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エピソード8 【目覚めの日】
その二
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緑さんの厚意で、魔王関連の書物を読むことになったのだけど、問題が発生した。
その書物は全て古文で書かれていたのだ。
いや、古い書物なんだから当たり前と言えば当たり前だけど、困った。
僕も中等部で古文は少し教わったから庶民の使う平文はある程度読める。
と言うか、庶民が使っていた平文は現在の書式の元となっているものなので、今の文章と基本はあまり変わらないのだ。
古文にはその他に、貴族が記録や文書に使っていた記述文と、魔術士が主に使っていたという術式文があるのだけど、どうやらここの魔王関連の書物に使われているのは、もっとも難解と言われる術式文のようだった。
まぁ「魔王」に関する文章なのだから、当たり前かもしれない。
この術式文は、文字というよりも図形に近い。
文様のように描かれたひとつひとつの図柄、線、形全てに意味があり、本来は中空に描く立体的な文字なのだそうだ。
立体的な文字ってどんなのだよ……。
とは言え、実はこの術式文を未だ実用的に一部使用している業界がある。
建設業界だ。
「う~ん。よし!」
最初に中身を見て、すぐに読むことを諦めたディアナは、古典創作の棚から古い魔王関連の物語を持って来て読んでいたのだけど、僕の気合いに驚いて、本から目を上げてこちらを見た。
「ええっと、やっぱりむずかしい?」
「ああ、うん。辞書を使っても基本がわからないから全然読める気がしないよ」
「そっか。私、全然役に立たなくてごめん」
「いや! 僕こそが偉そうに言って、全然駄目だから。ディアナに何の責任もないさ」
「イツキは駄目じゃない」
僕がつい、弱音を口にすると、ディアナがキッと強い視線を向けてきっぱりと言った。
「うん。ごめん、ありがとう」
ディアナの絶対の信頼を受けて、僕は手探りでも先へと進まなければならないと決意を新たにする。
具体的に言うと、父さんを頼ったのだ。
仕事の邪魔をしないように、リングからメッセージを打ち込んで知りたいことを問い合わせる。
「術式文を読むコツを教えてください。っと」
その文章をコールなしの設定で送信した。
コールなしの場合は、リングが着信を知らせるために瞬くだけで、音がしたり激しく光ったりはしないから仕事の邪魔をすることはない。
と、思っていたのだけど、返信がすぐさま届いて僕は戦慄した。
父さん、仕事、ちゃんとしてね。
「誰かに問い合わせたの?」
「うん。父さんにね。建築関係は設計に術式文の一部を使うから僕よりずっと詳しいはずなんだ」
少々の不安を覚えながら僕はリングのメッセージを開いた。
そこにはこう書かれていた。「建築に興味を持ったのか? 父さんのアシスタントの席は空いているぞ」……ごめん。父さんぬか喜びさせて。
ずっと親不孝をしている自覚のある僕は、少しの間目を閉じて父さんに心の中で謝り倒した。
メッセージには続きがある。「解読コードを使え。専用プログラムがあるぞ」とのアドバイスだ。
「んん?」
「どうしたの?」
「謎のヒントを教えてもらおうとしたら、新たな謎がやって来た」
僕の答えに、ディアナは愕然とした顔になる。
こんな難しい問題が更に追加されたのかと思ったのだろう。
さて、ここで更に追加で父さんに聞くのは簡単だ。
しかし父さんをぬか喜びさせただけでは飽き足らず、便利に利用するというのは、いかにも気が引ける。
ヒントはもらったのだからそれを活用するべきだろう。
僕はリングの検索機能を使うことにした。
検索窓に『術式文の解読コードプログラム』と、書き込む。
すると古文研なる団体の公式読本なるものがヒットした。
この公式読本は料金設定があって、購入で100Cとなっている。
軽いドリンクぐらいの値段だ。
「まぁこの程度なら」
