217 / 528
第三部
217「悪魔の群れ(2)」
しおりを挟む
「上から目線が気に入らないんだよ!」
すでに体内魔力の『圧』を高めていたのを、一気に解放する。
脳筋による魔力の使い方の一つで、瞬間的に大きく身体能力を向上させることができる。
マンガやアニメでよく見かける戦い方が、この世界でもある程度可能だ。
オタクのオレには、なかなかにイメージしやすい。
そしてボスのゼノに突っかかってもせいぜい拮抗するだけだろうと踏んだので、初手でおバカな部下の一体を、いつもと違い剣を片手で操って一刀で斬り伏せる。
魔物のランク的には、Bランクの上位くらいだろうか。見た感じと相手の反応を見る限りAではない筈だ。
オレの反対側では、ハルカさんが別の部下を同じように一撃で倒す。同じことを考えていた上に、この辺りの呼吸はピッタリだ。
ハルカさんは、すでに魔法を練りこんでいたのか、剣戟を繰り出すのと魔法の矢の同時攻撃という高等技で、敵は避けようがなく蜂の巣にされた上に、一刀で急所を切られていた。
どうやって魔法陣を隠していたのか、後で聞いてみようと思う。
また同時に、クロがハルカさん側のもう一体の部下に挑み、一撃で仕留めるには至らないも、深手を負わせることに成功していた。
クロと五分という事は、Aランクの魔物なのかもしれない。
そしてそこに、後方から高い威力の魔法が飛んでいく。
『炎の大槍』と言われる魔法で、命中すると風穴を開けられる上にそこから全身の内と外に魔法の炎が一気に広がるという、かなりえげつない魔法だ。
そしてこれは、ウルズの王宮で魔女が『帝国』兵に使っていた魔法だ。
内から燃やされてしまうと自身の魔力で防ぐ以外に防御のしようがないので、一撃で致命傷を与えやすい。
この魔法は、おそらく牽制を兼ねてゼノと後ろにいた1体に突き刺さっていく。
今のシズさんの能力でも、一度に2本が精一杯らしい。
この魔法の欠点は避けられることだけど、普通は速くて避けられない。
事実、部下の方は魔法使いっぽいヤツは避けるのに失敗し、炎の槍に貫かれ、さらに即席の松明と化す。
自らも何かの魔法を放つ寸前にモロに受けてしまったようだ。
こちらが先手を打ったのとシズさんの魔法の構築が早かったおかげで、敵の魔法が飛んでくることはない。
ゼノの方は、自らの剣を使って逸らすも、それでも足りないので体を目一杯使って避ける。
それでも避けきれず、肩のあたりを少し焼かれていた。
つまり、オレでは避けられないほどの速度と追尾性はあるということだ。
さすがシズさん、半端ない。
で、これで早くも、残すはボスのゼノとクロが相手している奴だけ。しかもクロが優勢だし、すぐにもシズさんが魔法の矢の準備に入っている。
けど、簡単にはいかなかった。
ゼノはシズさんの炎の槍をかする程度で凌ぎつつ、その動きの流れでハルカさんへと一撃を見舞う。
炎の槍がかすったくらいでは殆ど意味がなかったようだけど、油断はしてないハルカさんは、万全の防御姿勢でゼノの攻撃を受け止めようとする。
しかしゼノのパワーが一枚以上上手だった。
ドラゴンが踏んでも大丈夫と自虐的に豪語していただけあって、ハルカさんは無事のようだけど、ハリウッド映画かマンガのようにかなりの距離を吹き飛ばされ、落下地点で土煙を上げる。
珍しく「キャッ!」と短い悲鳴をあげているから、相当強い一撃を受けたようだ。
「んのぉ!」
それを見て軽くキレたオレは、態勢も構わずにゼノに切り掛かる。
ゼノは、こっちにまで自らの剣を返す余裕まではないが、寸前のところで回避して、一歩下がって今度はこちらに鋭い一撃を見舞ってくる。
ヘビのようにしなる嫌な剣筋で、なんとか掠めるだけで済んだ鎧がガリガリと嫌な音を立てる。
その後、ハルカさんが素早く戦列復帰する数秒間、ゼノと激しい剣戟を繰り返すが、技量で圧倒されているので防戦一方だ。
しかもこっちは片腕がないので、より分が悪い。
それでも戦えているのは、身体能力的にはオレが優っているからだ。
しかしそれも、魔力をモリモリ消費して戦っているおかげで長時間は持たない。
しかもゼノは、完全には本気になっていない。
横ではクロがシズさんと共同で部下の最後の1体を倒したが、止めまではさせていない。
