に放り込んだ。
「ウェ-ッ!! あとは、頼んだぞ!! 相棒!!」
ナタリーは、ヘルへ堕ちた。
ナタリーがヘルへ堕ちると、私は、テミーに言った。
「テミー。お前は、何で光線が見えた?」
「それは、だな……マインアイという術で……」
「そうか、そういう術があるのか。では、その術も追加で教えろ」
「えっ?」
「私に今度こそ、術を教えてくれよ!」
「わかってるさ。サークルの中に入ろう」
「そうだな」
私達がテレポートサークルの中に入ると、バンドルが私達の顔を見て、走って逃げ出した。
私とテミーが、そのバンドルを追いかけようとすると、もう1つのバンドルが森から急に現れて、仁王立ちになり、腕を広げて行く手を塞いだ。
「ここからは、通さん!!」
「なんだ! お前!! 邪魔をするな。邪魔をするならばお前を先に倒してやる!!」
そう言うと、私は、ルーペで覗いた。
バンドルの周りには、黒い霧やモヤのようなものがかかっていた。
「テミー、こいつは、魔女だ。クソッ!! 逃げたバンドルの姿が見えなくなった。捕り逃したか!」
魔女は、笑って言った。
「ハッハッハッ!! 残念だったな」
「あいつは、お前の仲間か?」
「さあな」
そう言うと、魔女は、森の方に手を翳した。
すると、斜面になっている森から、岩が次々と転げ落ちてきた。
こちらに、岩がまるで意志があるように襲ってきた。
私は、持ち前の身体能力で、岩の上にかけ登ったり、避けたりした。
魔女は、しばらくすると、岩で私達を襲うことを諦めて、私達に向かって、手を握り、手のひらから光線を放った。
テミーが叫んだ。
「ワイアット。目を含めて全部黒いマントで覆え!!」
私は、慌てて黒いマントを覆い、魔剣を向けた。
テミーは、私に指図した。
「ワイアット。右だ!! 左だ!! 右だ!! 左だ!! 正面!! 今だ!!」
私は、魔剣を上手く首元に向けられらしい。
魔女は、観念したように、手をこちらを向けることを止めた。
私は、叫んだ。
「シャックル!!」
私は、空に人差し指で八の字を描いた。
魔女は、手と足が拘束され、倒れ込んだ。
私は、自分に岩を避ける時に付いた擦り傷が、みるみるうちに治ることを確認した。
「テミー。傷がすぐに治ったぞ」
「あぁ、我が王ハデスが与え拾うたものだ。感謝せよ」
「それよりも、この魔女許せねぇ!! 私に怪我させるとは。私は、怪我させられることも大嫌いなんだ! こいつ1回殴ってやる!!」
「やめるんだ!! 余計なことをすると、罰を与えられるぞ!!」
私は、魔女を殴ろうとした手を、テミーの顔を見て、手を止めた。
「仕方ない。ヘルへ行って充分苦しめ!!」
私は、テレポートサークルを作り、魔女を持ち上げて、中に放り込んだ。
私とテミーもサークルの中に入った。
マシューは、私が目の前に来ると、笑いながら、何か話しかけようとして、言葉を飲み込んだ。
「バンドルを捕り……」
「何?」
私は、マシューを睨み付けた。
マシューは、怯えた様子で言った。
「なんでもない……」
マシューは、それ以上、私に責められるのを避けるように、名簿とペンに手を翳した。
そして、魔女の手中に収めさせ、呪文を唱えた。
「ドラクイエ、ドラクイエ……」
すると、魔女の指は、勝手に動き、名簿にサインさせた。
〈ナタリー〉
「ナタリー。さぁ、ヘルへ行け!!」
そして、テレポートサークルを作り、ナタリーに手を翳し、浮かし、サークルの中に放り込んだ。
「ウェ-ッ!! あとは、頼んだぞ!! 相棒!!」
ナタリーは、ヘルへ堕ちた。
ナタリーがヘルへ堕ちると、私は、テミーに言った。
「テミー。お前は、何で光線が見えた?」
「それは、だな……マインアイという術で……」
「そうか、そういう術があるのか。では、その術も追加で教えろ」
「えっ?」
0
あなたにおすすめの小説
無能妃候補は辞退したい
水綴(ミツヅリ)
ファンタジー
貴族の嗜み・教養がとにかく身に付かず、社交会にも出してもらえない無能侯爵令嬢メイヴィス・ラングラーは、死んだ姉の代わりに15歳で王太子妃候補として王宮へ迎え入れられる。
しかし王太子サイラスには周囲から正妃最有力候補と囁かれる公爵令嬢クリスタがおり、王太子妃候補とは名ばかりの茶番レース。
帰る場所のないメイヴィスは、サイラスとクリスタが正式に婚約を発表する3年後までひっそりと王宮で過ごすことに。
誰もが不出来な自分を見下す中、誰とも関わりたくないメイヴィスはサイラスとも他の王太子妃候補たちとも距離を取るが……。
果たしてメイヴィスは王宮を出られるのか?