僕はその料金を振り込んで、古文研なるところの公式読本のページを開く。
『いにしえの知恵を得ようとせんと、我々はさまざまなアプローチを行っている。今回のアプローチは、やたら難しいと敬遠されている、知恵の言葉である術式文の簡単な解読方法についてだ。文章というよりは図形のような術式文は、多くの学生を悩ませ続けて来た。しかし、術式文には、その形式ごとの解読コードがあり、解読コードを中心に照らし合わせると、まるで一本のリボンのように平坦な言葉として理解可能となるのだ。そこで、我々はそれを利用した解読プログラムを構築した。このプログラムをリングのリーダー機能に落とし込み、解読コードを打ち込むことによって、たちまち術式文は近代平文として読み解けるようになる……』
ここまで読めば僕にもやるべきことはわかったので、公式読本に添付されているプログラムを自分のリングのリーダー機能に認識させた。
後は解読コードの問題だ。
この公式読本の中では周知の事実という感じで解読コードの話が出て来て、あえてその説明は省かれている。
「でもまぁここは図書館だし」
僕は古文の棚で術式文のコーナーを探した。
すると「術式文の解読コードの特徴」という本を発見する。
他にも解読コードについての本が数冊見つかったのでまとめて席へと運んだ。
結論から言うと、解読コードというのは、術式文の中心に描かれている文字のことだった。
どうやらこの中心の文字によって、その文章がどの形式で描かれているかわかるらしい。
ということで、僕はやっと魔王についての古い文献を読むことが出来るようになった。
ほとんどの研究書は、魔王の使った魔法について記述してあった。
村落を焼き尽くしたという魔法。
星を落としたというちょっと信じられない魔法。
それどころか海を割ったというものまである。
ありえない存在だ。
そして、読み進める内に気づいたのだけど、魔王の使う魔法は、その魔王によって全く違うようだった。
実際にそのことについて言及している研究書もあって、『魔王という人格は、記憶を引き継がない』こと。そして、そのため、覚醒直後がもっとも弱いであろうと考えられていた。
実際、三百年ほど前の最後の魔王大戦では、魔王覚醒を察知した周辺諸国がいち早く少人数での潜入作戦を展開し、魔王の早期排除に成功している。
とは言え、その代償に、作戦を指揮していた国は、天から降り注ぐ無数の星によって破壊され、未だ人の住まない地となっているとのことだった。
悲惨な話だけど、今僕にとって大切なことはただひとつ。
魔王は記憶を引き継がないということだ。
改めて考えればわかるけど、依代を失った後の魔王、つまり死んだ魔王は、再び人格を形成するまでは依代なしのニュートラルな状態と考えられる。
緑さんがこの図書館の壁の中の依代に記憶を蓄積しはじめてからはっきりとした記憶があると言っているように、記憶は物質に依存するのだ。
「なんとなく、道筋は見えたかな」
「ほんと?」
僕の言葉に、ディアナが応えた。のはいいけど、何か涙声だ。
「ディアナどうしたの!」
僕はぎょっとしてディアナに駆け寄った。
「ち、違うの」
ディアナは慌てて両手を振り回し、ついでとばかりに羽を広げた。
相変わらずなんてきれいな姿なんだろう。
「この物語の勇者とお姫様が可哀想で、つい……」
ディアナは今まで読んでいたらしい、古典の魔王と勇者の物語を指し示した。
物語を読んで泣いてしまうなんて、ディアナは驚くほど純粋だ。
僕はおそらくそんなことは出来ない。
悲劇には同情するけれど、終わってしまったことや、創作の物語なのだから、いまさら解決する方法はない。
解決できないものに心を揺らしても辛いばかりじゃないか。
だから僕はそういった悲劇からは目を逸らす。
僕の手が届かない悲劇は遠い彼方にある絵のようなものだ。
僕ならそれを無感動に眺めて、通り過ぎるだけだ。
だからそもそも悲劇の物語は読まないからね。
「そっか。それじゃあどんな物語だったのか僕にも教えてくれないか。何かヒントになるかもしれないし」
「うん」
でも、ディアナが悲しい想いをしたのなら、悲しいままで終わらせるわけにはいかない。
二人で語り合った思い出によって記憶を塗り重ねてしまうことで、その物語の悲しさもきっと薄まるだろうから、僕はディアナと悲しい物語を語るのだ。
その書物は全て古文で書かれていたのだ。
いや、古い書物なんだから当たり前と言えば当たり前だけど、困った。
僕も中等部で古文は少し教わったから庶民の使う平文はある程度読める。
と言うか、庶民が使っていた平文は現在の書式の元となっているものなので、今の文章と基本はあまり変わらないのだ。
古文にはその他に、貴族が記録や文書に使っていた記述文と、魔術士が主に使っていたという術式文があるのだけど、どうやらここの魔王関連の書物に使われているのは、もっとも難解と言われる術式文のようだった。
まぁ「魔王」に関する文章なのだから、当たり前かもしれない。
この術式文は、文字というよりも図形に近い。
文様のように描かれたひとつひとつの図柄、線、形全てに意味があり、本来は中空に描く立体的な文字なのだそうだ。
立体的な文字ってどんなのだよ……。
とは言え、実はこの術式文を未だ実用的に一部使用している業界がある。
建設業界だ。
「う~ん。よし!」
最初に中身を見て、すぐに読むことを諦めたディアナは、古典創作の棚から古い魔王関連の物語を持って来て読んでいたのだけど、僕の気合いに驚いて、本から目を上げてこちらを見た。
「ええっと、やっぱりむずかしい?」
「ああ、うん。辞書を使っても基本がわからないから全然読める気がしないよ」
「そっか。私、全然役に立たなくてごめん」
「いや! 僕こそが偉そうに言って、全然駄目だから。ディアナに何の責任もないさ」
「イツキは駄目じゃない」
僕がつい、弱音を口にすると、ディアナがキッと強い視線を向けてきっぱりと言った。
「うん。ごめん、ありがとう」
ディアナの絶対の信頼を受けて、僕は手探りでも先へと進まなければならないと決意を新たにする。
具体的に言うと、父さんを頼ったのだ。
仕事の邪魔をしないように、リングからメッセージを打ち込んで知りたいことを問い合わせる。
「術式文を読むコツを教えてください。っと」
その文章をコールなしの設定で送信した。
コールなしの場合は、リングが着信を知らせるために瞬くだけで、音がしたり激しく光ったりはしないから仕事の邪魔をすることはない。
と、思っていたのだけど、返信がすぐさま届いて僕は戦慄した。
父さん、仕事、ちゃんとしてね。
「誰かに問い合わせたの?」
「うん。父さんにね。建築関係は設計に術式文の一部を使うから僕よりずっと詳しいはずなんだ」
少々の不安を覚えながら僕はリングのメッセージを開いた。
そこにはこう書かれていた。「建築に興味を持ったのか? 父さんのアシスタントの席は空いているぞ」……ごめん。父さんぬか喜びさせて。
ずっと親不孝をしている自覚のある僕は、少しの間目を閉じて父さんに心の中で謝り倒した。
メッセージには続きがある。「解読コードを使え。専用プログラムがあるぞ」とのアドバイスだ。
「んん?」
「どうしたの?」
「謎のヒントを教えてもらおうとしたら、新たな謎がやって来た」
僕の答えに、ディアナは愕然とした顔になる。
こんな難しい問題が更に追加されたのかと思ったのだろう。
さて、ここで更に追加で父さんに聞くのは簡単だ。
しかし父さんをぬか喜びさせただけでは飽き足らず、便利に利用するというのは、いかにも気が引ける。
ヒントはもらったのだからそれを活用するべきだろう。
僕はリングの検索機能を使うことにした。
検索窓に『術式文の解読コードプログラム』と、書き込む。
すると古文研なる団体の公式読本なるものがヒットした。
この公式読本は料金設定があって、購入で100Cとなっている。
軽いドリンクぐらいの値段だ。
「まぁこの程度なら」
僕はその料金を振り込んで、古文研なるところの公式読本のページを開く。
『いにしえの知恵を得ようとせんと、我々はさまざまなアプローチを行っている。今回のアプローチは、やたら難しいと敬遠されている、知恵の言葉である術式文の簡単な解読方法についてだ。文章というよりは図形のような術式文は、多くの学生を悩ませ続けて来た。しかし、術式文には、その形式ごとの解読コードがあり、解読コードを中心に照らし合わせると、まるで一本のリボンのように平坦な言葉として理解可能となるのだ。そこで、我々はそれを利用した解読プログラムを構築した。このプログラムをリングのリーダー機能に落とし込み、解読コードを打ち込むことによって、たちまち術式文は近代平文として読み解けるようになる……』
ここまで読めば僕にもやるべきことはわかったので、公式読本に添付されているプログラムを自分のリングのリーダー機能に認識させた。
後は解読コードの問題だ。
この公式読本の中では周知の事実という感じで解読コードの話が出て来て、あえてその説明は省かれている。
「でもまぁここは図書館だし」
僕は古文の棚で術式文のコーナーを探した。
すると「術式文の解読コードの特徴」という本を発見する。
他にも解読コードについての本が数冊見つかったのでまとめて席へと運んだ。
結論から言うと、解読コードというのは、術式文の中心に描かれている文字のことだった。
どうやらこの中心の文字によって、その文章がどの形式で描かれているかわかるらしい。
ということで、僕はやっと魔王についての古い文献を読むことが出来るようになった。
ほとんどの研究書は、魔王の使った魔法について記述してあった。
村落を焼き尽くしたという魔法。
星を落としたというちょっと信じられない魔法。
それどころか海を割ったというものまである。
ありえない存在だ。
そして、読み進める内に気づいたのだけど、魔王の使う魔法は、その魔王によって全く違うようだった。
実際にそのことについて言及している研究書もあって、『魔王という人格は、記憶を引き継がない』こと。そして、そのため、覚醒直後がもっとも弱いであろうと考えられていた。
実際、三百年ほど前の最後の魔王大戦では、魔王覚醒を察知した周辺諸国がいち早く少人数での潜入作戦を展開し、魔王の早期排除に成功している。
とは言え、その代償に、作戦を指揮していた国は、天から降り注ぐ無数の星によって破壊され、未だ人の住まない地となっているとのことだった。
悲惨な話だけど、今僕にとって大切なことはただひとつ。
魔王は記憶を引き継がないということだ。
改めて考えればわかるけど、依代を失った後の魔王、つまり死んだ魔王は、再び人格を形成するまでは依代なしのニュートラルな状態と考えられる。
緑さんがこの図書館の壁の中の依代に記憶を蓄積しはじめてからはっきりとした記憶があると言っているように、記憶は物質に依存するのだ。
「なんとなく、道筋は見えたかな」
「ほんと?」
僕の言葉に、ディアナが応えた。のはいいけど、何か涙声だ。
「ディアナどうしたの!」
僕はぎょっとしてディアナに駆け寄った。
「ち、違うの」
ディアナは慌てて両手を振り回し、ついでとばかりに羽を広げた。
相変わらずなんてきれいな姿なんだろう。
「この物語の勇者とお姫様が可哀想で、つい……」
ディアナは今まで読んでいたらしい、古典の魔王と勇者の物語を指し示した。
物語を読んで泣いてしまうなんて、ディアナは驚くほど純粋だ。
僕はおそらくそんなことは出来ない。
悲劇には同情するけれど、終わってしまったことや、創作の物語なのだから、いまさら解決する方法はない。
解決できないものに心を揺らしても辛いばかりじゃないか。
だから僕はそういった悲劇からは目を逸らす。
僕の手が届かない悲劇は遠い彼方にある絵のようなものだ。
僕ならそれを無感動に眺めて、通り過ぎるだけだ。
だからそもそも悲劇の物語は読まないからね。
「そっか。それじゃあどんな物語だったのか僕にも教えてくれないか。何かヒントになるかもしれないし」
「うん」
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