その後クロは、目の前の敵への止めを後回しにして、こちらに助太刀に入ろうとしたが、迂闊に戦闘に加われないでいる。
今のクロはAランクくらいの強さの筈だから、ゼノの強さは余程なのだろう。
シズさんは、接近戦すぎて魔法を放てないでいる。
しかも倒した部下達も、魔力の拡散など起きていない。
急所を攻撃したくらいでは、トドメになっていないという事だ。
元気そうなやつは、早くも復活の気配を見せている。自己再生や自己修復とかの能力を持っている証拠だ。
相手が高位の魔物である以上、他も早々に復活してくる可能性が高そうだ。
はっきり言って、オレもできれば逃げ出したいが、これからは相手を拘束し続ければいいという算段があった。
シズさんとハルカさんの二人がかりで魔法の矢の束を叩きつければ、倒せないまでも状況を有利に出来るだろうと思ったからだ。
けど、そうするためには、オレは二人が魔法を唱えらえるように踏ん張らないといけない。
戦いの変化は、ハルカさんが戦列復帰するより早く来た。
頭上が突然暗くなったかと思うと、すごく強い突風が突如巻き起こったからだ。
これで両者吹き飛ばされてしまい、一時的に戦いどころではなくなる。
突風には魔力も感じたので、魔法による風だ。
そしてそこに「早く乗って!」というボクっ娘の鋭い声。
戦闘に加わらず魔法陣を形成していたのは、上空を飛んでいたヴァイスを戦闘態勢で呼び寄せていたからだった。
そして、突風か何かの攻撃で吹き飛ばした隙に、空から逃げ出そうという算段らしかった。
(楽に勝てないのなら、逃げるに限るよな)
そう思って素早く行動しようとしたところに、シズさんとハルカさんが逃げる間際に放った魔法の矢が、それぞれの方向からゼノに襲いかかる。
全力の集中砲火状態だし、二人の魔力と技量なら中型のドラゴンすら仕留められる程の一撃だ。
それで倒せたらとは思ったが、念のため逃げる行動は続ける。
油断大敵。ボクっ娘が最初から予防線を張っていたように、常に最善の行動を取らないとロクなことはないのだ。
そしてオレは、ゼノを警戒して最後まで踏みとどまるも、再び飛び立ち始めているヴァイスに向かって飛び上がり、ヴァイスのぶっとい足に掴まる。
別の足には、ハルカさんが同じように飛び上がって掴まっている。他は、すでにヴァイスの背の上だ。
そしてゼノが倒れていたりボロボロなら空中から追い打ちなり止めを考えていたが、ゼノの力は予想以上だった。
魔法の矢が殺到する寸前に、ハーケンでの化物のように魔力の衝撃波を放つ。
防御魔法の代わりらしい。
すると魔法の矢は勢いを大きく削がれ、うち何本かは逸れる筈のない軌道を逸らされてしまう。
それでも半数以上が命中したが、魔法の防御力は高いらしく致命傷には程遠いようだ。
けど、こっちが逃げ出すには十分な時間は稼げたようで、ゼノは自らの体の一部を押さえつつこちらを睨み付けてくるだけだった。
ヴァイスの首元からは「あーばよー!」という、場違いなボクっ娘のからかう声が響いていた。
「なんとか逃げられたわね」
ハルカさんが、ホッと一息といった一言をもらす。
ハルカさんにとっても、凄い強敵だったと言う事だ。
「あれは上級悪魔か?」
「あんなに強いのは私初めて。噂に聞くSランク以上の悪魔じゃないかしら?」
「ゲームなら、デーモンロードとか言われそうだな」
「ロード? 悪魔の主ねえ。確かにそうかも。それより、腕、というより出血は大丈夫?」
そう言って、心配げにオレの左腕を覗き込む。
「あー、せっかく忘れてたのに……。最初は大丈夫かと思ったけど、激しく動いたからだいぶ出血したみたいだ。気が抜けたら、急に頭がフラフラしてきた」
「ち、ちょっと、こんなところで気を失わないでよ」
「切り飛ばされた腕なら、ボクが回収してるよー」
「さんきゅー。……えーっと、あ、アレ……」
上からボクっ娘の元気な声が聞こえてきた。
そしてそれに答えたとは思うのだけど、その辺りで記憶が朧げになっている。
最後に聞いたのは、ハルカさんの叫び声だったんじゃないだろうか。
すでに体内魔力の『圧』を高めていたのを、一気に解放する。
脳筋による魔力の使い方の一つで、瞬間的に大きく身体能力を向上させることができる。
マンガやアニメでよく見かける戦い方が、この世界でもある程度可能だ。
オタクのオレには、なかなかにイメージしやすい。
