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番外編
崩壊する国と、ある夫婦の旅立ち
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「殿下、わたくしのために、ありがとうございます。身に余る光栄ですわ」
ハニーブロンドのくせっ毛に、すみれ色の瞳、愛らしい顔にどこか色気も感じさせる少女が、この国の王太子にしなだれかかり、感謝の言葉を述べる。
王太子は鼻の穴を広げて自慢げだ。
「当然だ、俺の知恵と力を持ってすれば、カビの生えた悪習など、捨て去るのは簡単よ。国中にあの悪女のことは触れ回ったゆえ、たとえ国内に舞い戻ったとしても、身の置所はない。今度は後腐れなく処刑してくれる」
「殿下、頼もしいです! それに、わたくしの実家に、豊かな土地を賜りまして、父もとても喜んでおりますわ」
王太子の頼もしい言葉に、少女は、その大きな胸をぎゅっと押し付けて、褒めちぎる。
その様子を、遠見の鏡で眺めていた男、この国の大臣は、ニヤリとほくそ笑んだ。
今回、古くからの歴史を誇る、由緒あるフローリシアの家を凋落させることが出来たのは、全て自分の策のおかげであると自負しているのだ。
我が娘を王太子の幼馴染として充てがい、陥落させたのも、愚かな王太子に策を授けたのもこの男だからである。
おかげで、大臣はまんまと、次代の王妃の父であり、その次の王の祖父という立場を手に入れ、さらに、この国の豊かさの源であるとされる、神の座という土地を奪い取った。
一番得をしておきながら、実行したのは王太子であるため、後ろ暗いところもない。
完璧な結果だった。
こうもうまく行ったのは、代々の王妃となったフローリシアの娘が、ことごとく体が弱く、生まれる子も気弱で、戦いを苦手とするような愚か者ばかりだったからだ。
そのため、いつしかこの国の王は、正妃のほかに寵姫を持つようになり、王家の正当の血筋はそちら側で続いていた。
もはやこの国にとって、古からの習わしは、悪習でしかなかったのだ。
フローリシアとの縁切りの機会を、窺っていた状態と言える。
だからこそ、今回のような稚拙な策でも、問題なくまかり通った。
「労せず得する。これぞ正しい行いよ」
大臣は若い二人の親密な時間を覗き見ながら、会心の笑顔を浮かべたのである。
だが、この国からフローリシアの姫が追放されてわずかひと月後、とんでもない事態が起こった。
神の座からこんこんと、尽きることなく湧き出していた豊穣の水が、突然枯れ果てたのだ。
高名な博士や、有名な魔術師を雇って調べさせても原因がわからない。
民衆の間では、フローリシアの姫の呪いであると、まことしやかに囁かれる有様だ。
「おのれ! これはフローリシア卿の呪いによるものであるに違いない!」
今や国の権力を一手に握った大臣は、本来ならあり得ない無茶を通した。
自分が土地を奪った相手である、フローリシア男爵を告発したのである。
夫婦の処刑は、呪いを解くと称して、神の座にて夜明けと共に、公開で行われることとなった。
しかし、処刑人が夫婦の首を切り落とさんとした、正にその時、天に雷鳴が轟き、この世の終わりとも思えるような轟音が、その場にいた全ての者の耳を打ち、体に太い針を何本も刺されたような痛みを味わわせることとなる。
結果、大臣は消し炭のようになって死亡。
王太子と共にいたその娘も、ショック死を遂げた。
大臣の娘と共に見物していた王太子は、泡を吹いてひっくり返っていたところを、兵士によって救い出されたが、その後、わずかでも光を目にすると、悲鳴を上げて逃げ惑うようになり、自分の名前さえ覚えていないという状態となる。
民は、この災いを、古くからの約束事を破った報いだと怖れおののき、自国の王を見捨てて、近隣の国へと出奔する者が後を立たず、王は、逃げ出す者を重く罰すると宣言する事態に至った。
そこで重い腰を上げたのが、近隣の王達だ。
近くに弱った国があれば、喜び勇んで切り取って食らう。
それが世の習いである。
かつて、神の座と呼ばれる奇跡の土地を頂き、豊かで幸福な地上の天国とも謳われたその国は、たった数年のうちに、跡形もなく解体され、多くの国に奪われ吸収されることとなった。
王族や貴族に至っては、戦のなかで死んだか、処刑されたかの二択で、歴史にその名すら留めることはなかったのである。
さて、話を、処刑されるはずであった、フローリシア夫妻へと戻そう。
誰も見たことがないほどの落雷によって、周囲全てが倒れ伏すなか、フローリシア夫妻は、なぜかなにごともなく佇んでいた。
二人を拘束していた枷だけが、なぜか吹き飛んでいる。
「これはあれだな、精霊達が国を見限って逃げろと言っているに違いない」
「そうですねぇ」
二人は呑気にそんな会話を交わすと、ゆっくりと処刑台を降り、懐かしい場所である神の座に向かって、共に膝を突いて祈りを捧げる。
「うむ、今、耳元で微かな声が聞こえた」
「わたくしもですわ」
「アンジュールへ行けと言われたが……」
「わたくしもですわ」
二人は顔を見合わせて笑った。
周囲に白い煙が漂い、うめき声を上げる者達が転がるなかで、それは少し異様な光景ではあっただろう。
しかし、夫婦は、共に、何かが吹っ切れたような気持ちになっていた。
「行ってみるか。どうもそこにアレリがいるような気がするよ」
「まぁ、奇遇ですね。わたくしもです」
二人は、まるで若々しい恋人同士のように手を繋ぐと、朝日を浴びながら、日が昇るその方向へと進む。
彼らを見かけた者の話では、二人の周囲には、日の光とも違う美しい光が、キラキラと舞い踊っているように見えたということだ。
ハニーブロンドのくせっ毛に、すみれ色の瞳、愛らしい顔にどこか色気も感じさせる少女が、この国の王太子にしなだれかかり、感謝の言葉を述べる。
王太子は鼻の穴を広げて自慢げだ。
「当然だ、俺の知恵と力を持ってすれば、カビの生えた悪習など、捨て去るのは簡単よ。国中にあの悪女のことは触れ回ったゆえ、たとえ国内に舞い戻ったとしても、身の置所はない。今度は後腐れなく処刑してくれる」
「殿下、頼もしいです! それに、わたくしの実家に、豊かな土地を賜りまして、父もとても喜んでおりますわ」
王太子の頼もしい言葉に、少女は、その大きな胸をぎゅっと押し付けて、褒めちぎる。
その様子を、遠見の鏡で眺めていた男、この国の大臣は、ニヤリとほくそ笑んだ。
今回、古くからの歴史を誇る、由緒あるフローリシアの家を凋落させることが出来たのは、全て自分の策のおかげであると自負しているのだ。
我が娘を王太子の幼馴染として充てがい、陥落させたのも、愚かな王太子に策を授けたのもこの男だからである。
おかげで、大臣はまんまと、次代の王妃の父であり、その次の王の祖父という立場を手に入れ、さらに、この国の豊かさの源であるとされる、神の座という土地を奪い取った。
一番得をしておきながら、実行したのは王太子であるため、後ろ暗いところもない。
完璧な結果だった。
こうもうまく行ったのは、代々の王妃となったフローリシアの娘が、ことごとく体が弱く、生まれる子も気弱で、戦いを苦手とするような愚か者ばかりだったからだ。
そのため、いつしかこの国の王は、正妃のほかに寵姫を持つようになり、王家の正当の血筋はそちら側で続いていた。
もはやこの国にとって、古からの習わしは、悪習でしかなかったのだ。
フローリシアとの縁切りの機会を、窺っていた状態と言える。
だからこそ、今回のような稚拙な策でも、問題なくまかり通った。
「労せず得する。これぞ正しい行いよ」
大臣は若い二人の親密な時間を覗き見ながら、会心の笑顔を浮かべたのである。
だが、この国からフローリシアの姫が追放されてわずかひと月後、とんでもない事態が起こった。
神の座からこんこんと、尽きることなく湧き出していた豊穣の水が、突然枯れ果てたのだ。
高名な博士や、有名な魔術師を雇って調べさせても原因がわからない。
民衆の間では、フローリシアの姫の呪いであると、まことしやかに囁かれる有様だ。
「おのれ! これはフローリシア卿の呪いによるものであるに違いない!」
今や国の権力を一手に握った大臣は、本来ならあり得ない無茶を通した。
自分が土地を奪った相手である、フローリシア男爵を告発したのである。
夫婦の処刑は、呪いを解くと称して、神の座にて夜明けと共に、公開で行われることとなった。
しかし、処刑人が夫婦の首を切り落とさんとした、正にその時、天に雷鳴が轟き、この世の終わりとも思えるような轟音が、その場にいた全ての者の耳を打ち、体に太い針を何本も刺されたような痛みを味わわせることとなる。
結果、大臣は消し炭のようになって死亡。
王太子と共にいたその娘も、ショック死を遂げた。
大臣の娘と共に見物していた王太子は、泡を吹いてひっくり返っていたところを、兵士によって救い出されたが、その後、わずかでも光を目にすると、悲鳴を上げて逃げ惑うようになり、自分の名前さえ覚えていないという状態となる。
民は、この災いを、古くからの約束事を破った報いだと怖れおののき、自国の王を見捨てて、近隣の国へと出奔する者が後を立たず、王は、逃げ出す者を重く罰すると宣言する事態に至った。
そこで重い腰を上げたのが、近隣の王達だ。
近くに弱った国があれば、喜び勇んで切り取って食らう。
それが世の習いである。
かつて、神の座と呼ばれる奇跡の土地を頂き、豊かで幸福な地上の天国とも謳われたその国は、たった数年のうちに、跡形もなく解体され、多くの国に奪われ吸収されることとなった。
王族や貴族に至っては、戦のなかで死んだか、処刑されたかの二択で、歴史にその名すら留めることはなかったのである。
さて、話を、処刑されるはずであった、フローリシア夫妻へと戻そう。
誰も見たことがないほどの落雷によって、周囲全てが倒れ伏すなか、フローリシア夫妻は、なぜかなにごともなく佇んでいた。
二人を拘束していた枷だけが、なぜか吹き飛んでいる。
「これはあれだな、精霊達が国を見限って逃げろと言っているに違いない」
「そうですねぇ」
二人は呑気にそんな会話を交わすと、ゆっくりと処刑台を降り、懐かしい場所である神の座に向かって、共に膝を突いて祈りを捧げる。
「うむ、今、耳元で微かな声が聞こえた」
「わたくしもですわ」
「アンジュールへ行けと言われたが……」
「わたくしもですわ」
二人は顔を見合わせて笑った。
周囲に白い煙が漂い、うめき声を上げる者達が転がるなかで、それは少し異様な光景ではあっただろう。
しかし、夫婦は、共に、何かが吹っ切れたような気持ちになっていた。
「行ってみるか。どうもそこにアレリがいるような気がするよ」
「まぁ、奇遇ですね。わたくしもです」
二人は、まるで若々しい恋人同士のように手を繋ぐと、朝日を浴びながら、日が昇るその方向へと進む。
彼らを見かけた者の話では、二人の周囲には、日の光とも違う美しい光が、キラキラと舞い踊っているように見えたということだ。
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