剣と魔法の世界で冒険はそこそこにして色々なお仕事の女の子達がはちゃめちゃにえっちなことになるお話

アレ

文字の大きさ
347 / 370
15章 宿屋娘が憧れの先輩と一緒にどろどろえっちになってしまうお話

338:罠

しおりを挟む
(そうだわ……♡ この葡萄酒を、もっと飲んでしまえば……♡)

そうです。もっと酔って、記憶さえ失ってしまえばいいのです。そうすれば、この罪悪感も、少しは薄れるかもしれない。夫ニルスに顔向けできないという苦しみも、「酔っていたから」という、みすぼらしい言い訳で、うやむやにできるかもしれない。それは、あまりにも情けなく、卑小な逃避でした。しかし、快感に焼かれた今の彼女には、それしか考えられなかったのです。

エレナさんは、震える手で、ユーノくんが持つ葡萄酒のグラスをひったくるように受け取ると、残っていた琥珀色の液体を、一気にあおりました。

「……ぷはぁ♡」

そして、蕩けきった、最高にいやらしい顔で、情けなく、そして熱っぽく、ご主人様におねだりするのでした。

「……うそ、ですわ♡ それでは、このエレナお姉ちゃんが、本当の『お勉強』とはどういうものか、手取り足取り、教えて差し上げますわね…♡ ユーノ様?♡♡♡♡♡」

その言葉を合図に、二人の、本当の「お勉強」が、始まるのでした。

◇◇◇

その頃、隣の使用人室では。
リリアさんは、息を殺して、掌に浮かべた小さな黒曜石の水晶玉を、食い入るように見つめておりました。

「あ……♡♡♡ ああっ……♡♡♡♡♡」

水晶玉の表面には、まるでそこにあるかのように鮮明に、エレナさんが完全に陥落させられる瞬間が、映し出されています。その、あまりにも淫らで、あまりにも美しい光景に、リリアさんの身体は、もう限界でした。

(ああ……先輩ったら、なんて、はしたない……♡♡♡ なんて、羨ましい……♡♡♡♡♡)

嫉妬と羨望の炎が、彼女の全身を焼き尽くしていきます。メイド服のスカートの下、彼女の指は、もうとっくの昔に自らの秘裂へと伸びておりました。最初は、スカートの上から、もぞもぞと。やがて、白いエプロンの下へと手が滑り込み、赤いレースのパンティの上から、熱く濡れそぼった自身の秘裂を、そっと指でなぞります。

「んっ…♡♡ はぁっ…♡♡」

声が漏れないよう、必死に自らの唇を噛み締めるリリアさん。しかし、水晶玉の中で、エレナさんとユーノくんの唇が重なったのを見た瞬間、もう我慢できませんでした。指は濡れたパンティの布地を押し分け、じゅぷり、と音を立てて、粘液でぬるぬるになった秘裂の中へと侵入します。そして、硬く尖った陰核の突起を、く、くり、と優しく、しかし執拗に刺激し始めたのです。

「あ゛ッ♡♡あ゛ッ♡♡ん゛、ん゛ぅ゛ッ♡♡すきぃ、そこ、だめッ♡♡♡♡あ゛、あ゛ッ♡♡♡い、いっちゃ、ぅ゛♡♡♡♡♡」

水晶玉の向こうで繰り広げられる背徳的な光景を肴に、リリアさんの身体は、びくん、びくん、と愛らしく痙攣し、熱い潮をぱん、と迸らせるのでした。

◇◇◇

「ん゛ーッ♡ん゛ん゛♡ん゛、ぅ♡は、あ゛ッ♡ん゛、ぐぅ♡」

深く、長い口づけ。ユーノくんの舌が、エレナさんの口内を、まるで我が物顔で探検します。その唾液に混じる、アストール家の強大な魔力が、彼女の身体を内側から熱く、熱く変えていきました。スカートの下では、彼の指が、今もなお、彼女の秘裂を優しく、しかし執拗に弄んでいます。二方向からの同時攻撃に、エレナさんの思考は、もうめちゃくちゃでした。

「おねえちゃん、どんなお勉強を教えてくれるの?」

唇が離れた瞬間、ユーノくんが悪戯っぽく尋ねます。

「ふふっ♡ それは、もちろん、お姉様の言うことを、なすがままに聞く、可愛い弟のあり方、ですわよ♡」

エレナさんは、必死に年上の余裕を装ってそう答えました。しかし、その身体は、正直でした。本当は、自分が、この若きご主人様のなすがままになりたい。その本心を、ユーノくんは、すべてお見通しだったのです。

「では、ユーノ様。まずは、殿方としての、身体の仕組みから、お勉強いたしましょうね♡」

エレナさんは、隣に座り直すと、ユーノくんのズボンの上から、その中心にある、まだ小さな膨らみに、そっと手を置きました。そして、右手で優しく、ゆっくりと、刺激し始めたのです。

「このように、優しく、魔力を流すように触れて差し上げることで、殿方の身体は、その内に秘めた力を、目覚めさせていくのですわ♡」

もっともらしい解説をしながらも、エレナさんの心は、それどころではありませんでした。なぜなら、ユーノくんの指が、今度は二本、彼女の聖なる洞窟の中へと、ぬるり、と侵入してきたからです。

「あ゛ッ♡♡あ゛ッ♡♡ん゛、ん゛ぅ゛ッ♡♡」

指が、内壁の敏感なひだを、ぐり、ぐりと抉ります。そのたびに、エレナさんの身体は大きく跳ね、右手の動きが、どうしても疎かになってしまうのでした。

(だめ……♡ お勉強を、教えて差し上げなければならないのに……♡♡♡)

しかし、その思考とは裏腹に、彼女の腰は、もっと深く、もっと激しく指を動かしてほしいと、勝手に、くねくねと蠢いてしまうのでした。その、あまりにも情けない姿を、ユーノくんは、心底楽しそうに見つめていたのです。

「ねえ、おねえちゃん。従順な弟っていうのは、どうすればいいの?」
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

巨乳すぎる新入社員が社内で〇〇されちゃった件

ナッツアーモンド
恋愛
中高生の時から巨乳すぎることがコンプレックスで悩んでいる、相模S子。新入社員として入った会社でS子を待ち受ける運命とは....。

旧校舎の地下室

守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。

彼の言いなりになってしまう私

守 秀斗
恋愛
マンションで同棲している山野井恭子(26才)と辻村弘(26才)。でも、最近、恭子は弘がやたら過激な行為をしてくると感じているのだが……。

戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件

さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。 数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、 今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、 わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。 彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。 それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。 今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。   「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」 「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」 「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」 「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」   命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!? 順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場―― ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。   これは―― 【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と 【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、 “甘くて逃げ場のない生活”の物語。   ――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。 ※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。

屋上の合鍵

守 秀斗
恋愛
夫と家庭内離婚状態の進藤理央。二十五才。ある日、満たされない肉体を職場のビルの地下倉庫で慰めていると、それを同僚の鈴木哲也に見られてしまうのだが……。

【魔法少女の性事情・1】恥ずかしがり屋の魔法少女16歳が肉欲に溺れる話

TEKKON
恋愛
きっとルンルンに怒られちゃうけど、頑張って大幹部を倒したんだもん。今日は変身したままHしても、良いよね?

セクスカリバーをヌキました!

ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。 国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。 ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

処理中です...