そしてボスのゼノに突っかかってもせいぜい拮抗するだけだろうと踏んだので、初手でおバカな部下の一体を、いつもと違い剣を片手で操って一刀で斬り伏せる。
魔物のランク的には、Bランクの上位くらいだろうか。見た感じと相手の反応を見る限りAではない筈だ。
オレの反対側では、ハルカさんが別の部下を同じように一撃で倒す。同じことを考えていた上に、この辺りの呼吸はピッタリだ。
ハルカさんは、すでに魔法を練りこんでいたのか、剣戟を繰り出すのと魔法の矢の同時攻撃という高等技で、敵は避けようがなく蜂の巣にされた上に、一刀で急所を切られていた。
どうやって魔法陣を隠していたのか、後で聞いてみようと思う。
また同時に、クロがハルカさん側のもう一体の部下に挑み、一撃で仕留めるには至らないも、深手を負わせることに成功していた。
クロと五分という事は、Aランクの魔物なのかもしれない。
そしてそこに、後方から高い威力の魔法が飛んでいく。
『炎の大槍』と言われる魔法で、命中すると風穴を開けられる上にそこから全身の内と外に魔法の炎が一気に広がるという、かなりえげつない魔法だ。
そしてこれは、ウルズの王宮で魔女が『帝国』兵に使っていた魔法だ。
内から燃やされてしまうと自身の魔力で防ぐ以外に防御のしようがないので、一撃で致命傷を与えやすい。
この魔法は、おそらく牽制を兼ねてゼノと後ろにいた1体に突き刺さっていく。
今のシズさんの能力でも、一度に2本が精一杯らしい。
この魔法の欠点は避けられることだけど、普通は速くて避けられない。
事実、部下の方は魔法使いっぽいヤツは避けるのに失敗し、炎の槍に貫かれ、さらに即席の松明と化す。
自らも何かの魔法を放つ寸前にモロに受けてしまったようだ。
こちらが先手を打ったのとシズさんの魔法の構築が早かったおかげで、敵の魔法が飛んでくることはない。
ゼノの方は、自らの剣を使って逸らすも、それでも足りないので体を目一杯使って避ける。
それでも避けきれず、肩のあたりを少し焼かれていた。
つまり、オレでは避けられないほどの速度と追尾性はあるということだ。
さすがシズさん、半端ない。
で、これで早くも、残すはボスのゼノとクロが相手している奴だけ。しかもクロが優勢だし、すぐにもシズさんが魔法の矢の準備に入っている。
けど、簡単にはいかなかった。
ゼノはシズさんの炎の槍をかする程度で凌ぎつつ、その動きの流れでハルカさんへと一撃を見舞う。
炎の槍がかすったくらいでは殆ど意味がなかったようだけど、油断はしてないハルカさんは、万全の防御姿勢でゼノの攻撃を受け止めようとする。
しかしゼノのパワーが一枚以上上手だった。
ドラゴンが踏んでも大丈夫と自虐的に豪語していただけあって、ハルカさんは無事のようだけど、ハリウッド映画かマンガのようにかなりの距離を吹き飛ばされ、落下地点で土煙を上げる。
珍しく「キャッ!」と短い悲鳴をあげているから、相当強い一撃を受けたようだ。
「んのぉ!」
それを見て軽くキレたオレは、態勢も構わずにゼノに切り掛かる。
ゼノは、こっちにまで自らの剣を返す余裕まではないが、寸前のところで回避して、一歩下がって今度はこちらに鋭い一撃を見舞ってくる。
ヘビのようにしなる嫌な剣筋で、なんとか掠めるだけで済んだ鎧がガリガリと嫌な音を立てる。
その後、ハルカさんが素早く戦列復帰する数秒間、ゼノと激しい剣戟を繰り返すが、技量で圧倒されているので防戦一方だ。
しかもこっちは片腕がないので、より分が悪い。
それでも戦えているのは、身体能力的にはオレが優っているからだ。
しかしそれも、魔力をモリモリ消費して戦っているおかげで長時間は持たない。
しかもゼノは、完全には本気になっていない。
横ではクロがシズさんと共同で部下の最後の1体を倒したが、止めまではさせていない。
その後クロは、目の前の敵への止めを後回しにして、こちらに助太刀に入ろうとしたが、迂闊に戦闘に加われないでいる。
今のクロはAランクくらいの強さの筈だから、ゼノの強さは余程なのだろう。
シズさんは、接近戦すぎて魔法を放てないでいる。
しかも倒した部下達も、魔力の拡散など起きていない。
急所を攻撃したくらいでは、トドメになっていないという事だ。
元気そうなやつは、早くも復活の気配を見せている。自己再生や自己修復とかの能力を持っている証拠だ。
相手が高位の魔物である以上、他も早々に復活してくる可能性が高そうだ。
はっきり言って、オレもできれば逃げ出したいが、これからは相手を拘束し続ければいいという算段があった。
シズさんとハルカさんの二人がかりで魔法の矢の束を叩きつければ、倒せないまでも状況を有利に出来るだろうと思ったからだ。
けど、そうするためには、オレは二人が魔法を唱えらえるように踏ん張らないといけない。
戦いの変化は、ハルカさんが戦列復帰するより早く来た。
頭上が突然暗くなったかと思うと、すごく強い突風が突如巻き起こったからだ。
これで両者吹き飛ばされてしまい、一時的に戦いどころではなくなる。
突風には魔力も感じたので、魔法による風だ。
そしてそこに「早く乗って!」というボクっ娘の鋭い声。
戦闘に加わらず魔法陣を形成していたのは、上空を飛んでいたヴァイスを戦闘態勢で呼び寄せていたからだった。
そして、突風か何かの攻撃で吹き飛ばした隙に、空から逃げ出そうという算段らしかった。
(楽に勝てないのなら、逃げるに限るよな)
そう思って素早く行動しようとしたところに、シズさんとハルカさんが逃げる間際に放った魔法の矢が、それぞれの方向からゼノに襲いかかる。
全力の集中砲火状態だし、二人の魔力と技量なら中型のドラゴンすら仕留められる程の一撃だ。
それで倒せたらとは思ったが、念のため逃げる行動は続ける。
油断大敵。ボクっ娘が最初から予防線を張っていたように、常に最善の行動を取らないとロクなことはないのだ。
そしてオレは、ゼノを警戒して最後まで踏みとどまるも、再び飛び立ち始めているヴァイスに向かって飛び上がり、ヴァイスのぶっとい足に掴まる。
別の足には、ハルカさんが同じように飛び上がって掴まっている。他は、すでにヴァイスの背の上だ。
そしてゼノが倒れていたりボロボロなら空中から追い打ちなり止めを考えていたが、ゼノの力は予想以上だった。
魔法の矢が殺到する寸前に、ハーケンでの化物のように魔力の衝撃波を放つ。
防御魔法の代わりらしい。
すると魔法の矢は勢いを大きく削がれ、うち何本かは逸れる筈のない軌道を逸らされてしまう。
それでも半数以上が命中したが、魔法の防御力は高いらしく致命傷には程遠いようだ。
けど、こっちが逃げ出すには十分な時間は稼げたようで、ゼノは自らの体の一部を押さえつつこちらを睨み付けてくるだけだった。
ヴァイスの首元からは「あーばよー!」という、場違いなボクっ娘のからかう声が響いていた。
「なんとか逃げられたわね」
ハルカさんが、ホッと一息といった一言をもらす。
ハルカさんにとっても、凄い強敵だったと言う事だ。
「あれは上級悪魔か?」
「あんなに強いのは私初めて。噂に聞くSランク以上の悪魔じゃないかしら?」
「ゲームなら、デーモンロードとか言われそうだな」
「ロード? 悪魔の主ねえ。確かにそうかも。それより、腕、というより出血は大丈夫?」
そう言って、心配げにオレの左腕を覗き込む。
「あー、せっかく忘れてたのに……。最初は大丈夫かと思ったけど、激しく動いたからだいぶ出血したみたいだ。気が抜けたら、急に頭がフラフラしてきた」
「ち、ちょっと、こんなところで気を失わないでよ」
「切り飛ばされた腕なら、ボクが回収してるよー」
「さんきゅー。……えーっと、あ、アレ……」
上からボクっ娘の元気な声が聞こえてきた。
そしてそれに答えたとは思うのだけど、その辺りで記憶が朧げになっている。
最後に聞いたのは、ハルカさんの叫び声だったんじゃないだろうか。
0
あなたにおすすめの小説
娘を返せ〜誘拐された娘を取り返すため、父は異世界に渡る
ほりとくち
ファンタジー
突然現れた魔法陣が、あの日娘を連れ去った。
異世界に誘拐されてしまったらしい娘を取り戻すため、父は自ら異世界へ渡ることを決意する。
一体誰が、何の目的で娘を連れ去ったのか。
娘とともに再び日本へ戻ることはできるのか。
そもそも父は、異世界へ足を運ぶことができるのか。
異世界召喚の秘密を知る謎多き少年。
娘を失ったショックで、精神が幼児化してしまった妻。
そして父にまったく懐かず、娘と母にだけ甘えるペットの黒猫。
3人と1匹の冒険が、今始まる。
※小説家になろうでも投稿しています
※フォロー・感想・いいね等頂けると歓喜します!
よろしくお願いします!
最強の異世界やりすぎ旅行記
萩場ぬし
ファンタジー
主人公こと小鳥遊 綾人(たかなし あやと)はある理由から毎日のように体を鍛えていた。
そんなある日、突然知らない真っ白な場所で目を覚ます。そこで綾人が目撃したものは幼い少年の容姿をした何か。そこで彼は告げられる。
「なんと! 君に異世界へ行く権利を与えようと思います!」
バトルあり!笑いあり!ハーレムもあり!?
最強が無双する異世界ファンタジー開幕!
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
セーブポイント転生 ~寿命が無い石なので千年修行したらレベル上限突破してしまった~
空色蜻蛉
ファンタジー
枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。どうやらダンジョンのセーブポイントに転生してしまったらしい。身動きできない状態に悲嘆に暮れた枢だが、やがて開き直ってレベルアップ作業に明け暮れることにした。百年経ち、二百年経ち……やがて国の礎である「聖なるクリスタル」として崇められるまでになる。
もう元の世界に戻れないと腹をくくって自分の国を見守る枢だが、千年経った時、衝撃のどんでん返しが待ち受けていて……。
【お知らせ】6/22 完結しました!
神の加護を受けて異世界に
モンド
ファンタジー
親に言われるまま学校や塾に通い、卒業後は親の進める親族の会社に入り、上司や親の進める相手と見合いし、結婚。
その後馬車馬のように働き、特別好きな事をした覚えもないまま定年を迎えようとしている主人公、あとわずか数日の会社員生活でふと、何かに誘われるように会社を無断で休み、海の見える高台にある、神社に立ち寄った。
そこで野良犬に噛み殺されそうになっていた狐を助けたがその際、野良犬に喉笛を噛み切られその命を終えてしまうがその時、神社から不思議な光が放たれ新たな世界に生まれ変わる、そこでは自分の意思で何もかもしなければ生きてはいけない厳しい世界しかし、生きているという実感に震える主人公が、力強く生きるながら信仰と奇跡にに導かれて神に至る物語。
一般トレジャーハンターの俺が最強の魔王を仲間に入れたら世界が敵になったんだけど……どうしよ?
大好き丸
ファンタジー
天上魔界「イイルクオン」
世界は大きく分けて二つの勢力が存在する。
”人類”と”魔族”
生存圏を争って日夜争いを続けている。
しかしそんな中、戦争に背を向け、ただひたすらに宝を追い求める男がいた。
トレジャーハンターその名はラルフ。
夢とロマンを求め、日夜、洞窟や遺跡に潜る。
そこで出会った未知との遭遇はラルフの人生の大きな転換期となり世界が動く
欺瞞、裏切り、秩序の崩壊、
世界の均衡が崩れた時、終焉を迎える。
最弱スキルも9999個集まれば最強だよね(完結)
排他的経済水域
ファンタジー
12歳の誕生日
冒険者になる事が憧れのケインは、教会にて
スキル適性値とオリジナルスキルが告げられる
強いスキルを望むケインであったが、
スキル適性値はG
オリジナルスキルも『スキル重複』というよくわからない物
友人からも家族からも馬鹿にされ、
尚最強の冒険者になる事をあきらめないケイン
そんなある日、
『スキル重複』の本来の効果を知る事となる。
その効果とは、
同じスキルを2つ以上持つ事ができ、
同系統の効果のスキルは効果が重複するという
恐ろしい物であった。
このスキルをもって、ケインの下剋上は今始まる。
HOTランキング 1位!(2023年2月21日)
ファンタジー24hポイントランキング 3位!(2023年2月21日)
異世界転移からふざけた事情により転生へ。日本の常識は意外と非常識。
久遠 れんり
ファンタジー
普段の、何気ない日常。
事故は、予想外に起こる。
そして、異世界転移? 転生も。
気がつけば、見たことのない森。
「おーい」
と呼べば、「グギャ」とゴブリンが答える。
その時どう行動するのか。
また、その先は……。
初期は、サバイバル。
その後人里発見と、自身の立ち位置。生活基盤を確保。
有名になって、王都へ。
日本人の常識で突き進む。
そんな感じで、進みます。
ただ主人公は、ちょっと凝り性で、行きすぎる感じの日本人。そんな傾向が少しある。
異世界側では、少し非常識かもしれない。
面白がってつけた能力、超振動が意外と無敵だったりする。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる