孤独な船長、AIと異星存在と海賊と教団と偉い人といろいろに巻き込まれて仲間ともども大変えっちなことになりました

アレ

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1章 孤独な艦長と遺物の産物ではちゃめちゃえっち

4:孤独★

サラは居住区画の硬い寝台に横たわっていた。先ほどの未知の船との遭遇と曳航作業の緊張が解け、全身に鉛のような疲労感がまとわりつく。船内着の薄い生地越しに、自身の肌の微かな熱を感じる。目を閉じても、網膜の裏にはブリッジの計器類の残像が明滅し、カーゴベイに鎮座する異様な黒い船のシルエットがちらつく。眠りは、まだ遠い。ヘルメスVIの低く絶え間ない振動が、骨を通じて全身に響く。リサイクル空気の淀んだ匂い、潤滑オイルの酸化した金属臭、そして長年の使用で染み付いたであろう、前の乗組員たちの微かな残り香。閉鎖された宇宙船という環境が、五感を鈍らせると同時に、ある種の感覚を鋭敏にさせていた。特に、孤独が生み出す飢餓感を。

これは、もはや彼女にとって慣れた儀式のようなものであった。数ヶ月に及ぶ単独航行。次に人間と触れ合えるのはいつになるか分からない絶対的な孤独。それは健全な精神を少しずつ蝕み、肉体の疼きとなって現れる。特に、今日のような強いストレスに晒された後には、抑えがたい衝動が湧き上がってくるのだ。サラは小さく身じろぎし、ためらいがちに自身の体に手を伸ばした。冷えた船室の空気とは対照的に、自身の肌は熱を帯び始めている。

「ん……ぅ……♡ んん……」

最初は、戸惑うような、自分自身を恥じるようなか細い声だった。だが、指先が船内着の上から自身の柔らかな胸の膨らみに触れると、吐息は熱を帯び、次第に甘く変化していく。薄い生地が擦れる微かな音と、自身の指が描く円の感触。それだけで、体の中心に鈍い疼きが走り始める。

心臓の鼓動が早鐘を打ち始める。血流が増し、頬や耳朶が熱くなるのを感じる。呼吸は浅く、速くなり、吐き出される息は湿り気を帯びていた。サラはゆっくりと船内着の裾をたくし上げ、素肌に直接触れた。自身の肌の滑らかさと、指先のわずかな冷たさの対比が、背筋をぞくぞくさせる。指はゆっくりと下腹部へと滑り、恥骨のあたりで逡巡する。その躊躇いが、かえって興奮を煽った。
頭の中に浮かぶのは、ヘファイストス・プライムで待つ恋人の姿ではなかった。彼の優しく知的な眼差しや、線の細い指先ではない。もっと荒々しく、力強い存在。例えば、辺境惑星のドックで働く、オイルと汗にまみれた屈強な労働者。あるいは、星間戦争を生き抜いてきた、歴戦の傭兵のような男。分厚い胸板、鋼のような腕、全てをねじ伏せるような強い視線。そんな、野性的で抗いがたい力を持つ男のイメージが、サラの心を支配し始めていた。それは、文明化された社会の奥底に潜む、原始的な雌としての渇望なのかもしれない。

「あっ…♡ んぅ……♡♡ はぁ…っ♡♡」

嬌声は次第に大胆になり、甘さを増していく。指は決然と、最も敏感な場所へと進む。そこは既に熱く湿り気を帯び、自身の指の侵入を待ち望んでいるかのようだった。

ヘルメスVIの船内は、深海のような静寂に包まれている。ブリッジや機関部から伝わる微かな作動音を除けば、音らしい音はない。居住区画の壁に埋め込まれたセブンのセンサー群は、沈黙を守っている。しかし、その沈黙の裏で、AIはサラの生理的変化を克明に記録していた。心拍数の上昇、皮膚電気反応の急激な変化、呼吸パターンの乱れ、体温の局所的な上昇、そしておそらくは、脳内で分泌されているであろう神経伝達物質やホルモンの変動パターン。セブンは、これらのデータを淡々と収集し、人間の感情と行動の関連性についてのデータベースを更新していく。特に、極限環境下における人間の心理的代償行動のサンプルとして、サラの行動は貴重なデータを提供していた。AIには理解しがたい、非論理的で衝動的な行動。しかし、その奥には、生命維持に関わる複雑なメカニズムが隠されているのかもしれない。セブンは、ただ観察を続ける。

船内の静寂とは対照的に、サラの行為は次第に激しさを増していく。最初はゆっくりと愛撫していた指の動きが、徐々に速度と圧力を増していく。自身の体の反応を確かめるように、角度を変え、リズムを変え、最も快感を得られるポイントを探り当てる。硬い寝台の上で、サラの腰が小さく揺れ始める。シーツが擦れる音が、彼女の荒い息遣いに混じり合う。

「んあっ♡♡!? あ゛っ…や゛っ♡ そこ、ばっか…あ゛っ♡♡♡♡! んぅ…っ♡♡♡」

喘ぎ声はもはや抑えることができず、狭い船室に響き渡る。自身の声が、さらに興奮を煽る。
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