誰にも愛されないひとりぼっちの無気力令嬢が愛を得るまでの話。
この作品は「小説家になろう」「カクヨム」にも掲載しています。
あなたの側にいられたら、それだけで
椎名さえら
恋愛
目を覚ましたとき、すべての記憶が失われていた。
私の名前は、どうやらアデルと言うらしい。
傍らにいた男性はエリオットと名乗り、甲斐甲斐しく面倒をみてくれる。
彼は一体誰?
そして私は……?
アデルの記憶が戻るとき、すべての真実がわかる。
_____________________________
私らしい作品になっているかと思います。
ご都合主義ですが、雰囲気を楽しんでいただければ嬉しいです。
※私の商業2周年記念にネップリで配布した短編小説になります
※表紙イラストは 由乃嶋 眞亊先生に有償依頼いたしました(投稿の許可を得ています)
十三回目の人生でようやく自分が悪役令嬢ポジと気づいたので、もう殿下の邪魔はしませんから構わないで下さい!
翠玉 結
恋愛
公爵令嬢である私、エリーザは挙式前夜の式典で命を落とした。
「貴様とは、婚約破棄する」と残酷な事を突きつける婚約者、王太子殿下クラウド様の手によって。
そしてそれが一度ではなく、何度も繰り返していることに気が付いたのは〖十三回目〗の人生。
死んだ理由…それは、毎回悪役令嬢というポジションで立ち振る舞い、殿下の恋路を邪魔していたいたからだった。
どう頑張ろうと、殿下からの愛を受け取ることなく死ぬ。
その結末をが分かっているならもう二度と同じ過ちは繰り返さない!
そして死なない!!
そう思って殿下と関わらないようにしていたのに、
何故か前の記憶とは違って、まさかのご執心で溺愛ルートまっしぐらで?!
「殿下!私、死にたくありません!」
✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼
※他サイトより転載した作品です。
さようならの定型文~身勝手なあなたへ
宵森みなと
恋愛
「好きな女がいる。君とは“白い結婚”を——」
――それは、夢にまで見た結婚式の初夜。
額に誓いのキスを受けた“その夜”、彼はそう言った。
涙すら出なかった。
なぜなら私は、その直前に“前世の記憶”を思い出したから。
……よりによって、元・男の人生を。
夫には白い結婚宣言、恋も砕け、初夜で絶望と救済で、目覚めたのは皮肉にも、“現実”と“前世”の自分だった。
「さようなら」
だって、もう誰かに振り回されるなんて嫌。
慰謝料もらって悠々自適なシングルライフ。
別居、自立して、左団扇の人生送ってみせますわ。
だけど元・夫も、従兄も、世間も――私を放ってはくれないみたい?
「……何それ、私の人生、まだ波乱あるの?」
はい、あります。盛りだくさんで。
元・男、今・女。
“白い結婚からの離縁”から始まる、人生劇場ここに開幕。
-----『白い結婚の行方』シリーズ -----
『白い結婚の行方』の物語が始まる、前のお話です。
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
いい子ちゃんなんて嫌いだわ
F.conoe
ファンタジー
異世界召喚され、聖女として厚遇されたが
聖女じゃなかったと手のひら返しをされた。
おまけだと思われていたあの子が聖女だという。いい子で優しい聖女さま。
どうしてあなたは、もっと早く名乗らなかったの。
それが優しさだと思ったの?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる